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コミック版 三国志 1-3(2024年2月16日)
2024年3月26日火曜日夕方、それを知ったきっかけより先に本題へ。
・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/
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テンゲン英雄大戦 第3巻(2023年3月20日)
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横山光輝 描き続けた「鉄人」(週刊現代 2024年3月16日・23日号 3月11日発売)
・E2533 – NDL Ngram Viewerの公開:全文テキストデータ可視化サービス
https://current.ndl.go.jp/e2533
上記の記事にあるように、2022年5月31日に国立国会図書館が実験サービス「NDL Ngram Viewer」を公開したという。それが下記リンク先であり、これは「国立国会図書館デジタルコレクション(デジコレ)に収録されているほぼ全てのデジタル化資料247万点(2億2,300万画像)のOCRテキストデータ」を対象とした単語の検索の結果を横軸西暦・縦軸ヒット数のグラフで見せるサービスだ。
・NDL Ngram Viewer - NDLラボ - 国立国会図書館
https://lab.ndl.go.jp/ngramviewer/
試しに「三国志」と検索するとそのグラフが出てきて1930年に5958件で一番多く、1912年の4547件がそれに次ぐ。もう一つ試しに「孔明」と入れると、今度は1912年の6796件で一番多く、1930年の5392年がそれに次ぐ。グラフの下には「国立国会図書館デジタルコレクションで検索」というリンクが出現するので、前者の結果ページからそこをクリックしてページを移しそこで1930年で検索すると414件検索結果があがっており、一部国会図書館に行かなくても閲覧できるようになっている。1930年に何があったかうまく帰属できないのだけど、このヒット数は別に出版点数でもないってのは前提であって、ましてや書名がその本文に頻出しないだろうというのもあって、検索結果を眺める。目録の類もあがっており、また「東夷傳」「倭人傳」(つまり『三国志』巻三十魏書東夷伝のこと)や「三國志、水滸傳」と中国古典として出てきたりしている。ともに2001年で急激に下がるのは知的財産の関係で、デジタル化が進んでないからなのは想像がつく。
こんな感じで調査や研究につなげるのかな、といった印象。そういやある単語の検索結果と別の単語の検索結果の相関関係を検証したりする基本的な統計学的手法があったっけと思ったり。
以上で三国志に関係する本題が終わり、以下、三国志と無関係な、これを知ったきっかけ。
・日本出版学会 | The Japan Society of Publishing Studies
https://www.shuppan.jp/
・日本出版学会 雑誌研究部会 開催のご案内(2024年3月26日開催)
https://www.shuppan.jp/event/2024/02/28/2967/
上記の学会サイトにある上記ページにあるように、2024年3月26日火曜日19時から20時30分までオンライン開催(Zoom)で「日本出版学会 雑誌研究部会」があり、登壇者は毛利仁美氏(立命館大学ゲーム研究センター客員協力研究員)で報告題目は「ビデオゲーム関連雑誌とその研究可能性」とのこと。報告者は立命館大学ゲーム研究センター(RCGS) 客員研究員とのこと。メディア芸術データベース RCGSコレクション これらの構築にたずさわると。今回の報告内容は大半が博士論文と。
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RCGSコレクション(正式版2019年4月-)
RCGSはビデオゲームのアーカイブ対象だけど、ビデオゲーム研究資料として雑誌もある。その関連資料で出てきたのが本題のNDL Ngram Viewerだった、という流れ。
・ゲーム史を書くための資料を考える――時代と収集方法の変遷、歴史を紡いでいくために
https://macc.bunka.go.jp/3994/
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赤壁の戦(小学六年生 1927年4月号,5月号)
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日本デジタルゲーム産業史 増補改訂版(2020年4月30日)
上記のURLの記事から引用してたんだけど、画像まで引用してたか。現在進行系の研究だし三国と無関係なので、大幅に割愛するのだけど、研究手法的にデータベースを構築し量的分析するってもので、たしかに一度データベースを組まないと収集がつかないってのも実感として納得。あと先行研究としてあがってたのが、読者投稿欄を対象とした読者共同体の分析、対象が『小学六年生』ってことで田中卓也さんのがあがっており、これを書いている時点ではすでに読んでいるんで、記事にする予定(※追記。上記新規関連記事なのだけど、結局、論文には一言ぐらいしか触れなかった、リポジトリへのリンクには触れたが)。研究自体に、というか雑誌研究に興味があったんで珍しくあれこれ質問したりしてた。参考文献であがっていたけど、これも結構、今回の報告に関係する論文。以下の
毛利仁美.「ゲーム研究における小学館の学年別学習雑誌が有する役割に関する考察 : メ
ディアとしての性質の変容に注目して」.『アート・ドキュメンテーション研究』, no.
29(2021): p.17-33.
https://doi.org/10.24537/jads.29.0_17,(Accessed 2024-03-
26).
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慶應義塾大学の日本史入試で邪馬台国関連2024(2月15日)
2021年3月13日テレビ大阪放送、「OSAKA LOVER」環状線で高架じゃないの二駅ってクイズ。答えは天王寺駅と大阪城公園駅 前者は当時蒸気の鉄道に勾配をつけたくないってことで上町台地の削って平面にしたと、後者は昔あの辺りが軍事工場だったんで、見渡せないようにするためと。なるほど。3月27日水曜日、4時50分、2021年3月13日NHK放送、ドラマ「ここは今から倫理です。」(8)終)を見る。30分ドラマで毎回面白かったな、はじめ生徒たちの闇を毎回見せていくドラマかとおもったら、ポジティブでハッピーエンド。6時22分、アニメ「魔法少女にあこがれて」#12を見る。このアニメの面白さは魔法少女推しなのにそれと敵対し戦う立場になっているってところだよな、というよりオタク行動の主役のキャラでもっている、私的には。
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塼画墓・壁画墓と河西地域社会(2024年2月26日出版)
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