※関連記事
秦漢律と文帝の刑法改革の研究(2015年1月30日)
上記の関連記事に続いて出土資料もの。「直接、三国には関係ないだろうが、三国の各国の制度の元となる漢代の制度が盛りだくさんなんで紹介した」という理由付けもより厳しくなっているような気もするが紹介。
出版社から送られてきたチラシにより知ったこと。下記出版社サイトの下記書籍ページによると2015年1月30日に汲古書院より鷹取祐司/著『秦漢官文書の基礎的研究』(汲古叢書120、ISBN978-4-7629-6019-2)が16000円(税別)で刊行されたという。煽り文は「法律や制度は現実にどのように運用されていたのか、膨大な簡牘資料を分析しその実態を明らかにする」。
・株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/
・汲古叢書120 秦漢官文書の基礎的研究
http://www.kyuko.asia/book/b193828.html
上記の書籍ページから下記へ目次を引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【主要目次】
序 言
第一部 秦漢官文書の種類と用語
第一章 漢代官文書の種別と書式
第二章 秦漢官文書の用語
第二部 文書の傳送
第一章 漢代の詔書下達における御史大夫と丞相
第二章 秦漢官文書の下達形態
第三章 漢代の文書傳送方式
第四章 漢代懸泉置周邊の文書傳送
第五章 漢代居延・肩水地域の文書傳送
第六章 文書の宛名簡
第三部 斷獄の文書
第一章 漢代の擧劾文書の復原
第二章 斷獄手續きにおける「劾」
第四部 聽訟の文書
第一章 漢代邊境における債權回收手續き
第二章 證不言請律と自證爰書の運用
第三章 「前言解」の意味と尋問命令の再録
第四章 「候粟君所責寇恩事」册書の再檢討
第五章 漢代の聽訟
結 語
あとがき/中文提要/索 引
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※追記
漢代を遡る奏[シ獻](2015年4月27日)
※追記
中國ニ於ケル法典編纂ノ沿革(2016年7月22日)
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多民族社会の軍事統治(2018年4月)
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