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中国の歴史 4 英雄たちの時代 ―孔明と三国志―(1986年8月20日発行)


  • 2016年8月18日(木) 07:55 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,896
マンガ ※前の記事 第29回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2016年8月11日-16日)

 第29回下鴨納涼古本まつりに足を運んだ、2016年8月13日土曜日。帰りは出町柳駅前の今出川のバス停で、12時10分の市バスに乗る。

・京都古書研究会
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/

 バスの中でも先ほど350円で購入した、陳舜臣・手塚治虫/監修、武上純希/シナリオ、等々力一/作画『中国の歴史 4 英雄たちの時代 ―孔明と三国志―』(中公コミックス、中央公論社1986年8月20日発行)を読んでいた。
 有名マンガ家が三国マンガに関わるのは、横山光輝「三国志」は作品自体の影響力含め別格なので、おいといて、「石ノ森章太郎」の名が前面に出ている、石森プロ/著『諸葛孔明 不世出の名軍師』(マンガ中国大人物伝 1 世界文化社1996年12月15日発行)がまず思い浮かべ、単なる名義貸しかもしれないけど、それと同じぐらいに思い浮かべるのが今回購入したマンガ作品だったので、手に入れられて幸運だった。その有名マンガ家自身が実際に描いてないこともあって、すぐには購入しようとは思わなかったので、ちょうど良い購入のタイミングだった。

※関連記事
 中国・アジア研究論文データベース(2016年1月25日公開)
 レポ:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?! ラウンド3(2014年7月26日)

※新規関連記事 陳舜臣対話集 三国志と中国(1995年9月10日発行)

 その枠からだともちろん、福井英一「少年三国志」も入るのだけどね。

※関連記事 少年三国志(1953年6月-1954年7月)

 伊藤正樹『少年三国志』(寿書房 1963年6月20日発行 A4版)と同じく128ページもあるけど、子供向けなんで一通りはすぐに読み終えてしまいそうになるので、速度を落としつつ、楽しみにとっておこうと読み飛ばしつつ。

※関連記事 少年三国志(1963年2月)

 今、p.2のもくじを下記に引用する。元は縦書き

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もくじ
1 三人の英雄手………3
  ●桃園のちかい●
2 臥竜、諸葛亮孔明…20
  ●天下三分の計●
3 赤壁の戦い…………46
  ●孔明の戦略●
4 三英雄の死…………92
  ●劉備の遺言●
5 五丈原の流星………111
  ●孔明陣没●

マオとハオの歴史探検………125
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 そうやってざっと見た印象だと赤壁の戦いをピークに持っていっている印象だった。とりあえず、夕方からの旅に備え、腹持ちする昼食にしようと、近所のインド・ネパール料理店に行く。普通に右手だけで食べるし、ご飯はいらずナンだけで充分なんで、日替わりカレーのランチを注文。700円台というお得感がある。しかし普通に本場でも食べられているレベルだという辛口を注文したはずなのに、全然辛くないや。店員のやさしさなのか、ランチタイム特有の手抜きなのか…

 それで13時前には家に帰ってきたのだけど、当時のツイートからほぼ引用するように、この本の第一印象を以下、列挙する。

 1986年という絶妙な年の出版で、少し読むと黄巾討伐の募兵の榜文を見て溜息を吐く劉備が声をかけられると『三国志演義』に忠実だけど(『三国志演義』第一回「當日見了榜文、慨然長歎」)、それは黄巾賊。戦闘開始で張飛参戦。両手で賊の顔を一人ずつ二人掴む横山光輝「三国志」オマージュ。

 劉備が先祖伝来の剣を持っているという吉川英治「三国志」要素。桃園結義は祭壇が出てこないという日本的なもの。青龍円月刀と蛇矛が初めから出てくる…ってこれ「中国の歴史」シリーズだよね?(笑)一冊なんでその次が曹操との出会い、次が荊州時代と展開が早い。このヒゲチビは周瑜?

※関連記事 久保田千太郎/作・園田光慶/画 三国志(1979年6月-1984年12月)

 ざっと見ていたので、てっきりこの3.5頭身の小さいヒゲのあるキャラクターが誰なのか明記されていないと思っていたら、初登場のロングショットでしっかりルビつきで「周瑜」と出ていた。『三国志』巻五十四呉書周瑜伝の「瑜長壯有姿貌」の新しい解釈かもね。
 この周瑜に比べれは孫権も曹操もそんなにひどく描かれていない。曹操の兜には獣の顔が描かれてある。
 あと劉備が他のキャラクターに比べ耳が大きめなのは『三国志』巻三十二蜀書先主伝の「身長七尺五寸、垂手下膝、顧自見其耳」の反映なのかもしれない…手の部分はさすがにないけど。趙雲や龐統は「マオとハオの歴史探検」にある「三国志キャラクター事典」でのみ登場。
 この巻に限らずシリーズで一貫しているのが猫のマオと鼠のハオのマスコット・キャラクターが出てくること。一応、ゆるくストーリーに絡むけど、だとしたらほぼ不老不死だ。
 「死諸葛走生仲達」で終了。結局、どこらへんが手塚治虫監修か読みきれず。登場人物の説明とか欄外の解説とか巻末の「マオとハオの歴史探検」とかが陳舜臣監修と勝手に思って…おきたい。

※次の記事 KOEIならぬKEIO boyのたまり場だった | リスペクト記事(第3回)田町駅西口店(2016年8月14日)

※追記 ドラえもんで関羽(2016年9月9日)

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