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検索結果

次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 391 - 420 / 6723 件 (0.0352 秒). 検索条件の修正

391. URL:伊都国「王墓」ガラス玉、「草原の道」から 中央アジア出土品と一致(朝日新聞デジタル 2021年9月18日)
※前の記事 リンク:神戸 新長田1番街 → 大正筋 → 六間道 歩き撮り 2019.03.21(YouTube)  2021年9月20日月曜日祝日、下記のTwitter AccountのStatusで知ったこと。 ・今井邦彦 Kunihiko Imai (imaikuni) on Twitter https://twitter.com/imaikuni ・Twitter / imaikuni: ‏邪馬台国時代の国の一つ、伊都国の王墓とされる平原遺跡。そこで出土した青いガラス玉が、地中海沿岸からユーラシア内陸の「草原の道」を運ばれて来たらしいことが判明し、文化財科学会で報告されました。:伊都国「王墓」ガラス玉、「草原の道」から 中央アジア出土品と一致 https://www.asahi.com/articles/ASP9L5GS0P9LTIPE006.html ... https://twitter.com/imaikuni/status/1439136466618097664  下記の「朝日新聞デジタル」のサイトにて「2021年9月18日 16時47分」に下記記事「伊都国「王墓」ガラス玉、「草原の道」から 中央アジア出土品と一致」が公表された。記者は上記のツイート主。記事内容はその18日にオンライン開催の日本文化財科学会大会での、奈良文化財研究所(奈文研)の田村朋美主任研究員らの分析についての研究報告を紹介しており、それは『三国志』巻三十魏書東夷伝(いや記事中には例の「魏志倭人伝」表記)に載る伊都国の王墓と想定される福岡県糸島市の墳丘墓である平原遺跡(「ひらばる」と読むと)についてだ。その遺跡とモンゴルでの匈奴の墓、カザフスタンの遺跡からぞれぞれ出土した「重層ガラス連珠」を三国(いや日本、モンゴル、カザフスタンのね)の協力の下、蛍光X線分析にかけ、これにナトロンという共通成分を見出し、同じところで作られた可能性が高いと。下記の大会のページで確認すると「材質・技法」のセクションで11時3分から21分までの時間枠で「福岡県平原1号墓出土の紺色重層ガラス連珠の再検討」というのがあるね。 ・朝日新聞デジタル:朝日新聞のニュースサイト https://asahi.com/ ※関連記事 リンク:五輪と二階氏と三国志(朝日新聞デジタル 2021年5月18日) ※新規関連記事 関帝廟・媽祖廟(大阪市西成区太子2丁目2023年12月2日-) ・伊都国「王墓」ガラス玉、「草原の道」から 中央アジア出土品と一致 https://www.asahi.com/articles/ASP9L5GS0P9LTIPE006.html ※関連記事 同志社大学の日本史世界史入試で三国志関連2021(2月5日-9日) ※新規関連記事 リンク:纒向考古学通信 Vol.13(2019年7月1日) ・日本文化財科学会第38回大会 http://www.jssscp.org/2021conf/

392. メモ:『アナログの力』展 小林智美(大阪11月3日-21日)
※前の記事 とくしまバーチャルパビリオン 英子・孔明の阿波おどりステージ 月見英子バーチャルライブ(YouTube2022年11月3日・6日)  2022年11月13日日曜日、9時12分出発。出町柳駅9時47分発、京阪本線特急(プレミアムカー連結)(淀屋橋行)に間に合う。10時40分、北浜駅着、大阪メトロ堺筋線に乗り換え、10時55分、日本橋駅で降り、ひたすら雨の中、堺筋を南下する。11時の開店前に、大阪府大阪市浪速区日本橋4-10-2 こみっく軸中心派 日本橋店内 アールジュネス日本橋に到着。下記関連記事にあるように、ここで「『アナログの力』展 小林智美」が開催されているとのこと。下記ページに象徴的に掲げられるのは小林智美さんによる孔明の絵、江森備「私説三国志 天の華・地の風」の挿絵に使われている。 ・アールジュネス・軸中心派・E☆2-えつ- https://artjeuness.jp/ ・『アナログの力』展 小林智美 | https://artjeuness.jp/contents/474/ 関連記事 『アナログの力』展 小林智美(東京2022年10月6日-24日、大阪11月3日-21日) ・小林智美公式サイト 花の歌 http://www.kobayashi-tomomi.com/ 関連記事  メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊  CD 私説三国志 天の華・地の風(2011年10月28日)

393. 円山応挙筆「風雪三顧図襖絵」八面
またまたタレコミ情報をお一つ。 神戸市東灘区に「白鶴美術館」というのがあるらしいんだけど、そこで2007年3月10日土曜日から6月10日日曜日までの間、春季展として美術館本館では『古美術鑑賞入門II―日本・中国美術の「わざ」と「こころ」―』という展覧会が行われているとのこと。詳しくは下記、美術館のサイトへ。 ・白鶴美術館 http://www.hakutsuru.co.jp/culture/museum/museum01.html このサイトにあるその展覧会の「内容解説」を見ると4月8日から5月12日までの間、円山応挙筆「風雪三顧図襖絵」八面というのが展示されるそうな。 そう名前の通り、三顧の礼をモチーフとした襖絵。一体、どんな絵だろ。 しかし、サイトで「劉備元徳」と誤字があるのはいただけないけど。一応書くけど、「元徳」じゃなくて「玄徳」ね。たまに検索ワードで見かけるので。

394. 教科書本文データ集(全国漢文教育学会)
※関連記事 三国志学会 第四回大会ノート1  上記関連記事に添付したレジュメで触れたように、「三国志ニュース」のアクセスログに「捜神記 復活」という検索語句が見られる。これだと少なくとも『捜神記』に関する語句だとわかるが、大半は「復活 書き下ろし」等、あたかも「復活」と名付けられた漢文があるかのような検索語句となっている。これは漢文を取り扱う教科書でそういうタイトルが付けられたことが原因だと以前、下記にリンクする関連記事で記した際に気付いていた。 ※関連記事 「捜神記」で検索される訳  おそらく元々、『捜神記』にはそういったサブタイトルのようなものが無いのだけど、手元の電子文献で「復活」で検索すると『捜神記』巻十五の「晉武帝世」と「晉咸寧二年十二月」とのエピソードが出てくる。このどちらかが教科書中の「復活」なる漢文だと見なし、共に三国時代にかかってくる時期であるため(三国鼎立が崩れているので定義によっては含めないが)、三国要素を含む検索語句と見なしていた。  しかし、似たようなケースでそれが教科書由来の検索語句かどうか確認していないものがある。その代表的なものが(というより今、私が思い出せるものが)「魏武捉刀」という検索語句。「魏武」は曹操のことなので、「捉刀」で手元の電子文献を検索すると『世説新語』巻下之上 容止第十四(あるいは『裴子語林』)にある曹操が匈奴使にまみえる話が出てくる。ちなみにここの注に引かれる『魏氏春秋』に「武王姿貌短小、而神明英發。」というのがあって、曹操の背が低い元ネタに使われている。  今となって、それが教科書由来かどうか確認すべくネットにて「魏武捉刀」と検索すると、下記のサイト「全国漢文教育学会」にある「教科書本文データ集」を見かける。 ・全国漢文教育学会 http://www.zenkankyo.gr.jp/ ※リンクするのにいちいち報告する手間があるようなので、URLのみ。ここの「学術」→「教科書本文データ集」

395. 三国志マニアまやや(アニメ『海月姫』2010年10月14日-)
7月15日に知人から東村アキコ/著『海月姫』(「Kiss」連載中/講談社刊)というマンガに、「まやや」というキャラが三国志マニアという設定で出てくるとタレコミ情報を頂いた訳だけど、そのマンガが10月にアニメ化されるということで、公式サイトが更新されキャラ紹介されるまで待っていた。 ・TVアニメ「海月姫」公式サイト http://kuragehime.noitamina.tv/ そうすると「2010.10.04 公式サイトリニューアル!」ということで「CHARACTER」ページが新設されており、件のキャラの紹介が出ていたので、早速、その日のうちに記事に(※サイトの都合上、後日記事の更新日が8日になる予定)。

396. mini三国志フェス2020 in OYF(2020年6月21日)
ツイッターで「三国志フェス」と検索すると2020年5月21日に下記のTwitter AccountのStatusがでてきた。 ・やついいちろう (Yatsuiichiro) on Twitter https://twitter.com/Yatsuiichiro ※新規関連記事 バキ コラボ大戦スタンプキャンペーン(2021年4月4日-5月26日) ・Twitter / Yatsuiichiro: ‏うしすけさん、三国志フェスもやついフェス内でやっちゃえば ... https://twitter.com/Yatsuiichiro/status/1263131856498614273 この動きは?と注目していると6月11日に発表があって、下記のTwitter AccountのStatusを見かける。 ・USHISUKE (USHISUKE) on Twitter https://twitter.com/USHISUKE ※関連記事 『蒼天航路』を好き放題に話すイベント(仮)(レキシズル2019年6月26日) ※新規関連記事 リンク:清水市次郎出版『絵本通俗三国志』の挿絵についての考察(第42回 国際日本文学研究集会会議録2019年3月28日) ・Twitter / USHISUKE: ‏6/20-21の「オンラインやついフェス」に出演決定!おくまんさんと「mini三国志フェス2020」をやります!詳細は追ってお伝えですが、やついさん・やついフェスの方々・おくまんさん・出演者・有志のスタッフ…多くの人に支えられ実現。一緒に楽しみましょー! ... https://twitter.com/USHISUKE/status/1270919588486606848 下記サイトで告知される、2020年6月20日土曜日 21日日曜日オンライン開催の「ONLINE YATSUI FESTIVAL! 2020」内にて、詳細は未発表だが、おくまんさんとUSHISUKEさん出演で「mini三国志フェス2020」が開催されるという。「ONLINE YATSUI FESTIVAL! 2020」自体は下記サイトのMETA-Tagから引用するに「オンラインやついフェス公式WEBサイト!「YATSUI FESTIVAL! 2020」が「オンラインやついフェス」として6月20日、21日の2日間、舞台を渋谷からオンラインに移しての復活開催!生配信ライブ、各アーティストの自宅からの配信、全国のライブハウスを巻き込んだ企画や、飲食店等とコラボしたオンラインフードコートからキャンペーンガールまで、STAY HOMEで楽しめる、やついフェスならではの盛りだくさんな企画を多数ご用意致します!」とのことだ。日時とか詳細に気付き次第、追記予定。 ・ONLINE YATSUI FESTIVAL! 2020 https://online.yatsui-fes.com/ ※関連記事 第二次ヴィレ蛮征伐~サイン会ツアー~(2014年) ※次回記事 mini三国志フェス2021 in やついフェス2021(2021年6月20日) ...

397. メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い
 今回も多少、前置きが長い。 ・京都国際マンガミュージアム http://www.kyotomm.jp/ ・国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界」| 京都国際マンガミュージアム http://www.kyotomm.jp/event/study/isc01.php  上記リンク先にあるように2009年12月18日から20日まで京都国際マンガミュージアムにて国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界」が開催された。知っている分で、関連する登壇者のブログ記事へのリンクを下記に列挙する。 ・夏目房之介の「で?」 http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/ ・京都国際シンポ終了  (※上記ブログ記事) http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/12/post-03e7.html ※追記 ・国際シンポ12月18日ワークショップへのコメント  (※上記ブログ記事) http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/12/post-f0c9.html ※追記 ・2009.12.18 グルンステン氏の発表後の質疑  (※上記ブログ記事) http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2009/12/20091218-a376.html ・小田切博の「キャラクターのランドスケープ」 http://wiredvision.jp/blog/odagiri/ ・「マンガの国際学術会議」が日本で開かれる意義  (※上記ブログ記事) http://wiredvision.jp/blog/odagiri/200911/200911241400.html ・間抜けな話  (※上記ブログ記事) http://wiredvision.jp/blog/odagiri/200912/200912221500.html

398. 『恋姫†無双』(アニメ)
 NHK総合でやっていた『新春テレビ放談2009』で誰の発言か忘れたけど、テレビ全体がプロモーションの場になりつつあるというのを聞いてなるほどな、と思った。その一例として、テレビのドラマは漫画などを原作とし、さらには映画化、DVD化を見越しての番組作りってのが今の流行りで、良い悪いは別として結局はテレビ番組は他のメディアを繋いで消費を促進させているだけになりつつあるという。  それで思い出したのが、アニメの『恋姫†無双』。元は三国演義の人物を女性化した、対象年齢18歳以上のゲームになるんだろうけど、萌え系アニメに分類されるんだろうか。興味ないものだから、すっかりチェックしてなかったけど、地上波放送は別の地域で始まっていたり、最近のアニメのありがちな例にもれずやっぱりDVDが発売されていたり、取り上げてないのが多かったので、一気に以下、紹介。DVD1巻の初回限定特装版のマウスパッドは『一騎当千 秘蔵限定BOX』のパロディーかと思ったよ(※追記。と思ったら、「一騎当千」の方でも2月に「一騎当千Great Guardians」関羽雲長 立体マウスパッドを売り出すそうな)。 ・恋姫†無双 http://www.mmv.co.jp/special/koihime/ ※関連記事  『恋姫†夢想』『真・恋姫†無双』  「恋姫†夢想」コミカライズ&アニメ化が決定 ※追記 マジキュー4コマ 真・恋姫無双 ※追記 真・恋姫†無双アニメ化決定(2009年秋放送予定)

399. ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010(2010年1月2日)
テレビ欄を見ていると、日本テレビ系列で2010年1月2日21:00-23:24に『ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010』が放送されることを知る。 ・日テレ・ホームページ http://www.ntv.co.jp/ ・ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010[字]|番組表|日テレ・ホームページ http://www.ntv.co.jp/program/detail/122229311.html 上記の番組詳細ページから下記に引用するように、どうやら一部、卑弥呼について取り上げられる模様。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽ヒミコ殺害説と犯行動機 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

400. メモ:2015年、2つの研究テーマ
※前の三国関連の記事 歴史酒場 銅雀台(2015年6月1日-2016年5月15日)  日本マンガ学会大会には下記関連記事にあるように第13回と第14回と連年で研究報告をしたんだけど、今回は要旨〆切(2015年4月頭)と別件の論文〆切(2015年3月末)が重なったこともあって特に何の用意もしてなかった。 ※関連記事  ノート:横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築(2013年7月6日)  メモ:「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)

401. 4月24日は劉備の命日
・4月4日は孫策の命日 http://cte.main.jp/newsch/article.php/311 上の続き、かな? 三国志蜀書先主伝によると、 (章武三年)夏四月癸巳、先主殂于永安宮、時年六十三。 というふうに章武三年(紀元223年)の夏四月癸巳、先主(劉備)は永安宮において63歳のとき亡くなった。しかしながらこの年の四月に癸巳の日はない(「癸巳」にあわせると命日は3月5日?)。これに続く文の諸葛亮の上言によると 亮上言於後主曰:「伏惟大行皇帝邁仁樹徳、覆燾無疆、昊天不弔、寢疾彌留、今月二十四日奄忽升遐、臣妾號咷、若喪考妣。 と、今月の二十四日、たちまち天に昇った、とあるので劉備の命日は4月24日。 ・参照 http://cte.main.jp/newsch/article.php/276 ※追記 4月25日は夏侯惇の命日 ※追記 4月26日は三国呉の大皇帝崩御の日

402. 『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG、2007年8月1日)
かなり遅れた情報なんだけど、2007年8月1日にYahoo!ケータイで『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG)が配信開始になったとのこと。 また同年11月29日にau EZアプリでも配信された。 <追記>2007年12月28日にiモードで配信開始。 <追記>2008年1月31日にCLUB AIR-EDGEで配信開始。 ・ケムコ http://www.kemco.jp/ <追記>横山光輝 三国志 http://www.kemco.jp/applipage/07_game/sangokusi_a.html ・横山光輝氏の名作「三国志」を原作としたSRPG「横山光輝 三国志」を配信 http://www.ksol.jp/information20070724.html ・-SRPG-シミュレーションロールプレイングゲーム  横山光輝 三国志 http://www.kemco.jp/applipage/07_game/sangokusi_v_a.shtml ・横山光輝 三国志 http://www.kemco.jp/applipage/07_game/sangokusi_ez_a.php タイトル通り横山光輝/著『三国志』(漫画)を原作としているんだけど、ついでながら、過去、三国志ニュースで取りあげた横山三国志関連のニュースを下記に時系列順にピックアップしてみる。 ・横山光輝オフィシャルサイト http://www.yokoyama-mitsuteru.com/ 2004.03.横山光輝版『三国志』(カプセルトイ) 2004.08.横山光輝版『三国志』(カプセルトイ) 2006.横山光輝三国志 カード型ライター 2006.11.03.横山光輝「三国志の世界」 2006.11.18.「横山光輝の世界」展 2006.12.28.『横山光輝・三国志』(ニンテンドーDS) 2007.03.05.横山光輝『三国志』愛蔵版 2007.07.29.「三国志祭り」 2007.08.01.『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG) 2007.10.17.『横山光輝 三国志年代記』 2007.10.25.横山三国志伝(『三国志大戦2』追加シナリオ) ※追記 横山光輝三国志 諸葛孔明伝(Yahoo!ケータイ)

403. 『中国歴史ドラマ 関羽』(BSジャパン)
 例によって検索ワードから追検索。  BSデジタル放送のBSジャパンにて2007年10月7日日曜日(10:00-10:54)から毎週『中国歴史ドラマ関羽』が放送されるとのこと。ドラマの『関公』のことかな? ・BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/ ・中国歴史ドラマ 関羽(番組オフィシャル) http://www.bs-j.co.jp/kanu/ --引用開始--------------------------------------------------------- 【出演者】 関羽  (成人期:王英権) 劉備  (黄湘陽) 張飛  (張友齢) チンルオ(田海蓉) 【監督・演出】 【監督】鄭克洪 --引用終了--------------------------------------------------------- 「解良」やら「翼徳」やらでおそらく『三国演義』準拠かと。「中国古典ドラマ 関羽」がより正確。 <10月2日追記> 今のところ「中国歴史ドラマ 関羽」と検索するyahooではここのページが引っかかり、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/552 ↑googleではまだこのページが引っかかる。 <4月17日追記> たまたま見かけたので下記、参照リンク。 BSジャパンより先にCSでやっていたようだね。 ・蒼天三国志blog http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/ ・週末王牌劇場 関羽 byスカパー http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/archives/50467550.html <追記終了> ※追記 中国歴史ドラマ「関羽」(BSジャパン、2008年7月22日)

404. 三国志学会 第十一回大会(2016年9月3日10日土曜日)
・三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/ ※前回記事 三国志学会 第十回大会(2015年9月5日12日土曜日)  少なくとも私が把握しているここ数年は、三国志学会大会昼休み中の役員会で来年の三国志学会大会の日程が決められ(もちろん都合により変更されることもあった)、下記関連記事にあるように大会が終わる頃には事務局長等から来場された方々にその日程が告知されていた。 ※関連記事  三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日)  三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)  三国志学会 第八回大会(2013年9月14日土曜日)  今回も「三国志学会 第十回京都大会」にて早くも来年の三国志学会大会の日程について告知があり、「三国志学会 第十一回大会」は2016年9月3日土曜日にまず東京の二松学舎大学にて開催され(前回の早稲田大学から前々回の会場に戻る)、その一週間後の9月10日土曜日に京都の龍谷大学にて開催されるという。 ・二松學舍大学 http://www.nishogakusha-u.ac.jp/ ・龍谷大学 You, Unlimited http://www.ryukoku.ac.jp/  「三国志学会 第十一回大会」で三国志学会が十周年なのだけど、2015年の時にしたように、ここらへんの説明を繰り返す予感。つまりは「三国志学会 第一回大会」が原点なので、「三国志学会 第二回大会」が設立一周年で、数字としては一つずつズレている。 ※追記 60分で名著快読 三国志(2016年1月7日) ※追記 三国志 官渡の戦い(2016年7月23日) ※追記 三国志 天下三分(2016年9月3日)

405. 江森備「私説三国志、復刊を語る」(『活字倶楽部』2007年秋号)
 下記の『コミック三国志マガジン』のブログ記事を見ていると、『活字倶楽部』2007年秋号に江森備先生のインタビューが載っていることに気付く。 ・第5回配信開始&あの名作復刊!? http://www.comic-flapper.com/3mgz/blog/?p=46 ・コミック三国志マガジン 編集部が出師の表 http://www.comic-flapper.com/3mgz/blog/ ・コミック三国志マガジン http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html <参照>コミック三国志マガジン(2007年9月27日配信開始) http://cte.main.jp/newsch/article.php/702  『活字倶楽部』とは雑草社から出ている雑誌で、2007年10月25日に発行された2007年秋号の巻頭特集「乙女と隠れ婦女子のための読書案内」にて、「私説三国志、復刊を語る」という江森備先生のインタビューがあるらしい。詳しくは下記、雑草社のオフィシャルサイトへ。 ・雑草社*OFFICIAL SITE http://www.zassosha.co.jp/  タイトルにある「私説三国志」とは、雑誌『小説ジュネ』13号(1985年6月号)に載り始めた江森備/著『私説三国志 天の華・地の風』という小説(その掲載時のタイトルは『わが天空の龍は淵にひそみて(前編)』)。ここ三国志ニュースでも過去、復刊の記事として取りあげたので、詳しくはそちらを参照(下記リンク先)。 ・メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊 http://cte.main.jp/newsch/article.php/560  それで余談ながら、話を『コミック三国志マガジン』のブログ記事に戻すけど、そこのブログ記事には漫画の『STOP劉備くん!』は元々、『私説三国志 天の華・地の風』と同じく『小説ジュネ』で連載されていたこと(『STOP劉備くん!』は23号、1987年2月号から)が言及されていない。これは単に忘れていたのか、それとも「○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ」的な契約に絡んだもの(?)なので敢えて言及しなかったんだろうか。まぁ、部外者としてはどうでもいいが。 <12/14追記> ・復刊ドットコムblog http://blog.book-ing.co.jp/ ・『活字倶楽部(2007年秋号)』(雑草社)にて『私説三国志 天の華・地の風』の江森先生インタビューが掲載されてます! http://blog.book-ing.co.jp/message/2007/10/2007_b7d7.html

406. 三国志 呂布と貂蝉(衛星劇場)
今さらのお知らせだけど、全国のケーブルテレビ局とCSデジタル放送スカパー!のチャンネル「衛星劇場」で2009年1月18日からドラマ『三国志 呂布と貂蝉』(全35話)が毎週日曜日5時の一時間枠と毎週木曜日28時の再放送枠で放送しているとのこと。さっき検索ワードで気付いた。じっくり三国志ニュースのカレンダに書き入れたいところ。 ・衛星劇場 http://www.eigeki.com/ 上記サイトから番組内容を下記へ引用。 --引用開始----------------------------------------------------- 監督:チェン・カイコー 出演:ホアン・レイ チェン・ホン ゴン・ロー フー・ピアオ 2004年(全35話) 46分 カラー 『PROMISE』のチェン・カイコー監督、『愛は波の彼方に』のホアン・レイ主演。一大歴史巨篇『三国志』がワイヤー・アクション満載でドラマ化。最強の男と名高い呂布と中国四大美女のひとり貂蝉。純粋な愛を貫き通す2人は歴史の波に翻弄されながらも、運命に立ち向かう。 --引用終了----------------------------------------------------- ※追記。閲覧者の利便性を重視して、下記に同じ内容のDVDに関する商品リンクを用意する。 ※関連記事 2006年1月7日~衛星劇場で「眞説・三国志」 ※追記 呂布が起つ!(コミック三国志マガジン) ※追記 三国志 レッドクリフ・ウォーの真実(2009年4月衛星劇場) ※追記 三国志 Three Kingdoms(衛星劇場2011年4月18日より毎月曜2話ずつ全95話)

407. 歴ドル小日向えりの恋する三国志(2009年3月10日)
サイトの網羅性を少し高めるためもあって情報中継。 ・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・歴ドル小日向えりさんの三国志本  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1102 上記サイトの上記ブログ記事によると2009年3月10日に青志社から『歴ドル小日向えりの恋する三国志』が出るそうな。1200円(税別)。書籍のプロモーションに「レッドクリフ」(商標登録番号:第5165786号)のブランド力が有効活用されている模様。下記の出版社のサイトではまだ情報が出ていないけど、おそらく発売日あたりに出てくるんだろうね、よくあるパターンで。 ※関連リンク ・株式会社 青志社 http://www.seishisha.co.jp/ ・小日向えりオフィシャルブログ「ひなんこフォトブログ」 http://yaplog.jp/hina-photo/ ※追記 歴ドル・美甘子presents『レッドクリフpart2』公開記念三国志ナイト(2009年3月23日) ※関連記事  三国志サイトでの外部寄稿による連載コラム  赤兎馬×レッドクリフ 三国志の宴スペシャル!(2008年10月10日)

408. メモ:立正大学大崎キャンパスと大東文化大学板橋キャンパスの往復
※前記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート2(2008年9月14日) ※以下の文はほぼ『三国志』と無関係。  2008年9月14日11:30。国際学術シンポジウム「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開―魏晋南北朝史像の再構築に向けて―」の会場である立正大学大崎キャンパス11号館5階1151番教室で一般聴講していた清岡は席を立ち、外に出る。 ・立正大学 http://www.ris.ac.jp/  というのもの三国志学会の年会費を払い『三國志研究』第3号や「三国志学会 第三回大会」のレジュメを手に入れるべく、その会場となる大東文化大学板橋キャンパスに向かうためだ。別に会費の支払は郵送等で行えば良いんだけど、ここは敢えてネタとして払いに行こうかと前から思っていた。そのネタというのはこの記事を見ている人が勝手に意味を読みとるってことも含まれる(笑)。  しかし、「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」の「与北魏平城京畿城邑相関的石刻史料的整理与研究工作」以降の発表を聴けないのは残念なんだけど、まぁ清岡の興味のない時代なので良いのかなぁ、と(より正確には興味のない時代であるため少しも消化する自信がない)。後で気付いたんだけど、発表は母国語で行われ日本語訳もないため、中国語も韓国語も理解できない清岡には特に後悔することでもなかったんだけど。  数分掛けてJR大崎駅に向かい、11:39、そこから山手線渋谷方面行に乗り込み、12:06巣鴨に到着し降りる。12:14、都営三田線(西高島平行)に乗り込む。  今回の旅に合わせ、塩沢裕仁「洛陽八関とその内包空間-漢魏洛陽盆地の空間的理解に触れて-」(『法政考古学』第30集記念論文集)のコピーと落合淳思『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)を借りたんだけど、前者は前日の高速バスの中で一通り読んだため、列車の中では後者を読んでいた。元々、店頭で少し立ち読みして面白そうだなと思っていたんだけど、借りれる当てがあったんで、買わずに借りてこの日に読んでいた。列車の中でその新書を読んで楽しんでいるんだけど、脳の別の片隅では、そう言えば店頭で見かけた後、ネット上のいろんなブログでこの本のことを取り上げていたことを思い出していた。互いに関係性があまりないいろんなブログで同じ本のことが取り上げられること、つまりブログ群に同報性が潜んでいるだな、と興味を抱く。同じような趣味を持っているから当たり前かもしれないが、見かけ上(何かのブログを参照したとかなく)、それぞれ独立しているブログが同じ報せを取り上げる現象は面白い。それにこの本に関してそれぞれのブログでは感想なり書評なりが書かれており、どれも読んでいて楽しめるし、総じて多角的にその本について知ることができる。ところが別のジャンルや層のブログ群を見て回ると、こういった楽しみ方ができなくなってしまうこともある。どこの層かはここでは特定するようなことは書かないが、最近では、北方謙三先生が今度は『史記』を題材にして書くとか、少し前ではキャナルガーデンの人物像とかを取り上げたブログ群の極端な例では、それぞれのブログ(あるいはSNSの日記)で独立して報じている点では前述の本の事例と同じなんだけど、ブログ記事で書かれている内容は単に事実が述べられ、一言端的な感想(というか動物的反応)が添えられているぐらいで総じて無個性であるため、前述の事例のように同じことを報せていても見て回って楽しむことができない。さらにはあたかも第一発見者のようなテンションで書かれるとげんなりした気分になる。その層のブログ群の中で互いに情報のやりとりがあれば、互いに意識するものだから個性が出てきて、その無個性が変わるかもしれないと何となく思っている。だけど、あるブログの書き手とそれとは別のブログの書き手の趣味趣向が互いにとても似ていて、互いに似ている記事を書いているんだけど、まるで別の国、別の世界に住んでるかの如く、互いに交流しているどころか認知している気配もない、そういうことは多々見かけるんで、いつまでも見かけ上、別々の閉じた系に居るんだろうな、と予想が付く。まぁ、ブログがネットのコンテンツの中でもより私的なものと認知されているならば、そういう現象が起こるのも道理なのかもしれないし、部外者がとやかく思うことでもないんだろうけど。どちらにせよ、清岡の脳の大半では『甲骨文字に歴史をよむ』を読みつつ、脳の局所的なところで「ブログの同報性キモい」というフレーズがぐるぐる回っていた。もちろん自分に向けたフレーズでもあるんだけどね。 ※追加 古代中国の虚像と実像(2009年10月20日)  そうこうしている間に12:31、西台駅到着。同じ東京都内と言うのに、最寄駅に着くまで一時間もかかってしまうなんて、と悪態をつきながら、そこから大東文化大学板橋キャンパスに向けて歩く。清岡は「学会の類ではスーツ」と決めていたものだから、この日はスーツ。大崎駅に行くまでもそうだったんだけど、炎天下の中、スーツ姿で歩いているためか、汗がダラダラ出てきて、歩きながらも何度もハンドタオルで顔をぬぐっていた。少なくとも次の公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」ではカジュアルな服装で行こうと決心する。おまけにこの日は前日の諸葛亭とホテルの無料パン以来、何も口にしていない。すでに一周回って特にお腹が減っているわけではなかったんだけど、道中の欧州カレー専門店の店頭で売っているカレー弁当が妙に美味しそうに見えていた。  10分余りで大東文化大学板橋キャンパスに到着。 ・大東文化大学 http://www.daito.ac.jp/  会場となる多目的ホールは過去の三国志シンポジウムでも三国志学会大会でも使われたことがないため、どこにあるのかしばらく目が泳ぐ。そうすると道しるべを見かけ(写真のようになぜか「三国志シンポジウム」の絵が使い回しされていた)、意外と近いところにあった。昨年、三国志学会 第二回大会で見かけた方が受付をやっておられ、そこで支払を済ませ、『三國志研究』第3号や「三国志学会 第三回大会」のレジュメを手に入れ任務完了。あとで気付いたんだけど、「三劉」の発表のレジュメが1/4から3/4ページまでしかなくこれは4/4ページが抜けているのか、それとも元からないのかよく解らなかった。 ・超級三国志遺跡紹介ホームページ≪三劉≫ http://kankouha.cool.ne.jp/  会場内へ入る。広めの会場だけど、休憩中なのか、人が4,5人しか居らず、前方のスクリーンでは映画『レッドクリフ』の予告編2分33秒バージョンが繰り返し流れていた。とりあえず画面が写り込まないように映像が流れていないときに、会場の様子をデジカメで撮る。  後から考えると戻っても清岡の理解の範囲外の発表であるため、しばらく三国志学会大会の会場に留まっても良かったが、そういう考えに及ばずすぐに踵を返し、西台駅を目指す。  13:04、西台駅発都営三田線(白金高輪行)に乗り込む。13:21巣鴨駅着。13:26、山手線池袋行に乗り、13:54大崎駅到着。14時過ぎ、立正大学大崎キャンパス11号館5階1151番教室に戻る。五番目の発表の途中だった。  15:40に七つの発表が全て終了し、15分の休憩を挟んでパネルディスカッションとのこと。  休憩時間になるとすぐに教室を出る。5階エレベータ近く、エレベータ出て右側に今回、汲古書院が出店していることが目に付いていたので、直で底へ足を運ぶ。もしかすると前日、神保町で購入できなかった『漢代都市機構の研究』が置いてあるのではないかという期待を元に並んでいる書籍を見ると、有ったんで、迷わず手に取り購入する。ふと見ると全品二割引ということで結果的に得した状態だった。ちなみに『狩野直禎先生傘寿記念 三国志論集』も置いてあった。  チラシをいくつか貰ったけど、高村武幸『漢代の地方官吏と地域社会』というのが面白そう。以前、サポ板で話題に出ていた「秦漢代地方官吏の『日記』について」も収録されているしね(あと長沙呉簡関連の論文も執筆されている方のようだ)。まずは『漢代の文物』や『漢代都市機構の研究』と同じく図書館で借りてきて、よく使うようであれば購入という流れになるね。 ※追記 『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75 2008年)  しばらく書籍コーナーでうろちょろしていると、しずかさんと会ったんでしばらくしゃべる。昨年の三国志学会 第二回大会以来。  というわけで時間が来たので、教室に戻る。 ※次記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート3(2008年9月14日) ※追記 魏晉南北朝史研究会 第13回大会(2013年9月14日) ※追記 孫呉政権と国史『呉書』の編纂(2014年3月)

409. メモ:三国志ニュースの記事が出来るまで
※前記事 プレ:三国志ニュースの記事が出来るまで  前置きは前記事で充分にやったのでいきなり本題。  私が三国志ニュースの記事の多くを書くに当たり、頼りにする情報源はRSSフィード、カレンダ、アクセス解析の三つ。  あくまでも私流なので、さらに効率の良いやり方があれば導入したいところ。  というわけで個別に以下、紹介。

410. 三国志関連同人誌即売会リンク集
・三國志オンラインSHOP 英傑群像 http://www.chugen.net/  上記、サイト「英傑群像」様に10月24日、同人イベント投稿BBSが設立されたので、ふと気になって、これからさきの三国志関連同人誌即売会(イベント)をまとめてみる。  上記サイトの同人イベント投稿BBSは三国志同人活動のイベント告知に活用すると良い。  ネット上にあるこういったイベントの調べ方だけど、まず適当な三国志関連のイベントサイトを探し、そこのリンク集から他のイベントサイトへと芋蔓式に辿っていった。  こういったオンリーイベントの方向性だけど、基本はコーエーの無双シリーズ中心。あとは戦国時代も含めジャンルを幅広くするか、逆に勢力や人物にジャンルを絞っていくか、それら二方向。  広くする方向で「S☆S☆B」や「戦さ人」のようにそれぞれ「戦国BASARA」や「三国志大戦」を取り入れているあたり時代性を感じる。逆に狭くする方向はちょっと前に「呉まにあっくす倶楽部」があったし、「三國天下」、「姜維争奪戦!」、「pepperoni quattro」でさらに人物で絞っている。 ○交地ニハ絶ツコトナカレ五 内容:三国無双中心三国志オンリー同人誌即売会第五弾 日付:2005年11月23日(祝) 会場:東京都 大田区産業プラザPio SP数:直参230sp 委託100c 備考:スタジオYOU主催 コスプレOK 撮影登録制 URL:http://www.youyou.co.jp/only/musou/ ○桜華剣乱弐 内容:三国・戦国無双中心戦国系歴史onlyイベント 日付:2005年12月4日(日) 会場:愛知県 サンライフ名古屋 SP数:直参50sp 委託20sp 備考:コスプレ完全事前登録制(200円) URL:http://www.oukakenran.com/ ○笑門来神~笑う門には神来る~ 内容:真・三國無双シリーズ、戦国無双中心歴史系イベント     (同人誌即売会、コスプレ交流会) 日付:2006年1月22日(日)→延期(開催日未定) 会場:愛知県 刈谷市産業振興センターあいおいホール SP数:直参100sp 委託30sp 備考:コスプレ登録300円(撮影登録費込み) 撮影登録100円 URL:http://yellow.ribbon.to/~kinkan/ ○三國天下 内容:真・三國無双 殿(教祖・王含)メイン 同人誌即売会 日付:2006年2月19日(日) 会場:東京都 東京卸商センター3F(AB室) SP数:直参100sp 備考:コスプレ不可 URL:http://hige.piyo.to/tenka/ ○S☆S☆B 内容:三国無双・戦国無双・戦国BASARAオンリーイベント 日付:2006年3月19日(日) 会場:福岡県 福岡全労済モルティ天神ビル9F大ホール SP数:直参70sp 委託30sp 備考:コスプレ登録のみ200円 カメラ登録のみ100円 コスプレ・カメラ登録200円 URL:http://ssb-web.hp.infoseek.co.jp/ ○戦さ人(「もののふ」と読む) 内容:真・三國無双、三国志大戦、蒼天航路、戦国無双、戦国BASARA等の三国・戦国時代がモチーフとなる作品の同人誌即売会および交流会 日付:2006年4月16日(日) 会場:福岡県 福岡交通センタービル8階Aホール SP数:直参60sp 委託20sp 備考:コスプレ(事前登録):30名/200円、コスプレ(当日参加):∞名/300円 ...

411. 2006年3月11日「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」午前レポ
 下記URLの記事にあるように2006年3月11日に京都大学人文科学研究所主催の「第二回TOKYO 漢籍 SEMINAR 三国鼎立から統一へ--史書と碑文をあわせ読む」が東京であるときいたので、行ってみることに。先着200名で事前に参加応募する形式で、送られてきた参加票を見ると私は94番目だった。後で会場にて聞いた話だと180名の参加者がいたとのこと。 ・2006年3月11日 第二回TOKYO 漢籍 SEMINAR http://cte.main.jp/newsch/article.php/270 ※追記 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート1(2008年9月14日) ※追記 東アジア人文情報学研究センター(2009年4月) 「第二回TOKYO 漢籍 SEMINAR  三国鼎立から統一へ--史書と碑文をあわせ読む」 主催 国立大学法人京都大学人文科学研究所 http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/ 日時 2006年3月11日土曜日の10時30分~16時 場所 東京都千代田区 学士会館2階 210 大会議室  当日、徹夜明けになるところを頑張って1時間半ほど眠ったぐらいで、私の頭の中はほわほわしてたんだけど、何とか予定通りの新幹線に飛び乗り、初めていく会場の学士会館へたどたどしい足取りでたどり着く。15分前ぐらいだ。 ・学士会館 http://www.gakushikaikan.co.jp/  階段を上がると、大会議室の前に受付があった。そこで今回の資料が入った封筒を手渡される。座る席は受付を済ませた順に前から詰めていく感じ。私はG4の指定席にすわった。前からA,B,C,D…と続いて左から1,2,3,4…18という順だからもう既に会場は結構、人で埋まっている。  右上の写真のように前に壇上があって向かって左手に司会者がたつ配置だ。  セミナーが始まる前に封筒の中を確認する。まず目に付いたのが今回のチラシ。裏にプログラムが書かれてある。よく見ると表の画像って武器もかぶり物も服飾も三国時代のものじゃないな。続けて、講師紹介のプリント。  それと両面印刷のプリントが何枚も。どれも右上に○に数字がうってあって、その数字が3つまでだから、今回の3つの講演の資料なんだろう。あと2002年11月30日の「石刻が語る三国時代」というシンポジウムのパンフレット。こちらはちゃんと製本されている(というか私が元々、持っていたパンフレットを持ってきていたんだけど・汗)。それから今回のセミナーのアンケート。年齢のところが「~30歳」「31~40歳」「41歳~50歳」「51歳~」の四択なあたりがどういう年齢層の人たちが聞きに来ているか、おおかたわかるというものだ。後は京都大学人文科学研究所付属漢字情報研究センターのパンフレットなどなど。 ○開会挨拶(10:30~10:35)  というわけで京都大学人文科学研究所付属漢字情報研究センター長の森 時彦先生による開会挨拶が「おはようございます」とともに始まる。漢字情報研究センターの紹介。最近のIT化の話など。そうそう私個人としてデータベースにはお世話になってる(下記URL参照)。あと今回のセミナーの主旨。 ・石刻拓本資料(京都大学人文科学研究所所蔵) http://cte.main.jp/newsch/article.php/215 ○本テーマの狙いについて説明(10:35~10:45)  続けて司会の冨谷至先生(京都大学人文科学研究所教授)による今回のセミナーについての説明。のっけから2002年11月30日のシンポジウム「石刻が語る三国時代」の説明。そのシンポジウムが中間報告で、最終報告として三國時代の出土文字資料班/編「魏晉石刻資料選注」(京都大學人文科學研究所)という本と今回のセミナーがあるそうな。やっぱり今回が最終報告だったんか! それから碑文がどういう史料的位置付けかの説明。史書は後の時代に書かれたものだけど碑文は同時代史料と説明した後、実のところ碑文は史料としては史書より情報が少なく役に立たないんだ、という敢えて断言(こういわれると引き込まれるなぁ)。そこから碑文の特徴を説明した後、碑文からいかに情報を引き出すのかが史家の腕の見せ所、と話をしめる。 ○講演「魏・蜀・呉の正統論」(10:45~12:10)  司会の冨谷先生から宮宅潔先生(人文科学研究所助教授)の紹介がありスタート。三国(魏・蜀・呉)がどのように正統を主張しているか説明し、その後、碑文でどう表現されているか、というのが講演の流れとのこと。  まず王朝の交代の法則の説明。「その法則というのが皆さんご存知の陰陽五行説」とおっしゃっていたけど、陰陽五行説がみなさんご存知か?(汗)。それで配られたプリントには伏羲から順に五行(木、水、火、土、金)とともに王朝交代が書かれている。相生説の方だね。 ・五行についての参考(別サイト) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1635  まず王莽がたくみに五行をつかった解説。王莽は血統的に舜(土徳。つまり五行相生だと火徳の漢の次)の子孫ということを主張したそうな。さらに讖緯(予言のこと)や符瑞をつかってその正統化を強めたとのこと。  こういった王莽の方法を真似たといって良いのが魏。まず予言の「当塗高」を例にあげていた(三国志魏書文帝紀の注に引く讖緯)。ここで袁術がこの予言を先に使ったと補足説明(三国志ファンにはおなじみだね)。それから曹家の血統の主張にふれる。プリントの資料に二つの例があげられている。一つ目の例では周の子孫を称していたけど、それでは五行的に不都合だということ(と推測できるの)で(三国志魏書蒋濟伝の注)、もう一つの例で、曹家は舜と祖先を同じにすると書かれたところをあげていた(三国志魏書文帝紀の注)。ここで実際の碑文ではどうかってことで「石刻が語る三国時代」のパンフレットの碑文の写真で示す。魏は漢からの禅譲に周到な演出をしている、と指摘。  その次は蜀の正統性の主張。蜀に献帝は暗殺された、と誤った情報が流れたことに触れ、そこから劉備が皇帝になるプロセスの説明。なぜ数多い劉氏の末裔の中で劉備が選ばれたかは予言を利用したという事例がプリントの資料にあげられていた(三国志蜀書先主伝)。この予言というのは劉秀のときの予言(続漢書祭祀志)をお手本にしたことが、わかりやすくプリントの資料に二つの予言が並べられていた。劉秀には関係があるが劉備には関係のない「九世」が予言でそのままコピーしている様がよくわかる。それから天体現象を利用した正統性の主張について。これもお手本があるってことを説明していた(三国志蜀書先主伝と漢書天文志)。  さて次は講演のメイン(?)となる呉について。まず魏と違って禅譲していず、また蜀と違って劉氏でもない呉はどういう立場だったかって話。三つ選択肢があったって話。1)新しい皇帝、魏の皇帝に忠誠を誓う。2)あくまで漢王朝に忠誠を尽くす。3)自ら皇帝になる。初め呉は1)を選んでいた。しかし一方、2)もあった。その証拠にプリントの資料に長沙呉簡の記述を挙げている。年号が「建安廿七年」(西暦222年)ってなっているってところ。魏が帝位をついで年号をかえたのが西暦220年なので。 ・参照記事 http://cte.main.jp/newsch/article.php/232  このあと孫堅(字、文台)の漢傳國璽の話。ここらへんはプリントの資料にあげていない。孫権が知星者に問うた話を説明(資料のプリント、三国志呉書呉主伝の注に引く魏略)。  それから西暦229年に孫権が即位した時の正統論の話。告天文の事例(三国志呉書呉主伝の注に引く呉録)をあげている。それを主張する呉のやり方を説明。呉は血統をあげずに符瑞をあれこれあげている。東南の運気(三国志呉書呉主伝の注に引く呉書)、始皇帝巡行時の逸話(宋書符瑞志)、故老の話(三国志呉書張紘伝の注に引く江表伝)。当然、始皇帝の話は史記や漢書には載っていない。  その次が「黄旗紫蓋」の話。三国志呉書三嗣主伝(孫皓伝)の注に引く江表伝に、丹陽の チョウ玄が司馬徽と劉[广異]の議論に偽って書き加えた話が載っている。司馬徽と劉[广異]の紹介があった後、こういったでっち上げについて解説があった。  話が孫皓のころにうつり、石刻の説明にうつる。まず時代背景等や孫皓自身についての伝承を説明。それから孫皓の時代の符瑞にふれる。ここらへんは資料のプリントにまとめられている。それから石刻の説明で、禅国山碑について。設置場所とか形とか。「[穴/乏]石(へんせき)」を引き合いに出して、それにまつわる話、孫皓が[穴/乏]石に自分の業績を刻んだエピソード(太平寰宇記巻九六に引かれる「輿地志」)。現在では何が書かれているかわからないそうな。  話が禅国山碑に戻る。書かれている内容について。「石刻が語る三国時代」のパンフレットに載っている釈文を中心に説明。符瑞がたくさん書かれている。禅国山碑と呉越春秋との共通した記述。「金冊青玉符」と「其書金簡青玉為字」。呉越春秋の作者は後漢の会稽の人、趙煜といわれている。実際は別の人の記述が混ざっていて漢から六朝の民間伝承と史実をごちゃまぜにされていると説明。  呉の正統論の特徴をまとめた後、晋については午後の発表ということで講演が終わる。  それで司会の冨谷先生のコメント(力さえあれば碑で正統性を主張しなくてもいいんじゃないかという個人的疑問等)から質問タイムへ。 ...

412. 宋書楽志にある「鼓吹曲」の見方
三国志シンポジウムの雑感をかくまえに宋書楽志に載っている「鼓吹曲」のメモ。 基調報告の「日中韓三国の三国志」と、それに対する討論会での質問でも出てきたので。 ※関連記事 2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感1 <追記>Re:蜀の史官の存在について  (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」書き込み) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=3171 もし蜀の鼓吹曲が残っていたら三国演義の原型のようなものであろう、とする基調講演に対し、蜀の鼓吹曲が残ってないのは、政権を後漢から引き継いだという建前なので元々、蜀の鼓吹曲はなかったのでは? というような討論会での質問。 魏と呉の鼓吹曲は http://china.ic.daito.ac.jp/cgi-bin/handy/ftmsw3 ↑中央研究院漢籍全文資料庫の大東文化大学サーバー版(まぁ本家でも良いんだけど、三国志シンポジウム関連でせっかくなんでこちら)で見ることができる。 ここの「二十五史」のところをチェックして「開啓」のボタンを押して移ったページで「新校本宋書」→「志」→「卷二十二 志第十二」→「樂四」 →「644」と順にクリックしたページから見ることができる(呉は「656」。韋昭がつくっているあたりがファンにとってポイントが高い) ※追記 上記サイトがデッドリンクなので、替わりに下記を挙げておく(というかこっちが本家)。 http://www.sinica.edu.tw/~tdbproj/handy1/ ※追記 韋昭研究(2011年7月) (以下、余談) というようなことをサイト「江河水」 http://kougasui.fc2web.com/ (現URL)の掲示板で2001年7月8日17時52分に書き込んだんだけど(多分、もうログはサイト上に残っていない)、さらによそのサイト「呉書見聞」 http://f27.aaa.livedoor.jp/~sonpoko/ (現URL)の掲示板で反響があって、2001年8月2日21時29分の佳耶乃さんの書き込みによると(多分、もうログはサイト上に残っていない)、篠田耕一/著「三国志軍事ガイド」(新紀元社刊)に呉の鼓吹曲「伐烏林」の原文と対訳が載っているとのこと(清岡は未確認)。 余談ついでながら、よその掲示板まで反響があって浮かれている清岡の書き込みを以下、あげておく ----------------------------- Res:清岡美津夫(849) 題名:ありがとうございます♪ 投稿日 : 2001年8月3日07時04分 いえいえ、引用されててなんだか嬉しかったです それと、対訳が載っている本を教えてくださってありがとうございます。 えっと、私はその本、持ってないので、どこかで見かけたら、 見させてもらいますね。 って軍歌っていうことはいつ頃、唄われてたのですかね。 三国時代なのですか? だとしたら三国時代に軍楽隊ってあったってことに!? 呉鼓吹曲、あの詞の呉贔屓っぷりが好きです(笑) でも他の国のファンの人には見せれないですね、、、 その中の「關背德曲」なんて題名からいきなりそうですし(苦笑)

413. まとめメモ:光栄ゲームパラダイス
※関連記事 歴史ファンワールド残党リンク  上記関連記事で書いたように以前、光栄(コーエー)から『光栄ゲームパラダイス』、『歴史パラダイス』、『月刊DaGama』、『歴史ファンワールド』といった投稿本が出ており、下記にリンクを張る書き込みでも触れたように、それらには『三国志』『三国演義』関連の投稿も含まれている。それらの雑誌に投稿していた方には商業方面や同人方面で今も活躍している方々もいると聞く。 ・Re:回答ありがとうございます。おかげですっきりしました。 (※三国志ファンのためのサポート掲示板内書き込み) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=2924  下記のコーエー総合ポータルサイト「GAMECITY」の「カタログ」の「History」で今、それらの刊行を確認すると、「歴史パラダイス Vol.6」しか情報が載っていない。 ・GAMECITY  (コーエー総合ポータルサイト) http://www.gamecity.ne.jp/  しかし、近年では流通のサイトから、例えば下記のような「Amazon.co.jp」から刊行状況を確認することができる。 ・Amazon.co.jp: 通販 - ファッション、家電から食品まで https://www.amazon.co.jp/

414. 有鄰館(京都)
 無極オフのときは「長江の流れは緩やかに見えて」を見るため東京へ向かっていたし、春のオフ会と6月のオフのときは私用とバッティングして行けず、今回、ようやく予定があって宣和堂電網頁のオフ会に行けることに。 ・宣和堂電網頁 http://www2s.biglobe.ne.jp/~xuan-he/ ・藤井斉成会有鄰館を観に行きたい! http://sengna.hustle.ne.jp/sb/log/eid560.html ・藤井斉成会有鄰館オフおさらい http://sengna.hustle.ne.jp/sb/log/eid587.html  上の記事タイトルのように、今回は有鄰館を見に行こう、という主旨だ(そのまんま)  その有鄰館がどこにあるかというと京都の岡崎。京都市美術館、京都国立近代美術館、それから細見美術館以外にもまだ美術館があの辺りにあったんだ。「あれ何だろね」といつも気になっていた建物だ。  しかも第一日曜日と第三日曜日の午後しか開館していないという希少価値(?)。こりゃ個人的にはなかなか行く機会ないなぁと思ったのでそういう意味でもちょうどよかった。  で、迎えた2006年7月16日日曜日。  とりあえず、清岡は顔なじみのしずかさんと合流。  集合時間の12時前。京都の地下鉄東西線で東山駅に向かい、集合場所の改札へ向かって階段を上がる。そうすると、なにやら改札を出たところで輪になっている集団がみえる。  確信した清岡は改札を出たら、すぐにその輪に声をかえるとやっぱりそうだった。  サイト管理人の宣和堂さん、吉梨さん、さとうしんさん、師走さん。  そのまま白川を通って有鄰館へ。その間に、清岡は宣和堂さんとしずかさんとトーク。というか、しずかさんから「清岡さん的にアウェイ」とプレッシャーのようなネタを言われていたので、妙に気を遣われているような気になる(笑)  白川がとぎれるところを左に曲がると、あるビルの屋上にある中華風建物が目に付く(写真)。それが有鄰館。道に面したところから入るのかな、と思ったら、向かって右側の細い横道を入っていって、勝手口(失礼)のようなところから敷地へ入っていく。  途中、「藤井」と表札のある家を見かけ、無関係かも知れないが「さすが、財団法人 藤井斉成会」などと思ってしまう。  門から敷地へ踏み込むと、漢代の石室なるものが普通に庭に野ざらしになっていてビックリする。さらにその石室を四阿のように使っており、数人がくつろいでいたのをさらにビックリする。  壁に他の美術館のポスターがいくつか貼ってある小道を抜けると、靴を脱いでスリッパに履き替えるところにでて、そこから建物の中に入り半階分を階段で上がると、受付に出る。そこで皆、本館の入館料を払って、半券を手に、まず一階のフロアに入る。  後日、さとうしんさんのサイトで気付いたんだけど、半券にある「ホームページアドレス」はすでに期限切れか何かで見れないようになっている。仕方ないので例によってThe Internet Archiveで該当ページにアクセスする。 ・有鄰館(The Internet Archive上) http://web.archive.org/web/*sr_1nr_30/www.yurinkan-museum.com/* ※リンク追記 ・有鄰館 http://www.yurinkan-museum.jp/  そうするとある程度、見ることができるようになる。特に蔵品略目のページは有用。 ・蔵品略目(The Internet Archive上) http://web.archive.org/web/20050310165451/www.yurinkan-museum.com/art.html  上記の蔵品略目以外のものを展示されていたようで、以前、見に来たことのあるオフ会参加者は口々に「前と展示品が少し変わっていた」とおっしゃっていた。  と話戻してまず一階から。オフ会参加者は清岡以外、中国の時代を幅広く知ってる方々なので、話を聞きながら展示物を見ていると有意義でとても楽しい時間を過ごしているような気になる。  見てきて面白いと思ったのを全部、書けば良いんだけど、それは書き手の知識が追いつきそうにないし、三国志ニュース的じゃないので、適当にピックアップしていこう。  1階は佛像・彫刻、画像磚石・瓦当、石経・経石が展示されている。広さは大きい教室といったところ。漢代では画像石・画像磚がまず目立った。だけど、どうも劣化が進んでいて、進賢冠の梁の数を数えたり、武冠の編み目を見たりする程には到らなかった。しかしショーケースにも何も入れず、無造作に置いてあるのにはビックリするなぁ。  あと、後漢の熹平石経の残石。それから魏の正始石経(三体石経)。ネットで見かけたとき勝手に拓本だと思っていたら、実物だった(汗)  といっても後漢の熹平石経は破片の一つといった感じ。後漢書本紀によると (熹平)四年春三月、詔諸儒正五經文字、刻石立于太學門外。 ということで、熹平四年(西暦175年)春三月五経(易・書・詩・礼・春秋)の文字を正せと諸儒に詔が下り、太学の門外に立てられたとのこと。ちなみに謝承後漢書の注では水經注卷一六穀水注から熹平四年(西暦175年)に刻みはじめ、光和六年(西暦183年)に立てたことに。  展示されている残石の文字を追っても文として読めないレベル。説明文によると儀礼(つまり五経の「礼」にあたる)がかかれているとのこと。しかし残石といえども本物は本物なのに、本国じゃなく日本にあって良いんだろうか、と素人ながら不思議に思う。  それから魏の正始石経(三体石経)。魏の正始は年号の名。三体は文字の書体、古篆隸の三体のもの。まるで字典なので、みているだけでも楽しい。 ※追記 リンク:「三国志:最古級の写本、2巻同時に」(毎日新聞2010年10月13日)  それから皆で二階に上がる。二階は青銅器・權量、銅仏、玉器、漆器、璽印・封泥・印譜など。  青銅製の弩機は他の展覧会で結構、見かけるけど(たとえば「よみがえる中国歴代王朝展」)、木の部分はなかなか見かけない。ところが端っこがかなりすり減っているとはいえ、ここにはあった。漢代の「塗漆木肘付弩」ってやつだ。表題通り漆が塗ってある。  あと漢代の封泥。話には聞いたことあるが、実物を見たのは初めて。形が崩れておらず、きれいに印が残っている。解説には裏には縄の跡があるとかで。なるほど本で読んだ通り。 ...

415. 『マンガノゲンバ』で『覇-LORD-』
ほぼ毎週火曜日深夜24:00からNHK-BS2で漫画レビュー番組『マンガノゲンバ』が放送されている。 ・マンガノゲンバ http://www.nhk.or.jp/genba/ ※私がつかっているブラウザ「OPERA」ではサイトの表示が50%程度左へずれる。IEでは正常に表示されるもののステータスで「ページでエラーが発生しました。」と出る。文法を間違えているのかな? その番組の5月27日放送分を見ると予告で次回は「武論尊スペシャル」とのこと。つまり武論尊先生の漫画をレビューしていくということで、その予告では『覇-LORD-』からの絵が出ていた。 『覇-LORD-』とは毎月第二第四金曜日発売の漫画雑誌『ビッグコミックスペリオール』で連載中の武論尊/原作・池上遼一/作画の三国演義漫画だ。 ・小学館 コミック -ビッグコミックスペリオール- http://bc-superior.net/ この番組の来週の時間枠は『アニメギガ』が放送されるので、6月10日放送かな? 判り次第、追記する。 <5/29追記> 公式サイトが更新され次回の放送予定が書かれてあった(下記に公式サイトより引用)。やはり「武論尊スペシャル」とのこと。 --引用開始--------------------------------------------------------- ■次回は第69回。 6月10日(火) 深夜24:00-39 [BS2] / 6月11日(水) 午後5:00-39 [BShi]の放送です。 --引用終了--------------------------------------------------------- <6/11追記> 番組冒頭から『覇-LORD-』。 VTRで倭人の燎宇が劉備になるまでのストーリーを紹介。 スタジオで武論尊先生曰く、資料としている本は『三国志新聞』と『三国志戦略クロニクル』の二冊だけとのこと(「資料を調べるのはヤだ、とか」とのこと)。 だから歴史すらなぞれていない、と評価すべきか、だから自由な発想ができるんだ、と評価すべきか。 スタジオに原作の原稿用紙を持ってきていた。 VTRで続きのストーリーを董卓中心に紹介。 武論尊先生曰く、悪役だから一番踏み込みやすいキャラとのこと。 やはりオリジナル設定として趙雲が女性(女性を描きたい池上先生対策とのこと・笑)、呂布が狼で育てられた等が紹介されていた。 ※追記 私的メモ3:三国志関連初心者向け ※追記 ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日) <追記終了> また番組を見た後でも軽いレポを書く予定。 ※関連記事 『覇-LORD-』12集(2008年5月30日) フィーバー覇-LORD-(SANKYO) 2007年4月3日マンガノゲンバ(ゲスト:藤崎奈々子) BS熱中夜話でテーマ「三国志」予定 ※追記 『覇-LORD-』13集(2008年8月29日) ※追記 『BSマンガ夜話』で『蒼天航路』(2008年9月17日) ※追記 『その時歴史が動いた』三国志クライマックス!(2008年10月8日) via 「英傑群像」 ※追記 『マンガノゲンバ』で『覇-LORD-』再び(2009年6月15日) ※追記 ゼロ年代を振り返って十大ニュース ※追記 覇-LORD- 連載再開(2011年6月10日) ...

416. 桜多 吾作 氏、逝去 2022年12月12日
訃報です。 下記のTwitter Accountの下記のStatusによると、2022年12月12日に桜多吾作氏がお亡くなりになりました。 ・高千穂遙 (takachihoharuka) on Twitter https://twitter.com/takachihoharuka ・Twitter / takachihoharuka: きょうになって喪中欠礼葉書が届きました。 えええええ? 桜多吾作さんが、12月12日にコロナ感染で、亡くなられた? いやもう、言葉がありません。ただただご冥福を祈るばかりです。 ... https://twitter.com/takachihoharuka/status/1609499877167489024 下記のJ-Macのサイトの下記の桜多吾作氏のプロフィールによると「1948年3月16日、山形県上山市出身 漫画家」とのことなので、享年74歳でした。 ・漫画家 イラストレーター 一覧 - 漫画家 イラストレーター J-Mac https://www.i-jmac.com/ ・漫画家 桜多吾作 https://www.i-jmac.com/member/ohta-gosaku/ 桜多吾作氏のご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

417. 三國志孔明伝(2009年8月28日i-mode配信)
・GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記、コーエー公式ポータルサイトによると、2009年8月28日からiモードでシミュレーションRPGの『三國志孔明伝』が配信されるとのこと。月額315円。追加シナリオは従量販売で315円。エンディングごとで攻略にかかったターン数を基準に全国ランキングがあるそうな。 ※9/30追記。2009年9月30日より、Yahoo!ケータイ メガアプリ対応機専用(一部端末を除く) 配信。 ※11/6追記。2009年11月5日より、EZweb、EZアプリ(BREW®)対応機専用(一部端末を除く) 配信。 ・三國志孔明伝 http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/keitai/san/sankoumei.htm 同じシミュレーションRPGの『三國志英傑伝』で機種一通り配信になったんで、今度は『三國志孔明伝』が配信されていくのかな。数年後は『三國志曹操伝』かな。 ※関連記事 三國志英傑伝(携帯ゲーム) 同じシミュレーションRPGで名前も似ているけど『横山光輝三国志 諸葛孔明伝』とは別もの。 ※関連記事 横山光輝三国志 諸葛孔明伝(Yahoo!ケータイ)

418. 2007年1月5日 100人の偉人 天才編(日本テレビ系列の番組)
日本テレビ系列で2007年1月5日金曜日の21時から2時間半程度にわたって「超大型歴史アカデミー 100人の偉人 天才編 ~ニッポン人が好きな100人の天才~」という番組が放送される。 ・100人の偉人 天才編 ~ニッポン人が好きな100人の天才~ http://www.ntv.co.jp/ijin/ これは昨年、5月7日と9月23日に放送されたものの第三弾。 ・2006年5月7日 ニッポン人が好きな100人の偉人(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/355 ・2006年9月23日 100人の偉人2 美女編(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/416 <3月29日追記> 英雄編は2007年3月30日放送。 ・2007年3月30日 ニッポン人が好きな100人の偉人 英雄編(日本テレビ系列の番組) http://cte.main.jp/newsch/article.php/546 ※追記 ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010(2010年1月2日) <追記終了> 今回はネット投票の選択肢に政治家に卑弥呼、武将・軍人・剣豪に諸葛孔明と、すでに三国志の人物があげられていたし、インターネットTVガイドの番組表には 1位は孔明?尾崎豊?ダビンチ?エジソン?松田優作?坂本龍馬? と書かれていたので三国志関連の人物が上位に来るのは期待できるかもしれない。 <1月5日追記> 1位アインシュタイン、2位レオナルド・ダ・ヴィンチ、3位エジソン、4位諸葛亮、5位野口英世 第4弾は英雄編とのこと(サイトには「100人の偉人 歴史を変えたヒーロー・ヒロイン編 ~日本人~が好きなヒーロー・ヒロイン~」)。すでに投票ができて選択肢にある三国志の人物は政治家に卑弥呼。それ以外には選択肢がないのが珍しい(諸葛亮もない) http://www.ntv.co.jp/ijin/index.html <1月5日追記というか実況>  オープニングのVTRでいきなり「諸葛孔明」って背表紙の本がちらっと出てきたと思ったら、予告のVTRで芸人の博多華丸さんがクイズ番組「パネルクイズ アタック25」での児玉清さんの物まねをする背後に、明代の王圻/編『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい絵があった。  一回目で68位だった曹操は今回、 90位 曹操(三国志時代の魏王) とのこと。三国時代じゃなくて、「三国志時代」っ何?  一回目で44位、女性限定の二回目で31位の卑弥呼は今回、 54位 卑弥呼(邪馬台国女王) とのこと。  一回目で28位だった諸葛亮は 4位 中国の天才軍師 諸葛孔明 181~234 とのこと。肖像はやっぱり『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい絵。 ナレーション「そして第四位は中国の天才軍師 諸葛孔明 推薦人はこの人」 推薦人「諸葛孔明と言えば三国志で有名な天才軍師なんですが、数々のひらめきでピンチをアタックチャ~ンス 変えてきた人物なんですね まさにお見事!としか言いようがない天才なんです」 ナレーション「三国志にも登場する諸葛孔明  蜀の王である劉備に仕えたIQ.200の天才  10万の軍よりも孔明1人が必要 といわれた」 ※出典なんだろ? ナレーション「本日はそんな孔明の天才的なエピソードをクイズ形式で出題していきます!」 パネルクイズ アタック孔明25 ※以後、司会として博多華丸さん演じる児玉清さん役、問題出題アナウンスとして日テレアナウンサーの松本志のぶさん、回答者として、博多大吉さん演じる「蜀の王・劉備」役、「魏の王・曹操」役、呉の王・孫権役、あと応援席には劉備の嫁と息子(劉禅?)がいてクイズ・コントが続く ...

419. 恋姫†無双(こいひめむそう)
何か騒がしいと思ったら、これか! NEXTON Official Homepage 「TacticsNET」 http://www.tactics.ne.jp/ ※18歳未満は閲覧禁止だそうな。 ここのブランド「BaseSon」のところに 恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~ (ジャンル 妄想満載煩悩爆発純愛歴史AVG 対象年齢 18歳以上) って製品の情報があり。2006年冬発売に向け鋭意制作中だそうな。 しかし、近い将来、関羽でイメージ検索するとまたえらいことになりそうだな。 <追記> 発売は2007年1月26日とのこと ※追記 『真・恋姫†無双 ~乙女繚乱☆三国志演義~』 ※追記 いけ!いけ!僕らの『恋姫†無双』(2007年4月25日、2008年8月15日-) ※追記 Web恋姫†夢想(2010年12月20日) ※追記 サイト「同人用語の基礎知識」で三国志関連 ※追記 CR恋姫†無双(2011年12月) ※追記 秋葉†無双 ~ドキッ★otakuだらけの秋葉原120%活用ガイド~(2009年7月18日) ※追記 女諸葛亮(2015年10月27日-) ※追記 神戸南京町広場四阿 彫刻

420. メモ:『古代中国と皇帝祭祀』(汲古選書26)
 最近、『後漢紀』や『後漢書』から霊帝崩御以降のところを当たっているんだけど、たまたま、それに関連し得る、金子修一/著『古代中国と皇帝祭祀』(汲古選書26)を読む機会があった。 ・株式会社汲古書院 http://www.kyuko.asia/ ※関連記事  メモ:『天空の玉座』  4月11日は霊帝崩御の日  『古代中国と皇帝祭祀』の中身はというと、まず上記の出版社のサイトの該当ページから内容紹介を引用する。 --引用開始--------------------------------------------------------- 汲古選書 26 古代中国と皇帝祭祀 著者 金子修一 著 ジャンル 東洋史(アジア) > 魏晋隋唐 シリーズ 汲古選書 出版年月日 2001/01/01 ISBN 9784762950261 判型・ページ数 340ページ 定価 本体3,800円+税 古代中国の各時代の皇帝を取り巻く官僚や制度の研究に比して、 皇帝それぞれの特性や権限・事績は十分に検討されたとは言い難い。 漠然と一様であるかのように捉えられていた皇帝の実権と皇帝に主導される祭祀・儀礼の実態を見極め、 時代を動かしていた大きな流れを眺める場を提供する。 --引用終了---------------------------------------------------------  次に目次を章レベルで下記に示す。 第一部 皇帝祭祀研究の意義  第一章 中国古代の皇帝制度の諸問題 ……3  第二章 中国古代皇帝制の特質 ……37 第二部 漢唐間の国家と祭祀  第三章 漢代の郊祀と宋廟と明堂及び封禅 ……83  第四章 魏晉南北朝の皇帝祭祀の推移 ……140  第五章 唐代皇帝祭祀の特質 ……172  第六章 中国古代の即位儀礼の場所について ……196 第三部 皇帝祭祀の諸相  第七章 唐代皇帝祭祀の二つの事例 ……245  第八章 則天武后の明堂の政治的役割 ……245  第九章 『宋書』礼儀志による南朝上奏文の一研究 ……280  第十章 中国帝陵案内 ……302 書後   317