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立間祥介訳 三国志演義(平凡社1962年、徳間書店1983年8月)
2017年4月7日金曜日、夕方になりつつあったけど、引き続きネタ消化。前の記事では「人形劇三国志」の原作を確認したのだけど、今度は「人形劇三国志」のノヴェライズについての閲覧申請して確認。たとえるなら鯨や海豚ってところだろうか。
ちなみに「人形劇三国志」はNHK総合で1982年10月2日から1984年3月24日まで放送している。それに対して、本館の閲覧申請をすると、そのノヴェライズである集英社文庫コバルトシリーズ『人形劇三国志』は上巻1983年6月15日発行、中巻1983年6月15日発行、下巻1984年1月15日発行だった。まさか放送中に最後まで刊行されているとは思わなかったので、どこで終わりか確認していなかった。後日確認しよう。※追記。目次を見ると一目瞭然でp.282「二十六、玄徳の死」、pp.293-301「二十七、秋風五丈原」と続く。まぁ、1984年1月14日の放送が第58回「関羽死す」だから当然の短さなんだろうけど。
上巻を確認すると、著者は「小川英 田波靖男」、つまり人形劇三国志の脚本の3人のうち2人。掲載されてある番組クレジットで「立間祥介訳『三国志演義』(平凡社刊)より」とある。印象に残ったのは、文庫の巻頭に「人形劇 三国志」の写真が載せられているのだけど、そこに呂布の弟、呂王というオリジナルキャラクターが登場する回があったってことだろうか。しかも赤壁前。
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