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魏晋の史学思想(富士大学紀要 第31巻第1号 1998年7月10日発行)


研究 ※前の記事 六朝史家の史論に現れた三国晋時代認識(富士大学紀要 第30巻第2号 1997年12月25日発行)

 2023年7月29日土曜日昼過ぎ、前の記事に続いて国立国会図書館に居た。

・東京本館|国立国会図書館―National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/tokyo/

※新規関連記事 リンク:裴松之の呉興亡論(論叢アジアの文化と思想 第6号 1997年12月30日刊行)

 閲覧→複写した論文のこの日野第3弾、今回も前2報と同著者。

・富士大学
http://www.fuji-u.ac.jp/

・地域の皆さまへ
http://www.fuji-u.ac.jp/area

 それは『富士大学紀要』第31巻第1号(富士大学学術研究会1998年7月10日発行)pp.123-136の宮岸雄介「魏晋の史学思想―孫盛・干宝を中心に―」。 一応、目次を。

123 はじめに
124 一,
127 二,
131 三,
132 結び
133 注

 前の記事の同著者論文と1年も離れてないので、テーマ的には近いものになるね。「はじめ」の冒頭にて易と史学の関係について述べられており、未来を占う非合理な前者と、客観的に史実を叙述する後者はp.123「中国の史学思想にとっては,ともに必要不可欠な要素であり続けた」と。そのためp.123「漢代御用学である「今文」経学を背景とした,現王朝を正統化するために作り出された歴史は,せっかく個々に集められた客観的な史実を,主観的な一定の解釈によって恣意的に歪めてしまう可能性を多分に秘めている」とし、これを「国家の思想統制の呪縛」としている。p.124「魏晋の時代の経学は,漢帝国滅亡とともに国家統制のイデオロギーであった「今文」経学が衰退し,老荘思想などの多彩な思想との相互交渉を通じて,「古文」経典ならびにそこから発展した新しい解釈を創造して極めて合理的な性格を帯びてくる」とあり、これに対して魏晋の史学思想がどうなのか、というのが論文の主旨。注目するのが前の記事でも触れた、干寶と孫盛。
 「一,」ではまずその孫盛と易の関係、易学を重視していたと。孫盛の『魏氏春秋』『晋陽秋』は『春秋左氏伝』にならった編年体の史書で、下記関連記事で触れた同著者論文でもある事実を脚色する点にも触れられる。

※関連記事 裴松之の史学観(早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第1分冊 第42輯 1997年2月28日)

 それから論文のタイトルにある、干寶、その『晋紀』はこちらも編年体であり、上記関連記事で出てきた梁代の劉勰の『文心雕龍』では孫盛『晋陽秋』も干寶『晋紀』も評価される。しかし、この二人が立伝される『晋書』巻八十二にはp.125「紀伝体の史書が正史として正式に認められた唐代の認識からすると,干寶や孫盛のように,形式までも『左氏伝』に倣った編年体の史書はもはや正典ではなかった」とする。劉勰『文心雕龍』では紀伝体はp.125「また,同一事件の功績を数人で分かつ場合,それぞれの伝記にその記事を載せるので,同じ話が何回も述べられるという,紀伝体史書には叙述が一層冗漫になってしまう欠陥がある」とする。つまりp.126「魏晋の史家が最も史書を通じて表現したかったことは,人間個人の生き方ではなく,社会の趨勢の方向性を見極めることであった」とのことで、これ以降、晋史をどの時代から始めるのが良いかと考えられたかについて書かれる。そこから唐代と魏晋との史学思想について論じられる。
 「二,」では老荘思想が尊ばれる流れについて。三国時代、それと儒学を折衷する玄学が生じ、西晋では『荘子』に士大夫層が傾倒していく。玄学の理論を築いた王弼・何晏について、東晋の学者范寧はp.129「王弼,何晏の罪は桀・紂より深し」と評し、干寶も激しく糾弾する。陳寿『三国志』では王弼・何晏について極端に寡黙になる。逆に劉宋の裴松之『三国志注』では当時残っていた何劭「王弼伝」がそのまま載り、孫盛の王弼評が載り、p.130「孫盛は,王弼の形而上学的解釈を,すべてこじつけであると一蹴する」と。
 「三,」では賢人が500年周期で登場する説にめぐる孫盛の話。

※新規関連記事 メモ1:三国志学会 第十八回大会(2023年9月3日)

※新規関連記事 メモ2:三国志学会 第十八回大会(2023年9月3日)


 ここからはほぼ日常の記述なのだけど、15時35分複写依頼をして、15時55分、『コミックボンボン』1988年2月号を見て、おまけシール文化の乱立っぷりがわかりやすいと感じる。敬称略で箇条書きにすると
・秘伝忍法帖 シュガー佐藤
・カネボウ ガムラツイスト ラーメンばあ おうたごさく「レスラー軍団大抗争」
・ベルフーズ タイムスリップバトル
・フルタ製菓 ドキドキ学園
・ナガサキヤ 謎のジパング伝説
・広告 東鳩製菓 ガッキンドッキン (コーンスナック)
・広告 秋山食品(宮城県) 妖怪道53次
・二色カラー記事 ロッテビックリマン

※関連記事
 諸葛孔明 不世出の名軍師(1996年12月15日発行)
 桜多 吾作 氏、逝去 2022年12月12日

 そして「新プラモ狂四郎」最終回。2号前ぐらいから初代狂四郎を出して敵対させ急展開と思ったら最終回かい。1号前でその敵側は逆襲のシャアの実物大MS 本物の初代に助けられ、実は今までの初代狂四郎は影武者アンドロイドだった、ってオチ。ゴールドパーフェクトガンダムとシルバーコアファイターで対決。そういえば、アニメ「推しの子」聖地巡礼ってことだね、原作マンガは未確認だけど黒川あかねが役作り(という名のプロファイリング)で訪れた国立市民図書館のモデルとなった国立国会図書館本館に居るので。一般来場者が入れない入り口も写真撮影したし。16時40分永田町駅発有楽町線、17時24分、都内某ネットカフェへ。19時には眠りについたんで8時間以上は眠った?7月30日日曜日、4時発。ローソンショップ100によって、食料買付。というか、すでに110円とか100円以外ばかり。とりあえず空いている列車内でツインシュー食べる。青春18きっぷを使って、ひたすら列車を乗り継いで西を目指す。11時12分尾張一宮駅、三国志ニュースの記事「メモ:続・三国志マンガの歴史(岐阜県大垣市 時re風2023年7月14日)」を書き上げる。バッテリー交換したものの、交換先もバッテリー容量がない。米原駅のホームの北の方だとやはりWiFiにつながる。バッテリー少ないので、「御手洗家炎上する」ばかり見ている。といってもまだ#3 スリリングな展開なんで感情移入しては見れないけど。#3でタイトルのもう一つの意味、ネット炎上が出てきた。引きこもりのふりして、それを食い物にしていくつもニュースサイトを運営する長男。永野芽郁さんって朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の人?→正解。スーパーによって14時45分帰宅。ネトフリ「御手洗家炎上する」#4 まで見た。#3 で題名のもう一つの意味、ネット炎上が仄めかし。知らないはずのサイトに晩飯何かを書き込む毒親。心臓に悪い展開なんで見るのやめようとした矢先に敵が味方になったりと離さない仕組みになってる(笑) ツイッターで話題になった親のブログ・ミクシィを探る展開出てきた。7月31日月曜日、下記のoftunLABOの朗読配信を見る。有島武郎「燕と王子」、「武士」とか「坊様」とか、当時の人に判りやすい用語に変えているあたり、私の研究に繋がらないか?

・日曜24時【朗読】月に一度の朗読会【安眠用】night reading session. - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=880TMwiQTzg

※関連記事 メモ:「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」後考(日本マンガ学会第22回大会2023年7月1日)

 三国志ニュースの記事「風起隴西-SPY of Three Kingdoms-(チャンネル銀河2023年8月10日-)」を書く、2時アップ。

※次の記事 リンク:コラボレーションの弊害/どちらのファンにも見向きもされない場合(note佐藤ひろお|三国志研究中2023年7月31日)

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