月刊の漫画雑誌「ミステリーボニータ」に三国志の人物、管輅(字、公明)を主人公にしている漫画が現在、連載されている。
その漫画のタイトルは「八卦の空」。青木朋先生が作者。
というわけで2005年9月6日に発売された10月号分を読んでみる。
・9月号のときの記事。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/150
・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/
・10話 僕の瑞星(ブログ『
青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=96575
今回はそれ以前よりぐっと雰囲気が変わって(といっても清岡はそれ以前は二話分しか読んでないが)、なんだか懐かしく暖かい雰囲気。
がらっと変わった理由は明白。主役の管ちゃんが若き日の話だ。まだ成人してない。そのため、成人してからつけられる字(あざな)の「公明」はまだなく、もっぱら名の「輅」で呼ばれる。そのためこの漫画で初めて名の「輅」が登場したとのこと(笑)。管ちゃん、子どもの髪型である總角(あげまき)だしね。
で、あまり書くとネタバレになるんだけど、主役の年齢が変わったのを機にいろいろ視点が変わっているのが面白いし、それが管ちゃんの気持ちに密着できてしんみりくるんだよなぁ。
漫画の1ページ目の柱にある煽り文句「人気急上昇!!」ってのも納得できる。あと清岡の手元のサイトの検索ワードに「八卦の空」ってのが増えているし。
それで話はがらりと変わるんだけど、漫画の本質とはあまり関係ないこと。
今、たくさんある三国志漫画の中で、きっちり進賢冠のような冠が描かれたり、榻、牀、席をちゃんと描かれている漫画はこの「八卦の空」以外にないような気がする。そういうところに目がいってしまう三国志マニアでも安心して(?)読めるのだ。
ちなみに今号分の先生の冠は三国志もののイラストや漫画にありがちなデザイン(その時代にありがちかどうかは定かじゃない)なので少し残念かな。
・2005年10月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ11月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/193
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何とかトラバ成功しました
「八卦の空」ボニータ10月号を読みました(遅かった^^;) 記事中でも、こちらの記事を紹介させていただきます
この調子で「八卦の空」、続いてくれて、人気がでて願わくば単行本、出てくれると良いなぁ、なんてひそかに思ってます。