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川本喜八郎 三国志百態(ギャラリー新宿高野 1984年1月26日-2月8日)


展覧会 ※前の記事 神戸孔明めぐり(2021年6月26日)

 2021年6月26日土曜日、12時前に神戸のブックカフェCha-ngokushi(ちゃんごくし)に到着。第三次緊急事態宣言が明けるのを待ってたので二ヶ月ぶりぐらいの訪店。

・Cha-ngokushi (Changokushi) on Twitter
https://twitter.com/Changokushi

※関連記事 メモ:横山三国志での孫夫人

※新規関連記事 月刊 DaGama 1997年4月号(1997年2月28日)

 今年もやってきた、華陀の赤紫蘇クリームソーダを注文。前の記事で「神戸孔明めぐり」とか書いていたけど、冒頭の三宮センター街2丁目のタペストリーに華岡青洲が描かれているので、華佗めぐりでもある(華岡青洲については下記関連記事参照ね)。

※関連記事 第3回三国志シンポジウム 雑感3

 12時前に黄巾党オムライスを食べ、12時45分にお店の宣言明けサービスのパッションフルーツが出てきた。嬉しいね、こういうの。

  

※関連記事 川本喜八郎『三国志』そして『平家物語』(ギャラリー新宿高野 1985年)

 それで上記関連記事の続き。

・ANIDO official website
http://www.anido.com/

・川本喜八郎 « ANIDO official website
http://www.anido.com/people/1106

※新規関連記事 月刊 DaGama 1997年11月号

 おさらい的に上記から下記へ引用すると、新宿ギャラリー高野で1984年と1985年に川本喜八郎氏の人形個展が開催され、前述の記事では1985年について触れたが今回は1984年の方について。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1982~84年、NHK人形劇「三国志」人形美術を担当。

1984年、人形個展〈川本喜八郎・三国志百態〉を開催。新宿ギャラリー高野にて。(協力:アニドウ)

1985年、人形個展〈川本喜八郎『三国志』そして『平家物語』〉を開催。新宿ギャラリー高野にて。

━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 同名の書籍がこのお店にあるんで、15時52分、それの川本喜八郎/著、立間祥介/監修『川本喜八郎 三国志百態』((有)ぱるぷ1984年1月26日初版発行、1992年の頒価9000円(税込))。結構、後ろの方の白黒ページの文章が充実している。初版発行時は未だNHK番組「人形劇 三国志」の放送が終わっておらず、南蛮の人物がフライングで載ってないか気になっていたが、順当な人選だった。
 この本では特に個展のことは書かれていないな、と思いつつ、お店の本棚の近くを見ると、16時8分、『人形劇三国志通信』をいくつか見かける。ざっと見ると、「vol.6 1984年1月号」(NHK人形劇三国志ファンクラブ1984年3月10日発行)のpp.14-15に「人形展報告」(見開き)と題して、この1984年の展覧会についてかなり詳しくイラスト付で書かれていた。東京新宿「ギャラリー高野」(という表記)にて1984年1月26日木曜日から2月8日水曜日まで開催とのことで、先の書籍の発行日はこの個展にあわせたことがわかる。人形の配置が書かれていて、人形の展示は勢力ごと、あと荊州学派にわかれているようだね。あと日ごとの動員数まで書かれている、14日間で約11000人と。
 個展とは離れるのだけど、p.5に横山光輝「三国志」の紹介がある。横浜市のある方の投稿を見ると「当時はどうもあの首斬りシーンが恐ろしくて読めませんでしたが、近頃では関羽様の首斬りシーンが見られるようになってしまいました。」となっていて横山「三国志」の別の側面が見えてくる。残虐表現を伴う戦闘シーンはアトラクションであるもののそのジャンルを好むかどうかの人を選ぶフィルターでもあったのだと。


 てな感じで文献を漁っていたら、緊急事態宣言明けのせいか二人組のお客が結構、入れ替わりで入っきて賑わっていた。ふと本棚を見ると増えてた 月刊『DaGama』。

  

 そこから閉店まで下記関連記事で触れた号の一つ前の『月刊DaGama』1997年4月号についてあれこれメモっていたけど、メモしきれなかったので次回まわしで。

※関連記事 月刊 DaGama 1997年5月号

  

 龐統のほうとう赤壁バージョンでロッソシリーズ〆。というか、今季のほうとうは今週で終わりだそうなので食べ納め。結構、ダラダラと味わって食べた、ちょうどいい辛味、もちろんうまい!18時38分新長田駅発。18時51分阪急三ノ宮駅発、河原町には20時5分到着と。

※次の記事 漫画映画 漂流記(2019年9月4日発行)

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