Site Calendar

サイトカレンダをスキップ

2024年 12月
«
»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

NAVI

ログイン

ログイン

新着情報

記事

新着記事 1件(24時間)

コメント (2日)

-

トラックバック (2日)

-

リンク (2週)

新しいリンクはありません

QRコード

QR code

アンケート

三国志ニュースのレポート系記事

三国志ニュースで書いて欲しいレポート系記事はどれ?

  •  三国志フェス
  •  三国志学会大会
  •  関プチ5全国ツアー
  •  魏晋南北朝史研究会関連
  •  三國夜話
  •  六間道三国志祭
  •  三国志TERAKOYA4
  •  三国志 義兄弟の宴
  •  東アジアの『三国志演義』/ベトナムの『三国志演義』
  •  zip,torrent(トレント),rar,lha,mediafire,pdf,DL(ダウンロード),nyaa等を含む検索語句(違法なフリーライド・無料閲覧関連)、あるいはBD・DVD自作ラベル、カスタムレーベル等を含む検索語句(著作権・肖像権侵害関連)に関する調査・研究

結果
他のアンケートを見る | 79 投票 | 0 コメント

火の鳥(2013年11月15日21日30日 12月4日14日)


  • 2013年12月20日(金) 05:36 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,706
映画  年内最後の放送が近付いているので、記事公開を12月9日に順序を早める(例によって後日、元に戻す)

宝塚市立手塚治虫記念館の火の鳥像 溜まったビデオを見てデータを消していく中で、BS日本映画専門チャンネルにて放送していた、市川崑/監督『火の鳥』(1978年)があった。タイトル通り、マンガの手塚治虫『火の鳥』を原作とした実写映画で、特にそのマンガのシリーズ中の「黎明編」が原作となる。タイトルにある火の鳥は、不死鳥であり、劇中で、その生き血を飲むと不老不死の体になるという設定だ。下記の放送局サイトの下記番組ページによると上映時間は141分で、BS日本映画専門チャンネル(有料)にて2013年11月15日21時、21日18時30分、30日3時、12月4日16時30分、14日17時に放送だ。未ソフト化とのことで、一般的には今のところこういった放送でしか視聴できない。

・日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル
http://www.nihon-eiga.com/

・火の鳥|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル
http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh00000463_0001.html

※関連記事 スカパー!で卑弥呼・邪馬台国関連(2013年7月8月)

 それで冒頭にて、ある女性のセリフで、火の鳥について「海の向こうの魏の国の皇帝も欲しがっているとやら。あっちに奪われたらヤマタイは本当に魏の国の言いなりになってしまう」とあり、そこではたと気付く。その女性はヒミコ。そう、このセリフからも判るように明らかに『三国志』巻三十魏書東夷伝にある「卑弥呼」(卑彌呼)をモデルにしており、そうなると「ヤマタイ」国は邪馬台国のことで、「魏の国」は三国の魏となる。そんなヒミコやヤマタイ国が登場するため、「三国志ニュース」で記事にしてみた。 ただし映像としては三国魏関係のものはほとんど出ていない。例外として(前述のセリフもそうだろうけど、原作にはなかった記憶があるのだけど)、映画の中盤でヒミコの侍者が侍女に言うセリフに「金印だ、金ぴかの判子だ。判子、わかるね。ヒミコ様の枕元にあるだろ? あれは魏の国の皇帝から頂いた国王のお免状みたいなものなんだ。ちゃんと倭の国王と彫ってある」と出てきて、実際に金印もヒミコの枕元に登場していた。『三国志』巻三十魏書東夷伝に載る景初二年十二月の詔書にある「今以汝為親魏倭王假金印紫綬裝封付帶方太守假授汝」の「金印」から取材したものだろうけど、劇中、紫授は付いておらず箱にも入れずそのまま置かれていた。映画ではヒミコが日に日に衰えていくことを良いことに、イヨ(壹與)がその権力を倭が物にしようとする人物として描かれており、ヒミコが眠っている間に、その金印を盗もうとする場面があった。その直前にヒミコ気付き、金印で、イヨの額をなぐって印の跡に出血させ、失神させていたんだけどね。『三国志』巻三十魏書東夷伝に「復立卑彌呼宗女壹與、年十三為王、國中遂定。」とあるが、劇中でイヨは少なくとも今で言う成人に見え、十三歳に見えなかったので、そこらへんは取材しなかったんだろう。
 映画はアニメーションも使われており、冒頭のクレジットで「アニメーション製作・手塚プロダクション/作画演出 鈴木伸一」とあり、ちなみに鈴木さんはマンガ『オバケのQ太郎』等の藤子不二雄作品に登場する「ラーメン大好き小池さん」(本当は小池家に下宿する鈴木さんだったらしいのだけど)のモデルとして知られている。

・続いてスタジオ・ゼロ! (※2013年7月8日の三国と無関係の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2013/0701.html#08

※新規関連記事 明治の貸本屋と利用者――いくつかの「伝記」「日記」から(貸本文化1978年9月10日発行)

 アニメーションは火の鳥だけが描かれる場面や狩りの獲物としての狼の群の場面などで使われていた。前述の三国魏関連以外は原作に忠実に思えたのだけど、ちゃんと(?)、狼がピンク・レディーの「UFO」の曲に合わせて直立で踊るシーンがアニメーションで再現(?)されていて、思わず笑ってしまった。そこらへんのことは下記のサイト「徹夜城の多趣味の城」での「史劇的な物見櫓」→「歴史映像名画座」→日本史「神話~平安時代」と辿れるページに触れられている。

・徹夜城の多趣味の城
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/TETUYA.HTML

ちなみに下記ページにあるように、日本映画専門チャンネルはスカパー!の基本パックに含まれるチャンネルなので比較的、視聴しやすいかと。

・おすすめパック|パック・セットから探す|見たいものを探す|衛星放送のスカパー!
http://www.skyperfectv.co.jp/pack/basic/003.html

※追記 日中における中国四大名著のマンガ比較研究(同志社大学2013年3月21日)

※追記 メモ:第9回 三国志 義兄弟の宴(2016年2月7日)

※追記 リンク:ムーランわからずフジ番組炎上、上海ディズニー特集で「三国志風の山車」。(ナリナリドットコム2016年6月20日)

※新規関連記事 昨日までを、超えてゆけ #4 日食(Galaxy CM 2017年5月23日)

※新規関連記事 風雲児たち(1980年6月14日、月刊コミックトム7月号)

※新規関連記事 マンガカフェyomigaeru(京都2022年4月29日訪問)

※新規関連記事 リンク:横浜中華街「Books&Cafe 関帝堂書店(ぶっくすあんどかふぇかんていどうしょてん)」(YouTube2021年7月20日)

※新規関連記事 メモ:神モデル預言者モデルというのを知った(日本マンガ学会第21回大会2022年6月18日)

※新規関連記事 黄泉蛙通信 2017.6-2022.8(2023年1月13日)

※新規関連記事 火の鳥 黎明編(第49回京都コミック読書会テーマアツい作品 2024年8月24日)

トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
http://cte.main.jp/newsch/trackback.php/2981
表示形式
コメント投稿

サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。