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若い読者のためのサブカルチャー論講義録(2018年3月30日発行)


  • 2019年1月15日(火) 21:46 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,209
書籍 ※前の記事 夏侯惇夏侯淵画(Cha-ngokushi2018年11月-)

 前の記事に続いて2018年1月5日土曜日11時台、神戸市長田のブックカフェCha-ngokushi(ちゃんごくし)にに居た。しばし日記パートで。

・Cha-ngokushi (Changokushi) on Twitter
https://twitter.com/Changokushi

※新規関連記事 蜀漢・諸葛亮の北伐戦略と隴西・河西回廊の非漢族について(2017年12月22日発行)

 年末に買った同人誌の撮影をしていた。それと『赤旗』日曜版の青木朋さんの「カラフル!!~知ってほしいLGBT~」41回(2018年10月28日)を読む。プロポーズシーンはハートウォーミング。12時52分、43回(2018年11月11日)。まさかのヤンマ登場!読み続けてきた読者にとってはうれしいサプライズ。お茶についていた干しみかん、劉備の耳みかんみたいなことをおっしゃっていたので耳打ち写真をば。12時58分、それとは別にみかんをもらったぁ。隣のお客さんが美味しいっていったらもう一個もらってたのでそのおすそ分けでもう一個もらったぁ。それと芒果果凍という台湾土産、マンゴーゼリーももらった。14時31分、ようやく三国志ニュースの記事「三国志ビジュアル百科(2018年10月12日)」を書き上げる。

※関連記事 はじめての即位 別冊(封禅)(2018年12月29日)

 14時37分、同人誌の『台湾南勢アミ族傳統服飾』の話(持っていたの『バイエルン ディアンドル』だけど。上記関連記事参照)をしていたら店主さんが台湾旅行フォトブック『台北旅遊』を見せてくださる。イラストがかわいく、思わず隣の席の人にお見せする、しる山ばに夫さんのフォトブック。15時12分、「カラフル!!~知ってほしいLGBT~」48回(2018年12月16日)を読む。二人の母親についての作文発表場面。父親の考えも四季が吸収し消化しているのは面白いね。15時27分、ほうとう赤壁連環バージョンにありつけた!程よい辛さがあったまって美味しい!16時、「カラフル!!~知ってほしいLGBT~」49回(2018年12月23日)最終回「おわり」の文字。ちらりちらりと以前のシリーズの人物が出るオールスター回だった。
 それで『蒼天航路』単行本を順に読んでいたのだけど、それとは関係なく来店されていたふじやんさんに年末の土産話をしていて、さらに図書館で借りた5冊のうち2冊に少しだけ三国ネタがあるって話をしていた。それは下記関連記事にある後藤広喜『「少年ジャンプ」黄金のキセキ』(ホーム社2018年3月30日発行)と宇野常寛『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版2018年3月)。

※関連記事 「少年ジャンプ」黄金のキセキ(2018年3月26日発売)

 後者についても横山光輝先生の流れで「三国志」という単語だけ出てくると思い込んでいて、後で最後の方まで読むと大ネタを見かけてしまった。

・朝日新聞出版
https://publications.asahi.com/

※関連記事 曹操注解 孫子の兵法(2014年8月7日)

※新規関連記事 人事の三国志(2019年6月10日)

・若い読者のためのサブカルチャー論講義録
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19828

※関連記事 2018年の台湾&香港 マンガと御宅族の現場を振り返る 台湾編(マンガ論争 20号 2018年12月29日)

※新規関連記事 ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景(2018年12月20日発行)

 まずこの本だけど、上記関連記事と同じことを書くがタイトルどおりで、京都精華大学での講義録。本当に講義録のようで文章だけで独立してなくて多分スライドを見せつつの講義で、その判断材料に唐突にp.82「この剣心の性格設定は~」と出てくる。章立ては講義の回ごとに区切っている。まず単語だけ出てくるのは「第六回 〈鉄人28号〉から〈マジンガーZ〉へ――戦後ロボットアニメは何を描いてきたか」でp.143からの「音の子が「ミリタリー」に見た夢――『鉄人28号』」の節で、「鉄人28号」とその作者の横山光輝の流れでp.144に「いまの学生にとっては『三国志』『項羽と劉邦』といった歴史マンガのイメージが強いかもしれないですね。」と出てくる。
 これだけだと思っていたらその1時間後の三宮のホームにて、「最終講 文化のノスタルジー化と三次元化する想像力」のp.370からp.373までの節が「三国志で考える現代J-POPの勢力図」とそのまんまの小見出しが出てくることにきづく。もちろんJ-POPを説明するための比喩として三国が出てきて、最低限の三国の説明がある。要約するとJ-POPが蜀で(前の時代の文脈を一番強く引き継いでいる等説明あれこれ)、アイドル(AKB48、ジャニーズ、EXILE)は魏。それで呉もちゃんと書かれてあって、P.372から引用するに「そして「呉」は十分の三ぐらいの市場に拡大してきている二次元系の音楽、つまりアニソン・声優・ボーカロイドです。」とのことだ。
 それで22時過ぎに帰宅。23時10分。 WOWOWドラマ『コールドケース』を見終える。

※次の記事 三国的世界(CCTV纪录 via YouTube 2018年8月19日-21日)

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