日時: | 2019年4月 6日(土) 13:00 JST - 14:30 JST |
種類: | 教育機関 |
場所: | 兵庫県芦屋市船戸町4-1-408 ラポルテ本館4階 朝日カルチャーセンター芦屋教室 |
詳細: | 表現形態:講座 <前回 関連 次回> ・三国志との関係(備考欄) 「卑弥呼以死。大作冢。径百余歩。徇葬者奴婢百余人。」。「魏志倭人伝」 が伝える卑弥呼の墓はどこにあるか、と言った議論は長らく邪馬台国の所在地論争とともに、古代史上の大きな争点となってきました。最大の争点は邪馬台国の所在地を前提とした、候補となるべき墓の年代論にあることはもはや論を待ちません。しかし、最近の議論や諸説にはこの大前提への実証性や慎重さを欠いた安直な意見も目立つようです。 いま、この 「前提」 に対して、現在の考古学が到達した確実な枠組みと可能性の幅を正しく提示し、「魏志倭人伝」から読み取れる「卑弥呼の墓」の解釈の可能性と限界を正しく理解することは最も大切なことでしょう。こうした心構えを再確認した上で、私なりの具体的な考え方を紹介してみようと思います。 |