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第32回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2019年8月11日-16日)
先に本題。前の記事でお土産に購入した安岡正篤/抄編『小学』は「昭和十年一月三十一日印刷 二月十日発行」とのこと。つまり1935年2月10日発行。『字通』CD-ROM版によると『小学』は六巻で、朱熹の門人劉子澄の撰とのことだ。編者について清岡が存じ上げないだけで、著名人であり、「三国志ニュース」内を検索すると、下記関連記事などが引っかかり、『三国志と人間学』(福村出版1987年8月)の著作があり、また『小学』についても『人間をみがく―『小学』を読む』(安岡正篤講話選集、ディシーエス出版局2001年7月)という著作があるそうな。
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第31回 春の古書大即売会(京都古書研究会2013年5月1日-5日)
それで前の記事で書いたようにこの『小学』の家道篇 第三の十三頁に「漢昭烈」「諸葛武侯」という単語が見える。何かと思ったら、前者が『三国志』巻三十二蜀書先主伝注所引「諸葛亮集」先主遺詔で後者が『藝文類聚』巻二十三 人部七 鑒誡所載「蜀諸葛亮誡子」だね。
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『第30回全国高等学校クイズ選手権』で諸葛亮誡子書(2010年9月3日)
それで2018年8月17日水曜日、2時に目が覚める。8時ぐらいの市バスで京都駅へ。8時22分の5分遅れの普通列車に乗る。クロスシート。9時10分ぐらい大阪駅発の普通に乗り換える。三国志ニュースの記事「
曹操(2019年7月18日)」を書く。そういやって乗り継いで、さくら夙川駅に到着。川沿いに南下し阪神線の高架をくぐって西宮市大谷記念美術館に向かう。
・西宮市大谷記念美術館
http://otanimuseum.jp/
・2019 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
http://otanimuseum.jp/exhibition_190817.html
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Cha-ngokushiでホワイトボートに書き出され(2018年9月8日)
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三国志のまち新長田に来たら ぶらり史跡散歩!増補版(2020年)
目的は上記関連記事と同じく「2019 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を見に来た。会期は2019年8月17日土曜日から9月23日月曜祝日まで。その前の2019年6月29日土曜日から8月12日月曜祝日までは板橋区立美術館で開催されてたそうな。開館時刻の10時の20分前ぐらいには美術館に到着していた。チケットは10分ぐらい前に購入可能で(窓口が開いた)、開館前は二人列でならぶよう言われ、100人ぐらいいて、驚いた。まぁ夏休みで親子連れが多いってのはあるけど。あとの予定が詰まっていたので、さらっと見て回る。気に入った作品はしっかり覚えて、絵本購入に備える。気に入ったのは2作品あって、一つは同作者の異なる絵本があって、それと迷ったんだけど、元々の絵本コンクールの規定枚数の関係上、絵の枚数が違うが、展示作品と絵本が同作品だった"GREAT JOB, DAD!"の購入を決める。いや展覧会では確か「パパは仕事じょうず」とかなんとか訳題がつけられ本文も訳されていたが、出版の方は未訳のようで、英語版を購入した。あと右の写真のような、ステキな小冊子が500円で売ってりゃそりゃ買うでしょ、オオノ・マユミ『ボローニャブックフェアに行ってきました』 旅に役立つカルタの絵がかわいい。
11時18分、さくら夙川駅発。神戸市長田のブックカフェCha-ngoushi(ちゃんごくし)に12時に到着。
・Cha-ngokushi (Changokushi) on Twitter
https://twitter.com/Changokushi
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三国殺モバイル(オープンβテスト2019年8月30日-)
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連環図画 三国志(1927年初版 2002年6月印刷物)
曹MENのピリ辛を食す、ヴォリューミーでうまい。これって赤壁ヴァージョン?いやそれだと縁起が悪いんで長社ヴァージョンってところだろか(曹操メインじゃない・汗)
※参考リンク
・皇甫嵩vs.波才(孫氏からみた三国志19)
http://cte.main.jp/sunshi/w/w031122.html
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第38回 秋の古本まつり(京都古書研究会2014年10月30日-11月3日)
というわけで『小学』を寄贈するというまずはの目的を達成。
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連環図画 三国志(1927年初版 2002年6月印刷物)
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漢・魏・六朝詩集(平凡社1972年2月24日発行)
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