※前の記事
小説JUNE 1986年12月号(10月25日発売)
2025年2月7日金曜日夕方、前の記事に続いて、国会図書館新館に居た。
・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/
『月刊ジャンプオリジナル』掲載の押山雄一「RYUBI」について調べるため、『月刊少年ジャンプ』1993年9月号を見ていると、p.132にとある広告を見かける。
それは「創美社発行 集英社発売」で、三上修平/脚本 小室孝太郎/漫画『三国志英雄伝 諸葛孔明』が「8月19日発売予定!」とのこと。また「創美社コミックス第1弾」とあり、さらに「正史をベースにして描き下ろした/初めての本格的「三国志」コミック!!」とアオリ分があり、右のAmazonの写真を見ると、単行本帯のアオリ文にも使われた模様。単行本の方は国会図書館ではどうやらデジタル化されているようだ。それと脚本の方は下記関連記事にあるように、長年学習まんがに携わっている方のようだね。
※関連記事
学習漫画 世界の歴史 5 長安の都とシルク・ロード(集英社1986年6月)
中国の歴史3 三国志の英雄たち(集英社1987年8月25日発行)
諸葛孔明(2010年3月5日 学習漫画 世界の伝記NEXT)
学研まんが 三国志 全6巻(2019年3月28日)
※新規関連記事
三国志英雄伝 劉備 諸葛孔明 曹操(2004年8月20日、9月18日、10月20日発行)
実際は次の日にそのデジタル情報を見たのだけど、ここではこのまま続けて、そのマンガ単行本のことを書く。国会図書館に収蔵されるとなぜかカバーを取り除く慣習のようで、当然デジタル化されたものもカバーの情報が欠落していた(なので前述のアオリ文の話に繋がる)。続刊について時間がなくて追って調べられていなかったので、今、右のAmazonで見るのだけど、1994年7月に『三国志英雄伝 劉備』、1995年8月に『三国志英雄伝 曹操』という刊行状況だ。絵を見ると、まんま『三国演義連環画』(上海人民美術出版社)参照本、1993年初出だから時代の流れには沿っているものの、早く知ってれば下記の論文に入れ込んでいただろうね。あ、もちろん、先のアオリ文「正史をベースにして描き下ろした」ってあたりにツッコミの余地を与えているポイントでもあるのだけど。
※関連記事
三國志研究第十三号(2018年9月15日)
19時に金曜日の国会図書館は閉館するので、退出。国会図書館とは関係ない三国ネタを見かけたので、次の記事はそれで。
※次の記事
三國志集解65卷(CD-ROM)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。