手元のアクセスログを見ると、最近「三国志 海賊」という検索語句がわずかに見える。それでまず連想するのが『三国志』巻四十六呉書孫破虜伝の冒頭部分、
孫堅字文臺、呉郡富春人、蓋孫武之後也。少為縣吏。年十七、與父共載船至錢唐、會海賊胡玉等從匏里上掠取賈人財物、方於岸上分之、行旅皆住、船不敢進。
で、孫堅が年十七で、海賊の胡玉を退治する件だ。
急にこれが注目されるのは思い付く限りで道理に合わないので、次に思い付くのが、次のサイトのブログ記事に書かれているゲームソフトだ。
・Welcome to ΞKCTξΞ!
http://hb5.seikyou.ne.jp/home/kickawa/
・インタビューがもらえない馬超 (※上記ブログ記事)
http://blog.superchaos.velvet.jp/?eid=1618337
それは下記のようにすでに公式サイトのある、株式会社マーベラスAQL(2011年10月1日に株式会社AQインタラクティブおよび株式会社ライブウェアとが合併により創立)より2012年発売予定のニンテンドー3DS用「海賊アクションアドベンチャー」の『海王(かいおう)』というゲームだ。
・海王(かいおう)公式サイト
http://kaio.maql.co.jp/
2011年10月5日開催の「株式会社マーベラスAQL 制作発表会」(※上記サイトにムービーあり)において稲船敬二氏によると、『海王(かいおう)』は「三国志をベースにしています」とのことだ。その関係でキャラクター300体ぐらいを予定しているとのこと(ちゃんと『三国志演義』ともおっしゃっている)。どこらへんがそうなのか今、上記公式サイトを見てみる。「イメージ」のところを見ると、青く小さいペンギンのキャラの後に大きなキャラ2体が居て、それぞれ青龍円月刀(青龍偃月刀)と蛇矛を持っていて、つまり小説『三国演義』での関羽や張飛のそれぞれの武器を連想する。
それが関係してか上記公式サイトのMETA TAGを見ると、まずkeywordsは「海王,kaio,かいおう,稲船敬二,マーベラスAQL,海賊,3ds,三国志,ゲーム」と三国志がふくまれており、またdescriptionは「稲船敬二・独立後第一弾タイトル、ニンテンドー3DS用ソフト『海王』公式サイト。海の王の座をめぐる、英雄たちの熱き戦いの物語。」とある。
・株式会社マーベラスAQL
http://www.maql.co.jp/
※関連記事
ブラウザ三国志 NEXT(2011年12月17日)
それにしても海賊で海王というと、真っ先にマンガ『ONE PIECE』を連想してしまうが、もちろん無関係だろう。
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