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便乗プチオフ会(2007年7月28日)


  • 2007年9月 4日(火) 18:27 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,918
ネット  第3回三国志シンポジウムが開催され、そこにネットの知り合いが集まると言うことで今回も便乗してプチオフ会を開催することになる。今回はみんな顔馴染みとのことで、2007年7月28日15時に第3回三国志シンポジウムが終わるや否や教室の外に集まる。

<前回>第3回三国志シンポジウム 雑感4
http://cte.main.jp/newsch/article.php/677

 集まったメンバーは伊比学さん、おりふさん、清岡KJさん、玄鳳さん、げんりゅうさん、三口宗さん。

・便乗プチオフ会(2007年7月28日土曜日)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2847

 会場は特に決めていなかったので、とりあえず、大東文化大学板橋校舎内にあるカフェテリア Green Spotへ。去年、三国志学会大会の懇親会で来たところだな、と思いつつ。
 Green Spotに入るとどうやら営業していないようで、飲み物の欲しい人は適当に自販機で購入し、一つの六人掛けのテーブルを囲む。あと一人はお誕生日席で。
 去年は校舎の中へ無料配布の研究紀要があったんだけど(下記リンク先参照)、今年は三国志シンポジウムの会場の入り口に設置されていたんで、げんりゅうさんが今回の三国志シンポジウムが始まる前に既に物色していて袋に何冊も詰めて持ち歩いていたのには驚いた。

・2006年7月29日「三国志シンポジウム」便乗オフ会
http://cte.main.jp/newsch/article.php/389

 プチオフ会の場の話では実は去年、貰って帰った分をげんりゅうさんはリストアップしていて、研究紀要が被らない前準備していたとのこと。三口宗さんも去年、見あたらなかったものが手に入ったとおっしゃっていた。
 かくいう清岡は去年、貰った研究紀要にほとんど目を通していなかったんだけど、げんりゅうさんと三口宗さんはバッチリ目を通しているとのこと。げんりゅうさんはキッチリ利用していたようでそこらへん羨ましい限り。
 それからやっぱり話題は今回の三国志シンポジウムについて。過去二回の比較等。やっぱり次の日の三国志学会大会とはうまく棲み分けされており、より一般的になったのかな、という感想が出ていた。それから一つ一つの授業について。一限目のストップ、ザ劉備君の話とか、『覇-LORD-』のストーリーが最近のことまでフォローされていて驚いたとか。中林先生が同人イベントに招待された話とか(小耳に挟んだレベルなんで詳細不明、その場では主催ではなく多分、参加したサークルから招待されたと推定)。
 ここでGreen Spotの営業終了で店を閉じるとかでその場を立ち退かざるを得ない状況になる。我々は会場を探して彷徨う状態になる。しばし板橋校舎内でどこ行こう、アクセスの関係上、巣鴨?とか話になっていたが、やっぱり池袋に決まる。伊比学さんは自転車で来られていたので、池袋の東京芸術劇場前の広場に待ち合わせを設定し、他の六人はスクールバスで東武練馬駅に行き、そこから東武東上線で池袋駅に向かうことに。
 スクールバスはちょうどオープンキャンパス帰りの人で満員になっており「もうAO入試申し込んじゃった」とか女子高生の声が飛び交っており、何か別世界に連れてこられたような心地だった(この場合、我々が異分子なんだけど)。玄鳳さんがスクールバスの降り場から駅まで「結構、歩きますね」なんておしゃっていたので、すかさず清岡は「三国志城を思い出して下さい」と突っ込んでおいた。池袋駅に到着するとやたら浴衣姿や甚平姿の人が歩いていて、何かあるのか、そういや隅田川花火大会があるんだって話をしていた。隅田川花火大会に合わせてtRTKチャットのオフ会があるらしいなんて話もしていた。

※追記 tRTK CHAT閉鎖(2009年6月10日)

 池袋の東京芸術劇場前の広場に着いたらすでに伊比さんが来られていて、どこの店に入ろうかとしばし彷徨う。結局、いつものようにカラオケボックスに入ることとなる。やはり土曜日のこの時間(16時半ぐらい)、混雑しているようで10分程度待つことに。その後、部屋に通される。席順は下記のような感じ(多分)


           <入り口>

伊比学さん げんりゅうさん 玄鳳さん

   テ ー ブ ル  テ ー ブ ル

KJさん 清岡 おりふさん 三口宗さん


 とりあえず飲み物を決め、後は適当に食べ物を頼む。しばし三国志シンポジウムの話。三国志研究会同士の横の繋がりはあるのかな?いや、まだない、って話になっていた。
 飲み物が来たので

清岡「今年もみんな三国志シンポジウムに来れたということで……乾杯!」

ということで乾杯。今回は顔馴染みの人ばかりということで。

清岡「そういや『お久しぶりです、義兄弟』と言おうと思っていたのに忘れてた」

と発言。この発言はおもしろ三国志さんのパクリ。

<参照>赤兎馬Presents「三国志の宴2」第2部
http://cte.main.jp/newsch/article.php/612

 この流れで赤兎馬Presents「三国志の宴2」の話。そのイベントの冒頭でみんなで乾杯し、桃園結義を模して会場に居る人全員が義兄弟になる段取り。そのイベントに参加した人は、この場の席では、おりふさん、清岡、KJさん、玄鳳さんの四名。
 その話から発展し、清岡が某SNS内で「三国志シンポジウム」をキーワードに日記を検索していたら、とある日記が引っかかってよく見たら、げんりゅうさんのコメントが付いていた、って話。日記を書いた人はげんりゅうさんのことを三国志シンポジウムに一度も行ったことがない人と認識されていたようなので、清岡はコメントを書き込み、げんりゅうさんが前回も前々回も参加していたよとバラしたという話。さらには日記を書いた人も「三国志の宴2」に行かれたみたいなので義兄弟ってこと(とここで話が繋がる)。結構、受けた。

 それから「長沙走馬楼呉簡 丘について」の課題についての詳しい話(下記リンク先参照)。清岡は前々から大学でそんな難しいレポートが出ているんだ、と驚いていたんだけど、どうも授業内容をまとめるといった清岡の想像より簡単な課題だったらしい。

http://cte.main.jp/newsch/article.php/646
↑ここの追記部分。

 その流れで去年の9月に、長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」の後に今日みたいにプチオフ会を開いたって話。

<参考リンク>Re:2006年9月16日17日プチオフ会
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one;no=2508

 ゲームの真・三國無双シリーズの話になって、三口宗さん曰く「無双の影響はでかいですよ」とのこと。ネットなんかでも「張[合β]、おかまだったんですか?」という質問がでるぐらいで(※清岡注。三國無双の張[合β]は実際はおかまではなくナルシスト)
 この後、最近は伊比さんとおりふさんが口をそろえ最近はゲームの『三国志大戦2』の影響が、とおっしゃった後、伊比さんが(三國)無双は下火になったなぁ、って話になっていた。
 その流れで出てきたのがやっぱりアニメの『鋼鉄三国志』の話。KJさん曰く「三国志」で検索を掛けると上位に鋼鉄三国志が来るとのこと。伊比さん曰く「三国志を元ネタにしたというより(三國)無双を元ネタにしたような」という意見が出ていた。清岡は「女性をターゲットにしている」と言ったら、おりふさんがすかさず「そこらへんが『龍狼伝』(※少年漫画)と違うところ」と行って、さらに伊比さんが「ただ『龍狼伝』よりは若干「三国志」しているかな」と畳みかける(ここらへんの会話がオフ会の面白いところだね)。ここで伊比さんからの話。テレビ番組表なんかはタイトルが全部載るわけじゃなく略されて載る場合が多く、深夜放送の『鋼鉄三国志』は単に「三国志」となっていて期待して見たそうな。
 『鋼鉄三国志』が出たんでマンガの『鋼鉄三国志』が連載している『コミック三国志マガジン』の話が出て、本来、発売日である今日はでなかったって話になっていた。

<参照リンク>『コミック三国志マガジン』今回発行されず(2007年7月28日分)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/657

 『コミック三国志マガジン』→「三国志の宴」にライターの大澤さんが出演されていた、って話になっていた(KJさんより)。大澤さんの話から『三国志新聞』の話。それから『ログイン』(パソコンゲーム誌)の話に移行し、何かその話の途中、プチオフ会のメンバーで盛り上がっている人と置いてけぼりくらった人に分かれたんで、一旦、話を止める。どうもこれは世に言う「ジェネレーションギャップ」ってやつらしい…誰が盛り上がった人で誰がそれ以外の人かってのは敢えて書かないが(笑)
 それでもなお『ファミコン通信』(ゲーム誌)や『ファミリーコンピュータMagazine』(ゲーム誌)の「ウソ技(ウソテク)」の話で盛り上がっていたんで、話を止めてプチ説明会が催された。説明のため話を戻していたんだけど、どうも大澤さんの話の時点で着いてこれなかった方が居た。いやぁ「ジェネレーションギャップ」だわ。

 三国志の資料ネタから引っ越しネタへ移行。それから横山『三国志』、『蒼天航路』に続く第三の三国志漫画は何かって話になって、意外と『覇-LORD-』じゃないのか、って話になっていた。ここらへんKJさん曰く「(三国志の)話が判っていて敢えて見たいってなるのは、それこそ今日、中林先生が(討論會で)おっしゃっていたように、『吉川だから』といったそういう要素がないといけない」とのこと。なるほど。
 その流れでしばし吉川三国志トーク。かなり中林先生の中で評価が高かったんだけど、それが多くの人の評価なんだろうな、って納得。そんな中で北方先生が『三国志』を書き上げるのはすごい、と清岡は言っていたら、伊比さん曰く「やっぱりハードボイルドだから、ってなっちゃう」と。北方先生、『水滸伝』書いているって話で、おりふさん曰く「『太平記』も書いているんで吉川英治を踏襲している」と。「今日の(三国志シンポジウム)討論會ではかなり北方三国志プッシュでしたね」と清岡。
 ここで伊比さんの話。吉川三国志は案外、登場人物個人には注目していなくて、逆に北方三国志は登場人物個人に注目している、とのこと。そこらへんが北方三国志の魅力なんだ、なるほど。げんりゅうさんが「あの討論會の場で(志茂田景樹/著)『大三国志』が出なかった」と言ってその場の笑いをとる。
 「でも(陳舜臣/著)『秘本三国志』がでなかったのは意外だった」と清岡。伊比さんが「陳舜臣(の描写は)はあっさりしている」とおっしゃって清岡が「『秘本三国志』は『曹操』や『諸葛孔明』に比べそれほどあっさりしてない」と。玄鳳さんは「(死に際の)関羽がぼろくそに書かれているんでしたっけ?」との質問。そうそう以前のオフ会でそういう話が出ていた。

<参照リンク>三国志ファンのための新年会2007 二次会後半
http://cte.main.jp/newsch/article.php/530

 ここで三国志の世界に引き込むには何を読めば良いって話になる。おりふさんは横山三国志→吉川三国志とのこと。KJさん自身は横山三国志を二回読んで、陳寿『三国志』とのこと。それから作家の年齢の話になり、三口宗さんの話であれは完結するまで大丈夫かって話になっていた(何かは敢えて書かないが)。
 おりふさんの話だと、やはりそういった三国志の世界に入ってくるっていうのは、漫画やゲームなどの人物本位で入ってくる人が多いんで、今回の三国志シンポジウムではそういった要素が少なかったのでは?、とのこと。なるほど、いきなり諸葛亮とか言っていたのが(一限目)、鍾[夕/缶系](二限目)、華佗(三限目)だもんな。おりふさん続けて曰く「真・三國無双だとキャラクター、三国志大戦だとカードになるキャラクタービジネス的側面」てなことを。KJさん曰く「ビジネスセミナーなどは何回も同じ内容のことをするのが当たり前だけど、こういったシンポジウムだと発表する側としてはおそらく今までの発表と被らないようにしようとするため、回数を重ねるごとにマニアックな方向に行きがちなのかもしれない」と。全然、この場に居る人は主催者側と無関係だけど、一個は万人向けするような毎回ほとんど同じな発表にして、なんてアイディアが出ていた。玄鳳さんは「多くの人は新しいことを知りたいんじゃなくて自分の知っていることを確認し、それ+αで新しいことを知るぐらいがちょうど良い」なんておっしゃっていた。そこで清岡はすかさず毎回オフ会で似たようなことを言っていて、その一例として出版の話をしていた(以下のリンク先と同じようなこと)。

<参照リンク>三国志ファン、コア層こわそう
http://cte.main.jp/newsch/article.php/288

 ここからしばし明日の三国志学会大会は誰が来られるんだろう、って話になっていた。
 あと今回の三国志シンポジウムの客層の話(ここらへん前出のレポに記載済みのことを清岡が口にする)。書道層ってあるんだ。あと誰かが詩吟って言葉も出していた。というわけで誰かが「60歳からの三国志」を作るという方向で。
 書道の話で隷書や草書などの書体の話をしていて、KJさんはパソコンのフォントで見たことがある書体名が出ていたという感想を持っていたそうな。それで、KJさんが「鍾[夕/缶系]フォント作れば受けるんじゃないですか?」とおっしゃって、その話でしばし盛り上がる。結構、具体的な話になって、KJさんもおりふさんも「何千字つくらないといけないんだ?!」という結論を出していた。ひらがな、カタカナ、アルファベットぐらいだったらオリジナルフォントとして作っているところたくさんあるんで、できるんじゃないか、って話になっていたんだけど、「鍾[夕/缶系]がひらがな書いているところ想像できない」と清岡が茶々を入れる。この後、結構、具体的な話になってきて、明日までカラオケルームに居れば鍾[夕/缶系]フォントができてそうな勢いだった(笑)
 清岡が「実現度的には鍾[夕/缶系]フォントが完成するより今からこのメンバーで三国志城行く方が実現度は高い」というネタから、しばし三国志城と三顧会トーク。なんせこの中のメンバーだと伊比さん、清岡、KJさん、玄鳳さんが三国志城に行ったことある人と結構、来城者率が高い。

 そんな感じで盛り上がっていたら時間の18時になったんで、「またオフ会を開きましょう」なんて言いつつ解散となった。


・第2回三国志学会大会ノート(2007年7月29日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/679

※追記 京都で哲舟さんを囲む会二次会三次会(2013年2月5日)

※追記 鍾繇 宣示表・薦季直表(2015年9月5日)

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