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動画・画像投稿ガイドライン改定 三國志8 REMAKE(2024年10月24日)
2024年10月24日木曜日20時、次の記事で少し触れるゲーム配信を見ながら、下記のX AccountのStatusで知ったこと。
・佐藤大朗(ひろお)@『晋書』完訳PJT (Hiro_Satoh) さん / X
http://twitter.com/Hiro_Satoh
※関連記事
リンク:『三国演義』版本の研究(集刊東洋学 巻61 1989年5月30日)
※新規関連記事
三國志集解65卷(CD-ROM)
・Xユーザーの佐藤大朗(ひろお)@『晋書』完訳プロジェクトさん:「 早稲田大学三国志研究会
@Wasedauniv_3594
ぼくも部員なので参加してきました。北方謙三『水滸伝』で卒論書けないかな?と思ったら、もう北方謙三『三国志』の論文が慶応に2本ありました。
機関リポジトリ=PDFのダウンロード可です ...
https://x.com/Hiro_Satoh/status/1849215893995467162
※追記。上記のポストの背景がわかった、そういうことね。
・「好きな題材」で論文を書く方法/卒業論文や1本目に役立つ|佐藤大朗(ひろお)|三国志研究中
https://note.com/hirosatoh3594/n/ne52d7aaa2901
下記関連記事の無料公開されている論文・書評リンクシリーズの一環となるね。
※関連記事
リンク:『三国演義』版本の研究(集刊東洋学 巻61 1989年5月30日)
※新規関連記事
リンク:函谷関遺跡考証(東洋文化研究所紀要 169巻 20216年3月発行)
下記の慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)のサイトの下記ページに『藝文研究』第123巻第2号(2022年12月、髙橋智教授退任記念論文集)のpp.79-97(pp.178-160)の吉永壮介「現代日本の「三国志」受容における「合理性」とキャラクターの再構築について : 吉川英治・柴田錬三郎・陳舜臣・三好徹・北方謙三・宮城谷昌光の描く陳宮像」が公開されている。
・慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA) - KeiO Associated Repository of Academic resources
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/
・現代日本の「三国志」受容における「合理性」とキャラクターの再構築について : 吉川英治・柴田錬三郎・陳舜臣・三好徹・北方謙三・宮城谷昌光の描く陳宮像
https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00072643-01230002-0079
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リンク:現代日本の「三国志」受容における二つのリアリティー(藝文研究第116号 2019年6月)
上記関連記事を含む吉永壮介氏の論文シリーズとして過去、取り上げてきたんだけど、さらに新しいのが公開されていたと知り拙速ながら紹介してみる。まず目次で以下にまとめてみよう。
79 一、序言
80 二、正史『三国志』、『三国志演義』に見える陳宮像
83 三、現代日本の長編小説における陳宮像
83 (一)吉川英治『三国志』の陳宮像
85 (二)柴田錬三郎『三国志 英雄ここにあり』の陳宮像
85 (三)陳舜臣『秘本三国志』の陳宮像
87 (四)三好徹『興亡三国志』の陳宮像
89 (五)北方謙三『三国志』の陳宮像
91 (六)宮城谷昌光『三国志』の陳宮像
93 四、結語
95 注
現代の大衆文化を対象とした研究論文で、序言、冒頭で「サブカルチャー」って言葉と「メディアミックス」って言葉を雑に扱っているのが気になるけど、まぁそれは以前からか。
※関連記事
サブカルチャーとしての三国志(現代中国のポピュラーカルチャー 勉誠出版2007年3月)
「二」でまず『三国志』おようびその注所引文献、『三国志演義』、それから時に『三国志平話』も踏まえる。そして「三」。多分三国志ファンがやりがちおもいがちな作品比較、それを陳宮像にしぼって学術的に行うのは「ナイスチャレンジ」と声を上げて拍手したいぐらいだけど、やはり各作品の論には濃淡が出てくるね。現代小説の走りである吉川英治「三国志」に重きをなすのは納得感があった。さらに北方「三国志」、宮城谷「三国志」重視には、前述関連記事「
リンク:現代日本の「三国志」受容における二つのリアリティー(藝文研究第116号 2019年6月)」で触れた氏の前論からも高い比重は整合性があるね。特に前者の節の冒頭では北方「三国志」についてp.89「正史準拠というよりは、『演義』準拠ではない、という方が正確であろう。」と納得感が強い。後者の節の、言ってみれば史書の記述に縛られてる旨の結論も腑に落ちる。意外なところでは三好「興亡三国志」に多くの文量を費やされていて、作品の特色を見て取れる。
p.97の注(18)では歴史ポータルサイト「歴史人」での上永哲矢氏による連載「ここからはじめる! 三国志入門」「第27回英雄である曹操を、共犯者の陳宮はどこで見限った!?」が引かれるね。吉川「三国志」のところか。
※関連記事
ここからはじめる! 三国志入門(歴史人2020年4月4日-)
日常の記述に戻って10月25日金曜日、2021年7月10日NHK総合放送「ひきこもり先生」(5)最終回を見る。伏線無し(※いやながら見だから見逃したかも)で急に放り込んでくる、(2020年の安倍晋三首相のニュース映像とともに)緊急事態宣言ネタ。卒業式がなくなると。ただその唐突感がリアリティがあるのだけど、思い返すとやはり匂わすぐらいの伏線は必要。8時17分、三国志ニュースの記事「
剣劇 三國志演技~孫呉 おみそ汁(2024年5月31日-10月31日)」アップ。
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リンク:【三國志8 REMAKE】関西人 後漢末期を生き抜く【星居友仁】(YouTube2024年10月25日)
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