ストック記事シリーズ。メールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2010年第12号(総216号)(2010年7月28日発行)で知ったこと。
※参照記事
書羅盤より2009年2月発売の書籍
・株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
http://www.yoshikawa-k.co.jp
・三角縁神獣鏡研究事典 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b61587.html
上記出版社サイトのページにあるように、2010年6月29日に吉川弘文館より下垣仁志/著『三角縁神獣鏡研究事典』(ISBN9784642014540)が9975円で発売したという。
上記ページから内容説明及び特色を下記へ引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
内容説明
「卑弥呼(ひみこ)の鏡」の最有力候補である三角(さんかく)縁(ぶち)神(しん)獣(じゅう)鏡(きょう)とは何か。江戸時代からの膨大な研究史を初めて整理し、研究に便利な資料集成を付す。誕生の経緯と製作年代、製作技術と原料産地、流通方式と政治史的意義、銘文と信仰など、最新の発掘成果と豊富な図版を駆使して、その全貌を明らかにする。重要な考古資料として、様々な可能性を秘めたその実像に迫る。
【特色】
・膨大な研究史を初めて整理。研究のポイントとなる点と、その意義を明示。
・豊富な図版を用いて視覚的にも理解しやすく編成。
・最新の発掘・研究成果を網羅し、基礎的資料として有用。
・鏡に記された銘文の一覧を付し、考古学のみならず文献研究にも資する。
・「卑弥呼の鏡」の有力候補、三角縁神獣鏡の実像に迫る。
・邪馬台国研究にも必携。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この鏡の最近のトピックとしては下記関連記事にあるように桜井茶臼山古墳に副葬された鏡に「正始元年」の銘文が入った三角縁神獣鏡が発見されたことだろう。
※関連記事
桜井茶臼山古墳:副葬銅鏡が81枚に 卑弥呼時代のものも(毎日新聞2010年1月7日)
その桜井茶臼山古墳については下記関連記事で触れた「東アジア王墓フォーラム」で詳しく聴けるんだろうね。
※関連記事
東アジア王墓フォーラム(2010年11月3日奈良県橿原市)
※追記
激論!古代史の謎(『歴史人』2011年5月号、4月12日発売)
※追記
少年ワールド、コミックトム
※追記
卑弥呼と邪馬台国の謎(『歴史人』2013年6月号、5月11日発売)
※追記
芝ヶ原古墳と卑弥呼の時代(2014年6月28日-8月31日)
同じくメールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2010年第12号(総216号)(2010年7月28日発行)から知ったことだけど、自費出版系のものは三国作品全体の保護のためを思い基本紹介しないがついでに。2010年6月30日に土屋勝志/著『山また山 空また空』がほおずき書籍から1050円で発売したという。下記ページの「ひとこと」によると「「中国には、日本人が足を踏み入れたことのない所まで行っている」という著者が、『三国志』に関わる秘境の話などを庶民の視点で綴る。」とのこと。
・長野県長野市の出版社『ほおずき書籍』
http://www.hoozuki.co.jp/
・ほおずき書籍出版紹介 《山また山 空また空》
http://www.hoozuki.co.jp/__yamamatayama.php
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