『週刊朝日』で2007年3月2日号(2007年2月20日発売)から安野光雅/著『繪本 三国志夜話』が連載されている。
・朝日新聞出版
http://publications.asahi.com/
この『繪本 三国志夜話』に関する展覧会、
「安野光雅 繪本 三国志」展 ~中国、悠々の大地を行く~
が大阪の大丸ミュージアム・梅田で開催されたことは以前、お伝えした。
・「安野光雅 繪本 三国志」展(2008年4月16日-27日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/805
やはり以下のように全国に巡回するようだね。
○高島屋日本橋店(東京都日本橋) 2008年5月8日-19日
・日本橋タカシマヤ
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
○井上百貨店(長野県松本) 2008年5月21日-6月2日
・井上百貨店
http://www.inouedp.co.jp/
※関連記事
「三国志」舞台の悲劇(週刊朝日 2008年5月30日号)
安野光雅/著『繪本・三國志』(2008年4月16日)
※追記
[繪本 三国志夜話]の連載を終えて(『週刊朝日』2008年10月17日号)
※追記
繪本 三國志(安野光雅美術館2010年3月12日-9月8日)
※以下、本記事とは無関係なコメント
こういった現代人の描いた三国志関連の絵を見ると、いつも思うんだけど、ちゃんと畫像磚石・俑などの出土史料に基づいた絵はないのかな。例えば、市で人に
踞する描写があったり、騎馬の持つ旗が畫像磚石で見られる布を上で止めるタイプでなく横で止めるような後世のタイプ(ドラマ『三国演義』で採用されていた)だったり、歴史的視点(『三国演義』での挿絵等を含む文学的視点ではなく)でみるとどこかしらツッコミどころがあったりする。
<5/11追記>
今日、NHK教育の番組『新日曜美術館』で高島屋日本橋店の分が紹介されていた。
NHKが「武侯祠」(正)を「武候祠」(誤)と誤っていた。
やはり旗のデザインといい、諸葛亮(字、孔明)の四輪車が描かれていることといい、歴史書である『三国志』を「ドラマ」といっていることといい、『三国志』というより『三国演義』を描いたといった方が近い。
※追記
時空をかける三国志(2012年10月18日-11月20日)
※追記
繪本 三國志(安野光雅美術館2014年3月14日-6月11日)
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