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メモ:河西出土文物から見た朝服制度の受容と変容(2019年9月26日発行)


  • 2022年10月10日(月) 15:27 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    231
研究 ※前の記事 後漢末曹操政権における軍師祭酒と軍謀祭酒(六朝学術学会報 第23集 2022年3月)

 2021年9月4日日曜日12時半ぐらい、前の記事と同様、三国志学会大会参加のため、早稲田大学小野記念講堂に居た。

・小野記念講堂 - Waseda Culture 早稲田大学 早稲田文化
https://www.waseda.jp/culture/facility/ono/

 三国志学会大会では汲古書院と東方書店が出店で来ていて、このご時世なんでなかなか対面販売に遭遇することができなかったのだけど、個人的には3年ぶりに邂逅できて、以前からほしかった本を購入。それは関尾史郎・町田隆吉/編『磚画・壁画からみた 魏晋時代の河西』(汲古書院2019年9月26日発行、ISBN 9784762966354)。学会価格20%引きで6600円。お目当てのpp.129-156 小林聡「河西出土文物から見た朝服制度の受容と変容 ――魏晋・五胡期、胡漢混淆地帯における礼制伝播のあり方――」という論文が掲載されてる。

・株式会社汲古書院      古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/

※関連記事 三國志研究第十七号(2022年9月4日発行)

※新規関連記事 漢代経学に於ける五行説の変遷(2022年11月7日)

・磚画・壁画からみた 魏晋時代の河西
http://www.kyuko.asia/book/b480781.html

※関連記事 磚画・壁画からみた 魏晋時代の河西(2019年9月30日)

 この先生の服飾関連、特に進賢冠についての研究にとても興味があって、下記関連記事にあるように長い間注目してる。

※関連記事
 メモ:二つの学術刊行物
 メモ:「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓」
 「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容」ノート
 メモ:「晋南朝における冠服制度の変遷と官爵体系」
 リンク:漢唐間の礼制と公的服飾制度に関する研究序説(埼玉大学紀要 教育学部2009年)
 リンク:「朝服」制度の行方(埼玉大学紀要 教育学部2010年)
 リンク:漢唐間における楽制体系と冠服体系(埼玉大学紀要. 教育学部2020年)

 まず以下、目次でまとめてみよう。

 129 はじめに
 132 一 朝服着用とその周辺
 132 (一) 朝服の基本的な性格
 135 (二) 朝服を着用しないことの意味――死後の朝服――
 136 (三) 朝服の地域的な周辺・境界
 139 (四) 礼制世界・音楽世界における朝服の周辺・境界
 142 二 出土文物から見る朝服着用とその周辺
 143 (一) 進賢冠の着用事例
 145 (二) 武冠の着用事例
 147 (三) 介幘の着用事例
 151 おわり
 153 註
 155 図表出典

 書籍のタイトルからして「魏晋時代の河西」とあって、その魏晋時代の河西地区中心なのだけど、他の時代他の地域が引き合いに出ていて、限定感はあまりない。第一章が伝世文献史料から、第二章が河西地区での、服飾(朝服)が出てくる磚画・壁画例から論じられる。三国的には第一章のp.140に「武始舞(曹操を記念する舞楽)」やp.141に禰衡のエピソードが出されるのだけど、清岡の関心は進賢冠の実例なので、やはり第二章に目が行きがちだった。画像と共に被り物の事例を伴う研究。進賢冠-介幘、武冠-平上幘のライン(前提の話で幘の上に冠部分を装着する)で、武冠より進賢冠が貴ばれ、時代が東晋に下ると進賢冠+朝服の代わりに介幘+単衣が正規の服飾として認められるようになったり、三燕・高句麗では進賢冠より武冠が貴ばれたり、あれこれお興味深い。


 ちなみに東方書店の方では神崎暁さんの同人誌3種が平置きにされていたので、こりゃツイートして情報共有だ、って思ったらすでに著者本人がツイートされていた。

※関連記事 軍師連迷之旅 ドラマロケ地訪問記(2019年8月25日発行)

 それと某先生に会って挨拶すると、中国史カフェ 阿斗にいってみたいと。この記事を書いている時点で残念ながら閉店されている。

※関連記事 中国史カフェ 阿斗 閉店(大阪市生野区2022年9月30日)

 前の記事と関係しているのだと思うのだけど、三国志ニュースの記事「国制面から見た曹魏・西晋都督制の特徴(魏晉南北朝史研究会第22回大会2022年9月17日)」を書き上げる。

※次の記事 メモ1:三国志学会 第十七回大会(2022年9月4日)

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