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少年三国志(太平洋文庫1954年10月25日発行)
2017年4月7日金曜日、お昼から帰ってきて、再び国立国会図書館新館へ。
・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/
福井英一『少年三国志』(太平洋文庫)のプリントアウト申請をしていたが、その合間には午前からの引き続きの作業もあった。
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三國志ガイドブック(1988年10月31日発行)
一つは上記関連記事で少し言及したように、1985年12月発売の光栄のシミュレーションゲーム「三國志」の画像資料がほしかったことだ。というのも日本における三国志演義受容を確認したかったという大きな流れの一環で、光栄のシミュレーションゲーム「三國志」についてはパソコン雑誌『ログイン』で追おうと思っていた。ところが意外と1986年4月号でようやくソフトウェアレビューのコーナーで出てきていた。ソフトウェアレビューのコーナーで「ソフト批評」というもの。のちの1992年から1995年まで「三国志英傑群像」という三国の専門コーナーができる割には当初は扱いが低かったのだな、と。
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三国志関連で自分史作りのスゝメ
その後、1986年7月号で4ページの対談があった、pp.28-31。
もう一つが『三国志演義』の日本語訳でもっとも有名なものの一つである、立間祥介先生によるものが何を底本にしているか、気になっていた。というのもその訳は一般の人が見ても単発に終わるということではなく、「人形劇三国志」で原作として扱われるからだ。つまり日本における三国志演義受容で重要な役割を担う。
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【対談】尽きぬ『三国志』の魅力(潮1998年1月号)
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漫画太腕繁盛期(2022年5月3日発行)
まずベタに国会図書館の端末で検索して、もっとも古いのから当たる。それが平凡社1962年、下巻p415(あとでちゃんとした情報が要るね)に下記に引用する文があった。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この翻訳のテキストには、作家出版社一九五五年版「三国演義」を用いた。これは毛本により、弘治本を参照して新たに校訂したもので、極く小部分、毛本が弘治本を改訂の際、改悪した箇所を再び弘治本によって復してある。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
続いてそれより新しめので確認する。『三国志演義』徳間文庫1983年8月の解説のp.340によると、底本は作家出版社一九五五年版とのことで同じ。「弘治本」→「嘉靖本」と呼び名を改めていたが。また注に『三国志集解』に負うところがおおかったと。もともとは平凡社『中国古典文学大系』の一冊、また同社版『奇書シリーズ』の一冊だそうで。
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メモ:三國志 覇道ナイト(ニッポン放送2021年4月3日)
あとついでに月刊誌『潮』2016年8月号の二階堂善弘「横山マンガを彩る英雄たち」を再確認。
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横山マンガを彩る英雄たち(潮 2016年8月号)
15時30分、『ユリイカ』2017年3月臨時増刊号を確認。東村アキコ特集だったので、三国志オタクがレギュラーで出てくるマンガ『海月姫』の作者なもんで。
・青土社 ||ユリイカ:ユリイカ2017年3月臨時増刊号 総特集☆東村アキコ
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3011
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メモ:東村アキコ原画展(米沢嘉博記念図書館2017年2月11日)
記事を改めるほど、三国ネタはなかったので、ここにメモを残す。pp.46-55の藤本由香里「東村アキコ:疾走するパターン」にて、『ひまわりっ』のウィング関先生は9巻で登場ってながれで、以下に引用する文があった。p.52
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ウィング関先生の「強烈な個性を持ったオタク」という立ち位置が『海月姫』のまややをはじめとする「尼~ず」軍団に引き継がれていくのは見えやすいだろう。まややは幼いころからウィング関先生の薫陶を受けて立派な三国志オタクになったという設定である。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い
こうやって細かいネタを消化していって、よくよく考えたら次の日の土曜日も国会図書館に篭るほどのネタは持ち合わせてないので、旅行を前倒しして日曜日は都内でゆっくりする、プランBが有力かな、と思っていた。
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人形劇三国志(集英社文庫コバルト1983年6月15日-1984年1月15日発行)
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