※大型連休2024まとめ記事
三国志ニュース パイロット版2.5 三国志探しの旅ふりかえりのふりかえり(YouTube2024年5月29日)
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横山光輝 描き続けた「鉄人」(週刊現代 2024年3月16日・23日号 3月11日発売)
2024年5月1日水曜日15時ぐらいには、前の記事に続いて国会図書館にいて閲覧申請をまっていた。
・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/
※新規関連記事
まんが三国志-義兄弟の巻-(1952年3月)
前の記事の分と一緒に閲覧申請したのは、『茶屋四郎次郎記念学術学会誌』第6号(茶屋四郎次郎記念学術学会2015年1月)。ここのpp.133-145に田中卓也「小学館学年別学習雑誌『小学六年生』における読者共同体の形成」がある。下記関連記事にある研究報告で知った分だった。いや、三国とは別件で興味を持っていたのだけど、不意に三国プチネタが出てきたので、記事にする。
※関連記事
NDL Ngram Viewer(2022年5月31日-)
・茶屋四郎次郎記念学術学会: ホーム
https://s-chaya-msi.org/
※ここにある「学術機関リポジトリ」は個別ページがなくて(しかも検索が「メンテナンス中」)、ちゃんとたどると件の論文がダウンロードできることにこの記事を書いている時点で気づく
内容はタイトル通り研究対象に小学館刊行の『小学六年生』として、まずその変遷、それからそこから当時読者の意識を考察する流れ。そのp.136に「赤壁の戦」という文字が現れ、何事かとおもって、ページを遡ると、p.135「『小学六年生』の現存分で確認できる最初のものは、国立国会図書館所蔵のものであり、1927年4月号である。以下に誌面構成を見たい。」とのことで小学館の『小学六年生』1927年4月号の目次が載っていたということだ。
「国立国会図書館所蔵」ということでこれを書いている時点でピンときて、この記事を書いている時点で国立国会図書館デジタルコレクションを検索すると、下記のように出てきた、『小学六年生』1927年4月号と『小学六年生』1927年5月号、但し、その前後の所蔵がないようで、デジタル化されてない、もしくは公開されてない。遠隔複写サービスもしくは国会図書館内でしか見れないが目次はURLに付記したように見ることができる。実際見たときに追記するかもしれない。
・国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/
※関連記事
天下の英雄は君と僕とだけさ(1940年)
・小学六年生 7(1)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1788240
※「支那歷史物語 赤壁の戰(つゞき) / 吉田三男也 ; 土村正樹/107」
・小学六年生 7(2);5月號
https://dl.ndl.go.jp/pid/10339375
※「支那歴史物語 赤壁の戰ひ : 蜀國を建てるまで (つゞき)/吉田三男也 ; 土村正樹畫/34~38」
※新規関連記事
諸葛孔明伝 続・諸葛孔明伝(小学六年生 1996年3月- 1997年7月-)
少なくとも『小学六年生』1927年4月号と1927年5月号に吉田三男也、土村正樹/画「赤壁の戰」が掲載されている。 5月号の方が「蜀國を建てるまで」となっているので、赤壁の戦いだけでなくその後もある程度書かれているってことか。何にせよ実際、読んでみればより多くのことがわかるかもしれない。あと「三国志ニュース」で「1927年」で検索すると『連環図画 三国志』が出てきたので、その時期の三国ものの日中比較ができるかもしれないね。
※関連記事
連環図画 三国志(1927年初版 2002年6月印刷物)
16時過ぎには国会図書館を退出。
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練馬区ゆかりの漫画家展示(東京都練馬区 ふるさと文化館分室2024年4-6月期)
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