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メモ:三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!(2016年7月10日)


  • 2016年7月29日(金) 03:40 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,995
教育機関 ・第2回「三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!」 - TwiPla
http://twipla.jp/events/201317

・三国志ファンミーティング (fsanngokushi) on Twitter
http://twitter.com/fsanngokushi

※関連記事 古代中国の食事を再現!(2016年4月17日)

 上記のリンク先にあるように、2016年4月17日に開催予定だったが、地震の影響で中止になり(後で尋ねるに熊本県在住の主催者自身が会場にいけなくなったのが最大の理由とのこと)、2016年7月10日日曜日10時30分から16時まで「第2回 三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!」が開催されることとなった。

・古代中国の料理を再現! - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/999530

 その閉会後に上記リンク先にあるようにメニューについてはまとまったコンテンツがあるため、ここでは料理より参加者に焦点を当ててつらつらとレポートを書いていきたい。

※前の記事 博多人形 卑弥呼(川崎幸子作、2011年2月18日)

 前の記事にあるように、2016年7月10日日曜日朝、清岡はスターバックス コーヒー 福岡朝日ビル店にいた。

・福岡朝日ビル店 | スターバックス コーヒー ジャパン
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=288

 引き続き下記リンク先のイベントのチラシ作りをしていた。

・8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(三国志プチオフ会)
http://cte.main.jp/kanpetit/

※関連記事 8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)

 なんとなく思っていた予定では9時43分博多駅発の福岡地下鉄空港線(姪浜行)に乗って目的地の藤崎駅近くの会場である、ももちパレスに10時過ぎ到着というもの。
 ところがホテルで2時ぐらいから「すべて再生」で聴き続けているネット番組「ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)」をきりのいいところまで聴こうとしたら、出発が結構、遅れてしまった。

・ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbALiytoN8nRYW0F50Vap0A4gynVMa6-a

※関連記事 ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第1回(2015年7月20日)

 しかも当初の予定ではスターバックス コーヒー ジャパンが開店する前に帰りの列車の券を買おうとしていたが、機会を逸してしまい、このタイミングで博多駅の券売機で買ってから地下鉄の駅に向かう。
 そうすると10時6分発の列車になってしまい、21分ごろに駅に到着。ともかく2番出口とだけ覚えていて、向かうと、そこはバスターミナルの待合所。そこから道しるべどおりに急ぎ足でいくと、一旦、2階に上がってテラス的な通路を経て、陸橋を渡り、と複雑な所を通り、それっぽい建物に入ったと思ったら、市役所的なところで、少しひるんだものの、どうやら、エレベータで4階に上ったところにあると知り、4階に行くと、部屋がいくつもあって、どこに目的の部屋かわからない。扉が開いていて中が覗けるとおもい、廊下を進むもどこも閉まっているし、どこにも標識がない。
 そこで料理ができそうな部屋の標識を探して、開けたドアが目的地だった。すでに参加者がエプロン姿でいらっしゃって、準備できている様子だった。部屋は小学校の家庭科室そのもので、それぞれのテーブルにはキッチンシンクがついているし、卓下の収納スペースには料理道具がそろっていた。
 挨拶もままならず、後方の荷物の集められているところへ行って手荷物をおき、エプロンを取り出し身につけ、前のほうに戻る。主催の一条さんに手伝う形でシュウさんが受け付けて下さって、参加費の2000円を払い、同じく手伝う形のユキさんから今回の資料を受け取る。A4で結構、分厚い。19ページ。
 早速、準備の時間で、まず衛生面での安全性の確保からヘアキャップとマスク着用が義務付けられ、さらに念入りな手洗いからのビニルの手袋の着用が義務付けられ、早速、各人が手洗いしていた。その時のアナウンスで、さらに衛生面に配慮して手袋はたくさん用意してあるので、どんどん交換するように告げられていた。まさかこれが後の伏線になるとは…
 そういった衛生面の準備が終わり、一条さんからの段取りの話の後、自己紹介の時間。金印さんは遅れてくるらしく、その時にはいらっしゃらなかった。今年5月の「三国志ガーデン最終日 特別講座デー」以来か。ミキさんも。

※関連記事 三国志ガーデン最終日 特別講座デー(2016年5月14日)

 主催の一条さんやぱんだまつりさんは去年の忘年会以来か。シュウさんとユキさんとは初対面。自己紹介で、後者が何からはまったって話でまず「SDガンダム三国志」とおっしゃり、次に前者が「SD三国伝」とおっしゃっていたのが印象的だった。心の中で正しくは「SDガンダム三国伝」とおもっていたものの、後でおにぎりを食べる劉備ガンダムの話で盛り上がった。

※関連記事 『BB戦士三国伝 ~英雄激突編~』公式サイトリニューアル(2008年8月1日)

 林原琴乃さんとは多分、昨年8月の三顧会以来だろうか。

※関連記事
 十大三国志ニュース2015
 メモ:CafeBar曹操(広島県広島市中区流川町)

 あとほたるさん、 ナナンさん、遊佐飛鳥さんとは初対面。というわけで参加者は清岡含め計11名。その参加者数に初め気付かずにいたか徐々に意識するようになっていた、そうサッカーの1チームの人数。そのため頭の中では参加者の役割やら活躍やらをサッカーで喩えていた。EURO2016の期間中から清岡はイタリア代表のレプリカ・ユニフォーム・シャツを着ているし、余計そう思えるね。
 各テーブルには配布資料にあるレシピが分けられそれぞれクリアファイルに入れられ置かれてあって、各人に作りたいメニューの所に行くよう指示がある。遅れて入ってきたもんだからそれらを把握する間もなく迷っていたら、もう大体、決まってしまっていて、清岡は左前のテーブル、米、うるちあわ、たかきび、もちきびのの四穀の料理、それと鶏肉の羹。前者はシュウさん、後者はユキさんが担当だ。
 まず料理道具に塩素系洗剤を馴染ませ殺菌するという流れだ。シュウさんは塩素系洗剤を持って各テーブルを回るという重要な役割だったため、四穀の料理に使う、主に吸水のためのボウルは清岡が率先して殺菌の準備をする。そうやって部屋中を動き回る、というより往復する様はさながらサイドバックだな、とシュウさんに対し清岡は思っていた。
 先に花形料理の料理道具の方へ、シュウさんが回っていて、その間、ボウルやまな板などの料理道具を集めていた。まな板の場合だと、塩素系洗剤を拭きつけ、その上にぬれたキッチンタオルを置いて、薬品を料理道具に馴染ませるといった按配だ。
 それを終えた後、ゆすいで、料理開始。と言ってもシュウさんと清岡は適量の四穀をボールに入れて、砥いで(と思ったら大半はしなかった)、水に浸らせ1時間の吸水を待つのみだった。「折角、日々使う、包丁捌きが見せれなくて残念だ」とか清岡はのたまっていたっけ。
 同じテーブルのユキさんは一条さんを「アニィ」と呼びつつ指示を仰ぎながら、時には仰ぐ前に(ねぎを思ったまま切ったり)、どんどん料理を進めて行く。その姿はオフサイドを恐れず、ガンガン、ディフェンダーの裏に飛び出して行くストライカーのようだ、って思っていた。
 シュウさんも一条さんを「アニィ」と呼びつつ指示を仰いでいたので、キャプテン一条さんをオフェンシブ・ミッドフィルダーとすれば、シュウさんがサイドバックなんで、その二人と同サイド…いっそのこと右サイドと決めれば、ユキさんはライト・ウィンガーかな、と思っていた。当然、その三人と同サイドで、しかも地味目の仕事、成功して当たり前、失敗したらバッシングを受けるポジションなんで、右のセンターバックだろうな、と思っていた。
 そんな感じで序盤は鶏肉の羹という突破口を頼りに右サイドでガンガン上がっていた。でも四穀の吸水タイムになると、清岡の手が空くのですでに役目を終えた料理道具の洗物をしていた。さらに麦粥を作っていた、ミキさんもそれに加わり「我々のような下っ端、見習いは料理をする前にこうやって下積みをしないと」と自嘲気味に言い合っていた。なので、センターバックの清岡の相棒はミキさんに決定で、つまりミキさんのポジションはレフト・センター・バックなんだろうね。
 それで同じく吸水部隊のはずのシュウさんはというと、そうやって洗物で守りを固めるのではなく、フォーメーションのウィークポイントを埋めるため、一条キャップから密命を受けていた。というのも前述のように、衛生面を維持するためにどんどんビニル手袋を替えて下さいと指令が出ていたのだけど、手袋は100枚、つまり50組しかないので、一人当たり4回程度しか替えられず、すぐビニル手袋の在庫が切れそうになってしまう。どうやら一条キャップは100枚を100組(つまり一人9回程度の交換可能)と勘違いしていたようだ。そこでシュウさんに(サイドバックとしての)機動力を活かして手袋の買出しを頼んでいた。
 ちょうどその頃、地下鉄を逆方向に乗ってしまい、元々遅れる予定だったがさらに遅れていた金印さんが到着。しかもエプロンを忘れてきていたので、シュウさんと同行することになった。こんな機動力を活かして守りに走るだなんて、金印さんはシュウさんとは逆サイドのサイドバックだな、と清岡は思っていた。レフト・サイドバック。
 守備崩壊一歩手前の状況だったが、それをカバーするように、カウンターが冴え渡っていた。というのも、別のテーブルからおいしそうな香りがしてきて、ちょっと見に行くとフライパンの上においしそうなものが焼けていた。鶏肉のつけ焼き 建業風だそうな。それを遊佐さんが焼いている。焼く前をたまたま見ていたけど、遊佐さんのその姿はさながら一条キャップの指示(ミドルフィード?)を受け、個の力で打開するフォワードのそれだった。ワントップのターゲットマンと見せかけて一人で最終ラインを突破できるストライカーといったところだろう。もちろん同じテーブルの林原さんのシャドー・ストライカー的な動きも見逃せない。鶏肉のつけ焼き 建業風に続き、牛肉(レバー)のつけ焼 許昌風で得点を重ねていた。
 それで肝心の守備面だけど、手袋の買出しに行ったサイドバックコンビがなかなか帰ってこない。もう後半に差し掛かっていた。一条キャップが麺の原型、水引餅を途中まで作ったものの、手で細長く伸ばす所で、必要な手袋がなくて留まっていた。
 そんな状況で、なかなか帰ってこないんで二人のサイドバックを走れメロス呼ばわりしていて、そのうち三国志風に言い換え太史慈呼ばわりしていた清岡…いや、太史慈だったら必ず帰って来るのだけどね。『三国志演義』第十五回「太史慈酣鬥小霸王、孫伯符大戰嚴白虎」だと。そんな清岡に乗ってくれて「マックでチーズバーガーを食べてるんじゃないか?」とおっしゃって下さる。
 手袋を温存していた清岡はそのアドヴァンテージを活かし、ポジションチェンジし、ぱんだまつりさんの後方に詰めセカンドボールを狙う…こんな比喩表現をしていたらさっぱり伝わらないので、ちゃんと書くと、手袋を使い切ったばんだまつりさんに引継ぎ、肉団子 成都風にて、手袋で肉団子を丸めていた。
 そうすると、サイドバックコンビ(と清岡が心の中でそう呼んでいるだけなんだけど)の片割れ、金印さんだけ先に帰ってきて皆に手袋をたくす。ドンキホーテで買ってきたビニル手袋とのこと。そしてしっかりご自身のも購入されていた、真っ赤なエプロン(笑)。話によると、シュウさんの車が身動きがとれないほど混んでいて、結果として二人でいったのは正解だったそうな。

 それに遡る時、一条キャップは自ら前線にいらしゃって、指揮しつつ四穀をマイ蒸し器にセットされて蒸すのを始めていらっしゃった。手袋が来てからは先ほど断念されていた、水引餅になる小麦粉を手袋を着け伸ばしていた。自ら突破口を開いた後、他の人に同じように伸ばすよう、指示。なんでも一人一回、この麺の原型をのばす体験をしてもらう嗜好とのことだった、なるほど。
 清岡はぱんだまつりさんに肉団子の料理を返し、その麺の原型伸ばしの挑戦していた。なかなかうまくいかず、簡単に小麦粉が切れてしまい、細長く伸ばすのは至難だった。並行して一条キャップはその汁を作っていたものの、これが会食での伏線となってしまう。
 帰ってきた逆サイドの金印さんには前線に上がるよう指令が降る。つまり胡飯のクレープ部分をフライパンで作るようにと。そこから時間を遡ると、清岡には胡飯の具の一つとなる牛肉を渡される。これを切るようにとのことだった。ぱんだまつりさんが高価なお肉と強調されていた。
 特に回りに誰も居ないのに「ようやく日頃鍛えた包丁捌きを見せられる時が来た」とつぶやきながら、牛肉を細長く切る。厚みがあって切りやすい。あっという間に終えたんだけどね。前線へ楔のパスを送る
 前線の方もだけど、逆サイドはほぼ見てないのだけど、多分、ほたるさんやナナンさんが、蒸し豚や諸葛菜(大根)の酢の物、蕨あたり担当だと思うのだけど。終盤は金印さんとほたるさんがひたすらクレープを作ろうとしていたこと、並行してナナンさんが配膳をしていたことが印象に残った。特に後者のナナンさんはまるで守備面でキャプテンシーを発揮するゴールキーパーのようで、清岡、ミキさんの両センターバックに的確に指示を出して、11セットを着実にビルドアップしていっていた。この頃から、清岡がサッカーで喩えるネタを口に出しており、それに対しナナンさんが謙遜して「ほぼ動かない」とか「点を入れるポジションじゃない」とかおっしゃっていたので、ここではゴールキーパーに喩えてみた。三国志ファンミーティングの守護神!
 さらに並行し(むしろ先立ってか)、ユキさんがヨーグルトのサクランボ添えをカップに盛っていたっけ。
 こんな感じで、個々の役割や活躍、それぞれの距離感が明確になると自然とポジションとフォーメーションとが頭に浮かんでいた。以下、敬称略。

 三国志FM 4-4-2 一条監督(キャプテン兼ねる)
  ナナン
  シュウ清岡美津夫ミキ金印
  ユキ一条(キャプテン)、ぱんだまつりほたる
  遊佐飛鳥林原琴乃

 終盤の左サイドでの金印さんの上がりにより、まずほたるさんとのコンビネーション、それにぱんだまつりさん、遊佐さん、林原さんで包囲網を築き、胡飯でゴールに押し込んでいた…いや清岡から遠方だったんで印象だけで書いているけど。
 試合を決定付けるため、最後は一つの配膳を見て、それを各自が各テーブルに伝播させ11セットを配膳しおえるという、まさにポゼッション・サッカー。試合終了。

 ピッチに入ってきたとき、ちゃんと挨拶もできず、簡易な自己紹介ではじまったので、どうなることかと思ったものの、終わってみたら、自然と強い連帯感が生まれていた。


 それで肝心の食事の時間。清岡はほたるさんの対面。
 盛りだくさんな料理。ちなみに『礼記』曲礼上には下記の様な記述があり、今回、これにある程度あわせたのかな?

・『礼記』曲礼上
凡進食之禮.左殽右胾.食居人之左.羹居人之右.膾炙處外.醯醬處內.蔥渿處末.酒漿處右.以脯脩置者.左朐右末.

四列目:炙、膾
三列目:殽、胾
二列目:蔥渿、醯醤、
手前一列目:食、羹、酒漿、脯脩、

※関連記事 レポ2:九州三国志忘年会(2013年12月29日)

 食事を始める前に、料理中気になっていたその『礼記』から引いたという「『礼記』曲礼にいう古代のテーブルマナー」の箇条書き。料理中、それに茶々を入れつつ、もしや折角作った料理をお預け喰らって、マナー説法が始まるのかと恐れおののいていたが、さらっと一条キャップが説明されていた。
 それで盛りだくさんで量も多いことだし、どんどん食べることに。やはり味の差があるし、何より早くに調理を終えたのがすでに冷めていた。他の人たちは備えつきの電子レンジを使おうとしていたし。
 それを割り引いてもあからさまに食べられないのがあって、特に四穀のパサパサ感が目立った。口に入れて行くのが苦痛。同じような料理の麦粥は現代人に合う水分量でおいしいのにね。これは料理に失敗したのがそれとも古代はこういう味だったのか疑問が残った。やはり電子レンジで暖めて何とかおいしく食べようとしていた方もいらっしゃった。
 残りは何とか食べられるかな、と思っていて、ふと向かいに目をやると、ほたるさんはずっと苦い顔をされ、のろのろと食事を進めていらっしゃった。関西人の癖が目覚めてしまっていて、清岡はついついその表情をいじってしまう。やはり皆の共通認識となってしまった四穀のパサパサ感は元より、麺の原型の汁がしおっからいのもダメらしい。後者については清岡が目撃していたので、一条キャップのオフサイドだろうと告げていた(中華スープの入れすぎ)。あと元からレバーを食べられないので、それは端からスルーなんだけど、ほたるさん曰く、普段、好きじゃない酢の物(諸葛菜)を逆に食事を進める上での支えにして食べ続けていらっしゃった。
 そんな感じだから終始笑顔を見ることがなかったように思えたのだけど、ここはポジティブにもっていきたいので、おいしいものはどれか尋ねると、鶏肉の羹とのことだった。確かにね。清岡は肉類が全般的においしく感じていた、胡飯とか。
 ふと左を見ると、遊佐さんがなぜか食べ終えた皿を撮影していて、ミステリーの一つになるかとおもったけど、現状を顧みたらすぐわかるね、つまりこれだけ強敵の中国古代料理を制覇した記念という訳だ。多分、このイベントに参加した人でないとさっぱりわからない写真だろうけど。清岡もそれに倣う。
 おかわりはたくさんあって特に胡飯が大量に余っているのだけど、みなお腹がいっぱいだった。というのも話題に上がっていたのだけど、四穀は兵士の食事とのことで、腹持ちが異常にいいらしい。
 自己紹介の時に配る機を逸していたのだけど、そういった食後の時間に清岡は下記三国志オフ会のチラシを配っていたっけ。

※関連記事 8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)

 今回、季節柄もあるだろうけど、衛生面最優先なので、料理のお持ち帰り不可で、残った料理はすべて廃棄処分とのことだった。当然あまった胡飯も捨てることになり、ぱんだまつりさんがしきりに「もったいない」とおっしゃっていた。
 その代わり、材料はどんどん持って帰って良いらしく四穀のうち米(当時の言い方だと「稲」)以外の三穀があって、なぜかぱんだまつりさんが「ダイエットにどうぞ」といってもって返らせようとしていた。誰も名乗り出ないだろうと思い、全部清岡が持って帰ろうとしたが、もちきびは金印さんが取ったので、残った、うるちあわ、たかきびを貰うことにした。
 後日、のぶさんのリクエストに応え、ご飯に混ぜて炊いて、保温弁当箱に入れて、三国志研究会(全国版)第2回例会に持っていって振舞った。傍から見ると一体、何しに来たんだ?って感じになっていたが(笑)。当日から思っていたけど、うるちあわの香りってインコの雛を育てた記憶を呼び起こすんだよね。

※関連記事 三国志研究会(全国版) (2016年6月26日より毎月第三日曜日)

 ちなみにうるちあわは甘みがあるんで、結構、好評だったが、リクエスト主ののぶさんはたかきびが気に入ったそうで。
 それから各種お土産。それらの中に兵馬俑展の兵馬俑チョコがあって、それを食べるとき、まるで『進撃の巨人』だと誰かが言ってたのにはウケた。

 片づけを終え、施設の方のチェックも終えたのだけど、部屋の貸し出し時間は残っている状態で、ようやく皆でリラックスして話せる時間となった。その時間でもナナンさんは気を配ってハンドクリームを貸し出していて、乾燥から肌を守る指示を出す様はやはり守護神だな、と思っていた(笑)
 いろんな食文化の興味深い話を一条キャップから伺えたのだけど、ここでは割愛し、結論的な「アミノ酸を豊富にする発酵が中華文化をささえている」ということは書き残しておこう。それとなぜか皆、窓を背にもたれかかっていて、それに対するは一条監督だけで、まるでハーフタイムのドレッシング・ルームでのチーム・ミーティングだな、と思っていた。
 あと良い機会だから、食事中に疑問に思ったことを尋ねてみるに四穀の料理方法は中国の学者と日本の学者でも解釈が分かれていて、前者は蒸す前に茹でるとのことで、それはキャプテン的には承服できることではなく今回は後者を採用したそうで。ここでナナンさんが前者の方が吸水して美味しく食べられたのでは?と疑問を挟む。ここらへんあくまでも中国古代の料理の再現を優先する一条キャップと、美味しく食べることを優先するナナン守護神との方針の違いが浮き彫りになっていて面白いね。
 方針の違い、といっては大げさだけど、他には一条キャップは今回のイベントを終え、満足していて、その様子を皆が敏感に受け止めてか、少なくとも清岡は「今回で料理再現イベントは終わり?」と思ったので、何とか一条キャップが次回も料理再現イベントをしたくなるように話をもっていく。具体的には今回の反省点を挙げ、それを次回に活かせるような話題にしていた。
 それが奏功してか、四穀はお腹がいっぱいになるので、一条キャップの口から一つの案として北方の料理と南方の料理で分けるって話が出ていた。
 あと清岡のコメントとして「(皆の経験値が0なのに)初回の三国料理イベントとしては大成功と言えるんじゃないですか」と。

 そんな感じで、皆、満足のまま、会場を後にする。
 てっきり有志を募って飲みに行くのかと思いきや、みんな帰路につく様子だった。そうか今日は日曜日だ。ともかく博多行きの地下鉄に乗り込んだ。金印さんは温泉によっていくとかで、途中離脱。結局、ミキさんと新幹線でご一緒することになる。17時32分発の。
 やはり三国志ファンにとって地域の障壁があって、なかなか遠方のイベントに参加できないのだけど、だからこそ、新鮮な情報の意見交換ができて面白い、と話になっていた。その流れの中で、とある話をミキさんにしていたのだけど、家に帰ってよくよく自分の記事を見返すと、それはミキさんと初めて会った時の話だと気付く、というオチつき。

※関連記事 メモ:第18回三顧会(2013年5月4日)

※追記 メモ:東方書店(2016年7月30日)

※追記 レポ:兀突骨に行くまで(2016年8月6日)

※新規関連記事 長崎ランタン祭関帝巡りオフ会(2017年2月5日)

※新規関連記事 三国志ファンミーティング(2017年7月9日)

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