「月刊の漫画雑誌『ミステリーボニータ』に三国志の人物、管輅(字、公明)を主人公にしている漫画が現在、連載されている。」
と、前回、紹介したんだけど、ページの欄外の柱に「よみきりシリーズ 八卦の空」となっているので連載じゃないみたい(汗) あれ? この雑誌って読み切りいっぱいってのが売りだっけ(うろ)
まずは参照リンク。
・10月号のときの記事。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/175
・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/
それと何回か題名を変えつつ、今は「八卦の空」というタイトルにおちついているとのこと。ちょうど、「小芙蓉城」というブログの記事のコメントに情報が載っていた。
・「小芙蓉城」
http://furong.mabinogion.net/
・その該当記事
http://furong.mabinogion.net/archives/2005/09/post_249.html
それでそのコメントを元に上記秋田書店のサイトを見て、今まで掲載された「八卦の空」作品をまとめてみる。タイトルだけみててっきり別作品と思っていたのが実は「八卦の空」作品だった。
月刊ミステリーボニータ
○2004年
・8月号 7月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
「恋火」(よみきり)
・9月号 8月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
「玉縁」(よみきり)
・11月号 10月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
「花咲く変幻記」(シリーズ)
・12月号 11月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
「花咲く変幻記」(シリーズ)
○2005年
・1月号 12月6日発売(2005年10月現在・在庫なし)
「花咲く変幻記」(好評連載&シリーズ)
・4月号 3月5日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・5月号 4月6日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・6月号 5月6日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
・9月号 8月6日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/150
・10月号 9月6日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/175
・11月号 10月6日発売
「八卦の空」(好評連載&シリーズ)
<以下、ネタバレ含む>
というわけで今回の11月号で11話目ってことだ。前話に引き続き、管輅の若き日の話。前話が管公明中心の話なら今回は玄龍中心の話。つまり、管ちゃんと玄龍の出会った時期の話ね。ちなみに今回の表紙付近の煽り文句は「ますます大人気!! 中国怪異譚!!」だった。
「八卦の空」は話にタイトルがついてないんだけど、今回、つけるとしたら「母想い」とかなんとかなるのかな、と思った。それは玄龍の母想いだけじゃなく、ダブルミーニング。こういった、似たような事柄を二重にするのは、深みを感じられて良い感じ。読後に心地よい余韻が残るのだ。
それにしても一こまだけでてくる管パパもかわいい(笑)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=96572
さて、サイト「司馬懿くんの事件簿」の日記(上記リンク先)でメイキングが書かれてあるんだけど、船は「中国古代の生活史」を参考にしたそうな。たまたまその本が手元にあったんで見比べることができた。なるほどね。あと先生と生徒が一同に座っているシーンは「中国古代の服飾研究」あたりを参照にしたのかな、と思った。今までの三国志ものを描く漫画家はこういった資料の活用が見られなかったので、三国志ファンとしてはもうどんどんやっちゃってください、って感じで嬉しい限りなのだ。それでそのコメントを元に上記秋田書店のサイトを見て、今まで掲載された「八卦の空」作品をまとめてみる。タイトルだけみててっきり別作品と思っていたのが実は「八卦の空」作品だった。
※2006年2月4日修正
・2005年11月5日「八卦の空」(ミステリーボニータ12月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/213
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先月に続いて拙作を取り上げていただいて、本当にありがとうございます。
汗顔のいたりです・・・!
林巳奈夫『中国古代の生活史』は、背景や小物を描くにあたって、今までも大変お世話になっております。
そこで思い返せば、
そもそもあの本は、「サポ板」の「三国志の時代考証関係でお勧めの本」スレッドで、清岡さんが紹介されているので知ったのです。
(あのころは「司馬懿くん」しか書いてませんでしたが・・・汗)
そうしてみると、そんなところまで清岡さんのご助言を頂いているわけで、本当に感謝の言葉もありません。
ありがとうございます。
広い意味での三国志漫画の数ある連載作品の中で、一つだけニュースにするのも変なんで、気が向いたらニュースにするのやめようかと思っていたんですよ。
でも、歴史的事実とか歴史的設定とかが足かせになっている三国志系創作が多い中で、ちゃんとドラマになっているのはそれほどないですし、今回も読み切りのストーリーとして面白かったので、ニュースにしてみました(次号以降は未定です。すみません)。
あ、そういえば、サポ板で最初に「中国古代の生活史」を紹介したのは私でしたね。
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=62
私自身、他の人から教えて貰ったのと、サポ板で何度かいろんな人から紹介された本なのですっかり認識の外でした(笑)
お役にたてたようで光栄です。