訃報です。
2006年1月1日に林 巳奈夫 先生が急性心不全のため死去されました。80歳でした。
・産経新聞
http://www.sankei.co.jp/
※ここの「おくやみ」のところです。
林 巳奈夫 先生は京都大学名誉教授で「中国古代の生活史」(吉川弘文館刊、1992年3月10日発行、ISBN4-642-07311-6)の著者であり、つい最近、著作の「漢代の文物」を紹介したばかりです(下のリンク参照)。
http://cte.main.jp/newsch/article.php/258
そのため、個人的にかなり驚きました。
林 巳奈夫 先生のご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。
※追記
『中国古代の生活史』復刊(2009年12月15日)
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東アジア古代の車社会史(2021年7月)
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ここ2年ほど「私がその著作にお世話になっている研究者」ナンバーワンは林巳奈夫先生です。黙祷。
私はサイト「虎渓之橋」の「雑記帖」で知りました。
・虎渓之橋
http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/
ついこの間、図書館でご著作の「漢代の文物」を借りたばかりなので、悲しみや喪失感が出てくるより何か変な心地です。
三国志の筑摩訳本を読んでウダウダ言っていただけの三国志ファンだった私は「中国古代の生活史」でまったく違う観点を頂いたという意味でもとてもお世話になりました。
同じく黙祷です。。。
いろいろ言いたいことはありますが、やはり早すぎる、もっと先生の研究を読みたかった、ということに尽きます。
私はほとんど目を通していないので、手元のご著作を読んで、喪に服したいと思います。
お悔やみ申し上げます。
『中国古代の生活史』など今では古書店でもなかなか手に入らない書籍がいくつかあるので、これを機会に復刊の機運が盛り上がれば…と個人的には思います。
楽天フリーマーケットでも欲しい本が見つからないです。