・吉川永青 (nagaharu0610) on Twitter
http://twitter.com/nagaharu0610/
上記の著者のTwitter Accountによると、2011年5月10日に発売した『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と同じシリーズの小説の吉川永青/著『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』(ISBN:978-4-06-217198-4)が2011年9月7日に発売するという。今度の主役は孫呉の程普字徳謀とのこと。『三国志』巻五十五呉書程普伝と立伝される人物。
※関連記事
戯史三國志 我が糸は誰を操る(2011年5月10日)
※追記
戯史三國志 我が土は何を育む(2012年3月19日)
※リンク追記
・戯史三國志 我が槍は覇道の翼 吉川永青 講談社
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2171988
※これだと9月6日発行になっており、タイトルもそれにあわせ変更。
槍についてはもちろん知らないけど、矛だと『三国志』巻五十五呉書程普伝の「(孫)策嘗攻祖郎、大為所圍、(程)普與一騎共蔽扞策、驅馬疾呼、以矛突賊、賊披、策因隨出。」だね。孫策が祖郎の軍に囲まれて居たところを程普が馬と矛で突破し孫策を救出した件。
またそれに合わせた形なのか、下記サイト「講談社BOOK倶楽部」の下記雑誌ページの目次によると、2011年8月22日発売の雑誌『小説現代』9月号(940円)のP.248より同著者の短編小説『瘤と仙人』が掲載されている。
・講談社 BOOK倶楽部
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/
・講談社 BOOK倶楽部:文芸書 小説現代
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/bungei/gendai/
上記雑誌ページの目次の該当小説の紹介文を下記に引用する。こちらも同じ孫呉だが太史慈字子義とのこと。『三国志』巻四十九呉書太史慈伝と立伝される人物。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「殿のために生き、そして死ぬべし」
主君孫策が皇帝になる日まで、
太史慈は病に斃れるわけにはいかない。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
勝手な予想だけど、孫策と太史慈が主従関係にすると伝統的な描写のような気がする。
太史慈の死というと、『呉書』のあれかな。あ、でも主君が孫権でなく孫策になっているので違う時期か。
・『三国志』巻四十九呉書太史慈伝注引『呉書』
慈臨亡、歎息曰:「丈夫生世、當帶七尺之劍、以升天子之階。今所志未從、奈何而死乎!」權甚悼惜之。
※追記
戯史三國志(講談社文庫2013年7月12日9月13日11月15日)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。