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古代中国の虚像と実像(2009年10月20日)


  • 2009年10月23日(金) 12:14 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,309
書籍 タレコミ情報が入ったので、記事に。

講談社現代新書より2009年10月20日に落合淳思/著『古代中国の虚像と実像』が発売したという。ISBN:978-4-06-288018-3、756円

・講談社「おもしろくて、ためになる」出版を
http://www.kodansha.co.jp/

それで何が「三国志」に関係するかというと、上記出版社のサイトの該当ページから下記へ目次を引用するように、全15章と番外編があるうちの番外編に「三国志の英雄たちと赤壁の戦い」がある。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<本書の内容>
第1章 中国には多様な新石器文化があった
第2章 「夏王朝」はなかった
第3章 政治手段としての甲骨占ト
第4章 紂王は酒池肉林をしなかった
第5章 「共和」の時代は共和制ではなかった
第6章 『春秋左氏伝』の虚実
第7章 覇者は何人か
第8章 戦国時代のはじまり
第9章 『孫子』は孫子が作っていない
第10章 『論語』の理想論
第11章 中国の統一は始皇帝の力ではなかった
第12章 秦王室のスキャンダルの真相
第13章 作られた始皇帝伝説
第14章 秦末の反乱と説話
第15章 楚漢戦争と項羽の伝説
番外編 三国志の英雄たちと赤壁の戦い
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人によっては、出版社サイトの該当ページの表紙写真に「最新研究でわかった4000年前の歴史!」と煽り文があったり、章題を見てもトンデモ本的なものが感じられるかもしれないが、全くそういうことはないんだろうね。
著者の専門から考えての勝手な想像だけど、わざわざ番外編まで用意して「三国志」を入れ込むのは商業的な理由なのかなと。これがあった方が売りやすいのかな。

同じ新書なら、まず、より著者の専門分野に絞られ書かれている落合淳思/著『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)を読むことをお勧めする。目次から想像するに一部、被る部分があることだし。但し、「三国志」にはまったく関係ないのだけど。
それを読んだ時の印象だと、ちょくちょく専門分野を通し学術関連含むいろんな分野に対する批判の視点を示されており、結構、ズバズバと書かれる方なので、そういう面白みが『古代中国の虚像と実像』にもあれば良いなと期待してしまう。

※参照記事 メモ:立正大学大崎キャンパスと大東文化大学板橋キャンパスの往復

<11/9追記>
・宣和堂異時
http://sengna.com/
・虚像と実像  (※上記ブログ記事)
http://sengna.com/2009/11/08/kyozoutojituzou/

<11/16追記>
・枕流亭ブログ
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/
・『古代中国の虚像と実像』  (※上記ブログ記事)
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20091115/p3

<11/27追記>
・宣和堂異時
http://sengna.com/
・古代中国の虚像と実像  (※上記ブログ記事)
http://sengna.com/2009/11/25/honblog/

<12/31リンク追記>
博客 金烏工房
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
最近読んだ本
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/c006bdba91a88215d41df0b821d671cd
『古代中国の虚像と実像』その1
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/9ddd305ac5f3ad921b353308ef0776a0
『古代中国の虚像と実像』その2
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/6d28b83626e067d90a17aa5e8609d673
『古代中国の虚像と実像』その3
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/63c39b9a6bbb5fa664b3ea7c1a3cb826
『古代中国の虚像と実像』その4
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/d843248d4db6ee1fee7568531b6dc6a3
『古代中国の虚像と実像』その5(完)
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/e/365bf1f01a410ff4676d59aae3e0bfca
※コメントも引っくるめて、「その5」が入口として読みやすい。あと、私自身、「儒教」「儒学」とか言うのに違和感を感じ「礼制」がしっくり来るたちなので、妙に共感してしまった。

(関係者でもなく消費者でもない)部外者から見ると、なんやかやで、動物的反応ではなく、これだけ中身のあることを複数人から返してくれるんだから、愛されているんだなぁ、と思った。

※追記 三国志 演義から正史、そして史実へ(2011年3月25日)

※追記 リンク:アイシン・グルンの『三国志演義』(宣和堂遺事2016年5月22日)

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