2007年の祇園祭は宵山が土曜日と連休とに重なってかなりの来場者数が見込まれたが、フタを開けてみると日曜に台風が来た影響で雨に祟られることが多かったようだ。16日は17時ぐらいまで雨が降っていたが、そこからは止むことが多く、降ってもパラパラ程度だった。台風が通過した後のせいか、例年より涼しく、また天気が崩れやすいせいか人が少なくその分の熱気がなく、合わせて今年はかなり涼しく感じていた。
昨年、一昨年と三国志関連の山鉾(一部、謎情報もあり・笑)を訪れた。
<2005年>7月16日 祇園祭宵山に孟宗山
http://cte.main.jp/newsch/article.php/147
<2006年>7月16日 祇園祭宵山に菊水鉾
http://cte.main.jp/newsch/article.php/370
※追記
京都祇園祭山鉾巡行に孟宗山(7月17日)
今年も「祇園祭 宵山・巡行ガイド2007」のチラシを貰い、どこに行くか吟味する。しかし、このチラシ、去年と同じく菊水鉾のところの説明がまだ「魏の文帝」になっているな(汗)。あと何気なく誤字が多い「鍾子期」(正)が「鐘子期」(誤)になっていたり「秦」(正)が「泰」(誤)になっていたり。
今年は「鯉山」に決定。写真のやつね。チラシから以下、引用すると、
--引用開始---------------------------------------------------------
26 鯉山
室町通六角下ル鯉山町
龍門の滝を登った鯉は
龍になるという中国の
伝説を基にした立身
出世の金言「登竜門」
を題材にした山。山全
体を飾る前懸、胴懸、
水引、見送は「イーリ
アス」トロイア戦争物
語の場面を描いた16世
紀のベルギー製で、すべ
て重要文化財。
--引用終了---------------------------------------------------------
ということで「登龍門」を題材にしている山なんだけど、「登龍門」は三国志に書かれた時代より少し遡る。
『後漢書』黨錮列傳に
是時朝庭日亂、綱紀[禿貴][β也]、膺獨持風裁、以聲名自高。士有被其容接者、名為登龍門。
というところに「登龍門」が見える。詳しいことは『後漢書』黨錮列傳を見てね。
※追記
7月16日 京都祇園祭宵山に菊水鉾
※追記
大津祭 孔明祈水山(2012年10月6日7日)
※追記
京都祇園祭宵山で三国(2013年7月16日)
※追記
関プチ5 全国ツアー:7/22京都 祇園祭後祭宵々山で鯉山拝観(2014年7月22日)
※追記
祇園祭-鯉山(こいやま)の名宝-(京都文化博物館2015年8月29日-11月8日)
※追記
京都祇園祭で三国(2016年7月)
※追記
京都祇園祭後祭山鉾巡行で後漢関連(2016年7月24日)
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