・講談社「おもしろくて、ためになる」出版を
http://www.kodansha.co.jp/
・倭国伝 中国正史に描かれた日本 藤堂明保 竹田晃 影山輝國 講談社
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2920107
上記書籍ページによると、講談社より2010年9月13日に藤堂明保、竹田晃、影山輝國/訳注『倭国伝 中国正史に描かれた日本』(講談社学術文庫、ISBN978-4-06-292010-0)が1523円で発売したという。サブタイトルで触れられているように、中国の正史の一つである『三国志』にも当時の日本のことが書かれており、目次を見るとこの書籍に『三国志』巻三十魏書東夷伝についても収録されているということで、ここで紹介してみた。
上記書籍ページから下記へ目次を引用する
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目次
『後漢書』東夷伝――漢委奴国王の金印受賜
『三国志』魏志倭人伝――卑弥呼と邪馬台国
『宋書』倭国伝――倭の五王の世紀、古代日朝関係
『隋書』倭国伝――聖徳太子、往来する遣隋使
『旧唐書』倭国伝・日本伝――「倭」と「日本」
『新唐書』日本伝――遣唐使、先進文化の伝来
『宋史』日本国伝――平安末期に活発化する商船や禅僧の交流
『元史』日本伝――元寇(文永・弘安の役)
『明史』日本伝――倭寇、勘合貿易、秀吉の朝鮮出兵
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※関連記事
卑弥呼と台与 倭国の女王たち(2009年10月29日)
それと下記書籍ページにあるように岩波書店からは石原道博/編訳『新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝―中国正史日本伝』〈1〉(岩波文庫、ISBN4-00-334011-6)が567円で発売している。何が新訂かというと原文(影印)・現代語訳が新たに付すとのこと。
・岩波書店ホームページ
http://www.iwanami.co.jp/
・魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/6/3340110.html
上記書籍ページから下記へ内容紹介を引用する
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
古代日本の最大の謎である邪馬台国については,おびただしい研究が発表され,論争は過熱の度を加えている.しかし,その論争の多くは,魏志倭人伝中の邪馬台国に関するわずかな記述の解釈をめぐってのものに他ならない.魏志倭人伝をはじめ,古代日本に関する中国史料を一書に集めた史料集.原文(影印)・現代語訳を新たに付す.
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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戦争にまつわる残酷な話(月刊しにか2001年8月号)
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