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メモ2:三国志学会 第十七回大会(2022年9月4日)


  • 2022年10月14日(金) 21:10 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    210
研究 ※前の記事 メモ1:三国志学会 第十七回大会(2022年9月4日)

 2021年9月4日日曜日15時前、前の記事に続いて早稲田大学小野記念講堂に居て「三国志学会 第十七回大会」に参加していた。

・小野記念講堂 - Waseda Culture 早稲田大学 早稲田文化
https://www.waseda.jp/culture/facility/ono/

  

・三国志学会
http://sangokushi.gakkaisv.org/

※新規関連記事 三國志真戦ビジネス能力診断(2023年4月24日-)

・三国志学会大会
http://sangokushi.gakkaisv.org/taikai.html

※前回記事 メモ:三国志学会 第十六回大会 報告(2021年9月5日)

※新規関連記事 三国志学会 第十八回大会 三国志大文化祭2023(東京2023年9月3日日曜日)

※次回記事
 メモ1:三国志学会 第十八回大会(2023年9月3日)
 メモ2:三国志学会 第十八回大会(2023年9月3日)

 研究報告の13時10分から15時40分までを予定している研究報告の3報のうち2報が終わり、最後の1報の時間が来る。

 新津健一郎(日本学術振興会特別研究員PD)
 「禹の伝承からみる後漢・三国期四川の地域文化」

 地域社会史が専門とのこと。B5の冊子の形式で表紙+15ページあるレジュメ。冒頭の禹の説明で、「禹歩」がでてきた。

※関連記事 2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感3

 まず「禹生石紐」説について、禹が西方の石紐(せきちゅう)に誕生した説。『続漢志』郡国蜀郡広柔県劉昭注の「帝王世紀」や「華陽国志」が引かれる。この説についての先行研究、真偽について。1930-40年代の古代史研究、20世紀後半の地域史研究→現代の地名に同定している。・説話の意義/背景:羌族の来歴に関する研究、先秦史の検討/再構成→疑問点p.2・どのように文献に記述が残ったか ・地域性/時代性を想定できないか
p.2第一章 禹の出生をめぐる漢代の諸説と「石紐」:史記本紀では禹の生地が書かれていない。注にいくつか書いている。「禹生石紐」説の初出とされている。『史記』巻十五 六国年表に(父が)「西羌」と。p.4『淮南子』、禹が石から生まれた(別の人?)→『漢書』にもある。『易林』石夷の野から生まれた、と。p.5楊雄の時代以前には「石紐」が確認できない。
 p.5第二章 「禹生石紐」説の分析 後漢末の資料から。西晋の『帝王世紀』から
 p9 第三章 後漢・三国期の四川地域と禹の伝承 『華陽国志』に組み込まれる。お話が出てくる理由。地方政権と遠隔支配が繰り返される。アピールが必要だった。→由緒ある地域である。
 質疑応答、会稽の影響は?→劉向の『新書』にでてくる。 柿沼先生より。石でつくるお墓の文化が四川にある。→考古学、どこまでさかのぼれるか。文献史学 いつまでつづいたか。ネットより。司馬炎の動き。→そこまで考えてなかった。譙周のは西晋まで及んでいたことは確か。成立した年代を具体的に特定するのは難しい。

◯休憩(15:40~15:55)→16:00-16:10

◯講演(15:55~16:55)
 中川諭(立正大学文学部教授)
 「『三国志演義』の新発見資料――「『三国志演義』版本の研究」その後」

 配布資料はB5片面印刷1枚2ページ(※短く箇条書きでまとまっているので、以下のメモもそこからの丸写しになりがち)。まず『『三国志演義』版本の研究』(汲古書院1998年12月15日)の紹介。

・三國志演義版本の研究 - 株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/book/b10114.html

 1993年の博士論文を加筆修正。2010年8月に中国語版。上海戸籍出版社 原稿料はでないが出版できると。
レジュメに成果が箇条書きされている
・32種類の版本 11の挿入説話の発見(10は中川先生)。1つは小川環樹先生
・嘉靖本から毛宗崗本成立まで数段階ある(それまでは嘉靖本以降同じと)
・12の挿入説話(関索以外は新発見)
・版本は大きく3系統に分かれる。二十四巻系、二十巻繁本系、二十巻簡本系-志伝グループ・英雄志伝グループ
・各系統ごとの諸本の相互関係
・三系統の分岐の過程
・六巻本の存在と特徴 康煕五年以降
・系統図 1993年、あるいは1998年当時としては最高水準。これで一段落でしばらく版本研究から離れていたとのこと。
「漢寿亭侯」「桃園結義」「関雲長単刀会」「英雄論」
その他、三国志平話 幸田露伴 国語教科書

※関連記事 月刊 DaGama 1997年5月号

版本研究にとって大きな動き 1 版本のデジタル化 2001年

※関連記事 2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感4

2 『『三国志演義』版本の研究』執筆時には見られなかった資料を見ることができるようになった
 科研費が使える、海外へ出かけることに躊躇なくなった。図書館などの機関が画像データ公開(ドイツの図書館とか)
→この2について公開
周曰校乙本 イェール大学 丙本は名古屋とか

※関連記事 三国志学会 第十三回大会(2018年9月15日土曜日)

存在が知られながら前著で閲覧・調査できなかったもの
・上海図書館蔵残葉 表紙を補強する紙に太史慈とか文字が見える わずか二葉
・遺香堂本(イェール大学)
・英雄譜本 筑波大学、二刻
・美玉堂本 (アンナ・アマリア公爵夫人記念図書館)
前著以降の新発見・存在を知ったもの
二十四巻系 ・周曰校甲本(中国社会科学院→写真取れない 朝鮮覆刻本)
      ・遺香堂原本
二十巻繁本系 なし
二十巻簡本系 志伝系グループ 九大20巻本(九州大学)※総スキャンしたと →今回の『三国志研究』へ

※関連記事 三國志研究第十七号(2022年9月4日発行)

 穎傑本、所有者の名前から、
簡本系「英雄志伝系グループ」(さらに2つにわけられる)
 a.純粋な『三国英雄志伝』
 b.「先繁後簡」小グループ
 張青松己本(コロナで大学で購入できなかったので、張さんが買ったもの)
 先繁後簡の六巻本
   6巻本の12巻本…12巻の終わりに6巻本終わり、とあると。
 c.どちらの小グループか不明
 巻一で判定するが、巻一がないとどの小グループか判定できない。
 同じ所に割れ目がはいっていて、立正大学本と天理本は同刻。庄の時の割れかたから立正大学の方が後?

康煕五年(毛宗崗本成立)以降 もっとも普及したのは英雄志伝グループ

先繁後簡と二十四巻系と思ったより密接な関係にある。鄭喬林本の三顧礼の場面の分析から。劉備のセリフが童子のセリフになっている。
 →系統図をもう一度見直す必要があった。 現存しない部分を再検討の必要あり。
「次回おたのしみに!」三国志演義よりか、

◯閉会挨拶(16:55~17:00)


 というわけでさっさと会場を阿斗にした。帰りはリッチに新幹線指定席で帰る。意外と発車まで時間がなかった。9月6日火曜日、2020年12月18日NHK BSプレミアム再放送「ガンダム動く」を見る。横浜の山下ふ頭 日本最大のトルクを持つ減速機を開発とかなんだか生々しいのをきくと、実現まで程遠いのだな、と。下記のブログ記事を見る。下記から引用するに「ペルソナシリーズはSONY向けの方だぞ/セガ向けはデビルサマナーシリーズだ」 そういう分け方だったんか。

・中国オタク「異世界おじさんって現代のセガのゲームは遊ばないの?」
http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/52146241.html
※2022年09月06日19:25

※関連記事 メモ:TSUNAGU-甦るモノたち-(愛知県 刈谷市歴史博物館2022年7月16日-9月4日)

 9月7日水曜日、DAZN SERIE A FREAKS #40 DERBY DI MILANO 振り返り。監督の指示や選手間の見るべきポイントもお二人が解説してくださるのでとてもおもしろいな。UCL Day 1 ザルツブルグ×ミラン 先制されて追いついたが勝ち越せずドロー。「Let's face up」と書かれたTシャツを着て、歩きスマホをする日本の日常。20時14分、三国志ニュースの記事「「古典中国」における史學と儒教(2022年6月23日出版)」を一通り書く。19時49分、2020年12月16日WOWOW放送映画「カツベン!」を見る、そこそこ面白かった。さっきモスに行って告知を見たので、14日から。モスバーガー初の月見がまさかフォカッチャでまさかセーラームーンとコラボで、まさか「月見にかわって、おいしいよ。」ってキャッチフレーズがあるとは思わんかった。9月9日金曜日、8時41分出発。9時10分歯医者。症状と治療箇所が一致しないとしつつ、とりあえず虫歯をなおしてもらった。三国志学会、年会費一般で2000円、役員で4000円。役員でも他の学会よりえらく安い価格設定。本気で一般に門戸を開きにかかっている、という勝手で無責任な感想。10時12分烏丸駅発。三国志ニュースの記事「美周郎がはなれない 連載再開(Matogrosso 2022年9月1日-)」を書く、10時45分淡路駅 仕上げる。10:53十三駅発。三国志ニュースの記事「俺の三国志(東京都阿佐ヶ谷 2022年9月11日)」を書く、11時23分、高速神戸駅で仕上がる。12時ぐらい?ちゃんごくし到着。みごとにWiFiつながらない。おかげで三国志学会話をしたり、『三国志と日本人』の読書が進んだり、お茶を楽しんでまったりしたり(サクサクと二喬のセット)。そういや、行きの山陽領域で阪神の甲子園100周年記念列車(2024)に遭遇しやしたぜ。マンガ作品ともコラボしているようで、作者ごとなのはわかるけど、6名の作者、はじめわからないのが多かった。プレイボール、タッチ、巨人の星、ドカベン、ルーキーズとかね。14時48分、新長田発、ひたすら東を目指す。17時18分、下記関連記事で予告したように下記論考のメモ。これがその定義にいたった理由かー。

・【論考】 日本現代マンガの百年前の起源 :輸入・翻訳から国産へ(アイケ・エクスナ)
http://mstudies.org/2022/08/16/858

※関連記事 新解釈・日本史 第8話一部 女王 卑弥呼の真実の姿とは?(TBS2014年)

上記ページから紹介文を下記に引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「絵の中で動きと音響が表現できるようになり、語り手がなくても読者に完全に理解できる物語を描けるようになった」というのが比較的一貫した歴史的過程であったので、その起源と進展を辿ることができる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 重要な指摘だね。「コマ内の音声の再現は1899年までは、」1897-1899の三年間。さらに引用。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
吹き出しを使って登場人物に会話をさせるということがいかに当たり前でないことだったのかがこの三年という間隔から一目瞭然だ(当たり前なことには三年かからない)。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1899年8月27日にルードルフ・ダークスがついに「カッツェンジャマー・キッズがママに冗談を言おうとする」題の六コマ漫画の中で、まんが史において初めて複数のコマに渡って、登場人物に音声(吹き出し)の内容が明らかに聞こえているように会話をさせる(図4)。即ちこの六コマ漫画が世界中の現代まんがの原点であると言っても過言ではない(詳しくは拙著、『The Creation of the Comic Strip as an Audiovisual Stage in the New York Journal 1896-1900』を参照)。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 18時18分、三国志ニュースの記事「三国献麺記(時間の王 所収 2021年9月16日)」をかけるところは書いた。

※次の記事 リンク:【作業/3Dモデリング】blender練習05 配信部屋のインテリアつくるぞー!青龍偃月刀モデリング【Vtuber】(YouTube2022年9月9日)

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