※関連記事
NHK『クローズアップ現代』で邪馬台国(2009年11月16日)
上記関連記事にあるように、邪馬台国は『三国志』巻三十魏書烏丸鮮卑東夷伝倭人条に「南至邪馬壹國、女王之所都、水行十日、陸行一月。」と初出があるように『三国志』経由の国名なので、情報中継。
・NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/
上記サイトによると、2011年1月23日21時から21時49分までの枠でNHK総合にてNHKスペシャル『“邪馬台国”を掘る』という番組が放送されるという。上記サイトの番組紹介を読むと、前述の関連記事で触れた2009年11月16日放送『クローズアップ現代』で取材されたこともある、奈良県の纒向(まきむく)遺跡のことが中心となるようだね。
下記関連記事にあるように、他局だけど、この番組と同時間では映画『レッドクリフ PartII-未来への最終決戦-』(テレビ朝日系列)が放送されたし、ちょうど一週間前の二時間前から二時間枠で『逃走中2011~卑弥呼伝説~』(フジテレビ系列)というゲーム番組が放送されたし、同じ三国要素を含む番組と雖も幅広い制作形態(消費形態でもある)のある日本のテレビには驚きだね。
※関連記事
逃走中2011~卑弥呼伝説~(2011年1月16日)
レッドクリフ Part I&II(テレビ朝日系列2011年1月16日23日)
※追記
『照英にっぽん一人旅』邪馬台国伝説の地で歴史ロマン~伊都国~
※追記
BS歴史館 古代史最大のミステリー 邪馬台国の魔力に迫る(2012年6月7日)
それにしても「NHKスペシャル」の番組紹介文に「邪馬台国の決定的証拠になる中国の魏王から卑弥呼への贈り物を封じた印(封泥)や、魏との外交木簡が探された」とあって、途中まで読むと「そんなの発見されたんか?!」と驚いてしまったが、最後に「探された」とあって、腰砕けだった。
また同じく紹介文にある「倭国大乱」とは下記の二つの史書の記述によるものだろうね。
・『三国志』巻三十魏書東夷伝
其國本亦以男子為王、住七八十年、倭國亂、相攻伐歷年、乃共立一女子為王、名曰卑彌呼、事鬼道、能惑衆、年已長大、無夫婿、有男弟佐治國。自為王以來、少有見者。以婢千人自侍、唯有男子一人給飲食、傳辭出入。居處宮室樓觀、城柵嚴設、常有人持兵守衛。
・『後漢書』伝七十五東夷列伝
桓・靈閒、倭國大亂、更相攻伐、歷年無主。有一女子名曰卑彌呼、年長不嫁、事鬼神道、能以妖惑眾、於是共立為王。侍婢千人、少有見者、唯有男子一人給飲食、傳辭語。居處宮室樓觀城柵、皆持兵守衛。法俗嚴峻。
※追記
「倭国乱」と高地性集落論・観音寺山遺跡(2013年10月)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。