※関連記事
三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント(2012年5月27日)
上記関連記事で少し触れたが、ソーシャルゲームについての情報を改めて記事にする。
・ドラマ「三国志」公式サイト
http://www.sangokushi-tv.com/
上記ドラマ『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』)のNewsの2012年4月30日分によると、2012年4月30日より株式会社てんじくより「Mobage(モバゲー)」にてカードバトルRPG『三国志』(ソーシャルゲーム)がリリースされたという。「基本プレイ無料、アイテム課金制」というソーシャルゲームにとっては変わりばえのないシステムとなっている。また、上記、『三国志 Three Kingdoms』のサイトで発表されたことから察せられるように、そのゲームにはこのドラマの実写が使われているという。
・モバゲー
http://mbga.jp/
スマートフォン:
http://sp.pf.mbga.jp/12009231
フィーチャフォン:
http://pf.mbga.jp/12009231
・株式会社てんじく
http://www.tenjik.jp/
・株式会社てんじく [tenjik inc.]
http://www.facebook.com/tenjikinc
※facebook内サイト
このゲームの紹介文に「300 人を超える武将たちが実写のカードで登場。実写ならではのリアリティと三国志の世界観は、今までのイラストとは一味違う迫力があります」とあるが、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』自体が歴史に忠実という訳ではないので、実写を使っているからといって「リアリティ」が出るどころか、当時の画像磚石、明器や俑で表現される冠や鎧等の服飾からは程遠いので、返って「リアリティ」と真逆の効果になるのだろう。と言ってもメーカーが想定するユーザーの多くがそれが気になるとは考え難いが。
それにしてもこういったソーシャルゲームとカードゲームが相性がいいのか、相性がいいと思われているのか、開発しやすいのか、Mobageだけでも過去に「三国志ニュース」でカードが関わってくるゲームを下記関連記事にあるように、すでに5本も紹介している。個人的にはヒトをモノとして扱う気持ち悪さを感じられ、ましてやそれが実写であれば、余計にそう感じられてしまうのだろうな。
※関連記事
コンプリート三国志(2010年10月29日配信開始)
決戦!戦国VS三国志(2011年10月21日配信開始)
天地を喰らう(Mobage2011年6月13日)
闘将×神化!三国ブレイク(2011年11月15日)
三国志カードコレクション(2011年5月27日)
※追記
大戦乱!!三国志バトル(Mobage2012年5月25日)
ちなみにタイトルを単に『三国志』とするのは陳寿の史書と同名になり、陳寿からその著作の名を奪う結果になりかねないのでやめてほしい(例、「三国志」と付けられた小説が幾つもあり、作者名を冠し「○○版三国志」と呼ばれ、あたかも『三国志』にバージョン違いがあると誤った認識がある)。
また下記のサイト「特許電子図書館」にて「三国志」で検索すると最近では上記の関連記事であげた『三国志カードコレクション』しか商標出願が出ておらず、このメーカーからの商標出願は今のところないようだ。つまり商標の観点から言っても、リスクの高いタイトルだと言える。
・特許電子図書館
http://www.ipdl.inpit.go.jp/
※関連記事
メモ:三国志と株と商標と
※追記
十大三国志ニュース2012 中編
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