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メモ:立正大学大崎キャンパスと大東文化大学板橋キャンパスの往復
※前記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート2(2008年9月14日) ※以下の文はほぼ『三国志』と無関係。 2008年9月14日11:30。国際学術シンポジウム「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開―魏晋南北朝史像の再構築に向けて―」の会場である立正大学大崎キャンパス11号館5階1151番教室で一般聴講していた清岡は席を立ち、外に出る。 ・立正大学 http://www.ris.ac.jp/ というのもの三国志学会の年会費を払い『三國志研究』第3号や「三国志学会 第三回大会」のレジュメを手に入れるべく、その会場となる大東文化大学板橋キャンパスに向かうためだ。別に会費の支払は郵送等で行えば良いんだけど、ここは敢えてネタとして払いに行こうかと前から思っていた。そのネタというのはこの記事を見ている人が勝手に意味を読みとるってことも含まれる(笑)。 しかし、「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」の「与北魏平城京畿城邑相関的石刻史料的整理与研究工作」以降の発表を聴けないのは残念なんだけど、まぁ清岡の興味のない時代なので良いのかなぁ、と(より正確には興味のない時代であるため少しも消化する自信がない)。後で気付いたんだけど、発表は母国語で行われ日本語訳もないため、中国語も韓国語も理解できない清岡には特に後悔することでもなかったんだけど。 数分掛けてJR大崎駅に向かい、11:39、そこから山手線渋谷方面行に乗り込み、12:06巣鴨に到着し降りる。12:14、都営三田線(西高島平行)に乗り込む。 今回の旅に合わせ、塩沢裕仁「洛陽八関とその内包空間-漢魏洛陽盆地の空間的理解に触れて-」(『法政考古学』第30集記念論文集)のコピーと落合淳思『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)を借りたんだけど、前者は前日の高速バスの中で一通り読んだため、列車の中では後者を読んでいた。元々、店頭で少し立ち読みして面白そうだなと思っていたんだけど、借りれる当てがあったんで、買わずに借りてこの日に読んでいた。列車の中でその新書を読んで楽しんでいるんだけど、脳の別の片隅では、そう言えば店頭で見かけた後、ネット上のいろんなブログでこの本のことを取り上げていたことを思い出していた。互いに関係性があまりないいろんなブログで同じ本のことが取り上げられること、つまりブログ群に同報性が潜んでいるだな、と興味を抱く。同じような趣味を持っているから当たり前かもしれないが、見かけ上(何かのブログを参照したとかなく)、それぞれ独立しているブログが同じ報せを取り上げる現象は面白い。それにこの本に関してそれぞれのブログでは感想なり書評なりが書かれており、どれも読んでいて楽しめるし、総じて多角的にその本について知ることができる。ところが別のジャンルや層のブログ群を見て回ると、こういった楽しみ方ができなくなってしまうこともある。どこの層かはここでは特定するようなことは書かないが、最近では、北方謙三先生が今度は『史記』を題材にして書くとか、少し前ではキャナルガーデンの人物像とかを取り上げたブログ群の極端な例では、それぞれのブログ(あるいはSNSの日記)で独立して報じている点では前述の本の事例と同じなんだけど、ブログ記事で書かれている内容は単に事実が述べられ、一言端的な感想(というか動物的反応)が添えられているぐらいで総じて無個性であるため、前述の事例のように同じことを報せていても見て回って楽しむことができない。さらにはあたかも第一発見者のようなテンションで書かれるとげんなりした気分になる。その層のブログ群の中で互いに情報のやりとりがあれば、互いに意識するものだから個性が出てきて、その無個性が変わるかもしれないと何となく思っている。だけど、あるブログの書き手とそれとは別のブログの書き手の趣味趣向が互いにとても似ていて、互いに似ている記事を書いているんだけど、まるで別の国、別の世界に住んでるかの如く、互いに交流しているどころか認知している気配もない、そういうことは多々見かけるんで、いつまでも見かけ上、別々の閉じた系に居るんだろうな、と予想が付く。まぁ、ブログがネットのコンテンツの中でもより私的なものと認知されているならば、そういう現象が起こるのも道理なのかもしれないし、部外者がとやかく思うことでもないんだろうけど。どちらにせよ、清岡の脳の大半では『甲骨文字に歴史をよむ』を読みつつ、脳の局所的なところで「ブログの同報性キモい」というフレーズがぐるぐる回っていた。もちろん自分に向けたフレーズでもあるんだけどね。 ※追加 古代中国の虚像と実像(2009年10月20日) そうこうしている間に12:31、西台駅到着。同じ東京都内と言うのに、最寄駅に着くまで一時間もかかってしまうなんて、と悪態をつきながら、そこから大東文化大学板橋キャンパスに向けて歩く。清岡は「学会の類ではスーツ」と決めていたものだから、この日はスーツ。大崎駅に行くまでもそうだったんだけど、炎天下の中、スーツ姿で歩いているためか、汗がダラダラ出てきて、歩きながらも何度もハンドタオルで顔をぬぐっていた。少なくとも次の公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」ではカジュアルな服装で行こうと決心する。おまけにこの日は前日の諸葛亭とホテルの無料パン以来、何も口にしていない。すでに一周回って特にお腹が減っているわけではなかったんだけど、道中の欧州カレー専門店の店頭で売っているカレー弁当が妙に美味しそうに見えていた。 10分余りで大東文化大学板橋キャンパスに到着。 ・大東文化大学 http://www.daito.ac.jp/ 会場となる多目的ホールは過去の三国志シンポジウムでも三国志学会大会でも使われたことがないため、どこにあるのかしばらく目が泳ぐ。そうすると道しるべを見かけ(写真のようになぜか「三国志シンポジウム」の絵が使い回しされていた)、意外と近いところにあった。昨年、三国志学会 第二回大会で見かけた方が受付をやっておられ、そこで支払を済ませ、『三國志研究』第3号や「三国志学会 第三回大会」のレジュメを手に入れ任務完了。あとで気付いたんだけど、「三劉」の発表のレジュメが1/4から3/4ページまでしかなくこれは4/4ページが抜けているのか、それとも元からないのかよく解らなかった。 ・超級三国志遺跡紹介ホームページ≪三劉≫ http://kankouha.cool.ne.jp/ 会場内へ入る。広めの会場だけど、休憩中なのか、人が4,5人しか居らず、前方のスクリーンでは映画『レッドクリフ』の予告編2分33秒バージョンが繰り返し流れていた。とりあえず画面が写り込まないように映像が流れていないときに、会場の様子をデジカメで撮る。 後から考えると戻っても清岡の理解の範囲外の発表であるため、しばらく三国志学会大会の会場に留まっても良かったが、そういう考えに及ばずすぐに踵を返し、西台駅を目指す。 13:04、西台駅発都営三田線(白金高輪行)に乗り込む。13:21巣鴨駅着。13:26、山手線池袋行に乗り、13:54大崎駅到着。14時過ぎ、立正大学大崎キャンパス11号館5階1151番教室に戻る。五番目の発表の途中だった。 15:40に七つの発表が全て終了し、15分の休憩を挟んでパネルディスカッションとのこと。 休憩時間になるとすぐに教室を出る。5階エレベータ近く、エレベータ出て右側に今回、汲古書院が出店していることが目に付いていたので、直で底へ足を運ぶ。もしかすると前日、神保町で購入できなかった『漢代都市機構の研究』が置いてあるのではないかという期待を元に並んでいる書籍を見ると、有ったんで、迷わず手に取り購入する。ふと見ると全品二割引ということで結果的に得した状態だった。ちなみに『狩野直禎先生傘寿記念 三国志論集』も置いてあった。 チラシをいくつか貰ったけど、高村武幸『漢代の地方官吏と地域社会』というのが面白そう。以前、サポ板で話題に出ていた「秦漢代地方官吏の『日記』について」も収録されているしね(あと長沙呉簡関連の論文も執筆されている方のようだ)。まずは『漢代の文物』や『漢代都市機構の研究』と同じく図書館で借りてきて、よく使うようであれば購入という流れになるね。 ※追記 『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75 2008年) しばらく書籍コーナーでうろちょろしていると、しずかさんと会ったんでしばらくしゃべる。昨年の三国志学会 第二回大会以来。 というわけで時間が来たので、教室に戻る。 ※次記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート3(2008年9月14日) ※追記 魏晉南北朝史研究会 第13回大会(2013年9月14日) ※追記 孫呉政権と国史『呉書』の編纂(2014年3月)
: 清岡美津夫
2008年9月24日(水) 00:04 JST
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2007年1月5日 100人の偉人 天才編(日本テレビ系列の番組)
日本テレビ系列で2007年1月5日金曜日の21時から2時間半程度にわたって「超大型歴史アカデミー 100人の偉人 天才編 ~ニッポン人が好きな100人の天才~」という番組が放送される。 ・100人の偉人 天才編 ~ニッポン人が好きな100人の天才~ http://www.ntv.co.jp/ijin/ これは昨年、5月7日と9月23日に放送されたものの第三弾。 ・2006年5月7日 ニッポン人が好きな100人の偉人(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/355 ・2006年9月23日 100人の偉人2 美女編(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/416 <3月29日追記> 英雄編は2007年3月30日放送。 ・2007年3月30日 ニッポン人が好きな100人の偉人 英雄編(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/546 ※追記 ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010(2010年1月2日) <追記終了> 今回はネット投票の選択肢に政治家に卑弥呼、武将・軍人・剣豪に諸葛孔明と、すでに三国志の人物があげられていたし、インターネットTVガイドの番組表には 1位は孔明?尾崎豊?ダビンチ?エジソン?松田優作?坂本龍馬? と書かれていたので三国志関連の人物が上位に来るのは期待できるかもしれない。 <1月5日追記> 1位アインシュタイン、2位レオナルド・ダ・ヴィンチ、3位エジソン、4位諸葛亮、5位野口英世 第4弾は英雄編とのこと(サイトには「100人の偉人 歴史を変えたヒーロー・ヒロイン編 ~日本人~が好きなヒーロー・ヒロイン~」)。すでに投票ができて選択肢にある三国志の人物は政治家に卑弥呼。それ以外には選択肢がないのが珍しい(諸葛亮もない) http://www.ntv.co.jp/ijin/index.html <1月5日追記というか実況> オープニングのVTRでいきなり「諸葛孔明」って背表紙の本がちらっと出てきたと思ったら、予告のVTRで芸人の博多華丸さんがクイズ番組「パネルクイズ アタック25」での児玉清さんの物まねをする背後に、明代の王圻/編『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい絵があった。 一回目で68位だった曹操は今回、 90位 曹操(三国志時代の魏王) とのこと。三国時代じゃなくて、「三国志時代」っ何? 一回目で44位、女性限定の二回目で31位の卑弥呼は今回、 54位 卑弥呼(邪馬台国女王) とのこと。 一回目で28位だった諸葛亮は 4位 中国の天才軍師 諸葛孔明 181~234 とのこと。肖像はやっぱり『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい絵。 ナレーション「そして第四位は中国の天才軍師 諸葛孔明 推薦人はこの人」 推薦人「諸葛孔明と言えば三国志で有名な天才軍師なんですが、数々のひらめきでピンチをアタックチャ~ンス 変えてきた人物なんですね まさにお見事!としか言いようがない天才なんです」 ナレーション「三国志にも登場する諸葛孔明 蜀の王である劉備に仕えたIQ.200の天才 10万の軍よりも孔明1人が必要 といわれた」 ※出典なんだろ? ナレーション「本日はそんな孔明の天才的なエピソードをクイズ形式で出題していきます!」 パネルクイズ アタック孔明25 ※以後、司会として博多華丸さん演じる児玉清さん役、問題出題アナウンスとして日テレアナウンサーの松本志のぶさん、回答者として、博多大吉さん演じる「蜀の王・劉備」役、「魏の王・曹操」役、呉の王・孫権役、あと応援席には劉備の嫁と息子(劉禅?)がいてクイズ・コントが続く
...
: 清岡美津夫
2007年1月 4日(木) 22:19 JST
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メモ:『アナログの力』展 小林智美(大阪11月3日-21日)
※前の記事 とくしまバーチャルパビリオン 英子・孔明の阿波おどりステージ 月見英子バーチャルライブ(YouTube2022年11月3日・6日) 2022年11月13日日曜日、9時12分出発。出町柳駅9時47分発、京阪本線特急(プレミアムカー連結)(淀屋橋行)に間に合う。10時40分、北浜駅着、大阪メトロ堺筋線に乗り換え、10時55分、日本橋駅で降り、ひたすら雨の中、堺筋を南下する。11時の開店前に、大阪府大阪市浪速区日本橋4-10-2 こみっく軸中心派 日本橋店内 アールジュネス日本橋に到着。下記関連記事にあるように、ここで「『アナログの力』展 小林智美」が開催されているとのこと。下記ページに象徴的に掲げられるのは小林智美さんによる孔明の絵、江森備「私説三国志 天の華・地の風」の挿絵に使われている。 ・アールジュネス・軸中心派・E☆2-えつ- https://artjeuness.jp/ ・『アナログの力』展 小林智美 | https://artjeuness.jp/contents/474/ 関連記事 『アナログの力』展 小林智美(東京2022年10月6日-24日、大阪11月3日-21日) ・小林智美公式サイト 花の歌 http://www.kobayashi-tomomi.com/ 関連記事 メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊 CD 私説三国志 天の華・地の風(2011年10月28日)
: 清岡美津夫
2022年12月19日(月) 00:40 JST
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恋姫†無双(こいひめむそう)
何か騒がしいと思ったら、これか! NEXTON Official Homepage 「TacticsNET」 http://www.tactics.ne.jp/ ※18歳未満は閲覧禁止だそうな。 ここのブランド「BaseSon」のところに 恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~ (ジャンル 妄想満載煩悩爆発純愛歴史AVG 対象年齢 18歳以上) って製品の情報があり。2006年冬発売に向け鋭意制作中だそうな。 しかし、近い将来、関羽でイメージ検索するとまたえらいことになりそうだな。 <追記> 発売は2007年1月26日とのこと ※追記 『真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~』 ※追記 いけ!いけ!僕らの『恋姫†無双』(2007年4月25日、2008年8月15日-) ※追記 Web恋姫†夢想(2010年12月20日) ※追記 サイト「同人用語の基礎知識」で三国志関連 ※追記 CR恋姫†無双(2011年12月) ※追記 秋葉†無双 ~ドキッ★otakuだらけの秋葉原120%活用ガイド~(2009年7月18日) ※追記 女諸葛亮(2015年10月27日-) ※追記 神戸南京町広場四阿 彫刻
: 清岡美津夫
2006年6月27日(火) 23:10 JST
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ブースターパック「OS:真・恋姫†無双」(2009年7月11日)
KBS京都で『懺・さよなら絶望先生』(アニメ)を見ようと思ったら、直前にCMが入っていたのでメモ。 ・株式会社ブシロード http://bushiroad.com/ 株式会社ブシロードがどんな会社かというと、上記サイトのmetaタグのDescriptionを下記へ引用することで説明の代わりとする。 --引用開始----------------------------------------------------- TCGヴァイスシュヴァルツ、サンデーVSマガジン他トレカやグッズなどの取扱い、木谷高明でおなじみの株式会社ブシロードです。 --引用終了----------------------------------------------------- ここでいうトレカ(トレーディングカード)について。 2009年7月11日にChaos ブースターパック「OS:真・恋姫†無双」が発売されるという。1パック8枚入り330円、1ボックス20パック入り6600円。 「真・恋姫†無双」は何かというと説明が面倒なので、下記関連記事参照のこと。 ※関連記事 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 ※追記 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD ※追記 ブロッコリーの『真・恋姫†無双』製品 ※追記 OS:真・恋姫†無双 ~萌将伝~ 1.00(2010年12月4日)
: 清岡美津夫
2009年7月 9日(木) 01:53 JST
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江森備「私説三国志、復刊を語る」(『活字倶楽部』2007年秋号)
下記の『コミック三国志マガジン』のブログ記事を見ていると、『活字倶楽部』2007年秋号に江森備先生のインタビューが載っていることに気付く。 ・第5回配信開始&あの名作復刊!? http://www.comic-flapper.com/3mgz/blog/?p=46 ・コミック三国志マガジン 編集部が出師の表 http://www.comic-flapper.com/3mgz/blog/ ・コミック三国志マガジン http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html <参照>コミック三国志マガジン(2007年9月27日配信開始) http://cte.main.jp/newsch/article.php/702 『活字倶楽部』とは雑草社から出ている雑誌で、2007年10月25日に発行された2007年秋号の巻頭特集「乙女と隠れ婦女子のための読書案内」にて、「私説三国志、復刊を語る」という江森備先生のインタビューがあるらしい。詳しくは下記、雑草社のオフィシャルサイトへ。 ・雑草社*OFFICIAL SITE http://www.zassosha.co.jp/ タイトルにある「私説三国志」とは、雑誌『小説ジュネ』13号(1985年6月号)に載り始めた江森備/著『私説三国志 天の華・地の風』という小説(その掲載時のタイトルは『わが天空の龍は淵にひそみて(前編)』)。ここ三国志ニュースでも過去、復刊の記事として取りあげたので、詳しくはそちらを参照(下記リンク先)。 ・メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊 http://cte.main.jp/newsch/article.php/560 それで余談ながら、話を『コミック三国志マガジン』のブログ記事に戻すけど、そこのブログ記事には漫画の『STOP劉備くん!』は元々、『私説三国志 天の華・地の風』と同じく『小説ジュネ』で連載されていたこと(『STOP劉備くん!』は23号、1987年2月号から)が言及されていない。これは単に忘れていたのか、それとも「○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ」的な契約に絡んだもの(?)なので敢えて言及しなかったんだろうか。まぁ、部外者としてはどうでもいいが。 <12/14追記> ・復刊ドットコムblog http://blog.book-ing.co.jp/ ・『活字倶楽部(2007年秋号)』(雑草社)にて『私説三国志 天の華・地の風』の江森先生インタビューが掲載されてます! http://blog.book-ing.co.jp/message/2007/10/2007_b7d7.html
: 清岡美津夫
2007年10月30日(火) 22:24 JST
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呂布が起つ!(コミック三国志マガジン)
・Yahoo!コミック http://comics.yahoo.co.jp/ ・Yahoo!コミック(コミック三国志マガジン) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/sangokushi_0001.html ・株式会社メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/ ・コミック三国志マガジン http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html 上記「Yahoo!コミック」(コミック三国志マガジン)を見ると、『コミック三国志マガジン』Web版で2009年3月5日より島崎譲/著『呂布が起つ!』の連載が始まったようだ。下のは作者公式サイト ・SAGA ~島崎譲の世界~ http://www.areasw.com/saga/ ※関連記事 三国志群雄伝 火鳳燎原 8巻(2009年3月23日) 電子書籍のダウンロード
: 清岡美津夫
2009年3月 5日(木) 21:39 JST
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歴ドル小日向えりの恋する三国志(2009年3月10日)
サイトの網羅性を少し高めるためもあって情報中継。 ・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・歴ドル小日向えりさんの三国志本 (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1102 上記サイトの上記ブログ記事によると2009年3月10日に青志社から『歴ドル小日向えりの恋する三国志』が出るそうな。1200円(税別)。書籍のプロモーションに「レッドクリフ」(商標登録番号:第5165786号)のブランド力が有効活用されている模様。下記の出版社のサイトではまだ情報が出ていないけど、おそらく発売日あたりに出てくるんだろうね、よくあるパターンで。 ※関連リンク ・株式会社 青志社 http://www.seishisha.co.jp/ ・小日向えりオフィシャルブログ「ひなんこフォトブログ」 http://yaplog.jp/hina-photo/ ※追記 歴ドル・美甘子presents『レッドクリフpart2』公開記念三国志ナイト(2009年3月23日) ※関連記事 三国志サイトでの外部寄稿による連載コラム 赤兎馬×レッドクリフ 三国志の宴スペシャル!(2008年10月10日)
: 清岡美津夫
2009年3月 7日(土) 11:30 JST
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三国志学会 公開講演会(2009年9月6日)
※関連記事 三国志学会 第四回大会(2009年9月5日龍谷大学) 以前、上記記事にあるように2009年9月5日に龍谷大学(京都)にて「三国志学会 第四回大会」があることをお伝えしたんだけど、そのプログラムと共に、別の学術イベントが発表されていたので、取り急ぎ情報中継。 2009年9月6日日曜日に14:00から17:30まで、東京の二松学舎大学 九段キャンパスにて「三国志学会 公開講演会」があるとのこと。講師に渡邉 義浩先生と満田 剛先生。 ・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ 上記「三国志学会」サイトの「大会ご案内」ページから下記へ講演会内容を引用。 --引用開始----------------------------------------------------- 公開講演会 日時:2009年9月6日(日)14時~ 場所:二松学舎大学 九段キャンパス 中洲記念講堂 (東京都千代田区三番町6-16) http://www.nishogakusha-u.ac.jp/a7.htm ○講演 14:00~15:30 満田 剛 (創価大学非常勤講師、大三国志学術アドバイザー) 「「大三国志展」と日中の“三国熱”」 16:00~17:30 渡邉 義浩 (大東文化大学教授、レッドクリフ日本語版監修) 「レッドクリフと三国志」 ※懇親会を予定しております。 --引用終了----------------------------------------------------- ※関連記事 三国物語の飛躍 ―三国志からレッドクリフへ―(2009年6月1日) 文化カレッジ講座「三国志をたどる~正史と小説の狭間~」 ※追記 『レッドクリフ』と三国志(『人民中国』2009年7月号) ※追記 歴史に学ぶ(ダイヤモンド社) ※追記 TOKYO NEWS MOOK『レッドクリフ』関連(2008年10月2009年3月) ※追記 『大三国志展』帰国匯報展 ※追記 三国志演義の世界(2010年4月9日より第2第4金曜) ※追記 三国志学会 第五回大会(2010年9月11日土曜日 二松学舎大学) ※追記 三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日) ※追記 三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日) ※追記 京都で哲舟さんを囲む会(2013年2月5日)
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: 清岡美津夫
2009年6月25日(木) 01:42 JST
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隔週刊 三国志DVD&データファイル(隔週木曜日2015年10月1日-)
※関連記事 三國志13(2016年1月28日) 上記関連記事を書く際に知ったこと。 ・三国志DVD&データファイル│講談社 http://ent.kodansha.co.jp/3594/ ※8/24追記。ページタイトルを「三国時代の100年を網羅した大型企画この秋創刊!│講談社」→「三国志DVD&データファイル│講談社」に変更 上記サイトによると講談社により、2015年秋に『隔週刊 三国志DVD&データファイル』が刊行されるという。売り文句は「血湧き、肉躍る!一大スペクタクル開幕!三国時代の100年を網羅した大型企画」。※6/14追記。今、上記サイトにアクセスするとすっかり「隔週刊 三国志DVD&データファイル」の文字が消されているので、もしかしてタイトルも含めいろいろ変更になるかもしれない。「DVD付き」という旨は売り文句に依然含まれている。
: 清岡美津夫
2015年5月26日(火) 18:08 JST
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『SmaSTATION!!』「月イチゴロー」で『レッドクリフ Part II』(2009年4月25日テレビ朝日)
2009年4月18日の『SmaSTATION!!』(スマステ)を見ていると、来週の予告があって、SMAPの稲垣吾郎さんが映画について評価する「月イチゴロー」のコーナー(GWスペシャルだそうな)に映画『レッドクリフ Part II』がとりあげられるという。「Part I」のときは取り上げられなかったので、(政治力が働くかどうかも含め)今から楽しみ。 テレビ朝日系列で2009年4月25日土曜日23:00から一時間枠の『SmaSTATION!!』。 ・テレビ朝日 | smaSTATION!! http://www.tv-asahi.co.jp/ss/ ※関連記事 呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ 『SmaSTATION!!』でトニー・レオン出演(2008年10月18日テレビ朝日) ※追記 『シルシルミシル』で「横山三国志」(2011年3月30日) ※2010年2月3日追記。HDDレコーダーに入れっぱなしで見るタイミングをすっかり逸していたけど、見るものがなくなったので、ようやく見る。全部1位になる作品という前置きと共に5作品中、4位。同盟を組んで、赤壁で戦って、曹操と決着付けて、それだけのストーリーでI、IIで四時間は長すぎる、とのこと。また戦闘は引きのシーンが多すぎる。そのため戦場の恐怖感が表現できていない、という。的確で今さらながら非常に驚いた。政治力は働かなくて良かった。
: 清岡美津夫
2009年4月19日(日) 00:33 JST
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メモ:三国志ニュースの記事が出来るまで
※前記事 プレ:三国志ニュースの記事が出来るまで 前置きは前記事で充分にやったのでいきなり本題。 私が三国志ニュースの記事の多くを書くに当たり、頼りにする情報源はRSSフィード、カレンダ、アクセス解析の三つ。 あくまでも私流なので、さらに効率の良いやり方があれば導入したいところ。 というわけで個別に以下、紹介。
: 清岡美津夫
2009年1月17日(土) 12:20 JST
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EX周瑜(『レッドクリフ Part I コレクターズエディション』)
※関連記事 レッドクリフ PartⅠコレクターズ・エディション(2009年3月11日) すでに上記記事に追記したんだけど、話題性が高いため改めて記事を起こす。 ・三国志大戦3公式サイト http://www.sangokushi-taisen.com/ 上記「三国志大戦3公式サイト」の2009年2月27日更新分によると、2009年3月11日に発売する『レッドクリフ Part I コレクターズエディション』に『三国志大戦3』(アーケードゲーム)のエクストラカードが同梱されるとのこと。追加封入特典をまとめると。 ◆「三国志大戦3」オリジナル武将カード (EX周瑜) ◆「真・三國無双 MULTI RAID」特典付きチラシ (ゲーム内アイテム用パスワード記載) ということになる。EX周瑜はもちろん映画『レッドクリフ』でトニー・レオン演じる周瑜のイラスト。さらに詳しく、どうなのかというと、上記サイトから下記へ引用する。 --引用開始----------------------------------------------------- 三国志を題材とした作品からの初のEXカードのフレームはレジェンド仕様。 使用できる計略は三国志大戦3内でも絶大な火力を持つ破壊力抜群の「赤壁の大火(REDCLIFF)」。能力も「R周瑜」と同じとなります。そのほかにも、初回限定版「レッドクリフPart1コレクターズエディション」には様々なオリジナルグッズが同梱されております。 --引用終了-----------------------------------------------------
: 清岡美津夫
2009年2月28日(土) 15:01 JST
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コスプレイヤーズアーカイブ(SNS)
某検索サイトの管理グループで教えて貰ったこと。 何かというと、下記のように「コスプレイヤーズアーカイブ」というSNSがあると言う。2006年7月21日オープン。それで参加人数はのべ人数なんだろうけどそこにある「コスプレスーパー検索」の数字を信じるならば25696人(2009年8月20日現在)。 ・コスプレイヤーズアーカイブ --コスプレ専門ソーシャルネットワーク(SNS)-- http://www.cosp.jp/ それでどんなサイトかというと、とりあえずの説明が面倒なので、例によってmetaタグのdescriptionを下記へ引用。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国内最大のコスプレ専門SNS。コスプレ画像、日記、コスプレ衣装、同盟、フリマ機能を通じて交流が可能。PC・モバイル両対応。コスプレイベント開催情報の無料掲載も。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このサイトを運営しているのは下記のようなところ。 ・有限会社ふわり【WEBアプリケーション制作・システム開発・サーバ運用保守】 http://www.fuwari.co.jp/ それで何が「三国志」と関係があるかというと、「コスプレスーパー検索」の「漫画・アニメ」のところのTOP200作品に「まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん」の文字が見え、「ゲーム」のところで「真・三國無双5」「無双OROCHI 魔王再臨」「三国志大戦」「恋姫無双」の文字が見えた。 その他、「三國」もしくは「三国」で検索すると「ブレイド三国志」「鋼鉄三国志」の文字が出てくる。ちなみに「レッドクリフ」で検索しても同一人物による写真四枚しかない(2009年8月20日現在)。 ※関連記事 まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん 4巻(2009年1月27日) 『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)11月11日発売決定 無双OROCHI 魔王再臨(2008年4月3日) 三国志大戦3~猛き鳳凰の天翔~(2009年7月23日稼働) 『真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~』 ブレイド三国志 8巻(2009年8月22日) 鋼鉄三国志 歌劇舞台~深紅の魂よみがえりしとき(2008年9月17日) レッドクリフ(2009年8月5日DVD&Blu-rayリリース) ※追記 リンク:「Google 日本語入力」関連 ※リンク追記 ・三国志ジョーカー 【コスプレイヤーズアーカイブ】--三国志ジョーカー 同盟トップページ-- http://www.cosp.jp/comm.aspx?id=18244 ※上記ページのようにSNS「コスプレイヤーズアーカイブ」内に青木朋/著『三国志ジョーカー』の同盟ができていた。ブログ記事「2006年3月11日 プチオフ会 神田編」にあるように、『司馬懿くんの事件簿』の頃に著者の前で司馬懿くんコスプレと称してスーツを着ていた身としては専門の方のコスプレが見れる日が楽しみだ。 ※参照記事 三国志ジョーカー 第1巻(2010年12月16日)
: 清岡美津夫
2009年8月20日(木) 12:32 JST
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三国志 Three Kingdoms 各話解説(2012年4月2日-)
初回の時間が迫っているので取り急ぎ。 ※関連記事 三国志 Three Kingdoms BSフジ全話放送(2012年4月2日-) 上記関連記事で書いたように、BSフジの月曜日から金曜日までの17:00-17:55の枠にて2012年4月2日よりドラマ『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』)の全95話放送が始まる。 ・ドラマ「三国志」公式サイト http://www.sangokushi-tv.com/ また冒頭の関連記事の追記で触れたが、下記の「三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ」にて「放送終了後の18:00に毎日1話ずつ」「各話ごとの解説や名場面および、注目したい人物など」が書かれるという。 ・三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/ ・来週、いよいよ全話放映スタート。特番も必見! http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52050459.html その書き手は哲舟こと、上永哲矢さんとのことで、下記関連記事にあるように、2011年9月10日開催の「三国志フェス2011」でのステージ企画「ドラマ三国志 Three Kingdoms "違いの分かる"傑作選」で司会をされていた方だ。 ※関連記事 三国志フェス2011リンク集 ・哲舟の呑む喰う浸かる、歴史に憩う http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/ ※リンク追記 ・北米の映画祭で、レミアワードグランプリ受賞! http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52055908.html ※「第45回ヒューストン国際映画祭」だそうな。 ※リンク追記 ・ドラマ三国志 Three Kingdoms 人気投票! (※前述の公式ブログの記事) http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52072007.html ※8月13日の最終回放送終了日まで人気投票を募るとのこと。
: 清岡美津夫
2012年4月 2日(月) 00:44 JST
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赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ
・三国志ブランド「赤兎馬」 http://www.plastic-rouge.com/souten/ ・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報 http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm ※目次 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ まず右手奥の控え室からステージに登場したのはMCのDJ急行さんとセラチェン春山さん。 DJ急行さんから、赤兎馬Presents「三国志の宴3」、とタイトルコール。 DJ急行さん「下(一階)、Hey! Say! JUMP、いるらしいですからね」 と場内の笑いを誘う。その次にMCの松本キックさん登場。 松本キックさん「出てきて早々、皆様にお詫びがあります…下に居るのはHey! Say! JUMPじゃないそうです。急行くんがおもしろ三国志にガセネタを掴まされたそうです」 とさらに場に爆笑を重ねる。トークは会場のこと(地上に出たとかお台場とか)や二日でソールドアウトしたことなど言及し、場を暖める。 そして今回のイベントの主催者である赤兎馬の柄沢さん登場。 そして好例の「桃園結義」を模した乾杯へ。 スクリーン三つにその文言が映し出される。これを皆で読み上げた後、乾杯(カンペイ)するといった流れ。ちなみにBGMはアニメの『横山光輝 三国志』のオープニングテーマ「時の河」(アーティスト名:FENCE OF DEFENSE)。 「我ら天に誓う」/「我ら生まれた日は違えども」/「死す時は同じ日同じ時を願わん」/「乾杯(カンペイ)」 前回と少し文言が違った感じ。 えぇ、補足する必要はないと思うけど、『三国演義』「第一回 宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」の「念劉備・關羽・張飛、雖然異姓、既結為兄弟、則同心協力、救困扶危;上報國家、下安黎庶;不求同年同月同日生、但願同年同月同日死。皇天后土、實鑒此心。背義忘恩、天人共戮。」ってやつね、元ネタは(とここは前回のレポのコピペ)。 MCが好きな国を観衆に向け聞く。呉、魏、蜀、南蛮と順に聞いていく。清岡は孫堅ファンで後漢なのでどれも手を挙げず終い。それからおもしろ三国志さんへのいじりトーク。 そして、MCにより長野剛先生の紹介がありステージへ登場。 ●第1部 長野剛先生のお話 先生の登場で、満場拍手で会場のテンションが一気に上がる感じ。 長野先生「どうも初めまして、イラストレータの長野です。宜しくお願い致します」 その後、ステージに用意されたイスに皆、座る。 ここでMCにより長野先生のお仕事の紹介。スクリーンに現れた『三國志』シリーズの絵を指しながら、その人物画やパッケージのイラストを描かれたと紹介。 ここでスクリーンにおいてその絵に左から覆い被さるように出てきたのはなんとWikipediaの長野剛の項目。これには場内大爆笑! 松本キックさん「笑いすぎやぞ!」とツッコミ。ともかくそれが読み上げられお仕事が紹介される。すべて油絵だそうな。 (※今、この項目を見ると三國志V及び三國志VII以降なんだね。MCで1977年から1980年生まれと年代を限定した理由がわかった気が) ここでMCから質問。一番最初(※重語のまま)に描かれた「三国志」は何かというもの。長野先生曰く、○○書店(※名前失念)の三国志関係の本の表紙で劉備と諸葛亮を描いたとのこと。とにかく人物画を描きたかったとのこと。 ここでスクリーンに長野先生のイラストが映し出されて、それを中心にトークが進む。 初めは諸葛亮。実際の大きさはB2サイズ。(※ここでMCの人がおそらく今回、唯一コスプレしてきていた横光諸葛亮について言及していた) 描き方はまず簡単な鉛筆のスケッチを描いてそこから資料を集めるとのこと。あくまでもリアルな絵を描くため様々なモデルとなる写真を集めるという(手のモデルとか顔のモデルとか)。集めてトレーシングペーパーに元となる輪郭を書き、クライアントに見せ、OKが出たら、そこから描いていくとのこと。 (顔の)モデルは居たか?の質問で、例えばスクリーンに映っている諸葛亮は誰か?との問いに長野先生曰く「忘れました」。そこからタイプ別にモデルがあってという話になる。諸葛亮は優男モデルという。 長野先生が好きな人物は関羽とのこと。その理由が三国志占いで関羽だったから、とのことで場内をわかせる。というわけでスクリーンに関羽の絵が出てくる。 MC「歯並びもすごい良いですね」 長野先生「それはこの絵を納品したときに出版社の方も言ってました」 (場内爆笑) 勢いのある絵は気分を高めるので、描いている時の表情もそういった表情になるそうな。 それから次々とスクリーンに絵を出していく。劉備。その絵はどうやら分冊百科『週刊ビジュアル三国志』(全50巻)(世界文化社)の表紙絵からという(※清岡は、昔、ジョージ真壁さんがその表紙をえらく気に入っていたことを思い出していた)。ここで表紙の裏話。ポスターにも使うとのこと(※さらに後年発売された『ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い』の表紙にも使い回しされていた)。 中国の連環画を参考にしているとのこと(※道理で腹巻きタイプの鎧や小さくて堅そうな冠など『三国演義』の挿絵に出てきそうな伝統的なデザインになる訳だ、と清岡は妙に納得していた)
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: 清岡美津夫
2008年6月 4日(水) 12:10 JST
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桜多 吾作 氏、逝去 2022年12月12日
訃報です。 下記のTwitter Accountの下記のStatusによると、2022年12月12日に桜多吾作氏がお亡くなりになりました。 ・高千穂遙 (takachihoharuka) on Twitter https://twitter.com/takachihoharuka ・Twitter / takachihoharuka: きょうになって喪中欠礼葉書が届きました。 えええええ? 桜多吾作さんが、12月12日にコロナ感染で、亡くなられた? いやもう、言葉がありません。ただただご冥福を祈るばかりです。 ... https://twitter.com/takachihoharuka/status/1609499877167489024 下記のJ-Macのサイトの下記の桜多吾作氏のプロフィールによると「1948年3月16日、山形県上山市出身 漫画家」とのことなので、享年74歳でした。 ・漫画家 イラストレーター 一覧 - 漫画家 イラストレーター J-Mac https://www.i-jmac.com/ ・漫画家 桜多吾作 https://www.i-jmac.com/member/ohta-gosaku/ 桜多吾作氏のご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。
: 清岡美津夫
2023年1月 2日(月) 06:53 JST
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鳥取・燕趙園(中華庭園)
http://www.encho-en.com/ ↑燕趙園 大型連休も近いごとだし、三国志ファンにお勧めの観光地をお一つ、ご紹介。 関帝廟やら三国志城みたいにそのものズバリ、三国志ものってわけじゃないけど、変に中華に走ろうとしているところ(そんなところ知らないですが・汗)よりは全然、良いところ。 鳥取県にある(詳しいアクセスは上のサイトを参照) 「中華」を満喫できるのだ。 庭園とあって「自然」も味わい深い。 それまで潮風で痛んでいた華夏堂の修繕も終わり、2005年1月にリニューアルオープンされたとのこと。 それにともなってかサイトの方も見やすく美しく更新されているので、それだけでも要チェック。 ちなみに建物には2000以上の彩画が描かれていて、いろんなモチーフなんだけど、中には三国志演義があるので、行ったおりには探してみると良い。 http://cte.main.jp/sunshi/w/w040816.html ↑参照。。。といっても私の日記だけど(笑) ※追記 メモ:曹豹さんを囲む会(仮)(2013年5月4日) ※追記 燕趙園 彩画(三国志演義 関連) ※追記 第18回中華コスプレ大会(2015年5月9日10日)
: 清岡美津夫
2005年4月25日(月) 21:41 JST
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2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」報告
2005年7月31日に埼玉県の川越市でプチオフ会をやって、それがあまりにも楽しかったんで、じゃまた関東でやりましょうってことだった。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1699 それからUSHISUKEさんの元、話がトントン拍子に決まっていき、2005年9月3日の夕方より「赤坂 魯粛」という創作和食料理店でオフ会を行うことになった。題して「三国志納涼オフ会in東京」。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1897 三国志ファンのオフ会をするには打ってつけの店名。それにしてもなぜ「魯粛」なのか謎。 そして迎えた2005年9月3日。オフ会をやると発表されたときは、すぐに参加者が5名まで増えたんで、この調子で増えていくかな、とおもったんだけど、残念ながらそれで頭打ち。ここらへんは次回に期待したいところ。 以下の五名。 ○主催 ・USHISUKEさん http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040 ○参加者 ・清岡美津夫 http://cte.main.jp/sunshi/ ・如月雪さん ・KJさん http://sangoku.lib.net/ ・隼鶻さん 清岡にとって参加者全員は一度、お会いしたことのある人たちで特に初対面の緊張みたいなのはなかった。それは隼鶻さんも同じ。まぁそういう意味では初対面の楽しみみたいなのはないんだけど。 今回の初対面の組み合わせはUSHISUKEさんと如月雪さん、KJさんと如月雪さん。これを横からみてそういった楽しみとしよう。 15時52分、ホテルでくつろいでいると、USHISUKEさんからメール。どうやら何かアクシデントがあったみたいで少し遅れるとのこと。 16時15分にホテルを出て、地下鉄で最寄りの赤坂見附駅へ移動。ネットの地図を見て、「赤坂 魯粛」は一ツ木通り沿いにあることをしっていたんで、その駅の地図を見て、場所を方向を何となく頭に入れる。そして通りの名を確認しつつ進んでいく。 そうすると、両脇に一本の木が点々と立っている通りに出る。あぁ、なるほど「一ツ木」ね、一ツ木通りだ、と思い、その通り沿いに進むと、赤地に白い文字で「魯粛」とかかれた看板発見。近づくと、さらに大きな看板があった(右上の写真)。ここだ、と思って階段を上がると、そこは和風な入り口。まだ集合場所の店の前には誰も来てないな、と思いつつ、もう時間なのでもしかしてみんな店内? と思って、いざ店内へ。そうすると店員がやってきたんで、USHISUKEさんの名前を出して来てないかきいてみると、どうやらまだ誰も来ていないみたい。店内で待つように言われたんでしばし待つ。 ノートPCで誰からか連絡ないか、見てみる。17時7分、隼鶻さんから駅から店までの道で迷っているという連絡が届く。とりあえず一ツ木通り沿いに店があることを折り返しのメールで伝える。17時22分、店員の指示で、お座敷に移動。ここが今回の会場か。冷たいお茶を出してくれる。17時30分ごろ。店に清岡宛に電話がかかってきた模様。誰かと思ったら、如月雪さんだった。どうも用事がおしていて遅れて来るとのこと。しかし店に連絡するとはナイス機転! あとはKJさんが連絡ないな、とおもいつつ。あまりにも偶然がかさなって私が店内で一人ぼっちなもんだから要らぬ妄想がわいてくる。もしかしてもう少ししたらKJさんが赤いヘルメットをかぶって、「どっきりカメラ」とかかれたプラカードをもって現れて、後にカメラマンをひきつれつつ、私がピコピコハンマーでKJさんの頭をたたいて、最後はみんなで「どっきりドキドキ大成功!」とか言って場が爆笑に包まれるんだろうな、と思って一人ほくそ笑んでいた(※と清岡はリアルタイムで見ていたわけじゃないんで描写は正確ではありません。そもそもヘルメットの色、あってるの?・笑) そんなところへ現れたのはUSHISUKEさん。あぁ、とりあえずこれで一安心、と思いつつ、近況を話した後、早速、お互い三国志のネタを見せ合う。USHISUKEさんは村山孚/著「三国志のツボがわかる本 いまさら聞けない三国志の権謀術数渦巻く舞台裏」(パンドラ新書、日本文芸社 2005年8月25日刊 ISBN4-537-25313-4 C0222)という本をみせてもらう。後できいたんだけど、電車の中で手持ちぶさたになったんで買ったとのこと。新しい本だなぁ。 http://www.nihonbungeisha.co.jp/ 清岡は青木朋さんの漫画、ミステリーボニータの「八卦の空」(正確には一回目にあたる短編の「恋火」)とコピー本(ウェブ上の漫画「司馬懿くんの事件簿」の再録本)。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=777 http://cte.main.jp/newsch/article.php/150 青木朋さんは前回のオフ会の参加者でみなさんどんな漫画か気になったと思い。 http://cte.main.jp/sunshi/w/w050801.html そうやってまったりしていると、如月雪さん登場。挨拶を終え、早速、三人でおしゃべり。やっぱり初めは「赤坂 魯粛」の話から。如月さん曰く、三国志に詳しい店長がそういった店名にしたとのこと。だけど、その人は異動になったようで、今は店名だけ残ったようだ。異動先で新しいお店を作ってくれると嬉しいけど。「法正」とか。それで如月さん自身はどこからこのお店のことを聞きつけたかというと、ムック本の「別冊宝島1133 三国志 僕たちの英雄伝説」からとのこと。そこには他にも仲達(なかたつ)というお店もあったって話笑) http://cte.main.jp/newsch/article.php/168 そして清岡からは三国志城のイベントの第三回三顧会の話。朝一の自己紹介の段階ですでに30名を超えていたほど盛況だったって話。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/157 参加者の中には「コミック三国志マガジン第3号 白眉最良号」での三国志城と三顧会の紹介記事を読んで来たって言う人も居た。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/131 ちなみに「コミック三国志マガジン」の創刊号は「蒼天已死号」で第2号は「天下三分計号」。第4号でそういった名はなくなったって話もしていた。 あと如月さんは今回のオフ会で三国志シンポジウムの話もききたいってことをサポ板で書いていた(なんせ如月さん以外、四人とも三国志シンポジウムの会場に居たから)。そのため、清岡は三国志シンポジウムで余分に一冊、冊子をとっていたので、それを差し上げる。如月さん大喜び。 そこへ隼鶻さん登場。如月さんとは一年ぶり、USHISUKEさんと清岡とは一ヶ月ぶりの再会。あとはKJさんの登場を待って「三国志納涼オフ会in東京」の開催だ。 そこで隼鶻さんからKJさんへ連絡を取ろうとする。電話番号がわからないので、とりあえずメールで。やっぱり急用がはいったのかな、と皆で心配する。 その待ち時間、隼鶻さんが持ってきた三国志ネタを披露。一つは「古代中国の文字と至宝」展の図版。東京のサントリー美術館でやっていたやつだ。ちなみに大阪のサントリーミュージアム天保山で開催されなかったので清岡は未見。それからスーパー歌舞伎の新三国志IIIのパンフレット。そういえば去年、一緒に三国志城に行ったとき隼鶻さん、新三国志III、見に行ったって話をしてたっけ。 あと最近、隼鶻さんがコンビニで面白い雑誌を見かけ、一気に立ち読みしてしまったって話。何でもその雑誌はそのコンビニに一冊しかおいてなくて、どのページを開けても三国志の漫画ばかりだったとのこと………ってそれって「コミック三国志マガジン」だ! どうやら隼鶻さんは4号を読んだらしい。今まできいたこともないしコンビニに一冊しかないし隼鶻さんはよほどのマイナー誌とおもったとのこと。いやはや面白い話をきかせてもらった。三国志ジャンルから離れている人もそうやってコンビニでみかけてまた三国志熱が復活してたりして。そこから「コミック三国志マガジン」の変にマニアックな説明を隼鶻さんにする(中心となっているライターがどうのこうの、とか)。 ここでKJさんからメールの返信が隼鶻さんのもとへ来る。どうやら道に迷ったようだ。だけどメールの本文が「なんとか行け」で終わっているのが気になる。『「なんとか行け」ない』だったりして(汗) 隼鶻さんが持ってきた三国志ネタに戻る。今度は横浜中華街の地図だ。そこから四川料理は三国志の時代にあったかな?というUSHISUKEさんの疑問に、隼鶻さんが「なかった」と答え、当時の食べ物を研究している人の話をしていた(その研究者の名前は失念)。食べ物から先週、清岡が三国志討論会(チャット)に参加したという話をした。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/167 話戻って、横浜中華街の話。清岡が気になっていたのは関帝廟が横浜中華街のどこにあるかってこと。神戸の関帝廟は中華街から結構、離れた位置にあったけど、横浜のは中華街の中にあった。うらやましい。だけど横浜のは神戸のと違って、関帝廟の敷地内に四阿(あずまや)みたいなスペースはないとのこと。如月さん曰くやっぱり日本で一番大きい関帝廟は横浜?ってことになって日本各地の関帝廟の話になる。立川の関帝廟。千里中央の関帝廟、そして三国志城の関帝廟。それからUSHISUKEさんからの疑問で、中国と日本との学会の関係のこと。隼鶻さんからあれこれ興味深い話が出ていた。 と、ここで唐突にオフ会内の会話をとりあげてみる。大抵は省略しているけど、雰囲気だけでも。 隼鶻さん「(三国志ファン層や三国志の興味対象を)なんでわけるんですか?」 清岡「別に『分けてる』って意識はなくてむしろ『分かれている』?」 USHISUKEさん「今回のオフ会でもまよったんですけど、どういう(三国志の)分野の人によびかけるか、ってことを」
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: 清岡美津夫
2005年9月 6日(火) 12:31 JST
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『たかじんのそこまで言って委員会』で「邪馬台国」(2009年7月19日)
関東地方と東北地方の一部等以外で放送されている読売テレビ発の番組『たかじんのそこまで言って委員会』の2009年7月12日の放送分を見ていると、番組内で次週(2009年7月19日)のテーマで「邪馬台国」が扱われると告げられていた。13:30から15:00までの時間枠。 ・たかじんのそこまで言って委員会 http://www.takajin.tv/ ※新規関連記事 そこまで言って委員会NP(読売テレビ2020年12月20日) ・ytv http://www.ytv.co.jp/ 「邪馬台国」(邪馬壹國、邪馬臺國)と言えば、『三国志』巻三十魏書第三十烏丸鮮卑東夷伝に記載のある国なので情報中継する。 ※参照記事 リンク:卑弥呼の墓 魏志倭人伝の考古学 邪馬台国への道(2009年4月) ※追記 卑弥呼と台与 倭国の女王たち(2009年10月29日) ※追記 『照英にっぽん一人旅』邪馬台国伝説の地で歴史ロマン~伊都国~
: 清岡美津夫
2009年7月13日(月) 12:24 JST
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正誤表
・歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」 http://wiredvision.jp/blog/utada/ ・AIDMAからAISASへの変化の意味――「直接的な広告」の誕生 http://wiredvision.jp/blog/utada/200812/200812161150.html 上記の記事を見て、AIDMAからAISASへの変化とはなるほどな、と思った。 その記事によると、AIDMAが「Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)」でAISASが「Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買)→Share(共有)」。 このShare(共有)ってのがネット社会のキーワードになりそうだ。 ※追記 萌えについての2サイト・1単行本 ※追記 メモ:ポータルサイト「三国志ワーズ」構想 ※追記 リンク:「Google 日本語入力」関連 というわけで、強引な話の展開だけど、下記のように「三国志スケジュール試用版」でのアクセス数の多いコンテンツを移行し共有する。 つまりは三国志関連で間違った言葉の検索で迷い込んだ人のためのガイドページ(訂正ページ)。 左側が誤、右側が正。
: 清岡美津夫
2009年1月 5日(月) 12:51 JST
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三国志館プレオープン(2009年8月23日)
※関連記事 神戸・長田に“第2のトキワ荘”を…地元商店主ら計画(読売新聞2008年8月23日付) 上記記事にあるように、『読売新聞』2008年8月23日付の関西発の記事で、NPO法人KOBE鉄人PROJECTが「劉備や曹操ら三国志武将の「コスプレ」などが楽しめるミュージアムの建設を企画した」(※新聞記事より)ということが伝えられていたんだけど、下記ブログ記事にあるように、「第三回三国志祭」中の2009年8月23日に兵庫県神戸市長田区にてプレオープンしていたという。 ・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・神戸新長田「三国志館」プレオープン (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1275 ・KOBE鉄人PROJECT|鉄人28号・横山光輝三国志|光プロ|神戸鉄人プロジェクト http://www.kobe-tetsujin.com/ ※関連記事 第三回三国志祭(2009年8月22日23日) 報道があってからちょうど一年でプレオープンまでこぎ着ける堅実さもさることながら、新聞記事の日付もプレオープンの日付も『三国演義』でいうところの諸葛亮の忌日であるところが興味深い。偶然なのか狙ってのことなのか… 『三国演義』第百四回:隕大星漢丞相歸天、見木像魏都督喪膽 孔明不答。衆將近前視之、已薨矣。時建興十二年秋八月二十三日也:壽五十四歳。 ※関連記事 8月23日は三国演義での諸葛亮の命日 それと余談だけど「三国志館」と聞くと、下記記事にあるように山口県光市(当時は熊毛郡)の「石城の里 三国志城」の旧名(おそらく)を思い出す。 ※関連記事 「石城の里 三国志城」設立10周年 <2010年2月19日追記> ・「神戸三国志館(仮称)」2011年開設決定! (※上記ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1419 この三国志館とは別のようだね。まぁ仮称だし。もしかすると2008年の新聞記事はこちらを指していたのかもしれない。話がさらにまとまってから改めて記事にしようかな。 ※追記 鉄人モニュメントの次は三国志“ゆるキャラ”(神戸新聞2010年7月28日夕刊) ※2011年6月23日追記。アクセスログを見ていると、検索語句から依然、「神戸三国志館」と思っている人が多数いるので、誘導しておくが、それは現「KOBE三国志ガーデン」の旧称である可能性が高い。「KOBE三国志ガーデン」は下記追記記事リンク先へ。 ※追記 KOBE三国志ガーデン(2011年3月19日) ※追記 十大三国志ニュース2011 前編
: 清岡美津夫
2009年8月29日(土) 11:28 JST
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2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感3
・2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感2の続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/377 10分間の休憩を終え、11:45、次の報告が始まる。 司会の中川先生から「渡邉先生は三国志の歴史学のご専門家」というような紹介がありスタート。 ○報告 諸葛亮の兵法 大東文化大学文学部中国学科教授 渡邉 義浩 渡邉義浩先生から 「わたくし、上田先生と違いまして大東文化大学を背負わなければいけませんので、大東文化大学の宣伝をいろんなところで入れながらお話をさせていこうかと考えています」 とおっしゃってのっけから会場をわかしている。 それから諸葛亮の兵法についてははっきりいってよくわからない、と断りつつ、こんなようなことがいえるんじゃないかというお話でも少ないそうな。だから歴史以外にも4番目には三国演義の話もでるとのこと はじめに 三国志では諸葛亮の兵法は興味深いけど、よくわからない、ってこと。『三国演義』では大軍師だけど、まず歴史(『三国志』)での有名な陳寿の評の紹介。「諸葛亮って人は臨機応変の戦術は得意じゃなかった」と書かれているとのこと。 それから晋書の記述。司馬昭って人は蜀漢が滅びた後、諸葛亮の陣形、用法の方法、軍隊の統制方法といったことを陳[劦思](ちんきょう)って人に勉強させたそうな。陳[劦思]はそれを全部暗記したとのこと。そこで渡邉先生、(記述が少ないから?)「たいした内容じゃなかったんじゃないかな?」と突っ込み(場内笑)。そこで何か継承されたのではないか、と。 南北朝期には「八陣図」を採用したり(当時はわかっていた)、「木牛・流馬」を制作した国もあるそうな。話しながら、午後のパネルディスカッションを見越して、前列の各大学の三国志研究会に「こんなこと聞くなよ」ってプレッシャーをあたえ笑わしている。 唐代には諸葛亮は中国を代表する十人の良将に選ばれたとのこと。 そこから今回の報告のアウトラインを小ネタを入れつつ述べていた。 一、諸葛亮の兵法の基本、荊州学 諸葛亮が学んだ学問は荊州学と呼ばれている。荊州で学ばれた学問だから荊州学。司馬徽・宗忠たち中心。荊州学は渡邉先生の先生の一人が名付けたそうな。 どんな学問かというと儒教。儒教から大東文化大学の宣伝が入れるが、あまり高校生が居ないことを自己突っ込み(笑)。温故知新をキーワードに『春秋』『詩経』『論語』に注をつけるという学問行為の丁寧な解説→訓詁学の説明。たとえば最初の四文字を説明するのに二万字がついていると解説。 荊州学は簡単な注が特徴とのこと。それから学問を世の中に生かしていくことを目指したことが特徴とのこと。 司馬徽は自らを儒者と区別し「俊傑」と称していたほど、学問を世の中へ生かすことを目指していたとのこと。諸葛亮は政治家として将軍として(管仲や楽毅に比し)国家の経営を抱負として学問を生かしていたとのこと。→つまり諸葛亮は軍事も勉強していた。 荊州学は春秋左氏伝を中心に今までの経典をまとめなおしたいた。 二、兵法家としての諸葛亮 陳寿は諸葛亮オタクで『諸葛氏集』というのを編纂。ここに諸葛亮が書いたものが載っているとのこと。これは散逸。唐代にはすでにかき集めているぐらい。後世に復元されたけど宋代の偽作が含まれありする。たとえば『心書』『将苑』。この二つは完全に偽物。現代に発売されたある本でこの二つが含まれていた、とかおっしゃって場内をわかせる。 偽物とされるものにもわずかに本物が含まれている。太平御覧の引用と一致するところは本物だろう、と判断。具体的には『便宜十六策』。ここで『便宜十六策』治軍第九を引用。→あまり面白くない。主に孫子での常識的なことが書いているため。ここで大東文化大学の宣伝が入るが、実はその専門の先生が今年御定年ということで学べないという自己突っ込み(笑) 『便宜十六策』斬断第十四の説明。主に戦いの地形の話。そこで渡邉先生が夷陵の戦いを例に出し、劉備はここに書かれていること(つまり諸葛亮が「やってはいけませんよ」と言っていること)に反したことを全部やっていると指摘した上で「そこらへんが劉備のかっこいいところ」と言い、場内をわかせる。「負けるべきして負けるわけです」 『便宜十六策』斬断第十四にある七つの禁止事項が書かれている。 それでこの項のまとめ、現在残っている諸葛亮の兵法はわかっている範囲ではそんなにおもしろくなく、軍隊を管理して運営していくものが多い。陳寿が評どおり、臨機応変の戦術からほど遠い印象を受ける、とのこと。確かに。 あと、八陣図は「道蔵輯要」という本にあって、それは陸遜を退けた八陣の遺跡からうつしとったもので、そこから諸葛亮の兵法を考えることはできないそうな。 三、兵陰陽家としての諸葛亮 前近代の戦いは合理的なものばかりではなく占いなどの呪術も含まれている。『漢書』芸文志によると、『孫子』などの兵法とは別に呪術などをふくむのは「兵陰陽家」と呼ぶそうだ。具体的には日時の吉兆、天体の方角などを占うとのこと。 これらのことと諸葛亮の関係をきっちり資料からあげることはできないが、荊州学に『荊州占』という本がある(現在は残っていない)。 仕方ないのでここから天文占の一般的な話になる。占星術が個人の運勢を占うのに対し天文占は国家の運命を占う。三垣・二十八宿の説明。それぞれ天の官僚。 さらに『晋書』天文志の紹介。諸葛亮が陣没した話が載っているそうな。占文のとおり諸葛亮は死んだ、と記録されている、とのこと 諸葛亮はどんな「兵陰陽家」か? 後世に偽物の書がたくさんある。 四、演義の諸葛亮像 諸葛亮の『八門・遁甲の法』の話。『三国演義』において司馬懿との戦いで『八門・遁甲の法』の秘術を会得した諸葛亮が六丁・六甲の神兵を使った「縮地の法」を行ったとのこと。道教に『八門・遁甲の法』の話があるんじゃないかということで道教を調べる。 明代には『秘蔵通玄変化六陰洞微遁甲真経』を会得すると六丁・六甲の神兵を使い「縮地の法」を行えるとされていたそうな。そこから道教の符[竹/録](ふろく、おふだの意)の効用の説明。レジュメのところには諸葛亮が風を呼んだ符[竹/録]が印刷されている。 現行の三国演義は道教のお経を嫌っていたようでそういった記述は少なくなっている。「縮地の法」も同じ造りの三両の四輪車を交互に見せることで「縮地の法」にみせかけたそうな。 ここで一例として赤壁の戦いで諸葛亮が風を呼んだ話が出てくる。三国演義中で諸葛亮は『奇門遁甲天書』を伝授された、と書かれている。そこで『秘蔵通玄変化六陰洞微遁甲真経』の流れをくみであろう『奇門遁甲天書』の中身の風を呼ぶ箇所の話になる。まず符[竹/録]を使う。それがレジュメでかいてあるやつ(写真参照)。それから「発[火慮](左手の中指を押し神を呼ぶ動作)」をするとのことだけど、実際、渡邉先生が左手で狐のような手でそれをやってくださる。さらにこのポーズで「歩罡(北斗七星の形にステップを踏む足運び)」をするそうだけど、実際、これも渡邉先生がその場でやって場内をかなりわかせていた。さらに「叩歯(上下の歯をカチカチとかみ合わせること)」をやるそうだけど、これも渡邉先生が実践。しかも金縛りにあったとき叩歯をやって(魔をうち破る効果があるそうな)それがとけたってエピソードを添えてさらに会場をわかせていた。 それから二十八宿の旗を立て、天を祈っているから、天文占にあたると、天文占にあるように星をあやつれば大風が吹くが、天文占では星が動かないので、やっぱり道教の秘術を用いたことになるとのこと。 ※追記 大津祭 孔明祈水山(2012年10月6日7日) おわりに 撤退したときに兵を損ねたことはなかったことを指摘し諸葛亮は名将だと評する。つまり「出でては将、入りては相」となる儒将だということでまとめ。 報告終了。 司会の中川先生は「大東文化大学に入るとこんなすばらしい講義がきける」と宣伝を入れつつ、次はお昼休みだということのアナウンスを入れる。 あと今回はパネルディスカッションで一般視聴の人の質問も受け付けるそうで、何か質問があれば事前に配っていた質問用紙に質問を書いて、提出すれば良いとのこと。 ○昼休み それで昼休みは学食に行こうと思ったら、前回、それでパネルディスカッションに遅刻したって実績(?)があったんで、大学の外に行くことに。
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: 清岡美津夫
2006年8月17日(木) 15:51 JST
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十大三国志ニュース2010 後編
というわけで後編。 ※前編 十大三国志ニュース2010 前編 ※中編 十大三国志ニュース2010 中編 ※追記 十大三国志ニュース2011 前編
: 清岡美津夫
2011年1月 8日(土) 11:04 JST
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445.
横山光輝 三国志年代記(2007年10月17日配信開始)
定期的に「三国志年代記」という単語で検索されるから何かと思えば、そういう携帯のゲームがあるんだね。 ・G-mode http://www.g-mode.jp/ ・横山光輝 三国志年代記 http://www.g-mode.jp/appli/yokoyama-m/sangokushi/ ・Vol.24 横山光輝 三国志年代記 http://www.g-mode.jp/staff/interview/24.html 2007年10月17日からFOMA 902iシリーズ以降、ソフトバンク3Gが対応機種で配信されている。 あと2005年7月29日にau、2005年8月18日にVodafoneそれぞれで「三国志年代記DX」の配信が開始している。 ・三国志年代記DX http://www.g-mode.jp/appli/sangokushi-dx/ 共にジャンルはシミュレーション。しかし、後者のページにある「三国志時代」って(汗) 「三国時代」が正解。 三国志大戦2の横山三国志伝と合わせ、10月は横光度が高かったんだね <追記>『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG、2007年8月1日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/765 ※追記 横山光輝三国志 孔明の頭脳バトル(2008年5月1日7月1日9月4日)
: 清岡美津夫
2007年11月10日(土) 22:24 JST
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446.
大型人形劇 三国志 総集編(2009年6月12日14日)
「語り芝居 中国古典 三国志」の確認のためにローソンチケットで「三国志」と検索すると別の公演も知ることになる。 劇団影法師の大型人形劇『三国志 総集編』が2009年6月12日に福岡県大牟田文化会館 大ホール(Lコード:81686)で、2009年6月14日に大阪府岸和田市立浪切ホール大ホール(Lコード:58752)で開演されるという。また、探せば別会場でもありそうだね(汗) ・ローソンチケットのチケット販売サイト「ローチケ.com」 http://l-tike.com/ ポスターの演目から判断するに昨年、全国で公演したのとおなじ流れだろうね。昨年のは「第一幕 三顧の礼・赤壁の戦いほか11景(50分)、第二幕 甘露寺・孔明北伐ほか9景(50分)」となっていた。 ※関連記事 人形劇「三国志」総集編 公演地域日程まとめ ※追記 うわさの三国志(2009年8月19日-23日) ※追記 大型人形劇「三国志」-総集編-(2009年9月23日、25日) ※追記 大型人形劇「三国志」総集編(2009年6月27日) ※追記 人形劇三国志関連公演まとめ2009
: 清岡美津夫
2009年5月 2日(土) 23:55 JST
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447.
「長沙呉簡の世界」ノート2
・「長沙呉簡の世界」ノート1からの続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/421 ○報告II(11:10~11:45):小嶋茂稔(東京学芸大学)「後漢孫呉交替期における臨湘県の統治機構と在地社会-走馬楼簡牘と東牌楼簡牘の記述の比較を通して-」 11時7分スタート。予稿集4ページとは別にA4の7ページのレジュメ。予稿集を読み上げる形で報告をすすめていくとのこと。主に走馬楼簡牘と東牌楼簡牘の比較の報告。 緒言 ※この小タイトルは予稿集の写し 日本の長沙呉簡研究会の「長沙呉簡研究報告」第1集・第2集や羅新先生がお勤めになっている中国の北京大学の北京呉簡研討班の『呉簡研究』第1輯・第2輯などにより広く学界に共有。 しかし、走馬楼呉簡は文献史料との接点が極めて少なく、理解の共有化に至るには困難。一例として「丘」の問題。それまでの文献中心の研究から知られなかった「丘」という存在が走馬楼呉簡の研究の一つの軸になった。いまだ論者同士で議論が平行化。 少ないながらも文献史料と呉簡の接点を探ることで、従来の文献から得られた研究成果を活用するのもあり得る。「丘」について具体的には中国古代の地方行政制度史の研究蓄積を活用。 これまでの走馬楼呉簡から文献史料を凌駕する知見が得られていないが、見方をかえて孫呉政権下の臨湘において国家の統治統制が及んでいたことは間違いないため、そういった累積的な国家統治機構の延長上で「丘」をどうとらえるかという方法が可能。さらに後漢から孫呉で統治機構がどう変わったかというのも論点となりうる。 走馬楼近くに東牌楼簡牘(後漢末)が発見される。走馬楼呉簡には「官文書簡牘」と分類されるのが公開されていて、それに対する東牌楼簡牘でも行政機構間の職務上のやりとりの記録がある。二つの文書群と記載された内容を比較で機構の変容があったかどうか探ることができる。 以上のように、この報告は走馬楼簡牘と東牌楼簡牘の記述を比較検討しながら、従来の研究に依拠し、当時の臨湘県や長沙郡において実現していた国家統治の具体相を論じる。「丘」の問題を全面的にとりあげない。高村武幸先生・侯旭東先生の「郷」に関する研究、羅新先生の督郵に関する研究に学びながら、「郷」の問題を取り上げる。 1. 呉簡から見る孫呉期臨湘侯国下の郷 ※この小タイトルは予稿集の写し、以下同じ。 「郷」に関して、ここにいる人に説明不要だとおもうが、一応、プリント(レジュメ)1ページ目で文献に見られる「郷」をとりあげた。 孫呉政権期の臨湘侯国治下における「郷」のあり方について、高村武幸先生(「長沙走馬楼呉簡に見える郷」)と侯旭東先生(「長沙走馬楼三国呉簡所見“郷”与“郷吏”」)の「郷」に関する研究に依拠しながら紹介。 吏民田家[艸/別]の表題簡には「南郷」などの郷名があったが小型竹簡の公表でさらに多くの郷名を確認。代表的なものはレジュメに記載。都郷・北郷・西郷の「方角名+郷」以外にも広成郷・小楽郷などの郷名もあり。ちなみにこれらの郷が臨湘侯国に属するかは議論が分かれている。 走馬楼呉簡の「官文書簡牘」にも「郷」の字が数点みられる。それらは「勧農掾」と関係する内容がある。例として簡番号J22-2543(『文物』1999-5 彩版参-1 .戸籍)のところ。予稿集に釈文、レジュメにその書き下しが載っている。さらにレジュメに別の二つの記述の釈文とその書き下しが載っている。この勧農掾はどういうものなのか議論の余地あり。県吏? 漢代の郷嗇夫と同じとみるのは難しいが、漢代と孫呉期の郷とにそれほど大きな違いはなさそう。 レジュメにある二例目の簡番号J22-2546(『文物』1999-5 彩版肆 1 .戸籍)の「一人夜」や「四人真身已逸」となっている釈文は実際、小嶋先生が簡牘をみたら、それぞれ「一人被」、「四人真身已送」という可能性も感じたとのこと。 プリントの2ページ目に「呉簡に見える郷」という項目でまとめられている。 2. 呉簡から見る臨湘侯国と長沙郡の関係-督郵の存在から- 督郵の基本的な資料はプリントの3ページ目。漢代では郡吏として県の監察を掌握、監察区域は郡の内部でいくつかに区分。呉簡で督郵あり。羅新先生の研究(「呉簡所見之督郵制度」)がある。 呉簡に「中部督郵」が見られる。その他「東部」。租税徴収業務に何らかの関与→プリント3ページに抽出。督郵が長沙太守の指揮下にあったことを示すもの等 木牘(簡牘番号J22-2540 『文物』1999-5、彩版参)の方にも見られる。予稿集にその箇所が引用されている(プリントの4ページには書き下しあり)。郡吏である督郵と録事掾以下(県の属吏)の関係を考察。督郵の告発を受け、取り調べが行われていた。胡平生・李天紅『長沙流域出土簡牘与研究』(湖北教育出版社、2004)の611ページに中賊曹掾の陳曠が調査報告した事例の釈文あり(しかし督郵は出てない)。小嶋先生の考えでは告発までが督郵の仕事でそれから先の取り調べは別。 藤岡喜久男先生の研究(「督郵研究」)では督郵はまず属県への監察が先行(論拠は漢代でもっとも古い記述、漢書尹翁帰伝)。羅新先生の研究では郵便通信機関に対する監察が先行。 文献から見られないことで呉簡に見られたことは勧農掾の存在と勧農掾が県の指示で戸籍の照合等を行っていたこと。督郵の存在が明確に見られる。臨湘が中部督郵の監察下にある。 呉簡は「漢制の枠組みの継承」という点で格好の史料。東牌楼簡牘と比較することで深化した検討が可能。 3. 東牌楼簡牘に見える長沙郡と臨湘県 「東牌楼簡牘」は走馬楼のすぐ近くの長沙市東牌楼の古井から発見。木簡・木牘・封検・名刺・簽牌など。後漢霊帝期の年号が多く記される。ここでは最近、刊行された長沙市文物考古研究所・中国文物研究所編『長沙東牌楼東漢簡牘』(文物出版社、2006年4月、7-5010-1857-X)の釈読に従う。 ここで注目するのは次にあげる五つの点。 (1)臨湘県の「東部勧農郵亭掾」の名を記した「封匣」がある。→プリント4ページに記載。勧農掾と県との関係について考えを深化可能 (2)「監臨湘」の李氷と「例督盗賊」の殷何が起草した上行文章(簡牘番号五 1001号)→プリント4ページに記載、以下同じ。この二人が「中部督郵」の掾の檄を受けての文章。 (3)臨湘の県令(簡牘では「守令」)が上言した文章(簡牘番号一二 1105号) (4)東牌楼簡牘に「丘」の記述あり。呉簡に見えない「度上丘」。呉簡にみれる「桐丘」。「丘」は霊帝期にも存在。小嶋先生個人としてはショックを受けたとのこと。 (5)様々な姓の記述。呉簡に見られる姓と共通のものが多い その他、プリントの方に督郵の記述の資料。 孫呉政権は基本的に後漢からそのまま継承している。 報告終了 質問というより補足。プリント2ページの終わりの方。誤「5分の1」→正「7分の1」 ・「長沙呉簡の世界」ノート3へ続く
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: 清岡美津夫
2006年10月11日(水) 22:40 JST
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真恋姫†無双いつでもいっしょ♪デスクトップマスコット(2009年12月25日)
※関連記事 『恋姫†夢想』『真・恋姫†無双』 上記関連記事にあるように、ギャルゲーの『真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~』が2008年12月26日に発売したんだけど、その一年後となる、2009年12月25日に『真恋姫†無双いつでもいっしょ♪デスクトップマスコット』が3990円で発売されるという。 ・NEXTON Online -ENTRANCE- http://www.e-nexton.com/ その製品が何かというと、つまりは『真・恋姫†無双』を素材としたデスクトップの常駐アプリケーションなんだろうね。開発は下記の「さんわーど」。 ・さんわーど http://sunward.ei-chi.com/
: 清岡美津夫
2009年12月16日(水) 19:14 JST
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『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)11月11日発売決定
<10月10日追記> 公式サイトによると『真・三國無双5』 (PS3/Xbox360版)2007年11月11日発売決定とのこと。 あと「真・三國無双5 with PLAYSTATION3(40GB/セラミック・ホワイト)」 同時発売決定だって。新型廉価版「プレイステーション3(PS3)」の同梱商品とのことだから覚悟していたよりは安い。 というわけでこのタイトルも変更。 通常版 7200円 TREASURE BOX 12800円 「真・三國無双5 with PLAYSTATION3(40GB/セラミック・ホワイト)」 47600円 <10月19日追記> 『真・三國無双5 オリジナル・サウンドトラック』が2007年12月5日に発売とのこと <追記終了> 9月7日に「GAMECITY」(コーエー総合ポータルサイト)(下記サイト)にて『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)が2007年11月発売決定ということが告知される。7200円(税抜)。TREASURE BOXが12800円(税抜)。 ・GAMECITY (コーエー総合ポータルサイト) http://www.gamecity.ne.jp/ ・真・三國無双5 http://www.gamecity.ne.jp/smusou5/ あと『真・三國無双5』の公式サイトもリニューアルされていて「Character」のところで登場人物が少し公開されている。魏が典韋、呉が孫尚香、蜀が関羽、それぞれにスクリーンショットあり。孫尚香の武器が弓になっていたり、劉備が髭なしになっていたり、あれこれデザインが変更されていることが伺える。「Screenshot」と「Movie」はそのまま引き継ぎ。これからの更新が楽しみ。 <追記> 9/14 Characterに陸遜、趙雲、Actionに連舞システム 10/5 Battlefieldに拠点、攻城戦、その他の戦場要塞、Modeに6つのモード、無双モード、Characterに夏侯惇、周瑜、張飛、MovieにTGS Movie(東京ゲームショウ?) しかし夏侯惇は金棒で周瑜は棒か。というかより拠点ぽくなっていてビックリ。 TGS Movieは流出していた画像元だね。いろんなキャラが写っている。 10/19 Characterに司馬懿、System更新 10/26 Modeに「フリーモード」「チャレンジモード」「幕舎」「事典」 Characterに「呂布」「貂蝉」 10/30 MovieにPROMOTION MOVIE Vol.2 11/2 MovieにCF Movie(Xbox 360 Version) 11/7 MovieにCF Movie(PLAYSTATION 3 Version)、Actionに「基本アクション」と「その他アクション」 11/9 Wallpaperを追加
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: 清岡美津夫
2007年9月 7日(金) 18:29 JST
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メモ:国会図書館から米沢嘉博記念図書館へ(2016年1月9日)
・国立国会図書館 NDL-OPAC http://opac.ndl.go.jp/ ※前の記事 お便り紹介コーナー 三国志のページ(1980年4月-1995年3月) 上記の記事で書かず、こちらでまとめて書くのだけど、実はカウンターとの往復以外にも歩かされることがある。専門用語でなんというか知らないが、『月刊コミックトム』は背表紙の裏の部分で糊付けで綴じられているため、そこが痛んでいれば、ページが外れる可能性がある。複写依頼の際にそういうこと、つまり複写可能の本の状態かチェックされるのだけど、
: 清岡美津夫
2016年1月12日(火) 07:51 JST
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