※前記事
リンク:「尹湾漢墓簡牘の基礎的研究」
・枕流亭ブログ
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/
・『法制史研究』PDF (※上記ブログ記事)
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20100224/p1
上記ブログ記事で知ったこと。
下記のように独立行政法人科学技術振興機構(JST)運用で、電子化した学術雑誌を公開しているサイトがあるそうな。
・Journal@rchive
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/
冒頭でリンクしたブログ記事では『法制史研究』掲載の論文(PDF)へいくつかリンクでまとめられている。それを見ても、下記の『法制史研究』のページを見ても両漢三国志西晋の法制史関連の論文が結構、ありそうだ。1951年から2003年までの分が読める(つまり新しい年の分は見られない)
・法制史研究 (※「Journal@rchive」内ページ)
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnltop_ja.php?cdjournal=jalha1951
それで下記の公式サイトを見に行くと、ちゃんと「法制史研究の電子アーカイブ化に伴うお知らせとお願い」のページがあるね。公開に関しては「刊行後5年を経過した時点」が目安だそうな。乱暴に言ってしまえば、拒絶を表明しなければ公開する的な電子化方針だね。
・法制史学会ホームページ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jalha/
あと三国時代あたりが関連する学術雑誌としては下記の『書学書道史研究』が挙げられる。1991年から2008年までの分が公開されている。三国志関連では例えば福宿孝夫「日本出土「魏紀年」四鏡の銘文と字体」(Vol.1991,No.1(1991) P.3-15)とか。割合としては少ないが。
・書学書道史研究 (※「Journal@rchive」内ページ)
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnltop_ja.php?cdjournal=shogakushodoshi1991
・書学書道史学会 - -書道史研究-
http://shodoushi.s314.xrea.com/
以下、余談。
下記参照記事で触れた『東洋史研究』のWeb公開についてもその一端がみえるように、学術雑誌のデジタルデータ化&無料ウェブ公開化は、国からのトップダウン的な流れからの動きのようだね(当事者じゃないから小耳に挟む程度で、よくは知らないけど)。利用者、受信者にとっては有り難いだろうが、著作者、発信者側からみるとそれほど有り難い話ではないのかもしれない。著作権を別にすれば、単純に考えて雑誌の売れ行きが落ちる等のデメリットがあるし。ここらへん、関連書籍等へのネット広告で補償できれば良いと思うんだけど、リーマンショック以降、それは効果的でないかな。
※関連記事
リンク:「胡広伝覚書」
※参照リンク
・歌田明弘の『地球村の事件簿』
http://shodoushi.s314.xrea.com/
・ニューヨークタイムズは生き延びられるのか
http://blog.a-utada.com/chikyu/2008/11/post-cd91.html
※次記事
リンク:張家山漢簡「史律」に見える任用規定について
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