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リンク:2-3世紀「東ユーラシア」の中の嶺南・北中部ベトナム地域(2019年3月)
2022年9月4日日曜日、ネットカフェから最寄り駅に行って、9時50分、早稲田大学小野記念講堂に到着。
・小野記念講堂 - Waseda Culture 早稲田大学 早稲田文化
https://www.waseda.jp/culture/facility/ono/
その場所で午前10時開始で、三国志学会主催の三国志大文化祭2022が開催される。下記の前回記事同様、当日のメモを写すぐらいの短いものになると思う。
・三国志学会
http://sangokushi.gakkaisv.org/
※関連記事
三國志研究第十七号(2022年9月4日発行)
※新規関連記事
メモ1:三国志学会 第十七回大会(2022年9月4日)
・三国志学会大会
http://sangokushi.gakkaisv.org/taikai.html
※前回記事
メモ:三国志大文化祭2021(2021年9月5日)
※新規関連記事
三国志学会 第十八回大会 三国志大文化祭2023(東京2023年9月3日日曜日)
※次回開催記事
メモ:三国志大文化祭2023(2023年9月3日)
USHISUKEさん司会で、オンライン中継もされている。三国志大文化祭2022は上記ページから引用するに「研究に限らない三国志の裾野の広さを活かし、幅広い分野から三国志ファンによる三国志ファンのための発信の場として2020年より開催しています」とのことだ。
○開会挨拶(10:00~10:05)
USHISUKEさんによる三国志学会の紹介。16年と歴史のある学会、三国志1800年より短いが、と。
◯発表(10:05~11:50)
細川晋(人形アニメーション作家)
「川本喜八郎『三国志』人形の魅力」
飯田市川本喜八郎人形美術館の飾りこみ担当の人形作家の方だそうで。関羽人形を机において発表。まず川本喜八郎先生の略歴紹介。細川さんが2005年「死者の書」試写会で川本先生と出会ったのがきっかけだそうで。10時21分、操演の人形の説明。胴串(どぐし)。操演時と違って飾り用にワイヤーが入っていると。
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メモ:飯田オフ会(2016年11月5日)
特別展「三国志」の展示の話。飯田では群像劇を考えて飾り付けをするが、逆に特別展は関係性を消す方向。
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特別展 三国志(東京2019年7月9日-9月16日、福岡2019年10月1日-2020年1月5日)
「ファンの方から怒られるかもしれないけど」という前置きで「孫権はキャラクターとして地味」と。※清岡思うに、これって歴史上の人物が人形劇三国志という作品を通して一旦「神モデル」にいって「預言者モデル」に戻ってきた実例かな、と。
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メモ:神モデル預言者モデルというのを知った(日本マンガ学会第21回大会2022年6月18日)
東京スカイツリータウン・ソラマチでの展示の話。「項羽と劉邦」も。
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川本喜八郎 三国志人形ギャラリー(東京ソラマチ2020年2月25日-29日)
飯田市川本喜八郎人形美術館の紹介。当初玄関には関羽が飾られていた。それ以降、木に衣装を打ち込んだ孔明と。展示室の入り口に紳々・竜々がいる。漫才の立ち位置とは逆。「人形劇三国志」テレビ放送と同じ(漫才逆位置)。ポージングについて。群像として。表情のバランスとか。お客さんの視点を想定しながら、あわせたりずらしたり。武器をかっこよく見せたり。龐統の性格が出るように首を少しかしげたり。写真披露。川本先生がガラスケースの中で正座し他のケースの人形と対面しているところ。
実際に机の関羽を(展示の)ポージング実演。他の人形との関係性で「地味」と。(※つまり現前の人形の見え方優先)。ライティングで目立たせたりしたと。
(※やはり三国志ファンは意識無意識問わず多くの作品を参考にしているんだな、という思い込みがあって、前提の違いが浮き彫りになった)
それで質疑応答の時間になって、神モデル預言者モデルの関係性からどういったイメージで飾り付けをするのか気になって、それを言語化する前に清岡は質問の言葉を紡いだものだから、自分が語って質問になってない悪い見本になってしまってた。そんな意味が伝わりにくい質問に、意図を汲んで答えてくださった細川さんには感謝しかない。
オチとしては次の質問、オンラインからので、「解釈違いは生じないか」というもの。清岡が言語化できてたら、これききたかったやつ(※そして前述の「神モデル預言者モデル」の記事でも質問にでていたね、解釈違い)。
その回答としては、飾り付けをした後に、大体、他のスタッフ(※後で話をうかがうに番組の操演経験者も含め)と擦り合せを行っているとのこと。
岸田祐忠(三国志学会会員)
「日本の中の『三国志』」
先行研究がなかったからフロンティアを開拓すると。
飯田市川本喜八郎人形美術館。川本喜八郎人形ギャラリー、KOBE三国志ギャラリーCha-ngokushi 新長田の石像、中国史CAFE 阿斗、とでていた。(※清岡はBSの番組を連想してた)
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三国志の世界(BS12 2021年11月9日-12月21日)
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三国志学会 第十九回大会 三国志大文化祭2024(東京2024年9月8日日曜日)
関帝廟
萬福寺 華光
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三国志ニュース10周年(2014年10月22日)
単伝庵 関羽像
東京媽祖廟
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東京媽祖廟 関帝像
群馬県 達磨寺 関帝像 秘蔵だそうで(※ネットで公開しちゃった)
関帝像の写真をならべ割愛
北野天満宮 三顧礼 1752年 清水寺 本堂 絵馬 馬上関羽 1745年(※時代背景との照合があればより理解しやすいかな、と思ってた)
(※聞き逃した) 彫刻。 関羽、劉備、張飛、諸葛亮 三顧礼? 刻銘から北山勝元 作だと。
香川県 金毘羅宮
福岡の明治の絵馬 四場面。絵本通俗三国志からの影響
絵馬の文字と 絵本通俗三国志との人物がどれも一致しない(曹卓)
三顧礼も一致しない。段珪が出てくる。
妙見寺 単刀赴会の彫刻。
Q身代わり関羽の年代。
A取材したらわからないと。推測開示
Q寺院に関帝像がおかれた理由
Q情報の集め方
A寺社巡りのコミュニティなど。
「関帝マップ」「寺社に見える三国志」(絵馬と彫刻で色分け)と検索
○講評(11:50~11:55)
柿沼陽平(早稲田大学文学学術院教授)
2つとも大変面白い。研究者にはない視点と。Cha-ngokushiのメニュー「龐統のほうとう」に衝撃をうけたと。(※柿沼先生も食べたい、って売り文句ができるやん) 兀突骨というバンドがあるとが学生からきいた。赤外線カメラをつかうと字が浮き出るのでは?と。
○閉会挨拶(11:55~12:00)
そういえば、下記関連記事では書いてないけど、その時の清岡の研究報告でもCha-ngokushiについてスライドの写真つきで言及したんだけど、三年連続、三国志学会大会or三国志大文化祭に登場するCha-ngokushiは素晴らしいな、と。
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メモ:三国志学会 第十五回大会 報告(2020年9月13日)
メモ:三国志大文化祭2021(2021年9月5日)
休憩時間、細川さんの発表で告知があったように、川本喜八郎先生制作の関羽の人形の撮影会!トップバッターで後ろがつかえていたので、2枚だけ撮った。SNS上げOKとのこと。
※次の記事
後漢末曹操政権における軍師祭酒と軍謀祭酒(六朝学術学会報 第23集 2022年3月)
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リンク:三国志の聖地巡礼 神戸編(note 2023年7月29日)
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