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まんが三国誌 まんが三国志(1954年10月 1959年12月 1960年2月3月)
2024年10月11日金曜日昼過ぎ、前の記事に続いて、東京永田町の国会図書館本館に居た。そして引き続き閲覧申請せず国会図書館デジタルコレクションの館内限定利用に引き込まれていた。
・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/
・国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/
「まんが三国志」での検索結果、1950年代60年代から一気に90年代に飛ぶ。学年誌である小学館『小学六年生』。1996年3月号p.29 『三国志武将画伝』の広告。2月20日頃発売と。画集に位置づけられるのかな?
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pp.30-31カラー記事「三国志 天下統一をめざす英雄たち!!」、『三国志武将画伝』の絵を使った記事。p.52 次号予告 新連載まんがとして「あの名作をコミックで!!」 シナリオ「七月鏡一」(ななつききょういち)と。実際は違っていたんで、一瞬、瀬戸龍哉さんの変名?と思ったがどうやら別人みたい。
同号p.166- 七月鏡一作 藤原芳秀画「バーチャファイター」があって、p.180「八極拳 猛虎硬孤山」と出てきた。そうか藤原芳秀さんは「拳児」の作者。Wikipediaを見ると池上遼一先生、本宮ひろ志先生のアシスタントを経てとのこと。絵を見て「覇-LORD-」を連想するわけだ。
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『マンガノゲンバ』で『覇-LORD-』
『小学六年生』1996年4月号 p.37- 瀬戸龍哉/原作・藤原芳秀/まんが「諸葛孔明伝 三国志」 第1回 三顧の礼 p.39「歴史大河ロマン」 p.40柱 「■くるべき時がきた! 男たちの夢をかけた戦いが始まる! 三国志の幕開けだ!!」 (画伝と同じデザイン)曹操の兜とかドラマ「三国演義」の影響?ドラマでよくみる両当甲。
pp.162-164 カラー解説 「三国志 一八〇〇年の時空を超え、いま英雄たちがよみがえる」 『三国志武将画伝』より、ってところだろう。小学館売出し中。
『小学五年生』1997年6月号 p.47広告。「続・諸葛孔明伝」『小学六年生』8月号よりスタートとのことで、メインは
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まんが三國志シリーズ
諸葛孔明伝上下
原作 瀬戸龍哉 まんが 藤原芳秀
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
と単行本刊行の告知。前述の編集プロダクションの記事によると2008年にも刊行しているようだね、時期的には映画「レッドクリフ」の便乗だろうけど。
『小学六年生』1997年8月号 p.45- 「続・諸葛孔明伝」「待望の中国大河ロマン「諸葛孔明伝」/いよいよ続編スタート!!」「親子で読める/本格的まんが登場!」とある。
下記関連記事にあるように武論尊/原作・池上遼一/作画「覇-LORD-」は2004年9月10日発売の小学館『ビッグコミックスペリオール』から連載開始なので、順番としては瀬戸龍哉/原作・藤原芳秀/マンガ「諸葛孔明伝」の方が8年も早いし、その掲載誌が小学館の基幹をなしてきた『小学六年生』なので、そこらへんの歴史は興味深い。
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2005年1月28日「覇-LORD-」第1集発売
赤壁の戦(小学六年生 1927年4月号,5月号)
デジタルコレクションばかりにリソースが割かれるのはもったいないので、いつもの閲覧申請作業を並行して行う。それプラス、「孔明のヨメ。」はいつから芳文社『まんがホーム』で「いちゃラブ三国志」というキャッチコピーを使ったかという命題。14時48分、『まんがホーム』2015年6月号、巻末に「悩み相談:教えて士元さん」という四コマ。
15時12分、デジタルコレクションで「なるほどザ三国志」で検索して『週刊現代』1990年11月10日号の「三国志特集」を見かけるが、メモる暇が無い、次回まわし。「EXPO三国志」はレポート記事がいっさいない。予選クイズとか企画とかあきらかだが。15時19分、『まんがホーム』2020年7月号 本編がいちゃいちゃ展開だとちゃんと表紙で「いちゃラブ三国志」p.170の次号予告もそう…とおもったら次号の表紙もそうなので6月号が特殊?15時32分、『コミックゼノン』2024年5月号 テンゲン英雄大戦5巻 夏侯惇が表紙→記事にしてた。6月号 ワルキューレの方のスサノオの回想に天照大御神が出てきたけど、神の方だな、卑弥呼同一説をとってない。
15時46分、閲覧申請を待っている間にデジタルコレクションで「さねよしいさ子」で検索(もちろん三国と関係ない)。『ブレーン』1989年9月号 p.162 CMライブラリー 三陽商会 ミスターサンヨー '89春夏の新作編 15秒 「歌・演奏/さねよしいさ子」。
『明星』1990年6月号p.167「雨音を聴いたり、煮物がコトコト音たててるのを聴くのが好き。そういうことに感動してるうちに、自然発生的に歌ができるんです」高校時代「文化祭専門バンドを、ちょっと」。で、卒業後は、〝自分だけの世界を深めたい〟と思って、本格的に、デモテープづくりにはげんだり、子どもむけCM用の仕事などもしているうちに、デビューが決まった。「これからはとにかく、〝こころのこもった〟曲を作っていきたい」
他のアーティストのインタビューに言及されるとか新鮮。
16時26分、『小学六年生』1992年3月の有名人電話帳という謎企画。かけたらどこに繋がるんだろ?事務所?ある雑誌のリストによると『詩とメルヘン』1月臨時増刊号 サンリオ1992年1月pp.62-66 やなせ・たかし・さねよしいさ子(対談)「ケンジリズムが鳴っている」があるそうで、→国会図書館では欠本。『小学六年生』の記事が軽くておもしろかった、マルコじいさんの時期。
※この記事も含めた4つの記事から作った動画へのリンクあるいは埋め込み
・三国志ニュース定期便 日本最古の幻の三国志マンガを求めて 2024年11月10日
https://youtu.be/tHXNYIxQVMM
※次の記事
KILLIN-JI 新覇王傳 孫策(月刊スピリッツ 2011年3月 2012年12月-2013年3月)
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