3世紀から4世紀にかけて出現した「ヤマト王権」は、日本初の統一的な権力とされる一方、その時代は謎に包まれ、日本古代史のミステリーとも言われています。本シリーズでは、最新研究をもとに、このミステリーに迫ります。今回は、倭国の乱について記した2つの史料『魏志倭人伝』と『後漢書倭伝』を読み解き、なせ倭国に乱が起こったのか、卑弥呼が倭王となった背景を解説します。講師は関東学院大学教授の河内春人さんです。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━古代日本史の中で、最も謎めいたテーマの一つが邪馬台国の所在地問題です。これは日本列島における最初の広域的な権力がどこに成立したのか、そして古墳時代に登場する「ヤマト王権」との関係をどう理解するかに直結しています。また日本列島が政治的に統合される過程を解明する重要な手がかりともなります。今回は『魏志倭人伝』を紐解きながら、邪馬台国の所在地について考察します。講師は関東学院大学教授・河内春人さんです。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━邪馬台国連合のリーダー卑弥呼。彼女が率いた連合諸国の関係はどのようなものだったのでしょうか。また、「倭国」や「倭」とは何を意味するのでしょうか。古代中国の歴史書には多様なニュアンスで記されており、それらがすべて「倭」という言葉で統一されたことで誤解も生じています。今回は歴史書『論衡』や『魏志倭人伝』などを紐解き、「倭」とは何かお話しします。講師は関東学院大学教授の河内春人さんです。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━シリーズ第4回は、『魏志倭人伝』の記述を手がかりに、卑弥呼の実像に迫ります。幼いころに即位した卑弥呼は、次第に権力を得て、壮年期には鬼道による国内の安定化と、近隣国との対外関係の代表者という2つの役割を担ったことがうかがえます。終身在位した卑弥呼は、どのような政治を行ったのか、兄弟との関係、その死などについてお話します。講師は、関東学院大学教授の河内春人さんです。
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