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経国と文章(2018年6月14日)


  • 2019年10月10日(木) 03:26 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,426
研究
※前の記事 後漢の相見儀制(『集刊東洋学』第121号、2019年6月28日)

 2019年9月14日土曜日午後は、早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階第一会議室、つまりは「三国志学会第十四回大会」会場にいて、プログラム通り、15時から15時20分までに予定されている「第二回三国志学会賞授賞式」の時間となった。

・三国志学会
http://sangokushi.gakkaisv.org/

※関連記事 三国志学会 第十四回大会(東京2019年9月14日土曜日)

・狩野直禎先生記念 三国志学会賞
http://sangokushi.gakkaisv.org/award.html

※前回記事 狩野直禎先生記念 三国志学会賞(2018年9月15日)

 その受賞者は上記ページから下記に引用するように2名で、後者の書籍は下記関連記事にあるようにすでに記事にしているため、今回は前者について。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【第二回】2019年
  • 牧角悦子  受賞理由
    『経国と文章 ―漢魏六朝文学論―』(汲古書院、2018年)
  • 伊藤晋太郎  受賞理由
    『「関帝文献」の研究』(汲古書院、2018年)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※関連記事 「関帝文献」の研究(2018年9月15日)

 下記出版社サイトの下記書籍ページにあるように2018年6月14日にに汲古書院より牧角悦子『経国と文章 ―漢魏六朝文学論―』(ISBN9784762966170)が出版されたという。10000円(税別)。煽り文は「六朝という時代を対象として、文概念の変化と文学意識の成熟の過程を論じる」。三国志学会賞に選ばれたぐらいだから三国に関係あるのだろうけど、具体的には後で引用する目次を見ると「第二部 建安と文学」とある。

・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/

※関連記事 西晉朝辭賦文學研究(2018年12月25日)

・経国と文章
http://www.kyuko.asia/book/b371893.html

※関連記事
 狩野直禎先生米寿記念 三国志論集(2016年9月10日)
 三国志学会 第四回大会ノート5

※新規関連記事 第8回“三国志”の作り方講座(東京都新宿区戸山2022年1月29日)

 上記ページから下記へ目次を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

目次

序 章 「文」から「文学」へ

 第一部 漢代の「文」意識

第一章 賈誼の賦をめぐって           
第二章 「文」概念の成立における班固の位置

 第二部 建安と文学

第三章 建安における「文学」          
第四章 曹操と楽府
第五章 経国と文章               
第六章 曹植における楽府の変容

 第三部 『文選』編纂をめぐる「文」意識

第七章 『文選』序文にみる六朝末の文学観    
第八章 『文選』序文と詩の六義
第九章 『文選』編纂に見る「文」意識

 第四部 謝霊運詩論

第十章 謝霊運詩考               
第十一章 謝霊運詩における「理」と自然

 付 論

第十二章 日本における文選研究の歴史と現状   
第十三章 (書評)文学研究者への挑戦状

文献表/初出一覧/あとがき
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 その後、予定では、15時20分から16時50分までは講演の時間枠で吉川英明(吉川英治記念館・元館長)「父・吉川英治と三国志」、17時から18時までは座談会「吉川英治の『三国志』をめぐって」となる。つまり小説家吉川英治氏のご子息を招いての吉川英治「三国志」スペシャルな構成。

※関連記事 コミック三国志(週刊ビジュアル三国志2004年3月25日-2005年3月17日)

 その資料の一つとしてA4で2ページの袴田郁一「座談会「吉川英治『三国志』をめぐって」参考資料」が配られていて、その参考文献の一つに箱崎みどり『愛と欲望の三国志』(講談社現代新書2019年8月21日)が挙げられていて、それが伏線に、と思う前に、会場に箱崎緑さんがいらっしゃって、講演が16時に終わるや否や真っ先に質問されていて、三国志学会への賛美と本の告知もされていた。

※関連記事 愛と欲望の三国志(講談社現代新書2019年8月21日)

 もう一つの資料として配られていたのが2019年6月25日潮出版社刊の横山光輝『三国志』1巻(改訂版 希望コミックスカジュアルワイド)の巻末企画pp.486-493渡邉義浩「横山光輝で読む三国志」第一回「母のいる三国志」のところと第三回「自刃する貂蝉」(ノンブルなし)。

※関連記事 横山光輝 三国志 全25巻改訂版(希望コミックス カジュアルワイド2019年6月25日-2021年6月25日)

 会場の話によると、名義は渡邉先生になっているが仙石智子先生も書かれたそうで。なので『ユリイカ』2019年6月号での文の内容から仙石先生が書かれたと仮定すると、横山光輝「三国志」について『ユリイカ』2019年6月号p.125「諸葛亮の死によって幕を閉じる」から横山光輝『三国志』1巻(カジュアルワイド)p.493「諸葛亮の死後、急速に物語を終わらせる」の変化は興味深い。やはりお膝元の出版社とあって校閲が入った?ともかく解釈次第の文になっているが、1/60(巻)の急速感というか。

※関連記事 ユリイカ2019年6月号 特集=「三国志」の世界(2019年5月27日発売)

※新規関連記事 三国志-研究家の知られざる狂熱-(ダ・ヴィンチニュース2020年4月25日-)

 あと横山光輝先生の担当編集だった岡谷信明氏が会場にいらっしゃってそれが伏線になるとは思ってなかったところの16時15分に渡邉義浩先生が岡谷さんを指名されていた。

※関連記事 横山光輝マガジン オックス 1・2・3合併復刻号(2004年2月25日)

 それと他の方の質問で、すでに閉館となった東京都青梅市の吉川英治記念館はどうなるか、ってのがあって、資料は青梅市にいくが、記念館は残るとのことだった。

※関連記事 吉川英治記念館(東京都青梅市)

※新規関連記事 青梅市吉川英治記念館(2020年9月7日オープン)

※次の記事 日野 八坂神社本殿(1800年)

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