※関連記事
早稲田大学の入試日本史世界史で三国志関連2018
上記記事に引き続き、大学入試に三国関連がないか、下記サイトをチェックする。
・【大学入試2018】:大学入試:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/18/
そうすると下記関連記事のように、昨年に引き続き今年も京都大学入試に三国関連がある。さらに下記関連記事にあるように三国とは無関係だけど、今年も折田先生像があるということは後述する。
※関連記事
京都大学の入試世界史B(2017年2月25日)
・京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/
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京都大学の入試日本史で邪馬台国関連2022(2月25日)
まず日本史でのプチネタ。日本史Bの[III]の冒頭にて交通に関する長文の2段落目で次に引用するように『三国志』が出てくる。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
しかし,船の構造が改良されても,海を横断しての航行にはさまざまな危険が伴った。例えば遣唐使の場合,新羅と日本との関係が悪化して,朝鮮半島沿いの航路から,東シナ海を横断する航路へと変わったために,船がしばしば遭難したことが記録されている。そのために,古代の人々はさまざまな方法で航行の無事を願った。古くは『三国志』魏書東夷伝倭人条にそのような記事がみえる。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それで「『三国志』魏書東夷伝倭人条」には下線が引いてあって、それに対応する問(5)に「239年に魏の皇帝に使いを送ったことが記録されている王の名前を記せ」とのことで、卑弥呼だね。
次に世界史。世界史Bの[II]の冒頭に掲げられる、皇帝に関する長文の2段落目で次に引用するように三国時代が出てくる。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「皇帝」は,唯一無二の存在と観念されるのが通例であるが,歴史上,複数の皇帝が並び立ったことも珍しくない。たとえば「三国時代」である。220年,後漢の献帝から帝位を禅譲された曹丕が魏王朝を開き洛陽を都としたのに対し,漢室の末裔を標榜する[ a ]は成都で皇帝に即位し(蜀),次いで孫権が江南で帝位に即いた(呉)。蜀は263年に魏軍の侵攻により滅亡,呉も280年に滅び,中国は再び単独の皇帝により統治されるに至るが,魏も265年,司馬炎が建てた晋に取って代わられていた。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
すでに穴埋めが提示されているので、[ a ]には「劉備」が入る。上記引用した箇所で「後漢」と「曹丕」に下線が引かれ、それぞれ問(3)、(4)に対応する。まず問(3)は「製紙法」を改良した宦官の名を問う問題で、「紙を発明した」ではなくそういう言い回しは何とも京大っぽい(いや今やどの教育機関もそうだろうけど)。「蔡倫」ね。
※関連記事
木簡・竹簡の語る中国古代 書記の文化史 増補新版(2014年11月18日)
次の問(4)では即位の年に「創始した官吏登用制度」を問うている。九品中正(九品官人法)ね。
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早稲田大学の国語世界史入試で三国志関連2021(2月12日15日18日)
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アイディア:鑑賞会 追加分
それでこの入試が行われた2018年2月25日日曜日。1時半に一旦目覚めて、次は6時前。損した気分。6時44分発の市バスを狙ったけど間に合わず。1バス停分を走って追いつく。そのバスで京大正門前のバス停へ。
そこから降りて、吉田南構内の北の門に向けあるく。構内に入ったとところに、毎年、京都大学の入試の日に、まるで受験生を和ませるかのように、非公認の折田先生像が立てられるのが恒例となっている。
今年は一瞬、ねほりんぱほりんかドリモグかと思ってしまった。『どうぶつの森ポケットキャンプ』(ポケ森)のリセットさんとのこと(まぁシリーズ通じてのキャラのようだけど)。これまでの歴史は下記サイト参照。
・折田先生を讃える会
https://sites.google.com/site/freedomorita/
ツイッターをさかのぼっていくとすでに2時ぐらいには設置さてていたそうで、そのためか、朝7時だというのにすでに原作者の意図しない加工があれこれほどこされていた。でも看板裏のアイドルの写真は健在のようで。今回は声優さんだそうな。
今年の2月25日はたまたま日曜日だったんで、バッチリこれたけど来年は月曜日なんで、またまたその日の夕方にくることになるのかな?
7時7分発の市バスで帰宅。その日は日曜日でも確定申告を受理してくれる日だったんで、、税務署のオンラインサービスをつかって8時22分、ようやっと確定申告書類作成開始!
9時36分出発し、いきつけのスーパーでで身分証両面をコピーし(5円×2)、10時発の市バス快速に乗り、四条烏丸に移動。キンコーズでプリントアウトする(9円×12)。四条烏丸に戻って、市バスにのり、車中で身分証のコピーを切って、それを含め源泉徴収票などを貼る。揺れてなかなが作業がはかどらなかったが、会場につくまでに何とかおわらせて、提出。そのまままっすぐしバスで帰ると目的の市バスが満員だった。どうやら、北野天満宮で梅祭りだからか。あきらめて迂回する市バスに乗り、スーパーマーケットによって買い物をして帰る。12時半ぐらいに自宅に到着。14時半、三国志ニュースの記事「
中国文学の愉しき世界(2017年9月15日)」を書く。どうも風邪の引き始めで体調が悪く、寝落ちしていた。
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あすたくにづか街あるき クイズラリー&グルメマップ(2018年2月16日-3月15日)
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大学入試センター試験で三国志関連2019(2019年1月19日)
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