コーエーから「コミック三国志トゥルーエピソードvol.1」が発売されたそうな。
コミック三国志トゥルーエピソード vol.1
コーエー出版部/編
1029円
ISBN 4-7758-0312-3
・GAMECITY(コーエーエンターテイメントサイト)
http://www.gamecity.ne.jp
詳しくはこのサイトの「コーエーカタログ」→「BOOK」のところ。
そこのページによるとvol.3まで出る三部作とのこと。いろんな作家が三国志系の時代に即して中編漫画を描いてあったり(三國志トゥルーエピソード)、ギャグ漫画を描いてあったり(三國志笑劇場)するのかな。
vol.1の中編漫画は黄巾の乱から呂布の最期までとのこと。つまり、短編を読んでいくことによって、三国志系の主要エピソードを漫画で把握できるという初心者には嬉しい構成、を狙っているんだろう。三冊そろえれば、これであなたも立派な三国志博士、ってやつ。
まぁ、未読ながら面白そうな企画なので、最初の漫画の「桃園の誓い」でいきなり「トゥルー」(真実)じゃないじゃん、という細かいツッコミはこの際、おいておこう(つまり、タイトルの「トゥルー」って言葉をそのまま鵜呑みにせぬように。表紙絵もマニアの目からみると「トゥルー」とは言い難いし)
作家陣は同人関連でよく見かける人も居るなぁ。
メディアファクトリーの「コミック三国志マガジン」への対抗策なのかな、と素人目に邪推してしまう(笑)
※追記
メモ:三国志フェス2011 昼まで(2011年9月10日)
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「原典となる三国志物語」という意味でのトゥルーなんでしょうね。
これをふりかざして「史実では~だったんだぜ!」などと息巻いてはいけないという(笑)
史書や古典以外にもコーエー・オリジナルがいろいろあるんで、「トゥルー」に自己アイロニーを込めている、なんて思ってもいたりしています(汗)
あぁ、この本を元にして、「史実では~だったんだぜ!」っていう一部の三国志ファンを容易に想像できてなんだかイヤですね(笑)