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リンク:諸葛亮のことを語り尽くす!!「三国志大学」レポ雑談(2024年4月15日)
2024年4月19日金曜日。明日の京都コミック読書会に備え、『三国志』巻二十九魏書方技伝について検索して知ったこと。
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八卦の空(第47回京都コミック読書会テーマ歴史人物 2024年4月20日)
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リンク:後漢末から六朝における処士(多元文化 13巻 2024年2月28日発行)
それは下記東洋大学学術情報リポジトリ内の下記リンク先で公開される論文、山田利明「方術から方技へ」『「エコ・フィロソフィ」研究』第11巻pp.11-17 東洋大学国際哲学研究センター2017年3月だ。ネットのPDFで読めるので、下記関連記事の流れとなる。
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リンク:魏晋南朝の民爵賜与について(九州大学東洋史論集 第30号 2002年4月)
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リンク:後漢末から六朝における処士(多元文化 13巻 2024年2月28日発行)
・東洋大学学術情報リポジトリ
https://toyo.repo.nii.ac.jp/
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『華陽国志』の世界(東洋大学2017年9月30日)
・方術から方技へ
https://doi.org/10.34428/00008891
内容についてはそのPDFファイルを読んでもらうのが確実なのだけど、全体を把握しやすいように下記に目次をまとめる。と思ったものの単なる数字の小見出しなので(別稿にするとかで注もない)、補足が必要。
11 1
13 2
15 3
※1は『後漢書』伝七十二方術列伝から『三国志』巻二十九魏書方技伝への流れを説明し、後者の華佗伝について。2は後者の管輅伝と「方技」について。3はまとめ的に両者に底流する思想を俯瞰。
書かれた順番的には『三国志』巻二十九魏書方技伝→『後漢書』伝七十二方術列伝というところから始まって、後者、『後漢書』が前漢の方術(神仙方士の術。主に予知予言)を後漢が受け継いでいるというのに対し、前者は『三国志』はそれとは様相が違ってくる。それでどんな「方技」があるか、ってことで列挙していって、特に「1」では華佗のエピソードが並ぶ。p.12「呪術的医方から経験的医方への変化である」と。「2」では『後漢書』の予言予知の部分は『三国志』では管輅担当と。ところが『後漢書』のその部分は王朝に関わることばかりだけど『三国志』の管輅伝は個人の話ばかりで、民の危難を救うのが主眼と。なので方術+技法=方技と。
日常の記述に戻って18時50分、マンガカフェyomigaeruで、『しょせん他人事ですから』(1)を読む。情報開示請求がテーマ。1巻はブログでの主婦中心だけど2巻はアーティスト中心で場所はツイッター、後者がずば抜けた行動力でおもろいな。でも前者の動産執行のくだりが痛快。
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リンク:『パリピ孔明』原作者・四葉夕卜×『三国志』研究の第一人者・渡邉義浩 特別対談(ライブドアニュース2024年4月19日)
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