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十大三国志ニュース2010 後編


  • 2011年1月 8日(土) 11:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    4,059
ネット というわけで後編。

※前編 十大三国志ニュース2010 前編

※中編 十大三国志ニュース2010 中編

※追記 十大三国志ニュース2011 前編


■ソーシャルゲーム、iPhoneアプリ流行の後押しで。

 この項目も社会的背景があってのトピック。「ソーシャルゲーム」はいろんな定義があるだろうけど、ここではSNSが提供する基本プレイ無料ゲームだとしておこう。その多くがアイテム課金制で収益を得ている。これがPCにインストールせず、ウェブブラウザを使うゲームだと「ブラウザゲーム」と呼ばれる。どちらかというとPCを使わず携帯電話で遊べるソーシャルゲームの方が浸透力は高く、そのため、功罪共に社会現象となっている。
 そんな中でソーシャルゲーム全体から見れば、ごく一部になるだろうが、三国要素の含むゲームもリリースされている。それらの中に中国、韓国、台湾等の海外からの輸入されるケースが多くあるのも特筆されることだろう。

 管見の及ぶ限り、ソーシャルゲームの三国作品の嚆矢となったのは2010年ではなく2009年にリリースされた『ブラウザ三国志』だろう。2009年7月15日に『ブラウザ三国志』、同年8月24日に『ブラウザ三国志 for mixi』(つまりmixi内のアプリ)が正式リリースされた。特に後者は日本で最大のSNS向けのゲームであるため、普及面で有利に立っている。また『三国志大戦』を連想させるようなレアリティの付されたカードがゲーム中に登場する。

・ブラウザ三国志:ブラゲタイム ~無料で遊べるブラウザゲーム
http://sangoku.bg-time.jp/

※関連記事 ブラウザ三国志(2009年4月22日-5月18日クローズドβテスト)

 これらの流れを受け拡大した2010年のソーシャルゲームのリリース状況を時系列に並べる。過去、三国志ニュースで取り上げた分であるため抜けている可能性が高い。三国ゲーム作品の大手であるコーエーが『100万人の三國志』でこの分野に参加したのはトピックだろう。

  1月28日 熱血三国
  2月3日 WEB三国志 危機一髪
  6月14日 無敵三国
  8月17日 戦略三国志 君こそが後の孔明である!
  10月25日 100万人の三國志(GREE)
  10月29日 コンプリート三国志(Yahoo!モバゲー)
  12月1日 ブラウザ一騎当千 爆乳争覇伝

・熱血三国:ブラゲタイム ~ 無料で遊べるブラウザゲーム
http://fire.bg-time.jp/

・WEB三国志 危機一髪
http://sangokushi.gameleon.jp/

・無料オンラインゲーム【無敵三国】|MMORPG・オンラインRPG多数!
http://websangoku.com/

・戦略三国志君こそが後の孔明である!
http://senryaku.ndoors.jp/

・グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

・コンプリート三国志
http://www.kakemoti.net/complete/

・ブラウザ一騎当千
http://www.1kibaku.jp/

※関連記事
 熱血三国(2010年1月28日)
 WEB三国志 危機一髪
 無敵三国(2010年6月14日)
 戦略三国志君こそが後の孔明である!(2010年8月17日)
 100万人の三國志(GREE 2010年10月25日)
 コンプリート三国志(2010年10月29日配信開始)
 ブラウザ一騎当千 爆乳争覇伝(2010年12月1日16:10-)

 以上のソーシャルゲームと双璧を為すのが、iPhoneアプリやiPadアプリを代表としたスマートフォン アプリケーションのリリース状況だろう。三国作品でも次に時系列順にリストアップするように多数リリースされている。この分野で特筆すべきことは、大手ゲーム会社の三国作品以外にも比較的小規模な会社によるアプリも多数リリースされていることだ。そのため大手にはできないようなアプリも見られとても多彩なリリース状況となっている。これも前年の流れを受けての状況であり、三国志ニュースで追えていないのもいくつかあるだろうが、次にiPhoneアプリおよびiPadアプリの時系列順に並べる。

  6月9日 三國志 TOUCH Plus for iPad
  8月18日 三國志 TOUCH バージョン2.0
  9月23日 三国志クイズ【戦究-上巻-】
  12月17日 百花三国志 列伝篇
  12月22日 三國志2

・三國志 TOUCH Plus for iPad
http://www.gamecity.ne.jp/sangokushi/ipad/

・三國志 TOUCH
http://www.gamecity.ne.jp/sangokushi/touch/

・iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 三国志クイズ【戦究-上巻-】
http://itunes.apple.com/jp/app/id389776121

・正子公也 - 百花三国志 列伝・絵巻 - iPhone App
http://www.headway.jp/apps/3kingdoms/

・三國志2
http://www.gamecity.ne.jp/rotk2/ip/j/

※関連記事
 熱血三国(2010年1月28日)
 三國志 TOUCH バージョン2.0(2010年8月18日)
 三国志クイズ【戦究-上巻-】(2010年9月23日)
 百花三国志 列伝篇(2010年12月17日)
 三國志2(iPod Touch/iPhone) 2010年12月22日発売


■ポストレッドクリフを狙ったドラマ?

※関連記事 呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ

 上記関連記事にあるように『レッドクリフ Part I』(原題『赤壁』)の日本公開が2008年11月1日で、『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』(原題『赤壁:決戰天下』)の日本公開が2009年4月10日にあり、その後、宣伝する動きと相俟っていろんなメディアでその人気に便乗する動きが出た。

・RED CLIFF 映画『レッドクリフ』公式サイト
http://redcliff.jp/

 この後、実写の三国作品で、日本に公開されたのは『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』、TVドラマ)があり、下記公式サイトと関連記事にあるように、主にDVDレンタルとセールのリリースとなる。その販促もあって試写会が行われ、2011年初頭にはその一部がBSデジタル局で放送される。

・ドラマ「三国志」公式サイト
http://www.sangokushi-tv.com/

※関連記事
 リンク:三国志英雄の子孫はいま(MSN産経ニュース2010年5月31日)
 『三国』特別先行試写会(2010年8月9日)
 「三国志」前篇 DVD-BOX(2010年12月10日)
 三国志 Three Kingdoms 群雄割拠(BSフジ2011年1月10日-)

 『三国志 Three Kingdoms』は『三国演義』の反董卓時期頃から始まるドラマであり、『三国演義』を通して描こうとすることから、当初から中国中央電視台制作『三国演義』と比較される。中国中央電視台制作『三国演義』の日本での初回放送は『三国志』というタイトルで1995年4月にNHK-BS2で放送されており、最近では、下記関連記事にあるように、2007年4月から全国各UHF局で『中国ドラマ三国志』として編集版が放送された。

※関連記事 中国歴史ドラマ『三国志』放送(KBS京都、チバテレビ)

 『三国志 Three Kingdoms』は当初、日本で単に『三国志』と名付けられていたため、下記関連記事にあるように、「ドラマ三国志」や「テレビ三国志」という語句で検索された。それはあたかもネットの検索上で中国中央電視台制作『三国演義』と『三国志 Three Kingdoms』が混同されており、今もそういった現象が見られる。

※関連記事 アイディア:公認DVDラベルメーカー

 ともかく中国中央電視台制作『三国演義』は実写の三国作品としては日本の三国志ファンの間で定番となっており、『三国志 Three Kingdoms』がこれから先、そういった定番のテレビドラマとしてなるか、また映画『レッドクリフ』のように便乗する動きがでるくらいの影響力が出るかが、番組外での見所となる。

※追記 時代劇特選「三国志」(1995年4月-)


■戦国系と比べると寂しい真・三國無双10周年

 1対1のいわゆる2D(横から視点)格闘ゲームの一つである『三國無双』(PS)の続編としてPS2用ゲーム『真・三國無双』はコーエー(現コーエーテクモゲームス)から2000年8月3日に発売された。それは『三國無双』と違い、1対多数での3D視点のアクションゲームであり、同社がタクティカルアクションゲームという聞き慣れないジャンル名を新出するぐらい目新しく戦場での臨場感のあるゲームだった。『真・三國無双』の発売については三国志ファンを新たに大いに開拓した等の多大な影響を与えたと考え、次のリンク先の関連記事で書いたように当サイト「三国志ニュース」の「ゼロ年代を振り返って十大ニュース」での2000年のところで取り上げた。

※関連記事 ゼロ年代を振り返って十大ニュース

 2010年はその発売から10周年だということで、記念的なリリースがいくつかある。まず2010年9月16日に「真・三國無双 10周年サイト」が開設された。

・真・三國無双 10周年サイト
http://www.gamecity.ne.jp/smusou10th/

 次に、千葉市美浜区の幕張メッセで開催の「東京ゲームショウ2010」のコーエーテクモブースにて「「真・三國無双」10周年記念 コスプレコンテスト」が2010年9月19日の14時から15時の間に開催された。

・「真・三國無双」10周年記念 コスプレコンテスト
http://www.gamecity.ne.jp/tgs2010/contest/

※関連記事 「真・三國無双」10周年記念 コスプレコンテスト(2010年9月19日)

 次に「真・三國無双シリーズ」最新作となる『真・三國無双6』を「真・三國無双」10周年記念タイトルと位置付け、『真・三國無双6』発表会が2010年10月26日13時半から開催された。

・『真・三國無双6』 発表会 ブロガー募集
http://www.gamecity.ne.jp/smusou10th/musou6blogger/

※関連記事 『真・三國無双6』発表会(2010年10月26日)

 また、『真・三國無双6』自体は2011年3月10日に発売が予定されている。

・真・三國無双6
http://www.gamecity.ne.jp/smusou6/

※関連記事 真・三國無双6(2011年3月10日)

 次に2010年11月中旬に『真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集』という書籍が刊行された。

※関連記事 真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集(2010年11月中旬)

 こうやって並べるとメーカーが「真・三國無双10周年」を盛り上げようとしているように見えるが、同年3月6日7日と二日間に渡って開催された「戦国武将祭」と比べると、その規模が浮き彫りとなる。何の記念でもないのに、声優イベントやプロレス等を含む大規模な「戦国武将祭」に対し、「東京ゲームショウ2010」のコーエーテクモブースの単なる一企画である「「真・三國無双」10周年記念 コスプレコンテスト」、単なる一作品のプロモーションイベントとなる『真・三國無双6』発表会という構図だ。

・戦国武将祭
http://www.gamecity.ne.jp/matsuri/

※関連記事 ブレイド三国志外伝(2010年2月11日)


■なぜか司馬懿プッシュ

 十大三国志ニュースの企画もそろそろネタ切れになってきて、小ネタになりつつあるが、めげずに最後の10項目に移る。

 別に示し合わせたわけではないだろうが、何故か司馬懿に関する作品の話題が2010年に三つほど入っていた。
 まずは秋田書店の月刊マンガ雑誌『ミステリーボニータ』8月号(2010年7月6日発売)から青木朋/著『三国志ジョーカー』(マンガ)の連載が始まった。これはスーツ姿の司馬懿主役のマンガで元々は下記の著者サイトで掲載されていたウェブマンガ『司馬懿くんの事件簿』だ。

・青木朋HP++青青
http://aoki.moo.jp/

※関連記事 三国志ジョーカー(2010年7月6日)

 次に講談社より第二第四火曜日発売のマンガ雑誌『イブニング』2010年 No.22(2010年10月26日発売)から、末弘/著『漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん』の連載が始まった。

・sue-hilo's hellterskelter
http://hellterskelter.blog58.fc2.com/

※関連記事 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん(2010年10月26日)

 最後にこれは2010年の作品ではないが、『真・三國無双6』(ゲーム)が2011年3月10日に発売されるという情報が2010年にリリースされた。この作品は前の二作品のように司馬懿主役というわけではないが、このゲーム作品のシリーズにおいて、今作で新たに晋という勢力が追加されたため、それまで魏勢力だった司馬懿がその服装から察するに、どうやら晋勢力に移籍(?)されるなど、司馬懿がゲームでの晋にとって重要な位置となる。

・真・三國無双6
http://www.gamecity.ne.jp/smusou6/

※関連記事 真・三國無双6(2011年3月10日)

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