・サイト「馬岱の字は伯瞻」
http://batai.koyuki000.soragoto.net/
※二月の段階でWikipedia(日本語)にも移植されているようだね。
この手のやつでネットにおいて広がったケースとして私が知っているのは、いずれも
サポ板において。
思い出す限り列挙すると
馬氏の五常
凌統の妻の名
周瑜の諡号
ってのがあって、それらは出典のことや原文のことでツッコミどころだった。それを考えるとより強力(ネットでの伝播力が強い)になってきている気がする。あたかも耐性ウイルスと新薬開発との関係を彷彿とさせる。
仮にそういう文献があってそういうことが載っていたとしても、素人ながら「陜西省って書名につく文献は時代が浅くないか?」と思ってしまうんだけど、こんなこと書いていたら、また強烈なやつが来るかもしれないね(汗)
そのうち聞いたこともないような碑文が出てきたりするんだろうか。
<6/1追記>
とりあえず件の地方志は清代のもので出典は明記されていないとのことで。
※関連記事
三サポ板五周年記念オフ会二次会
※追記
メモ:巴と蜀と(2016年2月20日)
※追記
メモ2:三国志・君主と軍師・謀臣たち(川本喜八郎人形ギャラリー 2016年9月4日)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。
中国は地元を観光名所にすべく、でっち上げの史跡を数多く作っているようです(尾形勇氏談)。
なるほど、そっちの可能性もありますねー
まぁ、どうであれ、個人的にはあまり確認する気が起こらないです(笑)
中国方志叢書というのはうちの大学にもおいてあります。
ただ、うちの蔵書には華北地方が置いてないのです^^;
(他の地方はありました)
どうやら早稲田には置いてあるようです。
でも、私がちょこっと調べただけなので間違ってたら申し訳ないですが、清代の文献のようです。
清代あたりになると文献整理もあるはずですから、元の文献があってもおかしくはないんですがね。。。
グーグルで検索してたら引っ掛かりました。
どうもわざわざ調べて下さってありがとうございます。
そうなんですよね、さらに元の文献を示してくれていれば良いんですよね。
苦労してその文献の該当個所を確認しても、結局、元の文献が書かれていなくて、出所の時代が新しくて(対して古くまで辿れなくて)あまり意味がないというオチだったらイヤですね(汗)
nkさんの「後漢三国家頁」の掲示板でも書かれています。nkさんご本人が『扶風県郷土志』を確認されたようですが。
早速、教えて下さった掲示板を確認しました。
そこの掲示板では『扶風県郷土志』からさらに元の文献を辿れるわけじゃないことが書かれてましたね。
やはり私の懸念通り、出所の時代が新しくて(大して古くまで辿れなくて)、私的にはあまり意味がないというオチですね(汗)
…と意味があるかどうかは分野や個人の趣向で変わってくると思うんで、ここの記事に流れ着いた人向けに話題になっているサイト「後漢三国家頁」へのリンクを下記に張っておきます。
・後漢三国家頁
http://www2u.biglobe.ne.jp/~dnak/sangoku/sangoku.htm
一個人の創作である「反・三国志」で設定された「仲華」をまことしやかに使うよりは良い気がします。
「反・三国志」、というより周大荒/著『反三国演義』の話題なんてこの記事やそれ以前のコメント覧のどこにも出てない上に、具体的なことをおっしゃっていないので、「使うよりは良い」というのは、意味のない論理ですね。