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三国志ニュース定期便&臨時便04 武冠ってこういうの お体到達記念(YouTube2024年6月2日)
2024年6月11日火曜日、下記関連記事で触れた、下記URLのページ。そのページには3つのYouTube動画が埋め込まれていて、つまりは文科省主催のイベントの様子を動画にとって3つに分割し、その文字起こしをしたのが下記ページってことか。
・ゲーム史を書くための資料を考える――時代と収集方法の変遷、歴史を紡いでいくために
https://macc.bunka.go.jp/3994/
※関連記事
NDL Ngram Viewer(2022年5月31日-)
本題はそのイベントではなく、それに触れられたゲーム研究のこれからの基本となりそうな著作について。面白そうなので一つ一つ読んでいこうと思い、まず『日本デジタルゲーム産業史』を借りる、前の記事で触れたように図書館から。
小山友介『日本デジタルゲーム産業史 増補改訂版』(ISBN9784409241332)は人文書院から2020年4月30日に4400円(税込)で出版された。
・株式会社 人文書院
http://www.jimbunshoin.co.jp/
※関連記事
三国志 英雄たちと文学(2015年7月12日)
・日本デジタルゲーム産業史 増補改訂版
https://www.jimbunshoin.co.jp/book/b497325.html
で、どこが三国と関係するかというとその「第4章 PCゲーム(1):8ビット御三家の確立」のpp.72-75が「2-2 ソフトウェア会社の誕生」の節があって、いきなりゲーム会社の光栄についてふれ。p.73にシミュレーションゲーム「三國志」が登場する、 下記に引用する通り。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
光栄が地位を確立したのは1983年の「信長の野望」の大ヒットからで,PC-8801やFM-7のような家庭用のホビーパソコンからFM-16βやIBM-JXのようなビジネス用パソコン,後にはファミリーコンピュータまで数多くの機種で発売された。また,1985年に「蒼き狼と白き牝鹿」,「三國志」を発売して歴史シミュレーションの雄としての地位を確定させた。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※「ビジネス用パソコン」に脚注7がついて、その内容は下記に引用する通り。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
光栄のゲームは対象年齢が高かったこともあり,サラリーマンや自営業者の業務処理に用いられるようなPCにもゲームを積極的に移植した。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実はパソコンはゲームについては単に性能の高い低いではなく、アクションゲームに合う合わない部分(スプライト描画など)があり、当時のビジネス用パソコンはその部分が弱い、ないし欠落しているそうで(元々不要だしね)。それを逆手に取って、当時の主流だったアクションゲームが移植されにくいビジネス用パソコンにまで歴史シミュレーションゲームの販売の対象を広げたと。そういった産業、市場の環境がゲーム作品に触れる機会を変えるってのはとても興味深い。
※関連記事
12月10日は 歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日
この後もこの本を読み進めていくのだけど、三国に関係なく興味あることがあればここに追記していこう。
※追記。第10章アーケードゲーム(3):バーチャファイターとリッジレーサーの衝撃
p.206の5 まとめの「しかし,アーケードゲームで生み出されたノウハウは,結果的にソーシャルゲームに受け継がれていくことになる。」は納得感
というか5 まとめの先に「6 補論:アーケードゲームのシステム推移」があった どれも納得感。シューティングゲーム残基はピンボールから来ているとかp.210「6-2-2 トレーディングゲーム」で「WORLD CLUB Champion Football」(セガ 2002年)が出てきた、それがはしりだと(これが同社の「三国志大戦」につながる)。
日常の記述に戻って、6月12日水曜日、三国志ニュースの記事「
孔明のヨメ。 作中年表 コンビニプリント(2024年6月6日-7月12日)」を書く、8時5分アップ。論文の編集に備え、一太郎体験版インストールした。2021をアンイストールしないといけなかった。6月13日木曜日、三国志ニュースの記事「
中国の建物と街並み 詳説絵巻(建築知識 2024年7月号 6月20日)」を書く、6時21分アップ。6月14日金曜日5時19分、三国志ニュースの記事「
館内の全展示の写真撮影可能(飯田市川本喜八郎人形美術館2024年4月1日-)」アップ。5時43分、アニメ「転生したら第七王子だったので、」11話、おもしろいなー。気の力で魔族を翻弄。三国志ニュースの記事「
リンク:道あり 俳優 岡本信人さん<6>(読売新聞オンライン九州発2024年6月13日)」を書く。夕方、ブックカフェyomigaeruにいって、藤本タツキ『ルックバック』(2021年9月8日)を呼んでメモる。帰宅して、2021年4月29日NHK BS1スペシャル「さようならすべてのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~」を見る。6月15日土曜日、9時36分、アニメ「夜のクラゲは泳げない」を見る。楳図かずお風の驚きカットいいね。馬場ちゃん(CV上坂すみれ)Yチューバー(笑) サムネが「推しの子」のアイポーズ。感情に訴えてくるいい話だな。話を自分のに戻し、それとテスト配信…失敗。24時間必要ってやつに見事にひっかかった。別の規制と勘違いしてた。10時45分、アニメ「じいさんばあさん若返る」「ばあさん、記憶が若返る」を見る。タイムスリップものの面白さがあるね。11時50分、市バスで手づくり市のいちじくパンを買いに行く。車中、論文、本文貼り付けから始める。12時30分帰宅。
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リンク:『三国演義』版本の研究(集刊東洋学 巻61 1989年5月30日)
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