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歴史酒場 銅雀台(2015年6月1日-2016年5月15日)


  • 2015年6月 6日(土) 23:26 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,680
場所  2015年6月6日土曜日。その日は始発の鈍行で出発し、15時ぐらいに国立国会図書館新館に到達し、潮出版社の『月刊コミックトム』創刊号あたりの1980年からオーディエンス研究として読者投稿ページ「Myトム」を調べていた。

・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/

 ところがメモ用のノートPCを買い換えたばかりだったので、古い方をもってきていて、動作が重かったため、遅々として進まず、仕方ないので、みなもと太郎『風雲児たち』を読んでいた。幕末を舞台としたマンガ作品であるはずなのだが、1600年の関ヶ原の戦いから始まることで有名だ。関ヶ原の戦いの描写自体は『月刊コミックトム』の前の雑誌である『少年ワールド』で発表されたそうな。『月刊コミックトム』の1980年ごろはそれぞれの大名が割り当てられた藩に行く頃で、長州藩の毛利、薩摩藩の島津、土佐藩の山内と描写されていて、なるほど、幕末につながる伏線だと感じていた。このタイトルでこういう説明だとさっぱり作風が伝わらないが、人物は3頭身で描かれるコメディータッチで、各大名のちょんまげにはそれぞれの家紋が描かれるというわかりやすさだ。
 そんな中でもちゃんと調査は一応進めていて、『月刊コミックトム』1980年8月号のファンコーナー「Myトム」にて横山光輝『三国志』の連載で未登場なのに周瑜ファンという読者投稿を見かけた。受容の幅を見せつつあるね。同時期の光栄の投稿雑誌を比較対象にすれば、マンガでの三国受容プラットホームとゲームのと違いが出ておもろいかも、なんて思っていた。

※関連記事 まとめメモ:光栄ゲームパラダイス

 結局、閉館の17時の5分前までいて、ロッカーから荷物を出して、東京メトロの有楽町線のホームに行って、17時5分、両方とも列車が来ていたものの、目的地に行くにはどっちに乗るか判断つかなかったので、見送ってしまった。17時11分発の列車に乗り、飯田橋駅で降りようと思ったが、それより近い千駄ヶ谷駅でも良いと気付き、中央線に乗り換える。西に向かい、代々木駅で南口から降り、BURGER'S BASEに行く。

・Burger's Base
http://www.facebook.com/BurgersBaseCafediner

いや、テレビ東京の番組『Youは何しに日本へ?』で佐世保バーガーを求めてきたオーストラリアのミュージシャンが初めて入った店で、しかもよく利用する高速バスの乗り場のごく近くだったんだ、一度食べてみたかったってのがあった。

・Youは何しに日本へ?:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/

 というわけでベタに佐世保バーガー800円を注文し支払い、席で待つ。レシートを見ると17時28分。よく見るとサイドメニューはポテトかサラダを選べたようだった。近くは踏み切りがあって、店が線路に面しているものだから、成田エクスプレスがそばを通るのを目の当たりにできる店だった。それと毎月8のつく日は佐世保バーガーが800から500円になるそうな。そして出てきた佐世保バーガー。卵とトマトとが美味しい。
 その後、落ち着こうと、踏切を越えて近くのスターバックス コーヒー 代々木店に行く。窓際のコンセント席が運よく空いていたので、そこに陣取り、チャイティーラテ トールサイズをマグカップで注文する。レシートを見ると18:00:34。最近のお気に入り。

・代々木店 | スターバックス コーヒー ジャパン
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=802

 そこで旧ノートPC(ThinkPad X40)と新(といっても中古)ノートPC(ThinkPad X61)の両方を起動させ、旧から新へのデータ移行を進めていた。もちろんネットを見ながら行っていて、その後、22時ごろに阿佐ヶ谷のスポーツバー「ミラニスタ」に行こうかな、と思っていた。

・東京のスポーツバー ミラニスタ
http://www.milanista.info/

 そんな中で奈良さんのSNSでの投稿で知ったんだけど、実は酒場の銅雀台が店舗を代え、数日前の2015年6月1日に再オープンしたとのことだった。今回は三国だけのテーマだけではなく、「戦国・幕末・三国志」とのことで、「歴史酒場」と冠される。東京都板橋区板橋(JR板橋駅近く)にあり木曜日定休日で平日16時から土日13時からで、24時までの営業だ。

※関連記事 三国志酒場銅雀台(2011年6月4日-2012年2月11日)

 それで、4月に登録情報が飛んで以来、総合三国志同盟のブログのRSSフィードを登録してなかったな、と思い、あわててブログにアクセスすると5月29日にお知らせが出ていた。前々から再オープンの話はモリスさんたちから聞いていたけどもうオープンしてたか。

・総合三国志同盟★坂本和丸ブログ
http://ameblo.jp/sangokusi-engi/

・「歴史酒場銅雀台」6月1日オープンです♪
http://ameblo.jp/sangokusi-engi/entry-10864688055.html

 さらには下記のように、銅雀台専用のブログも開設されたという。

・歴史酒場銅雀台
http://doujakudai.blog.fc2.com/

 すぐさま地図やら乗換案内やらで検索をかけ、これなら行けると思い20時50分にあわててスタバを出る。

・乗換案内 ジョルダン
http://www.jorudan.co.jp/

 代々木駅から山手線で池袋駅に行き、埼京線に乗り換えで一駅の板橋駅という流れで15分程度で到着する。その日、清岡の(終電に乗れれば良い)最終目的地は「すいばら」という店で、そのお座敷席を5月16日のプチオフ会の二次会に使っていたのだけど、そのとき、清岡は翌日のサッスオーロ×ACミランの生中継観戦に備えACミランのレプリカ・ユニフォームのシャツを着ていたら、そのお店の常連さんなんだけど見知らぬユヴェンティーノ(イタリアのユヴェントスというクラブのサポーター)から、(以下、今のイタリアのサッカーのことを知らなければさっぱりわからないだろうけど)「ピルロとアッレグリをありがとうございます」、と声をかけられて、6月6日深夜にヨーロッパの頂点を決める大会、チャンピオンズ・リーグの決勝戦、ユヴェントス×レアル・マドリードがあって、その中継をその店に見に行くとのことだったので、それだったら同じイタリア勢のサポーターとして見に行ってみようってことになっていた。そのユヴェンティーノの名前も知らないし、相手もこちらの名前も知らないのにね(その日の深夜にお店で知るに、アキオさんという方だそうな)

・すいばら
http://tinyurl.com/kvmtjdk

※関連記事 関プチ2015:5/16渋谷・川本喜八郎人形ギャラリーへ(2015年5月16日)

 そんな予定が控えていたので、清岡はアッズーリ(イタリア語で空色の意味。イタリア代表のレプリカ・ユニフォーム・シャツ)を着ていた。そのため、全然、歴史ファンっぽくないし、知り合いは店員のモリスさんぐらいしかいらっしゃらないし、歴史ライトファン(もっというとミーハー)的扱いを受けるもんだという想定だった。
 予めネットで調べていた地図どおり、板橋駅の東口を出て左手に曲がる。下町の雰囲気のある路地を歩き、一回、横道を入り誤ったぐらいで入居する店の看板が並ぶビルにたどりつく。



 看板には前回の店舗と違い、三国だけでなく「戦国・幕末・三国志」を語れる酒場と書かれてある。よくある雑居ビルと違って、妙にこぎれいな通路と階段を通じ201にたどり着く。
 こういった雑居ビルの酒場というと薄暗いものという先入観もあって、分厚い扉を開けるとまず明るい雰囲気に目が行き、それから想定以上に内装が綺麗に整っている印象を受けていた。
 その時のお客さんはカウンター席に3人いらっしゃって、奥の竜牙堂さん以外は初めて見るお二人だった。そのお客さんたちに面と向かうのが店主の坂本和丸さんと店員のモリスさん。そして清岡は恐れ多くも真ん中(左から二番目、右から三番目)に通してくださる。それで初めましてな挨拶をしようとした矢先に、和丸さんが清岡が三国志ファンだという旨の簡単な紹介をしてくださったものだから、すんなり話の輪の中に入れた。結局、お名前を伺う機会がなかったのだけど、話しているうちに、左の方が主に戦国ファン、右の方が幕末ファンということは知りえていた。
 近くにあったのを手に取り読むに、メニューは「戦国・幕末・三国志」のいずれかにちなんだもので、清岡はノンアルコールの「赤壁大戦」を注文する。メニューにはどうちなんだか飲み物・食べ物それぞれの説明があって、「赤壁大戦」は説明どおり「乱戦」な感じでおいしくいただく。



 カウンター席の背後には上の左の写真のように本棚があって、横山光輝『三国志』の単行本60巻が揃えられているのを始め、様々な歴史本が揃えられてあって、さらに展示されたフィギュアが目に賑やかだ。
 奥がテーブル席になっていて、上の中の写真のように壁には歴史にちなんだTシャツが飾られている。その他、衣装棚があって、上の右の写真のようにどうやらお客がお店で着れるようになっているようだね。
 「赤壁大戦」も含め、許可を得て「この6000円で購入した、安物のデジカメでは店内のステキな感じが伝わらないでしょうけど」とつぶやきながら上記の三枚を写真撮影してた。まぁ、ちゃんとした写真を見たい場合は前述の銅雀台のブログへ。

 それで前述の通り清岡はアッズーリを着ていたものだから、それについて前述の通りの説明をしていた。「歴史ファンに見えない格好」と言っていたら、誰かが、「誠」と書いてたらそれっぽいっていじられる。そう、新撰組ね。「キャプテン腕章と思わせておいて、『誠』って書いてたり」と清岡もそれに乗る。ちなみにその一週間後(日本時間)にクロアチア×イタリアがあったものだから、それを自宅で見て、そのまま京都の街を歩いたのだけどね。それからいつもの一筆書き切符の話をしていた。今回はベタに奈良線関西本線東海道線中央本線太多線高山本線東海道本線の一周なんだけど、有効期限を稼ぐために山科駅から湖西線北陸線北陸新幹線と飯山駅まで続きエア路線を入れてみたが。
 話を戻し客層が三国のファンに限ったことではなかったから、話題はむしろ日本の戦国やら幕末の方がメインだった、それでも幕末ファンの方が『三国志』と『三国志演義』との違いは史実と司馬遼太郎の小説ぐらいの違いか?という質問にすごく新鮮なものを感じていた。もちろんすかさず和丸さんからわかりやすい説明が入っていた。
 幕末の話の流れで、お札の肖像画の話をしていた。どういう人選かわからないって話で、清岡は偽造防止の意味もあるんで、偽造しにくい顔も選んでるってことを申し上げていた。そこから手塚治虫や美空ひばりもそのうちお札になるんじゃないかって話をしていた。あと文化人ばかりで、さすがにもう軍人がお札に選ばれたりはしないだろうという話で、清岡は「逆に山本五十六とか東郷平八郎のお札はSFのパラレルワールドものに使われそう」という旨を申し上げていた。
 あと清岡の右隣に座る幕末ファンの方は幕末マンガと聞きつけて小山ゆう『おれは直角』を読もうとしたがなかったので、同じ作者の『あずみ』を読んでいるそうな。清岡は『おれは直角』について原作を全巻持っていたし、アニメのオープニングテーマ「学問のスズメ」も歌えるほどなんで、どこらへんが幕末なのか話していた。まぁ、結果的には殿様の御曹司との身分差や主役の直角がその御学友になったりと舞台設定がそれっぽいのだけど、特に実在の人物が出てくる訳ではないってことを申し上げる。でも萩明倫館が主な舞台なんだけどね。

・オールでカラオケ (※個人サイトの2006年9月16日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2006/0903.html#16

 それより『あずみ』を読んだのは正解で、それは戦国時代の話だけど、続編の『AZUMI』は舞台が幕末になると申し上げる。右隣の人は『竜馬がゆく』などの司馬遼太郎の小説から幕末ファンってことで、今は小説に限らず活字を読んで、幕末の知識を深めているとのことだった。それだったらと左手後方にある『おーい竜馬』も読んでみては、と(土佐出身の)和丸さんも勧めていた。そういえばそのマンガ作品も小山ゆう先生だ、と清岡(…というより昔、清岡は小山ゆう先生の単行本を集めていたのだけど言い出せず終い。『スプリンター』とか『愛がゆく』とか。それに手塚治虫『陽だまりの樹』と並行して読んだりしたこともね)。あと、幕末つながりで、清岡からは数時間前に読んでいた『風雲児たち』の話をしていた。
 そんな感じで本当にお客が語り部となって延々と歴史談義をされていたのには驚いた。さすかにみなさん用事か終電かで徐々に店から抜けていかれて、最後の段で清岡も帰ることになる。レシートをみると22:32 突き出し代300円、「赤壁大戦」に600円、972円だった。
 一緒に店を出てきた右隣の人と埼京線で新宿駅までご一緒しあれこれ聞いていた。その人はツイッターで銅雀台のことをを知ったそうな。実は水曜日の幕末ナイトに続いて二度目のご来店とのこと。この短期間で二回も来るだなんてもう常連さんじゃないですか、と清岡はのたまっていた。やはり日常生活でそういった歴史のことを語る機会がないので、銅雀台は貴重な場であるとその人はおっしゃっていた。よく戦国なりをテーマにした居酒屋は都内にあるものの、それは戦国時代の鎧が飾っていたりある程度コンセプチャルなんだけど、別に店員がそのコンセプトに詳しいわけではなく、銅雀台のように語り合える場でもないので、そういった不満感や歴史を語る飢餓感から、かなり銅雀台をありがたがっていた。清岡は栄今は亡き「ACミランカフェ&リストランテ」を思い出していて、どこのジャンルでも似たようなものだな、と改めて思っていた。

※三国と無関係な雑記
・男子トイレのみで告知 (2012年3月28日の雑記)
http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=36

 いやもちろん清岡の頭には「レキシズルバー」があったんだけど、その場で言い出すにはあまりにもKY(危険予知じゃなくてすでに死語の空気読めないの方)だったので、そのまま賛同していた。まぁ、銅雀台は歴史が浅いとはいえ、今、週に六日も営業しているからね。

※関連記事 はじめての三国志(2015年3月25日)

 それでその方が今、読んでいる幕末の伝記っぽいのを見せてもらって、お返しではないのだけど、広島で開催される日本マンガ学会第15回大会の研究報告に傅文婷「「新選組」マンガに関する考察」という幕末を舞台としたマンガ作品についてのがあるよ、と見せていた。

<三国と無関係な雑記に続く>

※追記 『日本まんが』第弐巻で三国ネタ

※次の三国関連の記事 メモ:2015年、2つの研究テーマ

※追記 レポ:兀突骨に行くまで(2015年8月1日)

※追記 メモ:CafeBar曹操(広島県広島市中区流川町)

※追記 三国志感謝祭in銅雀台2015(2015年12月12日)

※追記 十大三国志ニュース2015

※追記 歴史酒場 銅雀台 閉店(-2016年5月15日)

※追記 川本プロダクション、川本喜八郎人形ギャラリー展示委託業務終了(2016年3月31日)

※新規関連記事 メモ:人形衣裳をつくる―三国志・平家物語―(2016年10月8日)

※新規関連記事 山手線西の思い出巡り(2017年1月21日)

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