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掲示板 件名 最新投稿

2005年11月18日 川原正敏先生の「三国志大戦特別漫画」連載


  • 2005年11月15日(火) 21:37 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,432
マンガ ・株式会社セガのアーケードゲーム「三国志大戦」公式ウェブサイト
http://www.sangokushi-taisen.com/

上記「三国志大戦」公式サイトに今日(11月15日)、下のような文字が赤地で白抜き文字で意味ありげなシルエット付きの画像データで告知があったんだけど。

----------------------------------------------------------------

「三国志大戦」特別描き下ろし漫画
2005年11月18日、新連載開始!!
川原正敏、降臨。

----------------------------------------------------------------

それから左のフレームの更新情報には
----------------------------------------------------------------

2005.11.15
【トップ】川原正敏先生の「三国志大戦特別漫画」連載告知開始。

----------------------------------------------------------------
とあった。ところが公式サイトで連載開始なのか、何か雑誌で連載開始なのかとか情報が見あたらない。こりゃここ数日、「三国志大戦」公式ウェブサイトから目が離せないな。
情報求め中。

<2005年11月18日追記>
 やっぱり「三国志大戦」公式ウェブサイトで連載のようです(アミューズメントでもおいてあるのかな?)。
http://www.sangokushi-taisen.com/
↑ここの「桃園」のコーナーに書き下ろし漫画がありますよ。
一時期、公式サイトにつながらない時間帯があり、みなさんも気になったようですね。
 お、コメディタッチ♪

 しかし、どういうスパンで連載するんでしょ?

2005年11月10日「蒼天航路」堂々完結


  • 2005年11月12日(土) 22:19 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    4,405
マンガ  途中、休みが度々あったものの11年の長きに渡って週刊「モーニング」連載していた「蒼天航路」が2005年11月10日(モーニングNo.50)で作中の曹操の死と共に最終話を迎えた。※追記。「漫狂 2号「特集・横山光輝」(1979年11月25日)」によると1994年10月27日発売の『週刊モーニング』1994年47号(11・10号)連載開始。

 今まで知った三国志ファンの中で「蒼天航路」に対してのファンの反応は大きく三つに分けられるような気がする。一つ目はその魅力にはまり連載やコミック発売を楽しみに待つ人、二つ目は描かれるキャラクターやストーリーの濃さに拒否反応する人、三つ目はまだ出会ってないか出会っても特に意識しない人。
 私はどちらかというと三番目。言ってしまえば門外漢。だけど、一番目のファンたちが毎週毎週、一話ごとに一喜一憂して盛り上がっているのをネット上で見かけ、毎回、うらやましく思っていた。
 そんなのだから、最終回についてあまり書いても仕方なさそうだけど、一つだけ。
 最終回では今後、作中の人物、ひいては歴史上の人物がどう後世で扱われるかわかりやすく表現された。暗に明史で見られる関公廟のことや北宋の講談あたりから始まり三国演義で集大成される善玉劉備の物語などを示しているんだろう。
 かつて同じ伝記物漫画で手塚治虫/著「ブッダ」(釈迦の話)で、作中の時代から後世にあたる人類の行く末を表現していたことを思い出した。「蒼天航路」は単に作中の時代から後世の歴史的事実を暗示するだけじゃなく、自分たちが後世の人々にどう思われるかどう語られるかも暗示するものだから、奥深い。

 ネットのコミュニティでは「蒼天航路」の最終回についてあれこれ感想が寄せらていて、終わりの余韻にひたることができる。

・蒼天祭
http://www.h4.dion.ne.jp/~aruiwa/project/soutenmatsuri.html
蒼天三国志の企画

・蒼天航路トラックバックピープル
http://tbp.jp/tbp_4382.html
※いろんなブログの蒼天航路の記事へのリンク集

・蒼天考
http://www.h2.dion.ne.jp/~soutenko/
※蒼天考BBSの「今週の蒼天」に注目


<11月14日追記>

ちなみに曹操の命日は、「三国志納涼オフ会in東京」二次会報告でも書いたように

三国志魏書武帝紀だと

(建安二十五年春正月)庚子、王崩于洛陽、年六十六。

後漢書孝獻帝紀だと、

(建安)二十五年春正月庚子、魏王曹操薨。

後漢紀だと

(建安二十五年)春正月庚子、魏王曹操薨、謚曰武王。

ということで、珍しく三つの史書が一致して庚子の日、つまり紀元220年1月23日。

滝口琳々先生のサイト「華流」


  • 2005年11月10日(木) 12:20 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,712
マンガ http://cte.main.jp/newsch/article.php/206
http://cte.main.jp/newsch/article.php/213

 最近、秋田書店の漫画の記事を書くことが多かったので、そういえば秋田書店の三国志漫画で昔、「江東の暁」って少女漫画があったな、と思い出した。昔、本屋で全2巻見かけてその場で買ったもんだ。

・「江東の暁」1巻
著者 滝口琳々
出版社 秋田書店
出版年月 1999年8月30日
ISBN 4-253-07991-1

・「江東の暁」2巻
著者 滝口琳々
出版社 秋田書店
出版年月 2000年3月10日
ISBN 4-253-07992-X

 タイトルから連想できる三国志ファンは多いだろうけど、この漫画の主役は孫策と周瑜、それに孫権の姉(孫策の妹という設定)。結局、三人の子ども時代の話で終わってしまったんで、江東というより江淮間(江水と淮水の間)なんだろうね。三国志ファンの間で有名な孫夫人(孫権の妹)ではなく、孫権の姉や弘咨がでてくるあたり、マニア心をくすぶられる。
(ちなみに私はこの漫画を読む前から、蜀系史書にしか出てこない孫権の妹より三国志呉書諸葛瑾伝に出てくる孫権の姉派なんだけど)
 この作者、「滝口琳々」先生という個人名だけど、実は姉妹ユニット。「江東の暁」の単行本にそう書かれている。滝口琳々先生は現在「プリンセスGOLD」で「北宋風雲伝」という歴史漫画を連載中。「プリンセスGOLD」といえば、前々から紹介しているように長池とも子/著「<三国志烈伝>破龍」連載中ね。

 で、たまたま見かけたんだけど、滝口琳々先生のサイトがあるのだ。日記を見ると、2005年4月開設のようだ。

・サイト「華流」(滝口琳々先生のサイト)
http://ka-ryu.com/

 ここで知ったんだけど、「江東の暁」も「プリンセスGOLD」で連載してたんだね。初めは「プリンセスGOLD」の増刊(1998年「プリンセスGOLD」ベストセレクション)で読み切りで始まり、それから2000年の「プリンセスGOLD」1月号(発売は1999年の年末)で終わったんだね。
 最終回では一コマだけ孫策と周瑜の大人バージョンが描かれていて、それまた格好いい! なので、是非、いつかどこかで「江東の暁」の続きを描いて欲しいな、とひそかに願っている。

※追記 メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い

2005年11月5日「八卦の空」(ミステリーボニータ12月号)


  • 2005年11月 9日(水) 12:24 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,953
マンガ  三国志の人物、管輅(字、公明)が主人公の漫画「八卦の空」が月刊の漫画雑誌『ミステリーボニータ』によみきりシリーズとして掲載されている。2005年11月5日発売の「ミステリーボニータ12月号」にも掲載されている。
 やっぱりまずは参照リンク。

・11月号のときの記事。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/193

・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり

・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。

・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・「小芙蓉城」
http://furong.mabinogion.net/
・その該当記事
http://furong.mabinogion.net/archives/2005/11/post_270.html


 今回は前回まで玄龍くん&管ちゃんの子ども時代ではなく、いつもの大人のふたりの話。
 扉絵の前に2ページあって、老夫婦の短いエピソードが描かれている。まるでドラマのオープニング前みたいで、物語世界へと誘ってくれる。ちなみにページの端の煽り文句は「ますます大人気!! 中国怪異譚!!」
 話は玄龍くんが文字を食べる妖怪に遭遇したってところから始まる。いやその妖怪ってのはインパクト大。作中の玄龍くんの言葉を借りれば「グロ」い(汗)。びびった。ホラー。
 まぁ、そのインパクトもあってか、妖怪の謎と作品に漂う「センス・オブ・ワンダー」な魅力で見る側を引き込んでいく。いやぁ、強い執着心や真面目さが周りを見えさせなくさせて単純なことでも気付かないというか…

 余談だけど、上記のサイト「青木朋HP++青青」での日記によると、
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=96802
今回は冨谷至/著「世界歴史選書 木簡・竹簡の語る中国古代 書記の文化史」や渡部武/著「画像が語る中国の古代」を参考にしているそうな。なるほど。
 そういや今回正座率が低かった。

 最後のページの欄外に書いてあったけど、次号は1月号ではなく2月号(おそらく1月上旬発売)。年内はこれで最後の八卦の空でした。
 ちなみに同じく秋田書店の漫画雑誌「プリンセスGOLD」で連載している、長池とも子/著「<三国志烈伝>破龍」も1月号が休みで次は2月号とのこと(その漫画家さんのサイト「三国茶屋」の日記によると)。秋田書店の三国志漫画で何かあるの?……って偶然だよな(自己ツッコミ)

(11月13日追記)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1359
↑面白いツリーを思い出した。玄龍くんの現官職について。洛陽令ね。


・2006年1月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ2月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/263

2005年11月8日「STOP!劉備くん!」復刊ニュース


  • 2005年11月 8日(火) 23:30 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,301
マンガ  メディアファクトリーの隔月刊「コミック三国志マガジン」第3号から復活した「STOP!劉備くん!」(※新作です!)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/131
 そして近頃、早くも単行本になるってニュースが舞い込んだ。同じくメディアファクトリーから2005年11月22日「STOP!劉備くん!」1巻発売。
 まさにトントン拍子。

 で、今回、メールでたれ込み情報が入ったんだけど、2005年11月8日に復刊ドットコムで「STOP!劉備くん1」の復刊告知がされた。角川書店「STOP劉備くん!」(1991初版)の復刊?

・復刊ドットコムの該当ページ
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=8733

 上記リンク先では『過去の作品+「コミック三国志マガジン」に掲載された新作も収録。』となっており、発行は同じくメディアファクトリー。発送は2005年11月下旬。値段は同じく540円。
 これって、先に書いた2005年11月22日「STOP!劉備くん!」1巻のことかな?
 確かに「コミック三国志マガジン」で掲載された分量だと1冊分いかないとおもうしなぁ。つまり(旧刊+新刊)の一冊、いわゆる増補版で復刊と新刊の二面性があるという意味でOK?

 ともかく復刊(新刊)めでたい♪
 以上、速報でした。

※追記 STOP!劉備くん! ひとまずの最終回 (2011年3月24日)


(2005年11月9日追記)
サイト「小芙蓉城」によると、12月も同じようにメディアファクトリーから「コミック三国志マガジン」関連の本がでるようだ。陳某/著「三国志群雄伝 火鳳燎原」2巻、大西巷一/著「曹操孟徳正伝」2巻、島崎譲/著「関羽、出陣!」、そして白井恵理子/著「STOP!劉備くん!」2巻。こちらもやっぱり復刊+新作といった形なのかな(だとしたら「続・Stop劉備くん!」の内容+新作と予想されるんですけど、どうでしょ??)

・「小芙蓉城」
http://furong.mabinogion.net/
・12月の新刊情報
http://furong.mabinogion.net/archives/2005/11/post_274.html

『蒼天航路』次号にて完結!


  • 2005年11月 4日(金) 21:55 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,553
マンガ  ネットでちらちらと噂に聞いていた。
 何かって言うと講談社の「週刊モーニング」に連載されている「蒼天航路」のこと。
 なんでも最終回へのカウントダウンが始まったってことで。

・「週刊モーニング」のサイト
http://e-morning.jp/

 「蒼天航路」といえばここ数年、文藝春秋の「宮城谷三国志」同様、毎回チェックする熱心なファンじゃなくても、三国志ファンにとって読む機会があれば、どこまで進んだのかな、と気になって手にとって読むような存在だった。
 それが最終回だなんて、妙な寂しさに襲われる。もう書店やコンビニに行って週刊モーニングを手にとっても蒼天航路が載ってないだなんて!

 半ば信じられないという気持ちでコンビニにいって2005年11月2日発売の「週刊モーニング」No.49を手に取る。そして蒼天航路のところをあけると「COUNT DOWN 2」の文字が。そして、最後のページの下にはタイトルにも書いたように「『蒼天航路』次号にて完結!」と太ゴシック体で書かれていた。追い打ちをかけるようにその左横に次号は11月10日発売であることと、最終回であることが書かれていた。

 11月10日は「週刊モーニング」No.50の「蒼天航路」を読んで、それから蒼天航路トラックバックピープルで多くの人の感想を読んで、余韻にひたろう。

・「蒼天航路トラックバックピープル」の記事
http://cte.main.jp/newsch/article.php/200

2006年1月16日「<三国志烈伝>破龍」2巻発売


  • 2005年11月 2日(水) 18:17 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,440
マンガ  長池とも子先生のサイト「三国茶屋」の10月12日の日記で書いてあるとおり、秋田書店の「プリンセスGOLD」で連載されている「<三国志烈伝>破龍」の単行本2巻が2006年1月16日に発売されるとのこと。

・長池とも子先生のサイト「三国茶屋」
http://homepage2.nifty.com/nagaiketomoko/

 個人的には番外編の孫堅と呉夫人の話「碧眼の花嫁」が収録されていればいいなと。

 そういえば、同じ秋田書店の「週刊少年チャンピオン」で連載されていた、やまさき拓味先生/著「さんごくし」は48号(2005年10月26日発売)で最終回を迎えたとのこと。ちなみに「さんごくし」の単行本は11月8日に5巻が発売される。週刊少年漫画雑誌連載はマガジンの「覇王の剣」に続き全滅?!

・詳しくは「ゲソの三国志ブログ」の記事で
http://blog.goo.ne.jp/gesotoku/e/fc744b98a46c80570c2f087ad3e40bc8

 これで秋田書店の漫画雑誌で連載されている三国志漫画はミステリーボニータの青木朋先生/著「八卦の空」の二つということになる。


※追記 三国志 -さんごくし-(やまさき拓味)

2005年11月「ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い」発売


  • 2005年11月 2日(水) 18:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,789
マンガ  あいかわらず作品に「三国志」とだけタイトルにつけると何のメディアかどんなものか区別付きにくいんだけど。
 そのため順を追って説明すると、2004年3月25日から毎週木曜日に分冊百科「週刊ビジュアル三国志」(世界文化社)が全50巻発行されていて、その中で、「コミック三国志」という漫画が連載されていた。陳寿の三国志を直接モチーフにしているわけではなく、要は吉川三国志の漫画化。

・分冊百科「週刊ビジュアル三国志」のサイト
http://www.sekaibunka.com/3594/
・分冊百科「週刊ビジュアル三国志」について(サポ板)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=734

 その「コミック三国志」が今回、単行本化されて売り出されていたというわけだ。連載時に気に入った方や吉川三国志をひとまず漫画で読みたい方はどぞ。
 「週刊ビジュアル三国志」で使われた劉備の絵が表紙。「1」となっているのは続巻がでるってことだろう。いろんなネット出版社を見るともう発売しているみたい。

・「ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い」
吉川英治/原作、竹川弘太郎/シナリオ、石森章太郎プロ/画、シュガー佐藤/作画
出版社 世界文化社
ISBN 4-418-05516-9
出版年月 2005年11月

・詳しくは世界文化社のサイト
http://www.sekaibunka.com/
ここの「書籍」→「13.コミック」→『「コミック」の一覧はこちら』でたどり着ける。


※追記 自衛隊三国志(世界文化社)

※追記 週刊マンガ日本史(2009年10月6日創刊)

2005年10月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ11月号)


  • 2005年10月13日(木) 01:09 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,432
マンガ 「月刊の漫画雑誌『ミステリーボニータ』に三国志の人物、管輅(字、公明)を主人公にしている漫画が現在、連載されている。」
 と、前回、紹介したんだけど、ページの欄外の柱に「よみきりシリーズ 八卦の空」となっているので連載じゃないみたい(汗) あれ? この雑誌って読み切りいっぱいってのが売りだっけ(うろ)
 まずは参照リンク。

・10月号のときの記事。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/175

・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり

・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。

・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

 それと何回か題名を変えつつ、今は「八卦の空」というタイトルにおちついているとのこと。ちょうど、「小芙蓉城」というブログの記事のコメントに情報が載っていた。
・「小芙蓉城」
http://furong.mabinogion.net/
・その該当記事
http://furong.mabinogion.net/archives/2005/09/post_249.html

 それでそのコメントを元に上記秋田書店のサイトを見て、今まで掲載された「八卦の空」作品をまとめてみる。タイトルだけみててっきり別作品と思っていたのが実は「八卦の空」作品だった。

月刊ミステリーボニータ
○2004年
・8月号 7月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
 「恋火」(よみきり)
・9月号 8月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
 「玉縁」(よみきり)
・11月号 10月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
 「花咲く変幻記」(シリーズ)
・12月号 11月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
 「花咲く変幻記」(シリーズ)
○2005年
・1月号 12月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
 「花咲く変幻記」(好評連載&シリーズ)
・4月号 3月5日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・5月号 4月6日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・6月号 5月6日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・9月号 8月6日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/150
・10月号 9月6日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/175
・11月号 10月6日発売
 「八卦の空」(好評連載&シリーズ)

<以下、ネタバレ含む>


 というわけで今回の11月号で11話目ってことだ。前話に引き続き、管輅の若き日の話。前話が管公明中心の話なら今回は玄龍中心の話。つまり、管ちゃんと玄龍の出会った時期の話ね。ちなみに今回の表紙付近の煽り文句は「ますます大人気!! 中国怪異譚!!」だった。
 「八卦の空」は話にタイトルがついてないんだけど、今回、つけるとしたら「母想い」とかなんとかなるのかな、と思った。それは玄龍の母想いだけじゃなく、ダブルミーニング。こういった、似たような事柄を二重にするのは、深みを感じられて良い感じ。読後に心地よい余韻が残るのだ。
 それにしても一こまだけでてくる管パパもかわいい(笑)

http://blog.aoki.moo.jp/?eid=96572
 さて、サイト「司馬懿くんの事件簿」の日記(上記リンク先)でメイキングが書かれてあるんだけど、船は「中国古代の生活史」を参考にしたそうな。たまたまその本が手元にあったんで見比べることができた。なるほどね。あと先生と生徒が一同に座っているシーンは「中国古代の服飾研究」あたりを参照にしたのかな、と思った。今までの三国志ものを描く漫画家はこういった資料の活用が見られなかったので、三国志ファンとしてはもうどんどんやっちゃってください、って感じで嬉しい限りなのだ。それでそのコメントを元に上記秋田書店のサイトを見て、今まで掲載された「八卦の空」作品をまとめてみる。タイトルだけみててっきり別作品と思っていたのが実は「八卦の空」作品だった。
※2006年2月4日修正


・2005年11月5日「八卦の空」(ミステリーボニータ12月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/213

銅はどこ?


  • 2005年10月 8日(土) 18:55 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,821
マンガ ・大澤良貴さんのサイト「OVER LOAD」
http://overload-system.net/

 数ヶ月前、上記のサイトの掲示板の「三国志3」スレッドを見ていたら、貨幣と銅山と赤壁の戦いについて(←ちょいと端折りすぎた説明)、気になる書き込み(2005年5月8日以降)があった。
 それで素人目に見て、「湖北省銅緑山」(黄石市南西二十五キロ)って当時、なんて呼ばれていた山なんだろう?、って気になった。
 そこですぐ軽く調べたらいいものの、そのままにしていたら、ブログ「GOGO三国志!」によるとどうも「コミック三国志マガジン」5号の「随筆三国志」でそこらへんのことが書かれているらしい。銅は赤金(あかかね)ともいうし表紙の赤とかかってるのかな。

・ブログ「GOGO三国志!」
http://blog.goo.ne.jp/aoitako

・その記事
http://blog.goo.ne.jp/aoitako/e/2d2b25b62e2ebeecc019cade0c9d3713

 まだ読んでないんで、まぁ、読むときの予習がてら、軽く銅山について調べておこうと思い、それだったらまず続漢書の郡国志だって思って、郡国志を「銅」や「赤金」で検索をかけてみる。
 そうすると注も含めて銅が出てくるところの地名が出てきた出てきた……京兆尹藍田、越〓郡[工β]都、越〓郡靈關道、益州郡兪元・裝山、益州郡賁古・采山、[牛建]為屬國朱提(山)、上黨郡沾・少山、太原郡晉陽・懸甕之山、南郡臨沮・荊山。
 ……と江夏郡あたりには全然、出てこない。まぁ、郡国志に出てこない銅の産出地なんてたくさんあるし。じゃ三国志やその注にはでてくるか、と調べてみる。呉に関係するところ。三国志呉書周瑜伝の注に引く江表伝で周瑜は孫権の統治している土地について「鑄山為銅」(山を鋳て銅にして)と言及している……ってこれじゃ江夏郡と関係するかどうかわからない。あと、三国志呉書朱異伝の注に引く文士伝には「鍾山之銅」という記述が……と鍾山は丹陽郡にあるから違う。次は三国志呉書の諸葛恪伝。丹楊郡のことを「山出銅鐵」(山に銅や鉄がでて)と書かれている。と、これは江夏郡じゃない。
 行き詰まったので、立ち戻って元の掲示板でリンク張ってある遺跡のページを見てみる。
http://www.china.org.cn/Beijing-Review/Beijing/BeijingReview/Japanese/99Oct/bjr99-40j-23.htm

 あ、そうか、この遺跡は商から漢の時代だから、後漢や三国時代ってわけじゃないんだ。というわけで、史書の調べる範囲を広げてみる(といっても正史類とそれぞれの注だけど)。
 そうすると、目に付いたのが「章山之銅」という文字。史記貨殖列伝や漢書地理志で見かける。そしてこの章山はまさに江夏郡にある。おぉ、と思って、譚其驤(主編)「中國歴史地圖集 第二冊秦・西漢・東漢時期」(中國地圖出版社出版)で確認してみると章山は……黄石市から250キロメートルも離れている! 違う山だ!
 バショクショック!


 というわけで、当時の山の名前は見つからなかったんだけど、再び予習ネタ。手元の本の中で関係ありそうなもの。西嶋定生/著「中国古代の社会と経済」(1981 東京大学出版会)に当時の経済について詳しくのっている。「第六章 魏晋・南北朝時代の社会と経済」の「一 農業と商業」。
 魏では貨幣流通が衰退し現物経済のしめる比重が大きくなったとかで。魏の文帝の即位の翌年に「五銖銭の流通を禁止して穀物や布帛を交換手段とすることを命令した」、とか。呉から始まる「南朝諸国では、貨幣流通も比較的盛んであった」とかで。