※「ミラニスタ」前回・
史上初のドイツ対決(2013年5月26日の雑記)
※前記事・
メモ:交地ニハ絶ツコトナカレ 十九(2013年5月26日) (※カルチョと無関係)
上記の記事にある同人イベントの視察が終わり、14時半ぐらいに出て、地下鉄を乗り継ぎ、JR千駄ヶ谷駅に到達する。やたら赤い服を着た人や黄色の服の人が大挙しているな、と思ったら、その近くに
国立競技場があって、
柏×浦和のマッチがあったそうだ。後で見てみると、2-6で柏が浦和に大敗しているそうで。そのまま中央本線を乗り継ぎ、途中新宿で乗換の必要もあったが、阿佐ヶ谷駅に到達する。まだ目的の店は開店時間じゃないので、
スターバックスでくつろぐ。
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阿佐ヶ谷駅前店 | スターバックス コーヒー ジャパン
そこで席を確保するのに時間を要した後、グランデ ホワイトモカ ショット追加を注文する。今、レシートを見ると15:40:20だった。
片野道郎、アントニオ・フィンコ『監督ザッケローニの本質 18人の証言で探る知将の戦略』(光文社2011年9月20日発行)を読んでくつろぐ。
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メモ:『監督ザッケローニの本質 18人の証言で探る知将の戦略』(※2011年9月16日の雑記)
18時前にスタバを出て、いつものようにアーケードを南下する。
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東京のスポーツバー ミラニスタ
18時過ぎに
「ミラニスタ」への階段を上がろうとしたら後ろから「清岡さん」と声を掛けられる。振り返るとオーナーさんがいらっしゃった。鳥取が神戸に勝ったとかで、今、店内ではテンションが高いと前置きされるが、入ってみると、3人ぐらいしかおらずそうでもなく、ピークが過ぎた後だった模様。
いつもの席に座り、前日にすっかり渡し忘れていた、ロッソネリ・マンガの『
銀河へキックオフ!!』3冊を寄贈する(もちろん清岡は単なる一読者だが)。
※1巻雑記・
MECCYA KUMASAN(2012年10月4日の雑記)
※2巻雑記・
エリカ、竜持、植松のダイサン(2013年2月4日の雑記)
※3巻雑記・
スーパー小学生っぷり(2013年5月2日の雑記)
それで店の入口から入って、左にある本棚が満タンになっているので、サッカーに関係なく、かつ誰も読んでいない『
蒼天航路』文庫本2,3冊を撤去することになる。何か店の関係者が誰かに貸して、返ってきたのだけど回収されてないとかでそこに置かれているらしい。
そこで『蒼天航路』の郭嘉は
中田英寿選手がモデルって話を清岡からふっていた。
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贈りもの 安野モヨコ・永井豪・井上雄彦・王欣太(2012年11月22日)
そしてそれはちょうどカトリーヌあやこ/著『
サッカーおばかさん』(UN POCO ESSAY COMICS、新書館2002年)で描かれている時期だと後で気付く。
その後、ごはんを食べてくつろいでいて、「
三国志ニュース」の記事を書いていたら、後からコマツさんに覗かれていたので、「『三国志』とはくされ縁」と言いつつ、ついでに郭嘉記事を見せていた。
店内ではブラジル対コロンビア戦が流れていた。今、ブラジル代表の選手がミランにいないから見てないかもしれない(あるいは見た覚えがない)、とオーナーさん。それに対し、清岡は
マリオ・ジェベスの活躍を熱弁していた。ちなみに
サパタはベンチを温めていたことも言及した。
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ようやくミランのマリオの代表での勇姿が見れる?(2012年11月15日の雑記)
その流れでオーナーさんからは
パトネタ。ボカ・ジュニオルスの重要なシーンでパトがシュートを外したとかで。
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やっちゃったパト(※2013年5月23日の雑記)
昨日とは対照的な客の少なさで、結局、いつものカウンターで、左からオーナーさん、清岡の並びにて、ゆるゆるでマッチ観戦。オーナーさんが最近『
footballista』を読んでいないとかで、片野さんの分だけでもとおっしゃりながら、読んでいた。背表紙が赤い古いfootballistaを読んでいた清岡は、パッツィーニ、カッサーノ、モントリーヴォ、アクイラーニが先発でしかも途中交替でノチェリーノが入ってきたイタリア代表戦の記事を見付けて喜んでいた。
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アメリカ戦までの間に何があったのか(※2011年8月11日の雑記)
※ラツィオの以前のマッチ・
調子の対照的な2チーム(2013年5月9日の雑記)
※ローマの前戦・
南部のダービー・マッチとも呼ばれる(2013年5月20日の雑記)
コッパ・イタリア 2012/13 決勝戦 ローマ×ラツィオを見る。 2013年5月26日現地時間18時キックオフのナイトゲーム。日本時間27日1時。イタリア、ローマ、
スタディオ・オリンピコ。まだ外が明るい。後日
フジテレビNEXT、解説/実況:
水沼貴史/下田恒幸を見て追記する。
当日ローマ市長戦とかで延期が画策されたが結局、行うんだね。数字の上ではローマ有利と。コッパ・イタリア決勝で史上初めてのローマ・デルビーとのこと。ローマは臙脂シャツに白パン臙脂ソックス。ラツィオは水色一色。
ローマ4-2-3-1、
アンドラッツォーリ監督
1
ロボンツ
3
マルキーニョス、29
ブルディッソ、5
レアンドロ・カスタン、42
バルザレッティ
4
ブラッドリー、16
デ・ロッシ
8
ラメラ、10
トッティ(カピターノ)、7
マルキーニョ
22
デストロ
ラツィオ4-1-4-1
ペトコヴィッチ監督
22
マルケッティ
29
コンコ、20
ビアーヴァ、27
ツァナ、26
ラドゥ
24
レデスマ(カピターノ)
87
カンドレーヴァ、23
オナジ、8
エルナネス、19
リュリッチ
11
クローゼ
国歌の独唱。「やはりイタリア国歌はみんなで歌うのが良い」と清岡。オーナーさん、口ずさんでいた。どっちがヨーロッパリーグに行った方がカントリー・ポイントを稼げるかと清岡が話を振ると、それよりローマで補強予算が結構、付けたとのことで(具体的な数字をおっしゃっていたが失念)、これでヨーロッパ・リーグに出なければ、国内リーグ1本のため恐ろしいチームになるので、ミランとしてはローマに勝って欲しいとおっしゃっていた。あとさらに移籍が噂される
アッレグリ監督が加われば手が付けられない、と。
臙脂とオレンジの煙がまっている。とデ・ロッシが間に合ったと下田さん。爆発音がなっている。
いきなりレデスマにイエローカード。2分、マルキーニョスとマルキーニョが同じピッチにいて紛らわしいと下田さん。まだ左右が違うので良いと水沼さん。3分、リュリッチがバイタル左からミドルシュート。それがキーパー横っ飛びで弾き、ボックス右奥に零れ、それにクローゼが反応しシュートを打つが、右に外れる。6分、マルキーニョスはコリンチャンスの下部組織から育った選手と下田さん。7分、ボールを回すラツィオ。8分、左からボールをうけ、ワンタッチでマークを外しつつ、バイタル中央でのトッティのミドルシュートはキーパーが右に飛んで押さえる。9分、ローマがボックス左へパス。マルキーニョがマイナス気味でバイタルへパス。ラメラがワンタッチで置いていき、そこにブラッドリーが飛び出しシュート。キーパーが押さえる。惜しい。10分、バルザレッティにイエローカード。12分、バルセロナはネイマールを取ったというのが今日、出ていたと水沼さん。14分、ラツィオの左からのコーナーキックは弾かれる。これも良い試合だけど、どうしても前日のチャンピオンズリーグ決勝と比べてしまってまったり見てしまうとオーナーさん。同感。現代サッカーの最高峰の早い展開だったので。昨日の決勝戦はお客さんが結構、多かったものの、オープニング・セレモニーを見る人とマッチだけを見る人と結構、来客が時間的にばらけていたこともあり、初めの方だけが適度に忙しく後はマッチを見る時間があったそうで。15分、リスクを避けている戦っているローマ、と下田さん。17分、高い位置で奪って、ラメラがドリブルでボールを運び、そのままミドルシュートを打つが、キーパーが押さえる。18分、左から攻めるラツィオ。オナジが切り込むもカットされる。20分、下田さんによると、カンドレーヴァはアイドルがトッティで、手本がデ・ロッシとインタビューに答えたことでロマニスタじゃないかといわれたそうな。21分、デ・ロッシのミドルフィードは誰ともあわず。23分、マルキーニョのバイタル左からのシュートは目前でブロックされ、零れたボールにトッティが右からのミドルシュート。ふかしてしまい、その先のラツィオのサポーターから冷やかされる歓声。低い位置の右でボールを奪うローマ。しかしすぐに奪い返され、マルキーニョがすぐプレスに行くもかわされ、後ろから相手の足に手を掛けイエローカード。26分、ラツィオが攻める攻守の入れ替わりの早い展開。27分、リュリッチが左から上がってきてドリブルで抜き、クロスを出し、それにカンドレーヴァが飛び込むも中でカットされる。今日は長いボールが多いのでラメラがなかなか触れないと下田さん。31分、ローマのカウンターでエルナレスが足を延ばし相手を引っ掛けイエローカード。33分、ラツィオの右サイドからのフリーキック遠く、左に流れ、それを何とか拾って、左サイドからのクロスにファーでクローゼが頭で合わせるもなんとかキーパーが弾く。34分、右のコーナーキックから攻めるラツィオ。35分、ラツィオの右からの戻し気味クロスにカンドレーヴァが飛び込みシュートにいこうとするも足元でブロックされる。なんとかドリブルでかわそうとするが外へ。中盤でのボールのとりあい。37分、クローゼにイエローカード。ブルディッソがボールをとりにいくときに、足を延ばし、それが相手の足にかかっていたことに対し。40分、ラツィオの攻め。オナジが右からクロスを出すも誰も飛び込まずクリアされる。44分、マルキーニョスが緩急おりまぜつつ、右サイドを上がりクロスを出し、それにデストロがジャンプし頭を合わせるもバーの上。0-0で前半終了。男臭い試合、と水沼さん。
45分、ラツィオボールのキックオフ。ローマの陣でボールの取り合い。ラツィオの右からのクロスをキーパーが押さえる。カンドレーヴァが右サイドで粘る。二人かわしてのクロスはクリアされる。46分、攻めるラツィオ。48分、デ・ロッシの縦パスが前半なかったと下田さん。守備におしこまれていたのだろうと水沼さん。49分、中央をマルキーニョスがボールを運び、そのままミドルシュートは、左に外れる。50分、ラメラのドリブルで進んでのバイタル右からのミドルシュートはキーパー正面。51分、デストロが左からボックス進入してのクロスは誰とも合わず遠い。52分、右の股関節をアイシングしながらレデスマが担架で運ばれる。53分、レデスマ→6
マウリ交替。マウリはトップ下に入ったと下田さん。54分、ラツィオの右からのクロスは遠い。中盤の並びを逆三角形から正三角形に変えたと。56分、ローマが左から切り込むもカットされラツィオのカウンター。58分、距離のあるところからのフリーキックはすぐ近くでパスし、左サイドでパスを回したあと、マイナスのパスを受けてトッティがミドルシュート。浮く。63分、距離のあるところからトッティのフリーキック。今度も浮く。ラツィオのミスタッチがボックス内に流れ、それにクローゼが飛び込むも足が届かず。良い攻め。66分、ボールを回すラツィオ。ローマのカウンター。速攻。ラメラのミドルシュートは目前でカット。67分、それに対しラツィオのカウンター。左からのクロスはファーで折り返され、それにクローゼが飛び込むもスライディングの足が届かず。トッティのグラウンダーのシュートはキーパーに押さえられる。68分、クローゼが右からボックス進入。ボックス内の逆サイドにパスするが納めきれず。69分、デ・ロッシのミドルフィードにボックス左奥のマルキーニョが間に合い、折り返し、それにデストロが体を入れディフェンダーを背に、回転してのグラウンダーのシュートはキーパーが押さえる。惜しい。70分、マウリの右サイドのスルーパスにオーバーラップしたカンドレーヴァが右サイドからクロス、それをキーパーが触れるもファーに零れたボールを、リュリッチが飛び込んできて急停止して、マルキーニョスのマークを外し、流し込む! 0-1でラツィオが先制! スタジオの半分が興奮のるつぼと下田さん。72分、トッティのフリーキックにデストロが飛び込み、それがブラインドになるもキーパーが上に弾く。それがクロスバー。ノーゴール判定。74分、マルキーニョスの両肩を掴んだリュリッチにイエローカード。75分、バルザレッティ→9オスヴァルド交替、マルキーニョが左のサイドバックに。76分、デストロの左からのクロスは目前でブロックされる。82分、マルキーニョ→27
ドド交替。ローマのフリーキックは飛び出したキーパーが弾く。ラツィオのカウンター。コーナーキックへ。エルナネス→15
ゴンザレス交替。下田さんによると、ドドは21歳だそうで。86分、ブルディッソにイエローカード。アディショナルタイム4分。91分、トッティにイエローカード。すっかりローマが追い付くかという見どころ。どんどん前戦へフィードするローマ。どんどんクリアするラツィオ。そして試合終了、0-1でラツィオが勝利! ラツィオがコッパ・イタリアを制覇。ヨーロッパ・リーグ出場へ。4季ぶり6回目だそうな。
腰に両手をやり立ったまま固まるトッティ。それを不思議がっていたら、オーナーさん曰く「ミランが決勝で負けたら、(我々も)そうなりますって」と。確かに昨シーズンと今シーズンの二つの
バルセロナ戦はそんな感じだった。
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誰?誰?!ノチェ?!ノチェ!(2012年4月3日の雑記)
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ベスト8進出をかけて(※2013年3月13日の雑記)
あと、バルザレッティが座って顔をユニフォームで隠している。
※ラティオの次節・
準決勝の再戦というか(2013年8月19日の雑記)
※次回の同カード・
早くもローマ・デルビー(2013年9月22日の雑記)
その後、皆でごはんに行こうってことになり、店の片づけを目の当たりにしていた。
南の方に歩き、ガスト南阿佐ヶ谷店に行こうって話になっていたが、営業は27時閉店で結局、24時間のデニーズに行く。
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デニーズ 南阿佐谷店
普通にマルディーニのアウェイ・ユニフォームを着てガストに入るオーナーさん。そこで最近の話題としてついに
ネイマールが
バルセロナに移籍したという情報を教えて下さる(※
レアル・マドリードからもオファーがあって、結局、最後はネイマール次第とのことで、
ロビーニョ以外で憧れている
メッシの居るチームを選んだとのことで)。
清岡はロコモコを注文。コマツさんもオーナーさんもがっつり注文してがっつり食されていた。あとセットで着いてくる紅茶がなかなか届かないので、もしやドリンク・バーと同じシステムかと思い、そこらへんを歩くと、何やら裏手に出て、迷っていると店員が出てきた。どうやら単に忘れていたようだ。
話の流れで、日本代表の時の「ミラニスタ」への人の入り具合を尋ねると、バルサ戦並だそうで。オーナーさんはミランだと、ミランのマッチが見たいがために「ミラニスタ」を開店したのにそれが見れないと言う葛藤におちいるそうだけど、日本戦はそうでもないので、その時の忙しさは苦痛ではないそうな。あと日本戦で皆を盛り上げる・
団長さんの話を伺っていた。横浜Fマリノスをユニフォームを着て来店することがあるそうで、そういえば、生年背番号について清岡も話したことがあるな、と思い出す。
結局、オーナーさんにロコモコを奢っていただき、5時半ぐらいに解散となる。来シーズンもよろしくお願いしますと別れの言葉を告げ、北へ歩いていた。
そこから電車一本で代々木駅へ向かい、未だ高速バスの駅舎が開いてなかったので、仕方ないので、近くの公園のベンチで座り、『監督ザッケローニの本質 18人の証言で探る知将の戦略』を読んで時間を潰す。
高速バスの中では爆睡していた。
※「ミラニスタ」次回・
最終ラインの悪さからいってテストマッチでしょ(2013年8月1日の雑記)