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三国志ジョーカー(第44回京都コミック読書会テーマSF 2023年10月21日)


マンガ ※前の記事 流星の誓い6(オンライン同人イベント2024年2月24日)

 2023年10月21日土曜日、8時20分に目覚める。NETFLIX、アニメ「呪術廻戦」最新回を見終わった後に、アニメ「新しい上司はど天然」おすすめしてくるんだよな、どんな高性能AIだ。9時54分、別に収益化のアカウントでもないし気にしてないのだけど、ふと気づくと、パリピ孔明のタグをつけたポスト、常にいつもの10倍のインプレッションいってる。実感としては同作アニメよりドラマの方が注目度が高い印象…というかP.A Worksアニメ2期見たいので、違う系列だけどアニメに波及しないかな。10時57分、2021年1月21日NHK Eテレ放送「浦沢直樹の漫勉neo 選(7)」「惣領冬実」を見る。少年マンガのバトルと少女マンガの恋愛は同じ少年マンガはチャレンジャーだけど、恋愛マンガの彼氏彼女はできあがっていて、そこからの防衛戦という旨をおっしゃっていて、なるほどな、と。あと0.03ミリペンと0.05ミリペンの使い分け。0.03は消しゴムで消せるという発見。
 その日、2023年10月21日土曜日、19時から京都府京都市伏見区深草森吉町24-4 マンガカフェyomigaeruにて第44回京都コミック読書会が開催される。今回のテーマはSFで、それに合わせて清岡からおすすめマンガとして用意した3作品のうち、1作品が三国志マンガだ。

・マンガ 喫茶 カフェ 漫画 京都 伏見
http://r.goope.jp/yomigaeru/

※関連記事 日本三國 第4巻(2023年6月12日発売)

※新規関連記事 【音楽活動】六間道 三国志祭り(YouTube2023年12月1日)

・マンガカフェ yomigaeru (yomigaeru_cc) on Twitter
https://twitter.com/yomigaeru_cc

・Twitter / yomigaeru_cc: ◆第44回京都コミック読書会ご案内◆ 10月21日(土)19:00~ マンガカフェyomigaeruにて テーマは『SFマンガオススメ大会』。 あなたのとっておきのSF作品を教えてください。(あなたがSFと思うものならなんでもOK) 参加費:500円(お菓子・飲み物付) 参加・お問い合わせはリプまたはDMを。 ...
https://twitter.com/yomigaeru_cc/status/1695648195320434729

 おすすめ作品全員分は上記ポストのスレッドを読んでもらえばわかり、さらに同テーマの過去回(2018年7月)のレポートを下記にリンクしておこう。

・第27回 京都コミック読書会 報告
https://ameblo.jp/kyotocomic/entry-12395390506.html

 毎回、そのテーマに沿ったスイーツを用意してくださるのだけど、今回は写真のようにギャラクシーレアチーズケーキ。見た目で楽しめて、何より美味しい。ラズベリーがひそんでいて甘酸っぱさも美味。写真にはないけどインド土産のクッキーも美味、宇宙とインドとSFの相性の良さったら。そのお土産はテーブルの中央に置かれてたんで、手を伸ばしてクッキーをちょいちょい食べてたけど、撮影する発想はなかったかな。そのパッケージの写真では、まるいのに、開けてみるとどれもバキバキに砕けていて、一枚しかまるいがなかったのがツッコミどころ。



 今回の自分が用意した漫画作品は

・松本零士『ワダチ』第1部 第2部
・光瀬龍/原作、萩尾望都『百億の昼と千億の夜』完全版
・青木朋『三国志ジョーカー』全5巻

であり、開会前に各作品について、ほとんど使わないことを前提にメモをいっぱいつけて臨んでいた。そのメモをここで公開、ってのは書いている方としては楽なのだけど、読む方にとっては無意味だし、ましてや「三国志ジョーカー」以外三国と無関係だ。なら、当日に話したことをここに書き出せば、とも思うのだけど、ちゃんと覚えているわけではない。なのでメモを元に書き下ろしで(なるべく)簡潔に書いていこう。

 話す順番は、当日冒頭でじゃんけんをして最後に勝ち残った人から反時計回りの順番となる。前述の三作品の順で話したのだけど、それは作品の初出年月日順となる。まず話の冒頭は、小中学生の頃、手塚治虫とか小山ゆうとかの作者のマンガ名作を買い集めていたことを話す。松本零士も同様で有名なSFものはもちろん集めていたし、『男おいどん』に代表される青年の悲哀というか泥臭い日常ものも読んでいた。「男おいどん」は『週刊少年マガジン』で1971年5月9日号から1973年8月5日号まで連載。名前は違うものの同じ外見の主役と同じテイストの「元祖大四畳半大物語」が『別冊漫画アクション』(双葉社)誌上でほぼ同時期の1970年6月27日号から1974年2月9日号まで連載しており、こっちは青年向けでアダノレ卜描写あり。「男おいどん」の同誌での次の連載が今回紹介する「ワダチ」。連載時は「スペース開拓者 ワダチ」というSFってわかるタイトルが付いていたんだけど、予備知識無しでハードカバーの単行本で読んだので、「男おいどん」的なものと思っていたら、日常を徐々に侵食するSF感(センス・オブ・ワンダー)がとてもおもしろかった。今回にあわせて中古で単行本2冊を購入。ちなみにその連載前に「男おいどん」のスピンオフ読み切り「はるかなる前2前世紀 おいどんの地球」を発表していて、SFのコンセプトが「ワダチ」に似ている。この後に松本零士は「宇宙戦艦ヤマト」の制作側に参加し、「宇宙海賊キャプテンハーロック」や「銀河鉄道999」などのSFでヒットを飛ばす。

・百億の昼と千億の夜 完全版
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309292076/

 次が光瀬龍/原作、萩尾望都「百億の昼と千億の夜」。実は始まる前に見えてしまったんだけど、別の方もこの作品を持ってきていて、それを知っていたんで、2部構成のつもりで話す(多分、被りはこの回で初なのかな)。『週刊少年チャンピオン』1977年8/15号-78年1/2号連載(少女マンガの大家が少年マンガ誌に連載)。高校のとき、SF研究同好会の部室に『萩尾望都作品集 百億の昼と千億の夜』1巻2巻があって、内容についてはほとんど覚えてないけど、最後の部分とイエス・キリストが小悪党っぽく描かれることは覚えてる。この機会に完全版を購入して一気に読んだ、というか、面白くて読むのを止められなくなった。プラトンとか釈迦とかキリストとか、教科書に出てくるような、少なくとも名だけは知っているだろう偉人を出して読者の目をなじませつつ、伝説の古代都市やら別の惑星やら大天使やらでSF要素を魅せる。「熱的エントロピー」とか一般ではよくわからない固有名詞がたくさん出るけど、それら自体が「センス・オブ・ワンダー」で、一つ一つをすべてを理解させるのではなくSF要素の装飾として魅せている。とにかく空間的にも時間的にも壮大、先を読みたくなる展開。平成の時代にはシータッタとイエスは立川の街に和気あいあいと同居してるけど、昭和の時代には時代を超えて戦ってる、というネタ(結局、言わなかったけど)。※そしてもう一人の方による同作品紹介は物語の結末部分をネタバレせずに、それを軸に話されていた。

・三国志ジョーカー 第1巻
https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253097871

 最後に青木朋『三国志ジョーカー』全5巻、タイトル通り三国志マンガでこの記事の本題。秋田書店から少女マンガ誌『ミステリーボニータ』2010年8月号-2012年9月号連載。単行本それぞれについての細かいメモは下記関連記事にすでに書いた、というか、10年を超えるのであまり覚えていないし、おそらく三国志ファン以外には通じにくいのだろう。

※関連記事
 三国志ジョーカー 第1巻(2010年12月16日)
 三国志ジョーカー 第2巻(2011年4月15日)
 三国志ジョーカー 第3巻(2011年8月16日)
 三国志ジョーカー 第4巻(2012年8月16日)
 三国志ジョーカー 第5巻(2012年12月14日)



 この回は参加者各自がおすすめマンガ最大3作品を持ってくるのだけど、毎回、皆さんビッチリ3作品を持ってくるもんだから、安心して今回も3作品用意したのだけど、実は今回、3作品を持ってきたのは清岡だけという状況だった。なのでこれ1作だけの紹介に集中した方がよかったのかな、という思いもある。いや、メディア問わず、SF、Sci-Fiといえばタイムスリップものがほしいな、と思ったのだけど、馴染みのあるマンガでは思いつかずに居たが、よくよく思い出してみると、本棚にSFマンガではなく、三国志マンガとしてこの作品の単行本があった。ちなみにこの読書会のトリは松本零士「ミライザーバン」というタイムスリップものだったんだけどね、その作家にそんな作品があっただなんて知らんかった。  元々は下記サイトに掲載のある非商業作品「司馬懿くんの事件簿」(※引用するに「一応、探偵もの風の漫画です」と説明文)なのだけど、連載向け商業誌向けに大幅に設定が付加され、連載用の話が展開される。

・青木朋HP++青青
http://aoki.moo.jp/

※著者サイト

 いや手元のメモに基づいて話すことより、スーツ姿の司馬懿くんが描かれる表紙の単行本1巻を見せたときの印象に残っている。まずタイトルの「三国志ジョーカー」を告げると、「歴史マンガ?」というリアクションが返ってきて、表紙の描かれる諸葛亮字孔明のライバルとしてよく表現される司馬懿字仲達が主役で現代のスーツを着ている、と説明すると、「パリピ孔明」みたく現代を舞台にした話と思われる。

※関連記事 メモ:三国志大文化祭 特別講演(2020年9月13日)

 そう、『三国志』にて記述される時代が舞台で、一人だけ現代のスーツ姿というセンス・オブ・ワンダーなのだ。まわりから見てももちろん違和感を抱かれるのだけど、天人の服装だとか勝手にまわりが解釈する流れも面白い。赤壁の戦いに向かう、中盤にかけて大きな流れが普通に歴史マンガと思わせて、未来人の諸葛亮がトリックスター的にかき乱し、さらに孔明の目的がミステリー。掲載誌の名前がSF関連ではなく『ミステリーボニータ』だからかミステリー要素が序盤からあり、ここらへんは非商業作品のときからの軸。ちなみに三国志演義トランプが中国でうってるけど、その2枚のジョーカーが司馬仲達と諸葛孔明なんで、このタイトル。終盤にかけてSF要素が強くなっていき歴史改変もテーマになって歴史的にもSF的にもその両者が重なる部分でも面白くなってくる。また司馬懿が諸葛亮らが単純な敵味方に分かれたり三勢力のどこかに所属したりではなく、話の展開で、他者と意外な人物関係になるのも魅力的。

 それで参加者全員の番が終わって、下記写真のように持ち寄った作品を並べて記念撮影。手塚治虫『鳥人大系』とか懐かしい。『ミライザーバン』はノーマークだった。



 次回は12月9日の年末恒例の年内ベスト+忘年会

※次の記事 かんさい熱視線 震災26年 いま“復興”を問う(NHK総合2021年1月22日)

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