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リンク:2023年度 二松学舎大学文学部シンポジウム「三国志ワールドの展開」(YouTube2024年5月17日)
2024年5月20日月曜日、6時に目覚まし時計セットで5時30分に目が覚める。前の記事で府立図書館から借りてきた野上暁『小学館の学年誌と児童書 出版人に聞く⑱』論創社2015年8月25日発行)からふと思って検索、「カバヤ児童文庫」のこと。それはカバヤ食品工業の景品で、キャラメルについてる文庫券をあつめて応募すると全員プレゼントの文庫だそうな。下記サイトの下記ページ、3つ目のURLのページ内でリンクされる「カバヤ児童文庫巻号順一覧」のPDFのリストによると、実は1953年、1954年に羅貫中『三国志物語』天の巻(10巻15号)、1955年地の巻(11巻10号)、人の巻(12巻13号)のリリースが予定されていたとのことだ。ただし、それぞれの欄には原作者とは別の執筆者の欄と発行年月日の欄が空欄で、下記3つ目のURLのページ注によると「一覧のうち、発行年月日が書かれていないものは、刊行予告だけで、刊行が確認されていません。」とのことだ。※11月4日追記。古本市に古書市があって、そこにカバヤ文庫がいくつかあってそれをパラパラとめくると第10巻第11巻それぞれの巻末に「つづいて出る本」があって、ばっちり「三国志物語(地の巻)」「三国志物語(人の巻)」があった。つまり少なくとも天の巻、地の巻は刊行していたようで。また、その「つづいて出る本」は下記のデジタルアーカイブで確認できる。詳細は別に記事を立てる。
・デジタル岡山大百科 | 郷土情報ネットワーク
https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/ssearch-jp/G0000002kyoudo
・《リスト》カバヤ児童文庫
https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2005032711392844216
・カバヤ児童文庫
https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/mmhp/kyodo/kabaya/bunko/index.htm
下記関連記事にあるように管見の及ぶ限り日本で最初の三国志マンガの連載が1953年6月から1954年7月まで連載なので、そこらへん日本における三国の受容について何か意味を見出してしまうね。
※関連記事
少年三国志(1953年6月-1954年7月)
あと下記ページにあるように「カバヤ・マンガブック」もあって、三国志はなかったのだけど、1954年の『戦国珍勇伝』を見ると、巻末に読者欄があるのが気になった。
・《リスト》カバヤ・マンガブック ほか
https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp/id/kyo/M2005032711353444215
日常の記述に戻って、5月21日火曜日、19時50分、2021年4月11日WOWOW放送実写映画「漂流教室」(1987)を見る。なぜ神戸のインターナショナルスクールって設定にした。字幕読むのめんどい。作中震度10とかいうのはビックリだ。22日水曜日、21時40分下記の動画をアップ。
・新人Vtuberへの道 臨時便01 スライドだけの動画を 2024年5月21日
https://youtu.be/86f-p0TEjw4
※次の記事
中国の信仰世界と道教(2024年5月22日出版)
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