※大型連休2024まとめ記事
三国志ニュース パイロット版2.5 三国志探しの旅ふりかえりのふりかえり(YouTube2024年5月29日)
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実践版 三国志(2016年5月19日発売)
2024年4月27日土曜日14時30分ごろ、前の記事に続いて横浜中華街のBOOKS&CAFE 関帝堂書店にいて、廊下からカウンターでまず注文して、中に案内される。入って右手前部屋。一人部屋。
・BOOKS&CAFE 関帝堂書店
https://8790073586.amebaownd.com/
上のの写真に写っている金文学『裸の三国志』。著者名読み間違えて「金文京先生の知らない本だ」と思って勇んで読んだら、三国志に関係なかった。杏仁ミルクセーキを注文してくつろぐ。
それで見かけたのが『別巻 その時歴史が動いた 三国志英雄伝』(KTC中央出版2002年9月10日発行、ISBN:4-87758-253-3 c0321)を見かける。下記出版社サイトの下記ページを見ると、2002年9月3日発売、1600円(税別)とのこと。下記関連記事でふれたように同名の番組の残念さとは裏腹に充実したラインナップで(一部の三国志ファンの間では)有名。
・中央出版株式会社
https://www.chuoh.co.jp/
・三国志英雄伝
https://www.chuoh.co.jp/books/sangokushi/index.html
※関連記事
メモ:日中における『三国志』の受容と再創造の概況
上記の書籍ページにリンクしている目次ページから下記へ目次を引用する(※上記ページでは表紙とは違ってタイトルは「その時歴史が動いた 別巻」の順番の表記)。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・巻頭口絵
・三国志英雄伝・第一部
奇跡の風、長江に吹く/孔明の知略、天下三分の計
【その時、二〇八年一二月】
ゲスト/陳舜臣、ジュディ・オング
・劉備の理想への旅立ち、そして挫折
劉備/桃園の契り、そして旅立ち/生涯の宿敵、曹操
劉備、無為の日々/『三国志』の魅力
・「三顧の礼」で孔明を得る
「臥龍」、諸葛亮/三顧の礼/曹操の南下/「三顧の礼」
に見る人とのつながり
・「天下三分の計」発動
「天下三分の計」とは/孔明の策略/天下を動かした
孔明の知略
・長江に南の風は吹いたか?
合戦の舞台「赤壁」/長江に吹く東南の風/赤壁の激戦
/「赤壁の戦い」の意義
・その後の劉備
蜀の建国と劉備の悲しみ/劉備の最期
●担当ディレクターの取材ノート/渡辺 圭
■三国志関連年表①
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・三国志英雄伝・第二部
死せる孔明・中国を動かす/千年の時を越える教え
【その時、二三四年八月二三日】
ゲスト/陳舜臣、ジュディ・オング
・君自らとるべし~孔明と劉備の絆~
宰相・孔明の政治/劉備の遺志/皇帝の夢を継いだ忠臣
・七縦七擒、そして北伐へ
南方の少数民族の反乱/出師の表/孔明がめざした
もの
・泣いて馬謖を斬る~孔明の誤算~
緒戦、圧勝のあと/馬謖の失敗/馬謖の処罰と自己責任
リーダーの責任の取り方
・死せる諸葛、生ける仲達を走らす
呉との同盟/五丈原の麓/空に天変あり/
その後の、魏・呉・蜀/
・「五丈原の戦い」の意義/エピローグ
●担当ディレクターの取材ノート/富田 満
■三国志関連年表②
・専門家・作家による参考文献案内/渡邉義浩
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ 三国志エッセイ・論考/中国古代のエキスパート17人が語る
① 井波律子/陳寿と裴松之の生涯~『三国志』の誕生
② 渡辺精一/羅貫中と毛宗崗の仕事~『三国志演義』の
誕生
③ 岡崎由美/三国志外伝からみた英傑像
④ 立間祥介/隆中の臥竜~若き日の孔明像
⑤ 竹内良雄/孔明に会う前の劉備
⑥ 宮川尚志/諸葛孔明の生きた中国古代末期
⑦ 中林史朗/孔明の歴史的評価
⑧ 掘 敏一/曹操政権の人材
⑨ 石井 仁/曹操の力量について
⑩ 竹田 晃/曹操=感受性豊かな詩人としての一面
⑪ 寺田隆信/曹操の死
⑫ 中村圭爾/孫権-呉の誕生と基盤
⑬ 福原啓郎/『三国志』時代の終焉と司馬昭
⑭ 狩野直禎/三国時代の戦いをどうとらえるか
⑮ 窪添慶文/魏・呉・蜀の国力
⑯ 雑喉 潤/いまに生きる諸葛村
⑰ 渡邉義浩/単行本でみる三国志研究の現在
・私の歴史時間(別巻)特集『三国志』/松平定知
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちなみにpp.136-137が上記の渡邉義浩先生による「参考文献案内」で、三冊とも諸葛亮本という並びで、陳舜臣『諸葛孔明』、宮川尚志『諸葛孔明』 渡邉義浩『諸葛亮孔明』。
※関連記事
諸葛孔明――「三国志」とその時代(講談社学術文庫2011年10月12日)
2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感4
あと『三国志 群雄列伝』を見かけたけど下記のようにすでに記事化してる。
※関連記事
三国志 群雄列伝(2015年11月19日)
結局、三国志に関係ないマンガの『チャイナガール』(小学館2009年)にトラップされてた。結構、偏りがあるな、と。あと、2014年の『ゆでたまごのリアル超人伝説』。これがよくTV番組で出てくるキン肉マンエピソードの種本か?モンゴルマンって「闘将!!拉麺男」と被らないように出していたのか、p.49。
※次の記事
K-Person 俳優・向井理さんに聞く(神奈川新聞2023年9月24日)
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