年内最後の放送が近付いているので、記事公開を12月9日に順序を早める(例によって後日、元に戻す)
溜まったビデオを見てデータを消していく中で、BS日本映画専門チャンネルにて放送していた、市川崑/監督『火の鳥』(1978年)があった。タイトル通り、マンガの手塚治虫『火の鳥』を原作とした実写映画で、特にそのマンガのシリーズ中の「黎明編」が原作となる。タイトルにある火の鳥は、不死鳥であり、劇中で、その生き血を飲むと不老不死の体になるという設定だ。下記の放送局サイトの下記番組ページによると上映時間は141分で、BS日本映画専門チャンネル(有料)にて2013年11月15日21時、21日18時30分、30日3時、12月4日16時30分、14日17時に放送だ。未ソフト化とのことで、一般的には今のところこういった放送でしか視聴できない。
・日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル
http://www.nihon-eiga.com/
・火の鳥|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル
http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh00000463_0001.html
※関連記事
スカパー!で卑弥呼・邪馬台国関連(2013年7月8月)
それで冒頭にて、ある女性のセリフで、火の鳥について「海の向こうの魏の国の皇帝も欲しがっているとやら。あっちに奪われたらヤマタイは本当に魏の国の言いなりになってしまう」とあり、そこではたと気付く。その女性はヒミコ。そう、このセリフからも判るように明らかに『三国志』巻三十魏書東夷伝にある「卑弥呼」(卑彌呼)をモデルにしており、そうなると「ヤマタイ」国は邪馬台国のことで、「魏の国」は三国の魏となる。そんなヒミコやヤマタイ国が登場するため、「三国志ニュース」で記事にしてみた。